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今回は、相互性・共有性を確保することを目的に、オープンシステムと協調性のあるテクノロジーの採用を公的機関に促す取り組み“Civic Commons”についてご紹介したいと思います。Civic Commonsは政府構成にとっての基盤・知識・ツールセット、必要に応じて(データやプロジェクトホスティングのような)技術的な基盤を供給し、共通の “市民のためのテクノロジー” とプロトコルの発展を促しています。 オープンかつ共通のテクノロジーは経費を削減し、公的サービス・透明性・市民参加・運営効果の向上をもたらすことが期待されます。 [caption id="attachment_4426" align="aligncenter" width="500" caption="Image by opensource.com"][/caption] 2012年になり早5ヶ月。時間の流れと共に、Civic C
Tweet 2012年05月14日 | Twitterでつぶやく | ここ数か月、オープンデータを取り巻く状況は刻々と変化しています。その中でも、政府や図書館に関係したオープンデータの動きが顕著です。今回は、最近オープンデータを採用したオーストリア政府、イタリア文部省(教育・大学・研究機関担当)、イタリア下院議会、ハーバード図書館の事例をご紹介したいと思います。 オーストリア政府は、膨大なデータを公開するオープンデータ・ポータルを、CC BYライセンスで開始すると発表しました。このポータル利用規約においては、オープンデータを行う場合にCC BYライセンスの付与を推奨すること、そしてそのようなデータの詳細にはCC BYランセンスを付与した旨を記載することなどが述べられています。 イタリア文部省も、CC BYでオープンデータ・ポータルを開始しました。このポータルには、イタリア国内の学校に関す
2010年度、2011年度に引き続き、2012年度も、「デジタル時代の著作権とオープン化」という授業を、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの野口祐子と渡辺智暁で担当します。 2012年度は、これまでの東京大学情報学環教育部の授業ではなく、東京大学が今年度から立ち上げた大学院横断型教育プログラムのひとつである「デジタル・ヒューマニティーズ」プログラムのうちの関連科目のひとつとなり、主に大学院の学生が履修する講義になりました。東京大学が、クリエイティブ・コモンズのような考え方がこれからのデジタル・ヒューマニティーズを考える上で重要だと評価してくださっていることは、とてもうれしいことです! 今回も、授業のスライドを可能な範囲でアップしていきます。 第1回:講義の狙い、著作権の仕組み等 (担当:野口)(資料) 第2回:例外規定、裁定制度、利用主体は誰か?(担当:野口)(資料)
4/13(水)19時よりDOMMUNEにてクリエイティブ・コモンズ・ジャパン presents 「CC0 CC4.0 Release Special!CCの航海、コモンズの現在地!!」の配信を行いました。出演者、関係者の皆様、ご覧いただいた皆様ありがとうございました! 2時間のトークプログラムとなった今回の番組では、ドミニク・チェン、原雅明、高橋幸治、上妻世海の4名をトークゲストにお迎えし、CCライセンスを用いた過去の音楽イベントの歩みから最近のインターネット環境の変化、また現在の環境下でいかに創造性を誘発していくかについてなど、CCライセンスそのものには限定されない幅広いトークが繰り広げられました。今回の番組が現状を認識し、今後の自由な作品の流通を考えるきっかけに少しでもなっていれば幸いです。 番組中に投稿されたtwitterをこちらにまとめていますのでぜひ当日の雰囲気を感じてみてくださ
昨年11月、Wired.comよりCCライセンス採用の嬉しい知らせが入りました。その内容とは、Wired.comスタッフによって制作された写真をCC:表示-非営利(CC BY-NC)のもと公開するというものです。Wired.com編集者長 Evan Hansen氏は言います。 「クリエイティブ・コモンズは発足10周年を迎え、“some rights reserved (限定された権利のみを主張するライセンス形式)”でコンテンツを発表するというシンプルな考えは、オンライン共有に革命をもたらし、リミックス・カルチャーを盛り上げる火付け役となりました。そしてWired.comの運営にあたり、 長年私たち編集スタッフはCCライセンスのつけられた写真を利用してきました。これまで写真を提供し共有してくれた方々に感謝すると共に、次は私たち自身のコンテンツを共有しようという決定に至ったのです。」 このよう
これまで私たちCCは、データベースに関して様々な検証を行なってきました。その結果、データやデータベースに関して、CCライセンスがどのように機能するか、を説明した詳細なFAQを発表することにしました。 これらのFAQは以下を目的としています: ライセンサー(使用許諾を与える人)に対し、対象データ/データベースが利用される際、ライセンス条件が満たされない場合もありうるという警告。 CCライセンスはライセンシー(使用許諾を受ける者・使用権の取得者)が、法律によって守られている権利に基づいて作品を使用することについては制限を受けないということを改めて明示すること。 CCライセンスver.3.0の独自データベース権への適用についての混乱解消。 これらの目的を達成するFAQをつくるため、CCは以下の事項を重要視しました。 前提問題である、どの範囲のデータ/データベースが著作権の保護の対象となるか?とい
[caption id="attachment_4118" align="alignleft" width="300" caption="Image by opensource.com"][/caption] ローリー(ノースカロライナ州)-市議会はオープン・ソース政策を採択しました このたび、ローリー市議会は今月7日、オープン・ソース・ソフトウェアやオープン・データの利用の促進を目的とした、オープン・ソース・ガバメントを採用する決議を満場一致で採択しました。 目標達成までのプロセスにおいて、この決議は所有権を主張できるソフトウェアと同じフィールドに、オープン・ソース・ソフトウェアを置くという内容を含んでいます。さらに、市が提供する利用可能なデータを保管するオープン・データ一覧も設置されます。 ローリー市はオープン・ガバメント政策を採決した最初の都市というわけではありません。しかし、ローリ
昨年11月、米クリエイティブ・コモンズは同国政府の科学テクノロジー政策事務局(Office of Science and Technology Policy, OSTP)が情報要請(Request for Information, RFI)に関連した2つの事項への意見を求めているとご紹介しました。1つは連邦政府の投資をうけた学術出版物へのパブリックアクセスに対し、連邦政府はどのように管理すべきかについて意見を求めたもの。もう1つは国の税金によって資金援助されたデジタルデータへのパブリックアクセスに対し意見を求めたものです。 クリエイティブ・コモンズはこれら2つのRFIに対し意見を提出しました。以下はその要点をまとめたものです。他の複数の団体や個人の方もOSTPへ意見提出しており、それらすべてのコメントはOSTPウェブサイトで今後公開されることになっています。 出版物RFIへの意見 国民は研
昨年11月、UNESCOと*Commonwealth of Learningが連帯して「高等教育においてのオープン教育リソース(OER)・ガイドライン」を発表しました。このガイドラインの目的は“政府と機関における決定権を持った人々に、体系立てられた生産・適応・OER利用への投資を促し、これらを高等教育の主流へ取り込むことでカリキュラムと教育内容を向上させ、さらにはコスト削減を勧める”というものです。 このガイドラインの中で、UNESCOとCOLはOERについて次のように言及しています。“オープン教育リソースとは、パブリック・ドメインや(クリエイティブ・コモンズのような)オープン・ライセンスで公開された、教えるため・学ぶため・もしくは研究の資料である。これによって、現場に立つ人々と出資者から成るコミュニティーは、上質で局所的に共通点のある教える側・学ぶ側の双方をサポートするため、法的かつ自由
先日ご紹介したSOPA/PIPA議案に続き、現在アメリカでは H.R.3699“The Research Works Act (RWA)”とよばれる、またしてもオープン化の流れの脅威となる法案が審議中です。強い反対意見やストライキ(ブラックアウト)を受け、SOPA/PIPAの採決は延期されることになりましたが、この度のRWAも大きな議論を巻き起こしています。インターネットを中心としたメディアでは、読者にRWAへの反対意見を議会に届けるよう促すものが多く見受けられ、今後もオープン・アクセスをめぐる議論は白熱していくでしょう。 The Research Works Act (RWA)とは、昨年12月16日にアメリカ合衆国下院議員ダレル・アイサ(共和党-CA)とキャロリン・マロニー(民主党-NY)によって提案された現在審議中の法案です。内容として、民間からの出版物に掲載された研究成果の公開に関し
クリエイティブ・コモンズのリーガル・アフィリエイトであるクリエイティブ・コモンズ・フランスとフランスの著作権管理団体 SACEMの間で新しい試験的プロジェクトが立ち上げられました。このプロジェクトはSACEMが所属メンバーに対し、3つ存在するCC-非営利3.0ライセンスの中から、 作品へいずれか1つの利用を許可するというものです。以前は、SACEM(フランス最大の著作権管理団体)によって制作された音楽作品の作者・作曲者は、いかなるCCライセンスの使用も禁止されていました。メンバーは独占的な基準で団体への権利譲渡を要求されていたのです。 この度の指針はクリエイティブ・コモンズによってサポートされた、4番目の大規模な著作権団体指標となります。CCは既にメンバーへのCCライセンス利用を認めている著作権団体 BUMA/STEMRA(オランダ)・KODA(デンマーク)・STIM(スウェーデン)と共に
Daisuke Tanabe, Bun / Fumitake Tamuraという二人のトラック・メイカー/プロデューサーが原雅明氏と立ち上げた新プロジェクト「Cloud」。原雅明氏はクリエイティブコモンズとL.Aのネットラジオ局dublabの共同企画「Into Infinity」の日本側キュレーターを務め、また著書「音楽から解き放たれるために」でサウンドの新しいあり方を提案している。 「Cloud」は、急激に利用者を伸ばしているサウンドクラウドを使ったインターネット上でのリミックスプロジェクトであり、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスで公開されている課題曲のリミックス等を募るものであるが、さらにリアルイベントも開催される。昨年12月に第1回目が開催され、サウンドクラウドにはBunが提供した課題曲に対して60曲近くのリミックスが集まり、さらに幡ヶ谷のイベントスペースForest Limit
SOPA/PIPAをめぐる論議について。 米テキサス共和党員であり下院法務委員会議長であるラマー・スミス議員は昨年10月26日、SOPA (Stop Online Piracy Act) とよばれるオンライン海賊行為防止法を発案しました。あわせて上院ではIP保護法:PIPA (Protect Intellectual Property Act)が審議されます。長年に渡り違法ダウンロードに悩まされてきた映画・音楽業界はこの法案に賛成してしますが、その内容はインターネットおよび技術企業に制約を与えるとしてGoogle, Wikipedia, Facebokなどのネット関連企業や米電子フロンティア財団(EFF)は大規模な抗議行動を起こしています。私たちCCもSOPA/PIPAに対して反対の立場から議論します。 今月24日に審議が行われる予定であったSOPA/PIPAですが、大規模な抗議活動を受け
ロゴなどの利用条件については、各種コンテンツの利用条件のページ、および米国Creative Commons のPoliciesページもご参照下さい。 ロゴ svg eps png ライセンスマーク svg eps gif svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg eps png svg png アイコン cc svg eps png BY svg eps png NC svg eps
Tweet 2010年02月27日 | Twitterでつぶやく | 米国の有名な音楽大学であるバークリー音楽院では、様々な音楽レッスンのmp3や動画、PDFの教材などを2003年よりインターネットで公開しています。 Berklee Sharesのサイトでは、例えばギターの弾き方講座から、作曲の仕方、音楽の録音や出版の仕方、さらには著作権侵害に関する講座まで、多岐にわたる教材が公開されており、全ての素材はBY-NC-NDライセンスで提供されています。
By Dr Julius Neubronner (Public domain), via Wikimedia Commons 学者、作家、アーティストの方々が、パブリックドメインの作品(映画・写真・楽曲など)を紹介するウェブサイト“The Public Domain Review”が始まりました。このサイトではパブリックドメイン作品に関する背景、文脈、歴史や評論が記述されています。すでにいくつかの記事が投稿されており、今後も毎週更新される予定です。なお、レビュー記事は一般公募からも受け付けています。 “このサイトは利用者に広大なパブリックドメインの世界に足を踏み入れてもらうための入り口となることを目的としています。あまり世に知られていない芸術作品に触れてもらうと同時に、より有名な作品についても様々な角度からの新しい考察を提供していきます。” 投稿された記事はWikimedia Common
Tweet 2011年07月23日 | Twitterでつぶやく | 6/16、渋谷の株式会社ロフトワークのイベントスペースにおいて、MITメディアラボ所長に就任した伊藤穣一氏の『The Power of Open』の出版記念イベントが開催されました。 『The Power of Open』は、オープン化の大きな潮流の中で、そのようなオープンの力を信じて活動しているクリエイター達のストーリーを集積した本です。 当日は、伊藤氏に縁のある各界の著名人が集結し、出版のお祝いをするとともに、今後もますます加速していくだろうオープン化の流れについて有益な議論を行いました。 『The Power of Open』のPDFファイルは、以下のサイトにおいてCC-BYのライセンスで公開されています。 http://thepowerofopen.org/ ぜひ『The Power of Open』のクリエイ
少し前になりますが、2011年6月から、YouTubeの動画に、投稿したユーザーがCC表示ライセンスを簡単に付けられるようになりました。CC表示ライセンスのついた動画は、もとの動画のクレジットやリンクバックをつければ、営利目的も含め、自由に使えるので、著作権の心配なく、リミックスが楽しめるようになります。 また、YouTubeが提供している動画エディタには、CCライセンスで公開されている動画を検索したり、サンプル動画も準備されており、簡単にドラッグ・ドロップして編集ができる簡単な機能も準備されています。 YouTubeという世界で最大級の動画共有サイトでCCライセンスが使ってもらえるのは、素晴らしいことですよね!どんどん、CCライセンスの動画の輪が広がっていくことを願っています。
Tweet 2011年07月19日 | Twitterでつぶやく | ダン・ギルモア著『あなたがメディア! ソーシャル新時代の情報術』(平和博・訳、朝日新聞出版、2011)の第0章と解説部分の全文がCCライセンスで公開されました。 この本は、早くからメディアの双方向化、オープンソース化に取り組んできたシリコンバレーのベテラン・ジャーナリスト、ダン・ギルモア氏のメディアの最新著作で、メディアの最先端の現状を読み解き、そのメディアの変化が引き起こす課題を解説するとともに、その変化が生み出すチャンスを読者が活かしていくことを願って書かれたものです。フェイスブックやツイッターといった、最近注目を浴びているメディアに対する著者の考え方なども丁寧に紹介されています。そのなかで、ウィキリークス、東日本大震災といった事象を受けて日本語版の出版に合わせて書き起こされた「第0章 大震災、ウィキリークス、ビン
コメント欄には、こうしたインタラクティブな展覧会ではぜひ取り入れてほしい、今後も続けてほしいという意見が多数寄せられました。 また、遠方からの来場客からは、地方では都内のように街中や交通機関内で展覧会の情報をポスターやビジュアルで目にする機会が少ないので、写真が撮れると周りの人に口コミしやすくて良いというコメントも。 一方で、残念ながら写真撮影可であることを「知らなかった」という声も多く、いかに展覧会の雰囲気を壊さずに、分かりやすく表示するかが今後の課題と言えるでしょう。 美術館で撮った写真の利用については、回を重ねるごとにブログなどウエブ上への掲載の際のライセンス表記の正確さが向上している印象を受けます。 展覧会で受けた感動を、アーティストの権利を尊重しつつシェアするための試みとしてぜひ続けて行きたいプロジェクトです。 (田中)
クリエイティブ・コモンズ・ジャパンは、昨年度に引き続き、東京大学情報学環教育部で授業を担当します。 2011年夏学期は、毎週金曜日の第4限(14:45~16:15)に「実践情報社会論I(デジタル時代の著作権とオープン化)」と題して授業を担当しています。 シラバスはこちらからご覧いただけます。また、授業に使用したスライドをこちらに公開していきます。 第1回講義:著作権入門 I (著作権の及ぶ範囲、例外規定) 第2回講義:著作権入門 II (裁定制度、間接侵害) 第3回講義:著作権入門 III (著作権制度の問題点) 第4回講義:権利処理の困難への対処策、クリエイティブ・コモンズ 第5回講義:オープンライセンスの効用、ライセンスの標準化・互換性 (ppt版) 第6回講義:著作権法の改正動向について ゲスト講師:池村聡 文化庁著作権課 著作権調査官 弁護士
東京工業大学学術国際情報センター (GSIC)主催のセミナーイベント、「Open ResourcesとCC Japan」にCCJP理事の生貝と渡辺が講師として参加いたします。 ・詳細:http://www.dme.gsic.titech.ac.jp/cc/go_an_nei.html 開催日時: 2009年11月13日 (金) 17:20 – 19:00 会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西8号館 10階大会議室 (地図の24番の建物です) 参加費:無料 申し込み:http://www.dme.gsic.titech.ac.jp/cc/onrain_deng_lu.html 今回のセミナーでは、大学などの高等教育全般におけるウェブを使った情報の共有というテーマのもとでCCJPの講師がクリエイティブ・コモンズについての概要や利用方法、活用事例等を紹介する予定です。 教職員や学生だけでな
CCJPブログ corde,yorma and dublab “Polyphony”,”Polyphonik North”開催!! Tweet 2010年09月27日 | Twitterでつぶやく | 2009年、dublabとCreative Commonsの共同企画”INTO INFINITY”をきっかけに、ロサンゼルスと東京、札幌を繋ぐアートアクションが始まりました。2010年は、Creative Commons Japanのサポートのもと、それぞれの繋がりから生まれるものを形にしていく”Polyphony”という場を設け、ロサンゼルス、ロンドン、東京、札幌、それぞれの都市の”音”、”ビジュアル”、そしてクリエイティブに関わる”人”の交流を促進します。 東京では、代官山「M」を舞台に、Coffee & Cigarretes BandがINTO INFINITYに集まったCCライセン
小説の投稿サイトは大小、ジャンルさまざまなものがありますが、星空文庫は「作家でごはん!」という小説家志望者などが集まるコミュニティ・サイトのサービスとして立ち上げられたものです。 星空文庫には、オンラインコンテンツをめぐる制度やトレンドに目配りが効いた特徴がいくつかあります。電子書籍用のフォーマットであるePubで作品をダウンロードできる機能、コンテンツに性的、暴力的表現が含まれるか、全年齢向きかどうか、などについて投稿者が自らレーティングを行い(ICRAに準拠したレーティングになっています)、読者が作品を選ぶ際にそれを参考にできる機能、作品のURLが短くTwitterなどで扱いやすいこと、などです。 このような特徴のひとつとして、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを投稿者が付与できる機能があり、例えばCC BY-SAの作品のみをピックアップするなどというように、読者もライセンスを基準に
本日、2010年8月3日に行われた文化審議会著作権分科会法制問題小委員会における有識者のヒアリングにおいて、先日クリエイティブ・コモンズ・ジャパンが提出したパブコメに基づいて意見の陳述を求められましたので、常務理事の野口が出席して意見を述べてきました。 その際、提出した意見の概要をまとめた資料はこちらです:フェアユースに関する意見要旨 意見を述べるにあたっては、なかなか立法過程に反映されにくい多くの個人クリエーターの方の利益になるように、具体的な意見を述べるように心がけました。 ヒアリングは2回に分けて行われていて、本日の委員会では、どちらかというと日本版フェアユース規定の導入に積極的な団体が6団体、呼ばれていました。明後日の8月5日には、日本版フェアユース規定の導入に消極的な団体を中心に呼んでいるものと想像されます。 まだまだ、予断を許さない展開ですが、日本の著作権制度においてとても重要
2010年07月31日 | Twitterでつぶやく | 開催主旨 近年、現行著作権法上グレーゾーンにあるメディア・コンテンツ産業やイノベーションが次々に生み出され、世界規模で現実的に受容されてきています。増加を続けているコンテンツ・アグリゲータサービス(様々なコンテンツを各所から収集し、整理・データベース化して視聴者の利用に供するプラットフォーム事業)も、著作権法上グレーゾーンにあたる利用が多いという現状です。一方で、文化庁の発表した中間報告書においては、フェアユースの導入にあたって個別的な利用類型を想定しており、上記のような社会の急な変化への対応に遅れることが懸念されます。 日本版フェアユースは、何を狙った規定として位置づけるべきなのでしょうか。イノベーションをサポートする法環境として位置づけるならば、フェアユースにはどのようなことが期待されるのでしょうか。本シンポジウムではこれら
2010年07月28日 | Twitterでつぶやく | 7月24日(土)より東京都現代美術館にて開催中の「こどものにわ」展(~10月3日まで)において、写真撮影と写真の利用を許可するにあたりCCライセンスが採用されています。すでに六本木の森美術館では昨年より同様の取り組みが行われていますが、国内の公立美術館では初。 「こどものにわ」は、乳幼児から大人まで楽しめる体感型・参加型の作品がいっぱいの小さなお子さんの美術館デビューにピッタリの展覧会です。小さなこどもの視点や身体感覚、心の動きを通してとらえた美術世界を、周りの大人が共有・あるいは追体験することで、年齢層の異なる他者とのコミュニケーションや、人と美術の関係を再考・再発見するような機会を創出します。 (美術館公式サイト「展覧会概要」より抜粋) これまで日本の美術館で行われる展覧会は、子供にとっては静かにしなければならない退屈な場所
2010年06月07日 | Twitterでつぶやく | 下記の通り、日本版フェアユースの最新動向に関するシンポジウムを開催いたします。皆様のご参加をお待ち申し上げております。 クリエイティブ・コモンズ・ジャパン・シンポジウム: フェアユースの制度設計と指針 概要: 日本版フェアユースをめぐる議論は、文化庁での審議を経てパブリックコメントの募集が始まったことで、ひとつの節目を迎えようとしています。 本シンポジウムでは、これまでの政策論議を振り返りつつ、そのプロセス、文化庁の出した報告書案の内容について、国際比較、立法と司法の制度設計、経済学、ユーザーの視点などから多角的に吟味、評価します。 フェアユースや著作権法に関心を寄せる研究者の方々だけでなく、広くこの問題に関心を持つ方々のご参加をお待ちしております。 登壇者: 城所岩生(国際大学GLOCOM客員教授、米国弁護士) 三村量
理事 / Board of Directors 渡辺 智暁 / Tomoaki Watanabe 野口 祐子 / Yuko Noguchi 水野 祐 / Tasuku Mizuno 永井 幸輔/ Kosuke Nagai チェン・ドミニク / Dominique Chen 猪木 俊宏 / Toshihiro Igi 山神 清和 / Kiyokazu Yamagami(監事) アドバイザリーボード / Advisory Board 伊藤 穣一 / Joichi Ito 甲野 正道 / Masamichi Kouno 末吉 亙 / Wataru Sueyoshi 坪田 知己 / Tomomi Tsubota 林 千晶 / Chiaki Hayashi 村井 純 / Jun Murai フェロー/ Fellows 津田 大介 / Daisuke Tsuda 山崎 冨美 / Fumi Yamaza
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