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体力トレーニング
d.hatena.ne.jp/Sekihara
出会ったときは同い年だった江古田ちゃんが今や2歳も年下。臨死!!江古田ちゃん 3 (3) (アフタヌーンKC)作者: 瀧波ユカリ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/05/23メディア: コミック それに尽きますね。この2年の差ってでかいんだなーと思いました。江古田ちゃんのようなその日暮らしの日々が懐かしい。江古田ちゃんに以前程の何か(親近感とか?)を感じないのは、自分だけ年取っちゃったからかなー。ただこの漫画に慣れてしまったからか。さすがに段々ネタが続かないのかな、とも思ったけれど、それだけでなく以前より江古田ちゃんに距離を感じた。 「大人の女ってわけではないけど子供と言える年でもないし、学生でもないし、それほど労働に比重は置いてないし(ぎりぎりかっちりした就職をしなくてもいい年齢だし)、結婚はまだいいし」みたいな24歳という年齢の面白さがこの漫画のベースになっている。(24歳は
突然発表。完全に私見。異論は認める。ジョゼと虎と魚たち(通常版)出版社/メーカー: アスミック発売日: 2004/08/06メディア: DVD第三位!『ジョゼと虎と魚たち』における池脇千鶴と上野樹里の殴り合い 恒夫(妻夫木聡)をめぐって奪った女・ジョゼ(池脇)と奪われた女・香苗(上野)が坂道の上で平手の打ち合い。この際、上野さんが「わたしが障害者に負けるなんて…」みたいなことを言うんですが、それを言うことでかえって障害の有無が勝負を分けたわけではない、ということがはっきりしちゃうんだよね。お互い無言で頬を突き出すところが、「死ぬ程むかつくけど、認めてはいる」って気配を漂わせる。同じ男(決して完璧ではない男の子)に固執してしまう自分たち、ということでお互いを認めざるをえないかんじ。むき出しの女子力。ハッシュ!出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ発売日: 2004/07/10メディア:
・さばさばしている女は、じつはねちねちしている そのことについて、『時をかける少女』を観終わって考えました。主人公の真琴がイマイチ好かれないヒロインであるのも、「さばさばしているようで、ねちねちしている」からではないか、と思ったのです。私はこの種類のヒロインは嫌いでないというか結構好きw。自分もさばさばしているといわれるけれど、ねっちねちだからだと思う。「さばさばしてるよねー」 時折いわれる。でもこれ全然誉め言葉でないですね。「さばさばしてる」って結構言われ損だと思う。だって少しでもうじうじねちねちすると大変な槍玉にあがるからです。ねちねちしているようで、さばさばしている場合には考えられないような迫害を受けます。一度さばさば振舞ったら、ねちねちはしてはいけない!という暗黙の了解があるようです。なんででしょう。・さばさば=男子的 ねちねち=女子的 さばさば系女子のことを、ボーイッシュという表
草食系男子の恋愛学問題続き。今日もねちねち書きます!みんなが飽きても!「追いかけて結婚するより追いかけられて結婚するほうが幸せよー!」 っておばちゃんとかよく言うよね。女子側から見た草食系男子との恋愛ってそういうことなんじゃないかと思う。こんだけ話題になるということは男子には馴染みがなかったのかなぁ。女子にはお馴染みのフレーズだ。(何かを諦める時の?) 妥協(の選択)っていうと言葉が悪いけど、追われる(ストーカー的な意味ではなく、認めて受け入れてくれる)ことを女子が望んでいるというのはそんなに新しい現象ではないですよね。・「存在の肯定」論 この草食系男子恋愛問題において、女子は一見「存在の肯定」を当然と思っているという声がいくつかあったけど、そうでもないんじゃないのかなぁとちょっと思いました。むしろ多くの女子は、完全に「肯定的に認めてくれる男性」なんていう都合の良い生き物なんぞいないと知っ
ドラマについてここのところ考えていたことをつれづれに。 ちょっと飛躍するけれども、ドラマっていうのは時代の記憶の共有なんだよなーということに思い至ったのですよ。無料で(ほぼ)平等に同時刻に配信される、その時代の、記憶の素材。 あーたとえば。ニコニコ動画で、ゲーム動画とか盛り上がるじゃん。あれって、子供部屋の気分の共有だよね。FFとかドラクエとかを放課後やった気分を、今分かち合える。皆べつべつの子供部屋にいたのにね。ニコニコ動画って、そういう嬉しさが魅力のツールですよね。今現在の面白映像を共有できるだけじゃなくて、過去を共有出来ることにも、魅力の比重がある。 ニコニコ動画(まぁネット)も、ゲームもドラマも映画も、記憶の共有ソフトという意味ではおなじだよね。情報を分かち合う為の道具。記憶の共有自体が、物語の機能なんだから。 そういえば、記憶について、佐藤浩市が2005年の日本アカデミー賞でこの
すばる 2007年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 集英社発売日: 2007/10/06メディア: 雑誌 今更『小説すばる』07年11月号の三浦しをんインタビューを読んだら、最近気になっていた点に触れていたので、ひろげてみます。インタビュアが三浦作品を「男子系・女子系」(男子がメインの話・女子がメインの話)に分けることができる、というんですけれども、それを受けて三浦さんが三浦 (前略)読者に想像の余地を残すように書くのが、男子系の小説の特徴なんですね。『秘密の花園』(マガジンハウス、02・3)のような女子系の場合、密度が濃いままにねっとりと書いてしまうので、閉じちゃうんですね。それは少年マンガと少女マンガの対比においてもいえることですね。少年マンガは抜けがいい。 と発言する。これは、結構重要な指摘ではないだろうか。「少女マンガは閉じている。少年マンガは抜けがいい。」 先日、西炯子やよ
ここんとこ、西炯子キャンペーンを開催中なんですが、こちらもね、「吉田秋生」や「よしながふみ」を引き合いに出して、よしよし詐欺って感じで、何か書くのもそろそろ気が引けてくる。で、西炯子をまだ読んでない方に紹介してみようなんて思ってみた。でも、これが結構難しいんですよ。 なんつうか、西作品って説明しづらいのね。水が氷になるとき (PFコミックス)作者: 西炯子出版社/メーカー: 小学館発売日: 1990/11メディア: ? 地方の高校で、男の子二人と女の子が微妙な関係になるんだけれども…なんつってもあんまり購読意欲が沸かないだろう。でも、その「微妙な関係」について逐一説明しちゃうと台無しだし。一人一人の人物が類型化出来ない。初期以後は個性が強いけれども○○的なキャラって言い切っちゃうとなんか違う感じ、その人はその人でしかないんだよね。しかも、描かれていることは、誰しもが若い時分に通る道だったり
漫画(やおい)関係のカテゴリーに対して自分の中でうまく距離が取れなくて、勢いでいろいろ消してしまって(リンクを頂いていたのに)もうしわけありませんというという感じだったのですが、コツコツ復活させようかなぁと思います。消化出来ないなら、ゆっくりじっくり齟齬しましょう、ということで。 先日、吉田秋生を読んでいて結構いろいろわかったんですね。よしながふみが。 立ち位置がなんとなく似ていると思うんですが、どうでしょう。(似てない部分のほうが多いかもしれないけど) 男性読者に取り上げられ易い少女漫画とかかなりおおまかな比較になっちゃうけど、どのへんが似てるかはムードで推し量っていただくことにしまして。(いい加減) あえて挙げれば、時間が経過すること、人が成長(変化)することがテーマのひとつになっているということかなぁ。(まぁどんな漫画でもそうなんだけれどさ) 吉田秋生の漫画の登場人物は、時間の経過を
ここはゆっくり考えたいのだけどとりあえず。 まず、私は『耳をすませば』を観れば、だいたい泣くけれどw、それでも『耳をすませば』が黄金の中学生像だなんて思わないんだよね。それに所詮中学生の考える幸せじゃん。人生は続くもん。そのまま小説家にバイオリン職人、「結婚しよう!!!」に繋がるとは限らない。って思ってしまう。『時かけ』の真琴は、千昭との関係の思い出と傷をきっちり昇華出来ると思う。それで次の恋愛なり将来なりに進んでいける子に見える。でも、『耳をすませば』はあまりにも周囲に肯定されすぎていて、「あれから彼らは大丈夫なのかね?」と余計な心配をしてしまうよ。 雫はまず高校で文芸部(腐女子の巣窟)に入ってオタクの洗礼を受けるだろうし。小説をただ書きたいっつうのと、商品化したいっつのの間で揺れるだろうし。きっと山手線外の多摩の大学に入って母親のコネで近所のケーキ屋で750円でバイトしたりして、就活の
時をかける少女 - 河の向こうに灯が見える時をかける少女・追記 - 河の向こうに灯が見える『時をかける少女』は女の子の為の物語? - 河の向こうに灯が見える『時をかける少女』と『耳をすませば』 - 河の向こうに灯が見える 『時かけ』を語りたいんだか、『時かけ』にかこつけて語りを入れたいんだかわからなくなってきましたので、そろそろまとめ。(続くかもしれないけど) まず、私はタイムリープの矛盾とか結構どうでもいいんだなぁ。自分でも笑ってしまうくらい。あと、千昭が絵を見に来たのに見て帰らないとか、そのへんの謎もかなり脳内補完していて、ぜんっぜん気にならない。パン(説明)がないならケーキ(妄想)を食べれば?状態。 『時かけ』は基本真琴目線の物語なんだから、千昭が何しにきたのかよくわからなくても、高瀬君を優先しなくても、しょうがないと思うんだよね。だって、真琴は06年東京近郊の普通の女子高生であって
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