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「デザインの未来」http://admn.air-nifty.com/cs/ で配信されているPodcastingに、小宮山博史氏が登場していると教えていただく。ユニバーサルデザインフォントから新聞のでか文字化、和欧混稙について、横組用書体についてなど、最近の書体および組版的なトピックスを語っている。Creator's Talk Interview #9 前編http://admn.air-nifty.com/cs/2009/09/sound-vol33---c.htmlCreator's Talk Interview #9 後編http://admn.air-nifty.com/cs/2009/09/sound-vol34---c.htmlUDフォントについては、「だめですよ!」「嘘ですね!」だって。小宮山さん怒ってるー!でも言ってることは当然のことで、小宮山さん言ってくれてありがとう、
PETITBOYSのフォントブログ2009.08.26のエントリで、IKEAがカタログに使用していた書体を、FuturaからVerdanaに変更したと紹介されている。 フォントブログ「IKEAがFuturaをやめてVerdanaにしたらしい」http://blog.petitboys.com/archives/ikea-verdana.html 日本のカタログ(うちにも届いた)はまだFuturaとのことなので、「へー」とだけ思っていたら、U.S. FrontLineに続報が。 U.S. FrontLine「フォントを元に戻せ!〜アイキア新カタログに思わぬ反響」http://www.usfl.com/Daily/News/09/09/0904_028.asp?id=72976 Futuraに戻せという署名運動がおきた、とのこと。当のIKEA側は、ごく一部の人が行っているだけ、と静観。広報のコ
NHK教育の教養番組「知る楽」で、9月から「戦後日本 漢字事件簿」と題して、当用・常用漢字制定にまつわる悲喜こもごも(?)の番組を放送する予定とのこと。テキストはすでに発売済み。語り手は円満字二郎。本屋で、表紙が活字だ!と驚いたら、これだった。
TIBFのイタリア文化会館ブースに、イタリアで作った13世紀・14世紀の写本の複写版が展示されていた。すごい箱なうえに、あけるにも係員に頼む必要があったので、頼んであけてもらう。こっちは13世紀の写本の複写版。小さいけど、真ん中に石がはめ込んであってかわいい。 こっちは14世紀。革の表紙。ルネサンス華やかなりし時代なので、挿絵の服装は当時のものがたくさん描かれている。 当然のことながら羊皮紙ではなく、羊皮紙に近い感じの紙を開発して使用したとのこと。限定999部らしく、イタリアからブックフェア用に借りてきたそう。ちなみに、当時写本を作るには、お城ひとつぶんつくるのとおなじだけお金がかかったらしい、と係員のおねえさんが教えてくれた。城かあー。
宮下すずか(著)、みやざきひろかず(絵)「ひらがなだいぼうけん」児童文学の芥川賞、第19回椋鳩十児童文学賞を受賞した作品。らっちゃんが本を開いたままにしていなくなると、書かれているひらがながそれぞれ個性をもってしゃべりだしたり動き出したりする話が3本収録されている。のっけから、使用頻度でケンカしていて笑えた。「は」は使用頻度が高くて、忙しい忙しいといいつつ、使用頻度の低いほかの字をバカにしている。当然他の字はその態度にハラをたてる。活字のウマも、使用頻度が高いと、室の広さが露骨に違う(「の/は」は広い)ので、こういう軋轢が積年の恨みとして仮名の間にあってもおかしくない、と思った。文字をテーマにした絵本はいくつかあるが、ここまで各文字のキャラの強くてアグレッシブなのは初めて読んだ。文字っ子必読。本文はリュウミン。
菅聡子 (編) 「「少女小説」ワンダーランド」明治から最近のものまで、少女小説と少女がどのように生まれ、どのような形式を特徴としていたか、様々な著者によって語られる。著者の多くがお茶大の先生や学生のよう。吉屋信子がどれほど貪るように当時の女学生に読まれていたかが、繰り返し語られている。そして戦後の「若草物語」「赤毛のアン」など翻訳物の少女小説の広範な影響力、現代の少女小説(ライトノベルという大きなカテゴリーに包摂されてしまったが)へのターニングポイントとなった氷室冴子とコバルト文庫について(この本の骨になっているのは、編者である菅が書いた氷室冴子論だろう)。それぞれのテキストはさほど量はないが、取り上げる範囲に目配りがきいていて、文章もとてもわかりやすくいい本。これがユリイカだと、書き手のキャラクターが前に出すぎていて、こうはいかない!海外の少女文学をめぐる状況に、多少触れているのもおもし
ユニバーサルデザインフォント、ということで開発されたTYPE C4の「C4 ユニバーサルライン」「C4 ビオゴ」の国内販売が2009.5.7から開始されていた。「C4 ユニバーサルライン」は、イワタUDの特性を踏襲した感じのUDフォント。「C4 ビオゴ」もゴナ系だが、こちらは普通のゴシックのように、漢字にツキヌケがある。カウンターがこれでもかというぐらい広がっていて、四角!って感じ。新ゴなんて目じゃない。思い切ったなあと思ったのは、他社フォントとの比較のページ。http://www.type-c4.com/products/compare/Osaka、MSPゴシック、メイリオ、ヒラギノ角ゴ&丸ゴ、イワタUD、タイプバンクゴシック&丸ゴ、小塚ゴシック、AXIS、モリサワMB101・新ゴ・中ゴシックBBB・太ゴB101・見出しゴMB31の画像を用意して、C4シリーズと比較ができる。*書体そのも
Amazon Kindle2には、テキストの読み上げ機能がついているとのこと。しかし日経ネットの「アマゾンの新電子ブックリーダー、読み上げ機能が波紋呼ぶ」という記事が。http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCQE6214.html米作家協会はオーディオブックと同等だという見解、一方のAmazonは音声変換技術だからオーディオブックじゃないよ、とのことのよう。しかし、先月参加したセミナーによると、2008年5月の国連障害者権利条約が発効され、知財保護に関する法律や条令が、障害者のアクセスを妨げてはいけないと明言された。国連加盟国は何らかの対応をとっていく必要があるそう。Amazonがそれを気にしたかしないか不明だが、障害者にとっては、1台の端末、しかも健常者が使用するのと同じ端末で、購入した本が自動的に読み上げに対応しているのだから、とっても
今日からPAGE2009開催。http://www.jagat.or.jp/page/2009/デジタルサイネージについての出展が急増していた。ちょっとびっくり。 POPの延長というイメージなのか。4K×2Kのモニタはさすがにきれいだった。モリサワは今年秋リリース予定として、UDゴシック&UD丸ゴシックのサンプルを展示。 端末デモもあり。コンセプトはイワタのUDを完全踏襲していてむしろ清々しささえ感じた。モリサワブースは今年も恒例の来賓対応用お茶コーナーがあって、森澤会長が喫茶店マスターのように接客していた。リョービイマジクスから、伝統書体シリーズ&本明朝BookのOpenTypeFontリリース。 リョービはフォントのブースは2Fに離れているので注意。杉本さんの講演会冊子も配布していた模様。フォントワークスのブースの壁に、全字種ポスターが貼ってあったと思うけど、あれって配ってたのかなあ。
石田おさむ*1「現代日本人の動物観」学校での動物飼育において、教員の養成をはかるわけでもなく、飼育知識/経験のないまま指導されているらしい。らしいっていうか、わが身を振り返ると確かにそうだった。小学校における動物飼育の現状は悲惨であるとさえいえる。動物の特性も飼育法も知らない理解できない教員によって行われる飼育の結果は、汚くて病気もちの哀れな動物の大量生産にほかならない。あー、たしかに、小学校のウサギ小屋もウコッケイの小屋も、土が腐っていた……。いまはペットを子どもの情操教育のために飼っているわけではない、とか、「命の尊厳の肥大化」というのもおもしろい。本文は小塚明朝。これは途中まで読んでもいまだに、うーんと思ってしまう……。仮名のうねりが強いのと、白が多い(フトコロが広いせい?)からか、文章がチカチカして見える。細すぎるわけではないから、フトコロのせいだと思うのだが。
朝鮮日報Onlineの2008/12/03付けで「「ソウル書体」普及目指し、市と韓国MS社が提携」という記事があった。朝鮮日報Onlineの記事 http://www.chosunonline.com/article/20081203000052そもそもソウル書体は、ソウル市が開発し、今年7月からフリーダウンロードできるようになっているフォント。でも業者が市の文書でソウル書体を使ったら、見慣れない書体は使うなとクレームになった、ということ。ダウンロードはここ↓からhttp://design.seoul.go.kr/citizen/handwrite_list.phpソウル書体というのは総称であって、実際は明朝系のソウル漢江体はL/Mの2ウエイト、ゴシック系のソウル南山体はL/M/B/EBの4ウエイトと縦書き用1ウエイトの計7フォントもあるファミリー。どうやらソウル市はデザインに力を入れた政
フォントワークスが2008年の新書体を発表していた。http://www.fontworks.co.jp/new/sinsyotai/index.html気になる本文用は筑紫シリーズの新書体が3本。「筑紫オールド明朝-R」は細いウエイトだが見出しを意識した感じ。カウンターが狭い! エレメントもリュウミン以上にきつきつしている。打ち込みが幅広くてすごいなあ。文字によってはもはや楷書かと思う打ち込み。数字はもっとがっつりオールドスタイルにしてくれたらよかったのに! 仮名はオールドというか……まあ……築地風味。丸ゴシが仮名違いで2書体あり、A↓はオーソドックスというか写研風味。B↓はうねりが強くて筑紫っぽい感じはするのかなあ。Bの欧文がエジプシャン系っていうのがおっ!と思った。
id:sdtさんのところで発見。Helveticaのドキュメンタリー映画がやっとDVD化。その記念でラフォーレミュージアム原宿で展覧会。イエーイ。http://www.kanshin.com/soken/14「A tribute to Typography 〜 ヘルベチカの過去・現在・未来」展10月21日(火)〜10月28日(火)ラフォーレミュージアム原宿入場料:300円(安!)展覧会の内容は以下。「HELVETICAと活字の歴史」 ヘルベチカ金属活字、活版印刷機、当時の書体見本帳、Helvetica以前のサンセリフ書体、以後の書体との比較展示「グラフィックデザイン for HELVETICA」 Helveticaを用いたポスター・リーフレット等、新旧・和洋含めた作品の展示「HELVETICAとヴィジュアルアイデンティティ」 Helveticaを用いた企業ロゴを写真や使用例の展示でご紹介「
9月5日の孫明遠氏講演会に参加した。http://robundo.com/robundo/news/study-group5.htmlそもそもいわゆる明朝体のスタイルを中国では「宋体」と呼ぶことを知ったのは、何年か前に名古屋で開催された世界グラフィックデザイン会議でだった。それまでずっと明朝体と呼ばれているものだと。VISUALOGUE Daily Report「アジアの文字のゆくえ」http://www.visualogue.com/dailynews/1010/identity_j.html海外の宣教師によって中国にもたらされた明朝体は、やがて日本でブラッシュアップされ築地活版によって再び上海に戻り、築地体が大衆向けの書体として普及してしまう。やがて自分たちで作った「宋一体」*1も秀英体をベースにしているとあった。中国において、明朝体というスタイルは、あくまで外から来たものだったのか。
毎日jpの2008.8.1の記事で、群馬県文化財保護審議会が島霞谷の資料が県の重要文化財になするよう答申したとある。「島霞谷の資料など答申 県文化財保護審議会 3件を県指定文化財へ」http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080801ddlk10040289000c.html霞谷が医学書出版のために発明した鉛合金製活字は銅や木製活字が使われた当時の印刷技術史上でも、非常に重要という。とのこと。今まで文化財の指定をまったく受けていなかったというのが意外。島活字は印刷博物館に展示されている*1。これ寄託していただけだったんだ。てっきり凸が所蔵しているのかと思っていた。*府川充男「島霞谷の活字製造と東校活版諸書」http://www.um.u-tokyo.ac.jp/publish_db/1996Moji/05/5600.html資料一式で文化財に指定されるよう
Flickerに、もう閉まってしまったフランス国立印刷所の写真があった。http://www.flickr.com/photos/alainbachellier/sets/72057594132162172/フランス国立印刷所といえば、港千尋さんの『文字の母たち』だが、この本に登場するポワンソン(パンチカッター)のネリ・ゲーブルさんなども登場している。パソコンの脇に手キンがあるのがかわいい。おそらく種字が収納されてあるのだろう木の箱が整然とならぶ様にきゅんとする。また、なんだか日本語がちょっと見えているところがある。
いろんなロゴタイプ用のタイプフェースがどんどん出てくる。映像のディレクションはフランスのMachine Molle http://machinemolle.com/
プラスが出しているスタンプ「ケシポン」http://bungu.plus.co.jp/sta/product/office/keshipon/うちのシュレッダーはすごく安いやつを買ったおかげで、手動だしすぐふたが外れるしで使いづらく、そうするとどんどん請求書やDMがたまっていって、もうめんどくさーいと思っていたときに、ロフトで見かけたこれを導入。「ダイレクトメールの宛名や印刷物に多いゴシック字体・明朝字体を見えにくくする新開発特殊印面パターン」というのがウリで、押すと確かに見えにくくなる。家のものには「墨ベタじゃだめなの?」と聞かれたが、そうするとインキの色の違いで、文字が浮き出て見えてしまう。ケシポンはどうも平行な直線ができないように、角度を変えたアルファベットが組み合わされた印面になっている。隙間が当然あいているが、印面に文字が隠れて、読み取りにくくなる。なるほどねえ〜。
リョービイマジクスの書体「本明朝」の開発者である杉本幸治氏のトークショーのもようをまとめた冊子。このトークショー、聞きにいけなかっただけに、まとまってくれてうれしいー。特に三省堂時代のベントンの話がいろいろ出てきて、また、当時三省堂にいた今井直一の功績は当然のこと、細谷・和田・松橋など、ほかの文字担当の名前があがっている。戦後に出版が復興し、やがて週刊誌や辞書のブームがおこるが、新しいサイズの活字やさまざまな不足字母などの需要が当然高まる。それを支えてきたのは三省堂の技術陣だったことがはっきりとわかる。晃文堂明朝の原図、ほんとうにホワイトが入っていなくて驚き……。あまり改刻をしないうちに写植の文字盤に移行していったのか、それとも都度新規に原図をおろしたのだろうか。原図はイワタとは少し違う感じの書き方で、へえ〜と思った。右肩の「当」とかは、当用漢字ってことでしょ?(違うかしら) 左肩の数字は
もうひとつ韓国。朝鮮日報の2007.10.09付けで「進化する文字、価値あるハングル」という記事。「オーダーメード型フォント市場全盛時代」ってすごい。・サイワールド(韓国のSNS)では毎日2万5000の文字が消費・「折鶴体」「端雅体」など伝統美学を連想させるフォントが人気・「フォントの外注製作市場規模はおよそ年間300億ウォン台」と推算(40億円ちょっとってこと?)・TI(Typography Identity)という概念も登場(!!!)・本の表紙の文字は既存文字を活用せず、本の内容に合わせてそのたびに開発する「1本1字体」がトレンド確かに、サイワールドにいくと、WEFTを使って、いろいろなデザインの書体を使ったメッセージサービスを紹介していることがわかる。なんだろう、デコメールみたいなノリなのか?日本語でももしかしたら似たサービスをはじめたら、ある程度需要が出るのかもしれない。でも、なん
日経情報ストラテジー2007.11.27付けで「文教堂、IT活用で「書籍陳列力」を強化」と題し、文教堂の在庫システムについての記事が掲載されていた。http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/JIREI/20071126/287835/?ST=NIS「理想在庫」と名づけたこの仕組み、要は各分野に特化した書店員が書籍をランク付けしたもので、各店舗で仕入れのテンプレートにしているらしい。専門分野に強い書店員は当然全店舗に配置できないので、これをベースに棚をつくっていくという。便利そうなのは、単にランクだけでなく、同時に理想在庫との在庫を比べたり発注できるところ。この理想在庫を作る書店員たちは、普段の業務の傍らにやっているのだろうけれど、マーチャンダイジングがない/できないのが書店の悩みだったのだから、これが大型店舗だけでなく、全店で共有できるというのはかなりメリット
東博でやっている大徳川展に行く。http://www.daitokugawa.com/徳川宗家&御三家のお宝大公開、としか知らなかったのだが、ずいぶん幅広いカテゴリーの展示物が並んでいて(なんとなくお武家さんらしい物ばかりかとおもったら、鎧とか刀とかは最初の部屋ぐらいだった)、ちょっと驚いた。図録の厚みが2センチにもなっているのに納得。しかも「家康の出版」というコーナーでは、伏見版・駿河版活字も展示されていた。びっくり。でも当然か。もちろん活字だけでなく、刷り物も。駿河版は印刷博物館で見たことがあったが、伏見版ははじめて。字が大きい! 初号くらいありそうな大きさ。モクなのにずいぶんきれいに残っているのにもびっくり。しかも印刷も活字も伏見版のほうがきれい。駿河版は鋳造活字だから仕方ない……ともいえるが、それにしたって種字の職人の差が激しいのでは。駿河版の字はあばれんぼうだった。茶器や書斎道具
■[書体]IPAフォントがJISX0213:2004対応 19:12 情報処理推進機構(IPA)が無償で配布しているIPAフォントが、2007.10.1にJISX0213:2004対応版をリリースしていた。 IPAフォントについて http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/ ZDNetの記事 http://japan.zdnet.com/oss/story/0,3800075264,20357695,00.htm 配布はIPA明朝・IPA P明朝・IPAゴシック・IPA Pゴシック・IPA UIゴシックの5書体。 旧バージョンと異なるのは文字規格だけでなく、一般ユーザも利用できるようになった、というライセンス。商用でも、あるいは印刷以外の放送・通信分野においても利用可能とある。ほー! 改変はまだ認められていないが、再配布は可能。とはいえ改変OKのライセンスも現
IGAS2007に行った。ミズノプリンティングミュージアム出張版をやっていて、コロンビアプレスを触らせてもらった!でも絶対無理! あんなの引けない! 結局説明員のおじさんが最後はやってくれた。普段は展示している印刷機(コロンビアプレス、アルビオンプレス、平野富二の印刷機)を実際に動かしていた。もちろんそれ以外にも、すてきな展示物がたくさん。*こっちはちゃんと押せた。朗文堂アダナプレス倶楽部出張版(ブースは東展示棟の小池製作所)。本木活字復元プロジェクトで作った「和様三号平仮名活字」でカードや名刺を刷らせてくれた。おまけに、人力バーコ印刷も。刷りたてでまだ乾いていない印字面に、バーコの粉をさらさらまぶし、裏からドライヤーで乾燥させると、みるみる盛り上がる。いやーん。*フォント関連は、特に目新しい情報なし。リョービがJIS2004対応のフォントをリリースしていたくらい。モリサワは大きなブースを
新文化2007年9月6日2面の記事によると、新刊も取り扱うブックオフオンラインの取次会社が大洋社と判明したと報じている。ブックオフオンライン http://www.bookoffonline.co.jp/不正返品*1の可能性については、倉庫もシステム上の取扱いも別なのでありえない、という回答。また、新刊が中古品としてブックオフへ流出する可能性も、ブックオフオンラインはブックオフのほかの店舗とは独立させて運営しているとして、商品の流通を否定している。ブックオフは2年前から新刊書の販売を計画しており、大洋社とは昨年3月ごろから始まったとのこと。これから大手版元には、大洋社から順次説明するとあるが……。確かサービスインしたときの記事には、経営戦略上明かせない、みたいなことが書いてあったので、取次ぎがどこなのかわりと皆が気になっていただけに、ヘンに袋叩きに合わなければいいけれど。来週号には、ブック
女子美が一般に講座を開放するアート・セミナーに活版講座があり、現在申し込み受付中。http://www.joshibi.ac.jp/cgi-bin/cc/list.cgi?m=6&k=2&c=1&r=#no41*9/24(月)、10/7(日)、10/8(月)10:00〜17:00(昼食時間を含む)定員:13名受講料(一般) :47,000受講料(卒業生):42,000受講料(在校生):24,000教材費:1,000 活字 カード用紙 プリント代*9月は結婚式があるから、おこずかい不足。ざんねん……。
時刻表OB会『「時刻表」舞台裏の職人たち』JTB時刻表の製作裏話がたくさんつまった一冊。たまたま企画の人から、電車関係の会社について問い合わせがあり、ちょっと調べていたら見つけた。表紙にきゅんときたのでジュンク堂で購入。いやいやいやいや、やっぱり時刻表は大変だ! 活版のおじさんたちから「あれほど難しい組版はない」と聞かされ、電算の現場でも同じことを言っている。辞書と時刻表どっちがいいか聞かれたら、まだ日本語なだけ辞書のほうが校正が楽ではないか。しかも時刻表は納期が短いし。表紙の活字とタイトルから、活版のころの話が中心かと思ったら、意外にも、電算システム「STC; SAPTON Time-table Composition」とその後継であるデータベースを中核にした「STEP」「スパなび」の開発まで詳しく語られていてとても面白かった。STCシステムは写研と日立とJTBの3社で開発された。組版は
2007年8月15日の日経MJ新聞に「活版印刷 古さが新鮮」と題して、パピエラボの記事が掲載されていた。パピエラボ http://papierlabo.com/世田谷で開催された活版再生展をきっかけに立ち上げられた店で、文房具や活版で刷られた紙製品を取り扱う、とのこと。また、活版印刷所の紹介窓口にもなっているそうな。ただひとこといっていいですか。ふかふかの紙に手フートでがしがし刷ってれば、そりゃ圧もかけ放題、たまらんにじみも出し放題だと思うのだが、そういうのは活版のいち側面でしかない。細心の注意を払ってムラとりして刷られた原版刷りの、見事なまでにやわらかなするっとした美しさは、「完璧」というんではないでしょうか。ノイジーな表現に惹かれないわけではないが、それイコール活版と思ってしまっては、活版の魅力半減だと思う。いろいろな雑誌で紹介されているのを見るが、日経MJのようなファッション誌ではな
世にも素敵なAJ1-5表をガン見していたら、8239の次が3240〜3249となって8250に復帰している。鉛筆で3を8にした……。http://www.idea-mag.com/cgi-bin/book/catalog.cgi?language=jp&item=021
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