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買ってよかったもの
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ブログ ようこそのお運びで。 今夜もお読みくださり、ありがとうございます。このブログを書いておりますzyesutaこと暁です。そろそろ手袋やコタツの恋しい季節になってまいりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。 さて本日はブログの話です。このブログでは開設以来、だいたい半年毎を目処に、振り返りの記事を書いております。ここ「リアリズムと防衛を学ぶ」は去年、2009年4月に開設いたしました。それ以前にもFC2さんとかで日記的に時折書き散らしていたのですが、よくある話で、長続きはしませんでした。もうちょっと、ちゃんと書こうと思い立ち、はてなダイアリーに移設して、ふと気付けば開設1年半を過ぎました。 もともと、書きたかったこと 当初、このブログで書こうと思っていたのは、防衛についてのザックリした、しかしある程度体系的なコンテンツです。なぜ国際社会には軍事力というものがあって、それはどういう役割
近年の日本の防衛政策では離島の防衛が重要視されていきます。尖閣諸島問題に象徴されるように、南西諸島の離島への脅威が増しているからです。74年に南シナ海でおこったパラセル諸島の戦いのように、あるいは82年に南米でおこったフォークランド紛争のように。日本の離島が侵略にあったとき、自衛隊はどのように対処するのでしょうか? 近年の報道から、自衛隊の対処計画がかいまみえます。 離島への侵略はどのように起こるか? 自衛隊の想定 陸上自衛隊の研究本部がおこなった研究セミナーでは、離島への侵略がどう起こりそうかが想定されています(朝雲ニュース2010.9.30)。島嶼侵略では、①特殊部隊 ②高速輸送艇 ③空挺部隊 ④海上侵攻部隊 と段階的に攻撃が行われると予測。 最初に工作員が民間人に化けて潜入し、特殊部隊の受け入れを支援。特殊部隊は潜水艇などで上陸し、空港や港湾などを奇襲攻撃により占拠、レーダーサイトや
[手短に要点だけ書いておきます。尖閣諸島沖で不法操業の上、巡視船に衝突した件で拘留されていた中国漁船の船長が釈放されることになりました。那覇地検の判断です。沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の領海内で、海上保安庁の巡視船に中国漁船が衝突した事件で、那覇地検は24日、公務執行妨害の疑いで逮捕、送検されていた漁船の船長セン其雄容疑者(41)を処分保留で釈放することを決めた。 那覇地検は処分保留とした理由を「わが国国民への影響や、今後の日中関係を考慮した」と説明。船長の行為について「とっさにとった行為で、計画性は認められない」と述べた。同地検は釈放時期は未定としているが、近く釈放される見通し。中国人船長を処分保留で釈放へ 那覇地検「日中関係を考慮」 - 47NEWS(よんななニュース) 今回の事件における中国側の姿勢をみると、少なくとも今回は、本格的に尖閣の領有権を取りに来たわけではなく、先々のため
そのほか ネットを介した研究会のお知らせです。私がとてもお世話になっているフォレスタルさんが、「日本外交・安全保障研究会」という研究会の立上げをなさっています。現在立上げ段階でして、メンバーを募集中です。 ○一緒に参加しませんか? 私も全力で参加します。私がこのブログを始めたのには目的が多数あるのですが、その一つはフォレスタルさんのような方とご縁を結び、こういった場に参画するためでした。(フォレスタルさんのプロフィール、Twitter、ブログ) 私程度の学識では会の議論にどれほど貢献できるやら心細くはありますが、「日本外交・安全保障研究会」に参加させて頂き、微力を尽くして会を盛り上げていきたいと思います。 このブログをご覧の皆さまからも、ご興味がおありの方にはお手をあげて頂きたいです。国際政治学、外交、安全保障などについてもっと学んでみたい、という方がいらっしゃいましたら、ぜひ一緒に読み、
ブログ今年もアルファブロガー・アワード2009が始まったようです。この企画は「影響力のあるブログ」、面白いブログを発掘するコンテストです。2004年から毎年開催されています。選考の過程、意義、定義などについて色々と難しい議論はありますが、私としては、自分がふだんは見ないようなジャンルで面白いブログを知る機会として楽しみにしています。普通なら「興味ないからいいや」と思っても「何か知らないけどアルファブロガーらしいから、しばらく読んでみるか」という感じで。なので、紅白歌合戦のような按配で、「恒例のマンネリ行事」と化して毎年続いてくれればいいなぁと思っております。 今年は『カテゴリ別』のコンテスト09年度アルファブロガーはカテゴリごとに選出されるそうです。写真、デザイン、料理・レシピ、政治、金融・経済などの部門に分かれています。カテゴリの分け方は先月からの公募で決められたようです。これはブログの
自衛隊引き続き自衛隊の自殺とメンタルヘルスの問題について書いてみます。先のエントリでは「自衛隊には自殺が多い」という風評の確からしさを検討してみました。比較の方法に何点か考慮できてない要素があったので、その辺りの補正について引き続き先のエントリーのコメント欄でアイデア募集中です。今回は自殺の原因についてとりあげます。先のブクマのコメント欄で「むしろ個別具体的な自殺の原因の方に興味がある」「原因別に細分化した方がより分かることが多いのでは」といった意見が見られました。確かに自殺率のみに着目するのではなくて、原因の方向からアプローチした方が良いかもしれません。問題点がより明確になるし、自衛隊で効果を挙げているらしい自殺防止策の、他の会社等での再現可能性を検討するためにも有益でしょう。精神疾患、仕事、借金などが原因防衛省の発表によると、昨年度の自衛隊員の自殺原因は以下です。原因別では精神疾患が2
リアリズム入門このブログでは国際政治学のリアリズムについて、自分の勉強がてら書いてみようと思う。戦争と平和と国際関係について、右翼とか左翼とか無関係に、実際のところどういう仕組みになっているのかが説明できたらいいなと思っている。リアリズム という学派があるリアリズムという言葉は、ただの慣用的な表現じゃない。「あなたはリアリストだ」とか「それはリアリスティックじゃない」とかいうとき、それは単に「なんとなく実現可能性が高そう」というイメージで使われている。でも、国際政治学において「リアリズム」は特定の理論(群)の名前だ。という理論の体系があって、それを使用して国際政治を説明する人を「リアリスト」という。リアリズムはユートピアを信じないリアリズムの対極にあるのが、ユートピアニズム(幻想主義)だ。ユートピアニズムは、人間の理性とか、話し合いで解決とか、そういう良き物の効果を(リアリストから見れば)
自衛隊先のエントリの記事のブックマークコメント欄で、帰国後の自衛官の自殺について凄い勢いで書いて下さった方がいらっしゃいました。わざわざ補足を頂き、かたじけないことです。いわゆるクールダウンの問題ですね。これは私が書く時にすっかり失念していた話で、実に重要な指摘です。ですが自殺とメンタルヘルスの問題は、別にイラク派遣経験者だけの話ではなく、自衛隊全体の課題として以前から問題視されてきました。いい機会ですので、自衛隊の自殺問題とその対策について、知っている範囲で少し書いてみます。今後3回に分けてエントリーを書く予定です。「自衛隊は自殺が多い」は本当か?(今回)自殺と精神疾患につながる自衛隊の特殊な環境自衛隊のメンタルヘルス 特にクールダウンに関してイラク派遣部隊の問題についてはその3で採り上げるとして、今回は自衛隊全体の自殺率について取り上げます。自衛隊員の自殺は多いか少ないか?ニュースを見
書評武士道の国から来た自衛隊 イラク人道復興支援の真実著 産経新聞イラク取材班 / 産経新聞社 刊武士道の国から来た自衛隊お勧め度・良 ☆☆☆★★「読むと得することがある」レベル 「実際のところ、自衛隊はイラクでなにをしているのか?」この本を読めばそれがわかります。イラク派遣、自衛隊、そして憲法改正などに興味のある全ての人にお勧めです。 イラクでの自衛隊と他国の軍隊の違いもっとも興味深かったのは「自衛隊と他国の軍隊のちがい」です。自衛隊は日本では建前上「軍隊ではない」とされています。しかし国際法的には軍隊であり、外国からも軍隊として扱われます。それにもかかわらず、同じイラク派遣部隊でも、自衛隊と他国の軍隊との間にはいくつかのハッキリした違いがあります。この違いにあらわれている自衛隊の復興支援活動の特色が、日本外交の目指すべき方向性を示しているように思われます。敢えて、狙い易い服たとえば、イ
自衛隊陸上自衛隊はあまり高速道路を通りません。おカネが無いからです。 「防衛費は年間5兆円もかかっている」「戦車は一両7億円、戦闘機は一機100億円、イージス護衛艦は一隻1000億円」 などと聞くと、いかにも自衛隊はカネを持っているように聞こえます。でも実際には、自衛隊は意外と貧乏だ、というのはあまり知られていないようです。 確かに自衛隊の装備品には高価なものが多いのですが、そういう装備を買うために他のところは切り詰めています。 早起きして一般道を通っている陸上自衛隊例えば、陸上自衛隊は高速道路代を節約するため、一般道を走っています。活動経費が少ないので、演習場に行く時に高速道路を通ることも難しいのです。隊員たちは演習となれば夜明け前に起きて、トラックの荷台でゴトゴトゆられながら、一般道を何時間もかけて演習場へ移動するそうです。ようやく到着したと思ったら演習をやり、そしてまた一般道の長い道
ネタ, 中国いくつかの質問に答えると政治的傾向(政治的、経済的右か左か)を判別してくれる、ポリティカルコンパスという愉快なWEBサービスがあります。数年前にアメリカ版が流行し、日本版が作られて流行ったことがありました。このほど、中国版ができたそうです。北京大学の学生がBBSで相談しながら作ったそうです。中国での右、左は以下のように分類されるんだとか。北京大学の学生たちが想定した、中国における「右」と「左」とは、以下のようなものらしい。◆政治 … 権威主義・全体主義は「左」 民主主義・リバタリアニズムは「右」◆経済 … 共産主義・統制経済が「左」 新自由主義が「右」 ◆文化 … 伝統的価値を大事にすると「保守」 伝統にとらわれなければ「リベラル」 微妙に突っ込みどころがありそうな、なさそうな、という感じだが、 中国のエリートたちの脳内ではこんなふうに区分されていたのだ。
身体ご縁があって色々とお世話になっている方が、こんなことを仰っていた。「僕の直観は外れたことがないんだ」彼は極めて優秀な研究者だ。議論の勘所を捉まえて、ポイントを一突きにする。一突きにする議論は理性で組み立てているのだが、突くべきポイントは悟性によって見つけている。頭で考えることと、感じる能力を組み合わせて使っているのだ。勘働きだけで判断していては危ういけれど、かといって理詰めだけでは行き詰る。その双方を併用して生かすのが本当に優れたセンスをもった人だと思う。そんなことをボァっと考えながらガンダムを読んでいたら、富野由悠季氏が感覚と判断について非常にいいことを書いていた。 『気になった』とか『気にはした』という感覚を、人はよく忘れる。しかし、後で『ヤッパリ、あのとき!』というような思い出し方で思い出す経験は多い。 つまり、思い出すことができるということは『具体的に感じていた』のである。なの
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