エントリーフォームでは、入力形式の制限や必須項目の入力有無の強制など、フォーム側がユーザーに対して制約を増やし、「歩み寄り」を求めるというスタンスがまだまだ一般的です。 ですが、EFOやフォームのユーザビリティの改善では「ユーザーの手間を減らす」というのが基本中の基本です。 たとえば、ユーザーが入力した内容がたとえ完全に意図した通りでなかったとしても、無理の無い範囲でフォーム側でそれを吸収するという姿勢もそのひとつです。制約でガチガチに固めるのではなく、ユーザーに自由度を提供するという、フォーム側からの「歩み寄り」です。 このようにEFOでは、単純に入力中のユーザーインターフェースを改善するというだけでなく、フォーム側がユーザーに対して見せる「懐の深さ」というのも重要なポイントなのではと思います。 本日はこの「懐深さ」について具体的な例を出しながら考えていきたいと思います。 ビックカメラ、