サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
アメリカ大統領選
gaj-media.net
『LGBT』という言葉がとても脚光を浴びています。一方で『LGBT』という言葉に疑問を持つ人、なぜLGBTが一緒にされているのか?、他のマイノリティはどうなっているのか?そんな疑問も相変わらず絶えません。これって一体何なの?と内心思っていてもいまさら聞けないこの言葉、改めておさらいしてみましょう! レズビアン・ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー…なんで違うカテゴリーの人達が一緒に並んでいるのか? 時折「アレとは一緒にしないで欲しい」なんて言葉や、「トランスジェンダーだけ別物じゃない?」なんて話を耳にしたりします。 今年のLGBTブームとも言える状況は「同性婚」という言葉とセットで使われ、ここでもトランスジェンダーの存在の意味は殆と問われないまま、よけいにこの並びに疑問を持つものが多くなったりもしているようです。
先日とあるサイトの『性同一性障害はポジティブな病気』といった内容の記事がありましたが、疾病にネガティブもポジティブもありません。そもそも過去にLGBTすべてが精神疾患に載っていたのは『LGBT』が異常であるという認識から来ていた考えからです。 映画にもなった数学者アラン・チューリングの時代、ホモセクシャルなどは『異常性欲』という考え方をされ、治療としょうして『女性ホルモン』が投与されたりしていました。時をほぼ同じくして、ドイツではゲイにピンクトライアングルを、レズビアンにブラックトライアングルを(このLGには多分にBTも含まれていたと思われます、この理由に尽きましては『いまさら聞けないLGBT』を参照してください。)付けホロコーストに送られたという歴史があります。 今でこそLGBTの人権について国連を始め多くの国が考えるようになりましたが、それでもまだ多くの国で異常者扱いであったり、法的に
LGBTという言葉が流行ったおかげで『トランスジェンダー』というカタカナは結構知られてきたと思います。しかし、『トランスジェンダーが指す人は誰なのか?』『トランスジェンダーって何なの?』さらには『何でLGBの後ろにトランスジェンダーが並んでいるの?』現実として『良くわからない』ままLGBTを使っている人が多いのでは? 良く聞く間違った例では『トランスジェンダー(性同一性障害)』とか『トランスジェンダー(手術を行ってない人)』とか『トランスジェンダー(心の性が体の性と違っている人)』とか…。 まず、単純に言えばトランスジェンダーは生まれた時に割り当てられた性(セックス)から、性別の枠をトランス(超えた)ジェンダー(社会的な性別)を選択する者、もしくは選択しようとする者の総称です。性社会・文化史研究者の三橋順子先生はこれに『性別越境』という訳を付けています。 トランスジェンダーという言葉自体
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『gaj-media.net』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く