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”若者に留学を勧める大人に知ってほしい大切なこと”について書いた新刊「優雅な留学が最高の復讐である」が9月15日に医歯薬出版株式会社から出版されます。 「なぜ最近の若者は留学しなくなったのか」から始まるおとなの自分探し 8人の留学経験者と「医学の歩み」で対談したシリーズ「教養としての研究留学」では、若者に留学を勧めるには、どのような語り方をすればいいのかを考えさせられました。この対談を契機に様々な観点からの視点を取り入れ、”若者に留学を勧める大人に知ってほしい大切なこと”ついてまとめたのが本書です。 「優雅な留学が最高の復讐である」 目次: 第1章 留学はするな─留学のベタ,ネタ,メタ 第2章 やりたいことのない「普通」のあなたに留学を勧める理由 第3章 留学というプロジェクト 第4章 生存戦略としての留学 第5章 Let It Goの罠と留学 第6章 「グローバル化」という中空構造 第7
【真理と自然観】 《真理》 結論から言って, 真偽は人様々ではない。これは誰一人抗うことの出来ない真理によって保たれる。 “ある時, 何の脈絡もなく私は次のように友人に尋ねた。歪みなき真理は何処にあるのか, と。すると友人は, 何の躊躇もなく私の背後を指差したのである。” 私の背後には『空』があった。空とは雲が浮かぶ空ではないし, 単純にからっぽという意味でもない。私という意識, 世界という感覚そのものの原因のことである。この時, 我々は『空・から』という言葉によって人様々な真偽を超えた歪みなき真実を把握したのである。我々の世界は質感。また質感の変化からその裏側に真の形があることを理解した。そして我々はこの世界の何処にも居らず, この世界・感覚・魂の納められた躰, この意識の裏側の機構こそが我々の真の姿であると気付いたのである。 《志向性》 目的は何らかの経験により得た感覚を何らかの手段を
楽天社長の三木谷浩史氏の書いた「たかが英語! Englishnization」。 Freakonomicsファンの私としては、興味はUnintended Consequences。 楽天のグローバル戦略目的として始められた英語社内公用語化「Englishnization」ですが、ポジティブなUnintended Consequencesは: ①「有名」ハーバードビジネススクールで「RakutenのEnglishnization」が非英語圏の企業がグローバル化する一例として、ケース・スタディーに使われた。そのケースは2011年のハーバードビジネススクールで最もよく勉強された課題となった。2011年以降のハーバードビジネススクールの卒業生の大半は楽天をよく知ることとなる。 ②「社内求心力の上昇」全員参加で一丸となって取り組む課題があるで、社内で正のモーメンタムができる。 ③「社内評価の相対化」
数日前たまたま久しぶりにジョブスのスタンフォードスピーチをiPod nanoで聴いていました。いま思い出すのは、あの有名な”Stay Hungry. Stay Foolish.”ではなく、彼の死に対する哲学です。 Death is very likely the single best invention of Life. It is Life's change agent. It clears out the old to make way for the new. 死とは人生における最も優れた発明だ。人生を根底から変える力を持つ。古い者たちを一掃し、新しく来た者たちに道をひらく
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 クラークの三法則(Clarke's Three Laws)とは、SF作家アーサー・C・クラークのよる3つの未来予測の法則(lows of prediction)(Wikipedia) 1. When a distinguished but elderly scientist states that something is possible, he is almost certainly right. When he states that something is impossible, he is very probably wrong. (高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。) 2.
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 町山さんの「もしドラ」の映画評論はいつもながら素晴らしい。彼は単に好き・嫌いや、感動した・つまらなかったなどの素人的な感想や印象論に終わることなく、映画の背景を解説し、内容を分析し、その構造を解説し、問題点(または素晴らしい点)を指摘し、時には代案を示してくれる。”アカデミックな映画の見方”を教えてくれる。 町山さんによれば「もしドラ」は前田敦子のためのアイドル映画であるというのが映画としての目的であるべきであったのに、その目的を果たしていないのが、この映画をダメにしている根本的な問題であるという。 またその他の問題点としては、まったく笑いがないことで、映画のなかで使われるギャグがまったく笑えないらしい。そこで町山さんによれば、ハリウッド映画で人を絶対に笑わすためのプロトコールは: 1
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 ハーバードから三重大に移動するにあたり、最も大きな問題のひとつが、現地で雇用した米国人スタッフの行き先を見つけることでした。(先日は一人をのこしてすべての行き先が決まったと書きましたが、最後の一人もボストンの大手製薬会社のスタッフ研究者としてのポジションを得ることがでたという知らせを今日受け取りました。) ハーバードの知り合いのラボに紹介出来る例もありますが、アカデミアやコーポレートへのキャリア・アップを強く望む者もいます。その場合には個人的なネットワークを利用して、出来るだけ強力に推薦しますが、現在の米国の雇用は冷え込んでおり、簡単ではありませんでした。 アカデミアの場合は推薦状をメールで送ることが多いのですが(「研究者の英語術」の第5章「用紙2枚分の説得力のある強い推薦状を書く」な
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 7月より三重大学大学院・医学系研究科・分子病態学講座の教授として赴任します。血管生物学の分野で多大な業績をあげてこられた鈴木宏治教授・副学長(現・鈴鹿医療科学大学・薬学部教授)の伝統ある研究室を引き継ぐことを、非常に光栄に感じています。私が赴任までの間、三重大でラボを運営してくれている助教の岡本先生と秘書の池田さんのすばらしい協力を得て、インパクトのあるいい仕事が日本でも出来ることを予感しています。 先日、ハーバードで盛大な送別会を開いていただき、研究所長のフレッド・アルト教授や恩師のティム・スプリンガー教授をはじめ、ハーバード大、フォーサイス研究所、マサチューセッツ工科大の多くの先生方に祝福していただきました。ハーバードのラボメンバーには多大な迷惑とストレスをかけましたが、多くの方々
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 4月12日の菅総理の記者会見を質疑応答を含めて約50分全部見ました。そして驚きました。どうして日本のリーダーであるはずの菅首相の言葉はこれほどまでに心に響かないのでしょう。その理由の一つが、本音で語っていないからではないでしょうか。嘘も方便であり、政治家は必ずしも公の場で本音を言う必要はありませんが、人の心をつかむためには少なくとも本音をかたっていると聴衆に思わさなければなりません。聴衆に本音を語っていると思わせる最も簡単な方法は、本当に本音で話すことです。 菅総理に対する国民の不信感がつのる要因のひとつに、福島原発に対する政府の対応、とくに情報公開の極端な不備があります。今回の災害のように今まで前例のない危機の前では、後から見ればその判断が間違っていたとか、こうするべきであったとか批
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 4月2日の小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)が、神保氏の電話インタビューで福島原発の展望についてコメントしています。前回のエントリーで書いたように、小出氏は1週間前のインタビューで2つの最悪のシナリオを提示していましたが、現在は「第2の最悪のシナリオよりは少しはましな状態」、すなはち「大きな爆発的事象はさけられるが、原発の安定化には、経済的にも人的にも高コストの冷却作業を、長期間にわたり必要とし、その間放射性物質が環境に垂れ流しになる」状態に近づきつつあると認識しています。福島原発は決して落ち着きつつあるのではなく、けんめいの冷却作業により何とか下り坂を転げ落ちるのをこらえている状態であるのです。この認識はIAEAが、ずっと「Overall at the Fukushima Dai
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 福島原発の最悪のシナリオとは、先日のVideonews.com「あえて最悪のシナリオとその対処法を考える」での飯田哲也氏(NPO環境エネルギー政策研究所所長)・小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)によれば、一つは(可能性は低いが)再臨界による”爆発的事象”が起こり、チェルノブイリのように一気に放射性物質が大気中に放出されること。そして、もう一つの”より現実的な最悪のシナリオ”とは、大きな爆発はおこらないが、局所的で持続的な爆発的事象により、現場での作業が難航し、現在のように十分に冷却できない状態が長期間続き、その間放射能汚染が徐々に広がり、あらゆる面で国民の健康・生活を蝕み、国が衰退していく可能性である(長期間とは数年の可能性もあるが、チェルノブイリでは現在でも3000人以上の職員が
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 ワシントンDC経由で日本に帰ってきました。ボストンのローガン国際空港ではチェックインのときに、いつもビジネス・ライクで必要最低限のことしか話さないユナイテッド航空の職員が、パスポートを見て私が日本人だとわかると「Is your family OK?」と聞いてくれた。3・11後は米国の友人やハーバード大学の同僚だけでなく、見ず知らずの方から、日本のことは心配してるよと声をかけられる事がしばしばあります。 ボストンのタクシーでは、学生時代フットボール選手だという運転手は、最近の大相撲での賭博や八百長問題のこともよくフォローしている日本ファンだと言い、日本のことを心配してくれた。私が「原発が落ち着けば、日本に来ればいいよ」と社交辞令で言うと、彼は「仕事が休めるなら、復興後の日本ではなく、今現
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 ボストンでもハーバード大の多くの方々に「日本の原発は今どうなっているのか」と聞かれます。講演のために来日予定の教授も何人かいらっしゃるので、本当に他人事ではないのです。私は医学研究者であり、もちろん原発に関しては何の1次情報ももっていませんので、どのメディアの情報を信じるかと言うことが非常に重要になってきます。 私が今一番信頼しているジャーナリストはVideoNews.comの神保哲夫氏です。非常にバランス感覚にすぐれ、正義感・使命感が強く、行動力のある真のジャーナリストとわたしは見ています。神保氏らは今年のはじめには、インターネット・メディアとして日本の歴史上はじめて、現役の首相の生出演を実現しました。 3/20の時点では以下のビデオ・ニュースが原発に関して信頼できる情報と解説を(無
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 5号館のつぶやきのstochinaiさんに「研究者の仕事術」に引き続き、「研究者の英語術」の書評をいただきました。ありがとうございます。 この本では、そうしたいわゆる「論文の書き方」のすべてを指南するという、書き手にとっても読み手にとっても労多く得るものが少ないものになることを避け、論文に関連したものとしてはもっとも重要なアブストラクトとカバーレターの書き方だけに絞り、それ以外の研究生活関連のものとして、外国人研究者に送るメールの書き方、英語でのプレゼンテーション原稿の作り方、そして海外での就職の際には必須となる推薦状と履歴書(CV、レジュメ)の書き方などを実践的に紹介しています。 ―5号館のつぶやき:島岡要、J.A.Moore著 「研究者の英語術」― ご指摘のように「研究者の英語術」
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 ー研究者は英語の学習時間をライティングにより多く割くべきー グローバル化した世界で英語は”共通のコミュニケーションのプラットフォーム”としてますます重要性を増していくでしょう。英会話ができるようになることが、これからは必要不可欠になると提唱するスクールもあり、多くの時間とお金を英会話につぎ込んでいる研究者もいるのではないでしょうか。 しかし、主として日本を仕事の場として活躍する研究者や学生にとって必要な英語でのコミュニケーションの形態に優勢順位をつけるとすれば、英会話がトップに来るのでしょうか。英語の勉強のための貴重な時間とお金の大部分を英会話学習にかけていいのでしょうか。 ところで、一般的に英会話を学ぶモチベーションのひとつに、街で外国人に道を聞かれた時にすらすら答えたいというものが
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 アル・ゴアの元スピーチライターでベストセラー作家のダニエル・ピンクの最新刊は「Drive: The Surprising Truth About What Motivates Us 」。「Drive」はモチベーション(動機付け)の心理学についてのノン・フィクションです。 「Drive」の肝は、モチベーションには3つの段階があるということです。 ―モチベーション1.0(basic operating system):衣食住を満たすための生物としての基本的欲求に対する動機付け ―モチベーション2.0(the carrot and the stic
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 研究留学ネットの門川さんが、2009年のベスト本の一冊に「研究者の仕事術」を選んでくださいました。 ―研究留学ネット:2009年のベスト~本~― よかった本は、 * 研究者の仕事術(紹介記事) * バリの賢者からの教え(紹介記事) * 理系のための人生設計ガイド(紹介記事) この三冊は、2009年の私に強い力を与えてくれました。ありがとう。 あえて、一冊あげるなら、「研究者の仕事術」でしょうか。 自分の書いたものが”人に強い力を与える助け”になった-----私にとって、これほど嬉しいことはありません。 門川さん、ありがとうございます。 参考:
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 2009年は米国でも日本でも科学研究費というものをより強く意識した1年であったと思います。そして今、鈴木光司の「ループ」の一節を思い出しています。 「ループ」は私の中では日本のSFベスト5に入る傑作です。「ループ」(98年)は大ヒットホラー小説「リング」(91年)と「らせん」(95年)の続編ととらえることもできますが、「リング」「らせん」をモチーフにした独立したSF小説と考えた方がより適切でしょう。ストーリーは「リング」「らせん」での怪奇現象が実は”ループ”というコードネームの生命をシュミレーションする壮大なプロジェクトに起きたバグから始まっ
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 科学・医学雑誌ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)12月号の「数字でふり返る2009年(2009 by the numbers)」は 20億本、40%、30%........ 20億 ―WHOが95の低所得国に供給したインフルエンザ(H1N1 'swine flu')ワクチンの数 40% ―米国で子供にインフルエンザ・ワクチン接種を望む親の割合 33% ―そのうち実際にワクチン接種を受けられた親の割合 ....... というふうにインフルエンザに関する長い統計のリストで始まります。 そして、後半にはこんな統計がでてきます。
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 ニューヨーク・タイムズのサイエンス・コラム「ドット・アース」の11/28の記事「Innovation Report Card(イノベーションの通知表」という記事で、欧州諸国によるThe Innovation for Development Reportが、世界各国の”イノベーションを起こしうる総合力(Innovation Capacity Index: ICI) を評価したところ、世界の”一流国”と見なされる27国(収入や政治形態から判断して)の中での総合ランクは、1位スウェーデン、2位フィンランド、3位米国であったそうです。ちなみに日本は1
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 英文メールの書き方:伝わるメールを書いて,英語ライティング・スキルを高める(羊土社ウェブ連載)の第3回は、メールの件名欄(Subject line)を有効に使いましょうというレッスンです。 件名をつけずに送信したメールの受信・送信を繰り返し「Re: Re: Re:...」という内容のわからない件名のメールがやり取りされる。これは日本語のメールでもよくあることではないでしょうか。よく知っている人物からのメールであれば、内容の察しが付くので、何とかやっていけるかもしれませんが.... 仕事上のメールの目的の大部分は次のうちのいづれかです: 1)相
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 マルコム・グラッドウェルの最新刊「What the Dog Saw: And Other Adventures」のなかで学んだ興味深いコンセプトに、リスク・ホメオスタシス(Risk homeostasis)というものがあります。 ドイツでのタクシーでの研究ですが、交通事故のリスクを軽減するために普通のブレーキよりも静止距離の短いアンチロック・ブレーキを導入したのですが、交通事故の頻度は予想に反して、まったくかわらなかったのです。この予想外の結果の原因のをよくよく調査してみると、アンチロック・ブレーキを導入した車のドライバーは、速度を上げたり、
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 オハイオ大学の先生から届いたメールのシグニチャーに、素敵なQuoteが使われていたので紹介します。映画カンフー・パンダ(Kung Fu Panda)に登場する亀の師匠(Master Oogway)の言葉です。 Yesterday is history. Tomorrow is a mystery. But today is a gift. That is why it is called the present. ―Master Oogway, Kung Fu Panda
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 マルコム・グラッドウェルのアウトライアーズ(OUTLIERS)では、日本(や中国)が米国よりも数学/算数ができる理由のひとつをその言語体系の違いに求めています。 たとえば数の数え方(The number system)を例にとると、日本語では「1”いち”」と「10”じゅう”」を知っていれば、その組み合わせとして「11」を”じゅういち”と呼ぶことの法則を理解するのはそれほど難しくないはずです。しかし英語では「1”One”」と「10”Ten”」を知っていても、「11」を”Ten-One”とは呼ばずに、”eleven”と呼び、そこには簡単に理解でき
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 羊土社のウェブ連載「研究者のための英語コミュニケーション」では、英語を話すことよりも、書くことが重要であると主張してきました。時間、資金、精神力・体力なのどリソースが無限にあるのならば英語を話すことと書くことの両方に磨きをかけることができますが、リソースに限りがあるのならばプライオリティーを決めなければなりません。 そういう前提のもとで、研究者は、英語を話すことを磨くことに比較して、独学の効く英語を書く能力を磨くことにまず専念したほうがトータルな「仕事力」を高める上では効率がよいというのが、私の考えです。 また、英語を話すこと・英語を書くこと
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 ”読みやすくて、知識が蓄えられる科学に関する書籍を厳選して紹介”しているポッドキャスト「ヴォイニッチの書棚」の52冊目で「研究者の仕事術」が紹介されました。 ヴォイニッチの書棚:52冊目 「研究者の仕事術」(6分39秒) 本当のプロフェッショナルな研究者とは終身雇用とは縁のない世界に身を置き、研究費を自ら枷がなければ次の年の食が保証されず、自らのキャリア戦略を自ら立案して研究に取り組む科学者のことです。 パーソナリティー樽町野久栄乃(Tarumachino Kueno)さんの一度聴いたら忘れられない癖になるナレーションを是非聴いてみてください
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 羊土社ウェブ連載中の「研究者のための英語コミュニケーション」では”グローバル化の進んだ今こそ研究者は英語ライティングの学習に時間をかけることが重要である”という主旨のもと、第1から3回では英文アブストラクトの書き方を、そして第4回目からは英文メールの書き方を解説しています。 このウェブ連載の第1回で,英語ライティングに重点を置いた英語学習法を推す根拠として,英語を書く(ライティングでのコミュニケーション)能力は,英語を話す(口頭コミュニケーション)能力に比べて独学で磨くことにより適している,そしてライティングでのコミュニケーションが今後のグロ
ボストンで13年働いた研究者が、アカデミック・キャリアパスで切磋琢磨する方法を発信することをめざします。 2024/02 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031» 2024/04 研究者が自分の研究成果を世に問うときに最も恐れるものとはなんでしょうか。まず最初に思いつくのがレジェクションでしょう。自分の仕事のクオリティーや、時にはその存在価値に対する辛辣なネガティブコメントほどショックものはないでしょう。投稿した論文が大きなネガティブコメントなく、無事アクセプトされた時にはほっとするものです。確かに短期的には世間やコミュニティーのネガティブな反応が最も恐れることで、大過なくやり過ごすことで良しとすることもあるでしょう。 しかし、長期的に見て最も恐れるべきことは”全く反応がないこと”なのです。ネガティブなコメントをくれた
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