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今回のテーマは「死者」です。より具体的には、葬儀や供養です。日本の仏教が、ほぼほぼ「葬式仏教」として成り立っていることは、周知の事実かと思います。よって、葬式仏教の前提である「死者」について考えることは、日本仏教とは何かを語る上で、欠かせないテーマの一つです。 大前提として確認しておきたいのですが、仏教は本来、死者を対象としたものではありません。私という生きた人間のための教えです。あるいは、私というやがて死ぬ人間のための教えです。ここは決してゆずれません。 とはいえ、さまざまな成り行き=縁が積み重なり、日本の仏教は死者に対するプロフェッショナルになっています。その「プロ」であることの意味を、どう受けとめるべきか。この点について考えるために役立ちそうな本を、わりと最近に出版されたものを中心に紹介していきたいと思います。 ①『「霊魂」を探して』 鵜飼 秀徳 著 [amazonjs asin=”
今回のテーマは「仏教と哲学」です。昨今、お寺を会場にした哲学の勉強会やトークイベントが、しばしば開催されているようです。おそらく、仏教と哲学の近さが意識されているからでしょう。 どう近いのでしょうか? 人間や世界の本質について、じっくりと考える点で近いのです。もっとも、哲学の目的が、その考えを徹底して突き詰めていく点にあるのに対し、仏教の場合は、あくまでもその考えが「覚り」や「救い」の役に立つか、といった点にあるのは、大きな違いかとも思います。 とはいえ、人類がこの地球上で行っている実に多様な営みのなかでは、両者はまるで「家族」のように類似した活動であると言えます。そして、その類似性について自覚的な人たちの書く本は、仏教がこれまで蓄積してきた、「じっくり考える」テクニックの現代的な可能性を、鮮やかに示してくれています。そうした本を、いくつかご紹介させていただきます。 ①『超越と実存: 「無
本記事は、浄土宗・月仲山称名寺の稲田 瑞規(いなだ みずき)さんよりご寄稿をいただきました。彼岸寺のコンテンツ「お寺の未来」の記事に刺激を受け、書かれたものとなっております。若いお坊さんの問題提起を、多くの方に共有していただければと思います。それでは皆さま、どうぞご一読くださいませ。 ———— 未来の話。もし仏教を学ぶ人工知能が誕生したら、仏教は、僧侶は、いったいどうなってしまうのだろうか。 未来といってもそう遠い未来の話ではない。近年、人工知能の技術は目まぐるしいほどに発展している。例えば、人工知能(AI)が映画の脚本を製作したり、人工知能が大喜利をするようになったり。 ※参考記事 「【世界初】大喜利ができる人工知能の開発者に会ってきた」 これらの人工知能のテクノロジーに共通するのが、インプットしたデータから自動で特徴を認識することができるシステム、いわゆるディープラーニングである。例え
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