サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
iPhone 16
iki-toki.jp
あなたは、人と関係を深めたり、人の心を開かせるのが上手い方だろうか? 営業先の担当者、上司・部下などの社内、家族、異性…。 誰しも、関わる人と心地良いい関係を築きたい、好かれたい、信頼を得たいと願う。 だが、気持ちが通じず、ギクシャクしたり、イライラしたり、悲しんだり…。 人の悩みの大半は、コミュニケーションの問題だと言っても過言ではないだろう。 人との距離感を縮めたいと考えるのはしごく自然なことだ。 だが、その距離感を見誤ると、「馴れ馴れしい」とか「よそよそしい」となり、誤解を招くことにもなりかねない。 日本語でいうところの「懐に入る」のが上手い人は、その「距離感」を直感的に知っているのかもしれない。 今回は、その人との距離「パーソナル・スペース」について考えてみよう。 パーソナル・スペースとは? 「パーソナル・スペース」とは、「個人的空間」を意味する言葉である。 「対人距離」とも言われ
美術からテレビ業界に移行した20代 ナカムラさんは高校性の頃から美術の活動を始められたのだとか。 現代美術のオタクだったんです(笑)。 大学時代では西麻布にあった現代美術館、PICA(ペンローズインスティテュート)にスカウトされて、アルバイトで作品を解説するスタッフをしていました。あと、世界中を巡って、価値がありそうな美術書の古書を買い付けてきて、東京で販売もしていました。 けっこう高く売れたんですよ。外国には毎月のように、異常なくらい行っていましたね。そういう経験が今の僕にすごく生きていると思います。 けれど、そんな自由に生きて行けるわけがないと思って普通に就職しました。 美術を仕事にしようとは思わなかったのですか? 自分の作品を作ったりもしていましたが、食べて行くのは難しいと思っていました。 美術をやっている人も別の仕事を持っていることも多かったですし。美術で生きて行く、という選択肢は
そろそろ桜の季節の到来だ。 花見を計画している人もすくなくないはずだ。 誰と何処で花見をしようか? 名所はどこか? そんなことを考え、調べていることだろう。 ここ日本は、桜の種類が実に豊富だ。 開花の時期も、種類によって若干異なるのは何となくお気づきだろう。 だが、花見で愛でるその桜、あなたは、その種類を分別できるだろうか? 景色を華やかに色めかせ、我々を癒し楽しませ、ぱっと散っていく桜たち。 もっと知ってあげようではないか。 桜の花の基礎知識を知り、愛でる。 桜の花の色、花びらの数、大きさ、咲き方など、違いを気にしたことはあるだろうか? “桜色”と一口に言うが、色は、淡紅~紫紅まで濃淡があり、純白や黄色・緑色の花もある。 花の大きさは、小輪(2.5㎝以下)~大輪(3.5~6㎝)などさまざま。 花びらの数は、5枚~300枚を超えるものまである。 咲き方には、花びらが重ならずに咲く「一重咲(
落語家になったのは運命、なのかもしれない 春風亭昇々さんが落語をやりたいと思ったのはどうして? お笑いがずっと好きだったんですよ。 切っ掛けは、関西学院大学の新入生歓迎会で、落語研究会の人から「見学に来ない」と誘われて行ってみたことでした。そうしたら面白い人が多いし、親切にしてくれたので入部しようと。それが落語との出逢いですね。 関西では漫才が主流だと思いますが、漫才には興味はなかった? 漫才の部活がなかったんです。サークルみたいなのはあったかもしれないけれど、部活としてちゃんとやっているのは落研しかなかった。 漫才はやってみたことあるのですが、2人の掛け合いがなかなか難しくて。呼吸を合わせるのが上手くいかなくて、すぐに嫌いになっちゃいました。 落語だったら自分で話を作って、自分で演じて、演出もできる。 そんなシンプルなところに魅力を感じました。古典落語はそんなに面白いとは思わなかったんで
「ユーモアのセンスがある」…これは、誉め言葉として使われる。 どんな男性が好き?と聞かれて「面白い人」と答える女性も多い。 人気のある上司や先生は、少し砕けていて、尊敬と親近感の両方を感じるような人ではないだろうか。 その面白さとは「ユーモア」だろう。 特に、男性に求められるセンスの1つだと言われるが、“ジョーク”や“ギャク”とはどう違うのか? その違いが分からず、失敗している人も少なくないようだ。 ビジネス、恋愛にもプラスになる「ユーモア」について考えてみよう。 ユーモアの語源とは? 「ユーモア」の語源は諸説あるが、ラテン語で「体液」を意味する医学用語「フモール」から来た言葉だと言われる。 人間の身体は乾いていては生きていけず、体液(湿り気)のバランスによって体調を維持している。 また体調だけでなく、体液の変化は、感情・気質も変化させると考えられていた。 それは、社会生活でも同様であり、
見るものすべてがキラキラした20代 武田双雲さんは東京理科大学理工学部情報科学科の卒業。普通なら書道家ではなく、エンジニアを目指すと思うのですが…。 アインシュタインが大好きで、宇宙工学や物理が好きでした。好奇心旺盛で、子どもの頃は『宇宙って本当にあるんだろうか』とか『人間はなぜ、生きているんだろう』とかばかり考えていました。 そういう意味では理系なんですが、理系人間でもなかったんですよ。人間界にあまり興味がなかっただけなんです。 「就職活動」というものも知りませんでした。友達のみんなが就職先を決めているのに、僕は就職活動をしていなかった。友達からびっくりされました(笑)。「就職活動する」という感覚がなかったんです。『何それ? 就職のために活動するの?』みたいな感じで。 僕は注意欠陥のようで、いわゆる「空気が読めない」性格なんです。人間の枠組みやルールが見えないタイプなんです。 大学の研究
265年もの間、長きにわたり天下を収めた徳川幕府。 その礎を築いた人物こそ徳川家康だ。 群雄割拠の戦国時代を生き抜き、大坂の陣・関ヶ原の戦いで天下統一を成し遂げた。 しかし、それまでの道のりは決して平らではない。 織田信長、豊臣秀吉という権力者に仕えながら、機が熟すまで我慢に我慢を重ねて手にした功績である。 家康の性格を一言で表すなら、用心深く粘り強い慎重な人物と言えるだろう。 「滅びる原因は自らの内にある」と家来や自分に言い聞かせ、常に用心を怠らなかった家康。 その根本にあるものは“我慢”だった。 そこで今回は、人生に役立つ「我慢の美学」を家康が残した言葉や史実から学んでみたいと思う。 鳴くまで待とうホトトギスの人生 愛知県の岡崎市で松平家の長男に生まれた家康。 6歳のとき織田家に人質として囚われ、その後、今川家の人質として静岡の駿府城で暮らすことになる。 桶狭間の戦いで信長が今川義元を
日本庭園や茶器などに触れた際、「わびさび」を感じたことはあるだろう。 「わびさび」…日本独特の「美意識」を表す言葉だというのは、何となく分かる。 だが、それを、はっきりと説明できるだろうか? 古くから伝わる日本独特の美意識と言われるが、西洋思考の感性とどう違うのか? 概念的とも思える「わび・さび」とは、一体何なんだろう。 わび・さびとは? 「わびさび」を、一つの言葉として認識している方は少なくないだろう。 本来、「わび」と「さび」それぞれ言葉の意味は大きく異なる。 わびは「侘しさ」、さびは「寂しさ」から来た言葉。 「さび(寂び)」は“古びる、色あせる、枯れる”など「表面的」なこと。 「わび(侘び)」は“気落ちする、悲嘆、鬱々”など「内面的」なことの意であった。 どちらも一見、ネガティブな意味に感じる。 だが、粗末で寂しい様子や感情が、やがて茶の湯や禅などに見る“精神性の豊かさ”と捉えられる
人の進化にとって、欠かせないモノを挙げろと言われれば、「火」は代表だろう。 ただ、「火事」を筆頭に人間が恐れたものでもあり、古来より火は、神・神霊として深く信仰されてきた。 日本人は、万物を神として捉えた。 むろん「火」もその例外ではない。 「八百万(やおろず)の神」という言葉が示すように、日本には実に多くの神々が存在し、さまざまな神事が行われている。 中でも、火を焚く祭りが日本全国に多数存在するのをご存じだろうか? 一度はその刺激を味わって頂きたい。 火を見る心理効果を知り、いざ火祭りへ 火には、波の音や風などにも見られる“不規則なゆらぎ”がある。 “1/fゆらぎ”と言われる自然なゆらぎに、心が落ち着いたり、リラックスするという経験は、誰しもあるだろう。 ローソク、暖炉、たき火など、暖色の炎を見ていると、ロマンチックな気分になり、一緒にいる人とお互いの距離が縮まったり、共感しやすくなるな
筆者はセックスレスの悩み相談を受け付ける夫婦仲相談所を運営している。 セックスレスの原因は100人100通り。 その中に男性側の問題”ED”があることも理解している。 男性側からはこんな弁明もある。 「結婚後5年も経って、妻が太ってきて色気もなんにもない。股間がおとなしくてもしかたない」 という、妻の見た目の変化を理由にEDになったという意見もある。 “ED”は俺のせいじゃない、妻が悪いんだという。「妻だけED」という言葉を聞いたことがあるだろう。 よそのおねえさんにはムラムラするけれど、妻には燃えない、キンコンカンにならない現象を指す言葉。 妻にとっては大変失礼な話だ。 女性側のリベンジ昼顔ワードとして「夫だけ不感症」を提言したいものだ。 冗談はさておき、“俺の股間”問題は、妻や彼女がいる男性にとっては自分だけの問題ではない。 勃起力が弱いからと言って俺が死ぬわけじゃないから放置しようと
お客様や社内でのミーティング、彼女との会話。 突然訪れる「沈黙」だ。 無理に話してみるも会話が続かず、焦る…。 そんな空気を変えるには、相手を少しでも知ることが必要だ。 日頃、いくつかのチェックポイントをおさえる習慣をつけてみてはどうだろう。 より良いコミュニケーションを築くキッカケになるはずだ。 観察力を鍛える あなたは、普段接している人の、髪型、服装、顔色など「些細な変化」によく気づく方だろうか? 今、相手が楽しいのか、不愉快なのか。 やる気があるのか、落ち込んでいるのか。 表には出さない裏側にある心理、すなわち「相手の気持ちを察する力」があるかないか。 それによって、物事の方向は大きく変わるだろう。 「観察力」とは、「物事の変化を敏感に察する力」である。 目に見える「視覚情報」から、どれだけ多くを収集できるか。 ただ、それだけではない。 その人の持つ雰囲気、声のトーン、息づかいなど「
幕末。それは260年の徳川幕府が終わりを迎える時代。1867年には徳川が政権を天皇に返還し、歴史的な大革命(大政奉還)が起きた年でもある。 そして、この出来事で忘れてならぬ人物といえば「坂本龍馬」ではないだろうか。 倒幕を決意し、明治維新の引き金となる「薩長同盟」を取り持った男。 しかし当初、薩摩藩と長州藩は犬猿の仲だったため、スムーズに同盟が成立しなかった。 龍馬おらずして成しえなかったと言われるほど倒幕の立役者である。 はたして龍馬は、どのようにして薩摩と長州の仲を取り持ったのだろうか。 そこで今回は、薩長同盟の重要な場面を切り取り、「心を動かす説得術」を龍馬から学んでみたいと思う。 【説得の心得その1】できない理由を探る 薩摩と長州の因縁は一言では語れない。 勢力争いに始まり八月十八日の政変、池田屋事件や蛤御門の戦いなど、互いが目の敵になる出来事が複雑に絡み合っていた。 そんな状況下
あなたにとって「懐かしい」と思うものは何だろうか? 祖父母の家、校舎、トロフィー、好きな人の香り、10代に聞いた音楽…。 それを想れば、一気に「ノスタルジー」に浸ってしまうこともあるだろう。 今、レトロや復刻版が、新しいものとして注目されている。 でも、あなたが「懐かしいな~」とノスタルジーに浸れるものは、単に古いものではないはずだ。 それに触れたと同時に「思い出」が蘇るものではないだろうか。 では、あなたが「懐かしい」と感じる時、それは、いつを思い浮かべているだろう。 今のアナタの行動は、いつしか「懐かしさ」に代わるだろうか? レトロに触れるメリットとは? フト、「レトロ」なものに触れ、懐かしさを感じる時、それはどんな心理的側面があるのか。 近年、さまざまな研究により、「ノスタルジー」が人生に及ぼす影響が挙げられている。 懐かしい気持ちは“二極化”しやすいと言われる。 「あの頃は良かった
あなたは、「心理学」に興味があるだろうか? 占いやオカルトめいたもの…と捉えている方も少なくはずだ。 実は、心理学にはビジネスの成功のヒントが、多く隠されているのだ。 それぞれ「成功」の定義は異なるが、共通点は、あなたが行ったことが評価され、商品が売れる・企画が通る・社内が上手くいくことではないだろうか? ある心理学の法則「返報性の原理」をご存じだろうか? これは、ビジネスはむろんのこと、人間同志の繋がりの上で、最も重要な原理と言えるかも知れない。 「返報性の原理」とは? 人には、「受けた恩は返したくなる」という心理がある。 人から何かをしてもらうと、相手に「お礼をしなければ申し訳ない」「しないと気が済まない」という気持ちが芽生える。 これを「返報性の原理」といい、アメリカの社会心理学者ロバート・B・チャルディーニが、セールスやマーケティングにおいて、人が導かれる心理・行動の1つとして提唱
朝、目覚めた時、股間はどれだけ元気だろうか? 「なんちゅう質問するんだ!セクハラだ」とスルーせず、この三日間のお目覚めタイムを思い出してみよう。 高校時代の目覚めタイムのときに比べ、大人しくなっているはず。 30歳を過ぎた頃から時々、気になり始める『俺の股間』。 お目覚めタイムのモーニングエレクション(=朝勃ちとも言う)は、ED診断のときにドクターから尋ねられる場合がある。 ノンレム睡眠の時に目覚めた場合は勃起していないので心配無用だが、レムだノンレムだと、そんなこといちいち把握できるもんじゃない。 陰茎の海綿体や血管が加齢やストレスで弱っちくなっている!ということは器質性EDの前触れ…を意識しておくのがよい。 私は、なんせセックスレスの悩み相談に長年取り組んでいて、セックスレスの原因にEDが関連することを重々承知。 あまりに真面目に取り組んでいたため、泌尿器科の学会で講演したり、ED診療
近年、九州本土から約60km離れた“ある島”が注目されたのをご存じだろうか? 「神宿る島」と呼ばれる「沖ノ島」だ。 “古代祭祀(さいし)の跡がほぼ手付かずの状況で保存され、世界的な価値がある” これにより、【『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群】として、2016年、ユネスコ「世界文化遺産」へ国内候補地として正式提出。2017年の登録を目指す運びとなった。 沖ノ島は、「島そのものが御神体」とされ、一般には一切立ち入ることができない。 無断上陸の際は、刑法が適応されるほど、その掟は厳しい。 だが、年に1度のみ、男性だけが、立ち入りと参拝を許される日がある。 ただし、それは約200余名のみの限定である。 あなたは、すでに「沖ノ島」を訪れたことがあるだろうか? 沖ノ島とは? 沖ノ島は、福岡県宗像市(むなかたし)の沖合から約60kmの玄界灘に浮かぶ周囲4kmの孤島である。 島内には太古の自然が残り、
漫画家とサラリーマン…二束のわらじ 漫画家になったキッカケは? サラリーマンより漫画家になったほうが、まず先なんです。 大学3年生くらいでデビューし、4年生のときには連載が始まっていたんです。 といっても毎月6ページくらいの連載だったので、とても食べていけるお金でもないし、まずは働きながら連載をと… サラリーマンより漫画家か後で決めようと問題を先送りにしたカタチで両方はじめたんです。 どうせ物を売るんなら、よく分からない製品より、趣味の玩具やプラモデルならサラリーマンとして頑張れるんじゃないかと思って玩具メーカばかりうけたんです。 まさにバブル期? バブルがハジけるまでは、ずっとイケイケでした。 会社は昨年対比30%アップの目標を立ててましたから。 「バブル期ってよかったんでしょ?」というんですけど、あのお祭り騒ぎのような日々を底支えしてたのは若手の営業マン。 今のブラック企業なんて当たり
あなたは「何か楽しいことないかな?」と呟く日々になっていないだろうか? そんな時は、特別なコトを求めている証拠だ。 しかし、あなたが普段“当たり前”にしていることが、他人には“特別なコト”かもしれない。 「ハレ」と「ケ」という言葉やその意味をご存じだろうか? 「ハレの日」とは「特別な日」、「ケ」とは「普通の日」。 漢字では「晴」と「褻」と書き、日本を代表する民俗学者・柳田國男が、暮らしの「区切り」を表した日本古来の言葉である。 それら大切にしてきた先人達の「ハレ」と「ケ」が、現代人は曖昧になっていると言われ久しい。 今一度、日々の「暮らし方」を、ちょっと考えてみたい。 ハレとケとは? 「ハレ(晴)」は、「晴れ着」「晴れ姿」「晴れ舞台」などを見れば分かりやすい。 「ハレの日」とは、単調な日々の暮らしに「区切り」や「けじめ」を付ける日である。 日本には、さまざまな“節目”がある。 年中行事には
前回の男の色気で女性をドキッとさせろ!男のエロス放出方法とは?(ボディ編)に続き今回は、日々心がけたい行動・習慣編。 男力を発揮する動作は率先して やさしい雰囲気の男性、中性的男性が増えてきている。 女性はそういう男性も好きだが、「ヤルときゃヤル!」系のオラオラ男性に心をかき乱されるのは確かだ。 重い荷物を持っている人をみかけたら腕まくりをして助ける。 高いところにあるものを取ろうとしている人を見かけたらさりげなく取ってあげる。 寒い日、暑い日の買い物は「俺が行く」と一番先に走る。 職場でも家庭でも「男がやったほうが効率がいい」と思える仕事は率先してやる癖がつくと女性の目が変わってくる。 “俺=〇〇系” の概念は捨てる 俺=理系だから文系仕事は無理。 俺=運動音痴だからスポーツは無理。 俺=インドア派だからフェスは無理。 俺=めんどくさがりだからブログは無理。 大人になってくると”自分の器
あなたが住む地域では、変わった「祭り」はあるだろうか? イベントとして楽しいものだが、「祭り」とは、本来 神様を「祀る(まつる)」という意味がある。 日本には「八百万(やおろず)の神」という言葉が示すように、実に多くの神々が存在する。 土地や家、気象の神もいれば、動物、植物にも神が宿ると言われるなど、日本ならではの神観念がある。 祭りは、その神々を迎え「感謝」と「祈願」を込めて、神様をもてなすためにおこなう。 そんな祭りにも、「奇祭」と呼ばれるものがある。 中でも、「生殖器崇拝」という、「性の祭り」をご存じだろうか。 あからさまな“男根”や“女陰”を象徴として崇めるという、一見奇妙な祭りである。 男女の性器を模した遺跡は、縄文時代から存在していたとされるほど、古来より継承されてきた。 生殖器は、命の源として「神聖なもの」とする考えがあるのだ。 そんな意味を知りつつ、今回は、日本全国に点在す
寿司・蕎麦などを食する際に、欠かせない「山葵(わさび)」。 その独特な風味と色彩は、料理をさりげなく華やかにしてくれる。 今や「WASABI」として海外でも人気が加速しているが、その魅力は風味や美味しさだけではない。 特に、西洋わさびとは異なる、日本の「本わさび」が持つ効能の素晴らしさをご存じだろうか? わさびの学名は“Wasabia japonica”。 日本原産の香味野菜である。 その歴史は、飛鳥時代にまで遡るほど、日本人との関りは深い。 改めて、日本が誇る「山葵(わさび)」の魅力を了知し、堪能していただきたい。 日本人にとって“わさび”とは? わさびは、薬味として親しまれているが、もともとは“薬草”としての利用が始まりとされる。 現代にいたるまでの歴史を追ってみたい。 飛鳥時代 飛鳥京遺跡(奈良県明日香村)から、「委佐俾(わさび)三升」と書かれた木簡(木の札)が出土した。 “わさび”
今日あなたは、何回笑っただろううか? 笑い声の絶えない家族・職場・友人…そんな日常はとてもいいものだ。 だが、ストレスフルな日々、人が最初に失うものといえば「笑う」ことではないだろうか。 「笑う門には福来る」。 “どんな時にも笑いを絶やさなければ、やがて幸福はやってくる”という諺。 言いかえれば“笑っている暇はない”と、日常から笑いを失えば、幸福は来ないとも言っている。 「福来る」ため、改めて「笑う」ことを紐解いてみたい。 赤ん坊から学ぶ「笑う」 「笑う」ことは、人が生まれ、健全に発育していくプロセスに深く関っていると言われる。 笑いは身を守る本能 生まれて間もない赤ん坊が、ニコッと笑う。 もう何かが分かるかのように見えるが、これは「生理的微笑(新生児微笑)」と言われ、あくまでも、意志とは無関係な“筋肉反射”の1つとされている。 もし、赤ん坊を抱っこもせず、話しかけもしなければ、死に至ると
「男の色気って何だよ…」「抱かれたい男に俺は選ばれてるのか」。 ふと頭に浮かんだことがあるだろう。 いい服を着て、ヘアスタイルをキメただけで簡単に色気が出ると思ったら大間違い。 どうすれば「彼ってセクシー」と感じてもらえるか考察してみよう。 私は男女の問題を解決する仕事をしているので、周りの男性をセクシーかどうかという視点で観察するようになった。 たとえば電車の中での男性の様子が興味深い。 一人で移動中の男性は”無防備”。 自分の目の前に、よほどの美女が座ってない限りは居眠りしたり、スマホをいじったり、漫画を読んだり…。 おそらく自宅の部屋でもこういう感じかなあと思わせる。 しかし中にはスマホをいじっているだけでも「ハッ」とする色気を醸し出している男性がいる。 物憂げな表情、しなやかな指のさばき。 友達や同僚のみならず、周りの同性を観察してエロスを放出する方法を盗むことをオススメしたい。
ダイエット、ジム、読書、英会話… 年始に何かを始めようと、志した人も少なくないはずだ。 決心もつかの間、普段の生活になり「三日坊主」で終わってしまう。 その度に「また続かなかった…」と小さな自信喪失に陥ったりする。 それでも、また思いつきで何かを始める、なんてことは誰にでもあるだろう。 だが、果たしてそれは、そんなにダメなことなのだろうか? 今回は、「三日坊主」について考えてみたい。 「三日坊主」の由来とは? 「三日坊主」は、もともとは仏教からきた言葉。 三日は、実際の数字ではなく、ごく短い期間のこと。 坊主は、坊(僧の住居)の主のことで、一般に僧を坊主と呼ぶ。 「三日坊主」とは、「飽きっぽく、何を始めても長続きしない人」とはよく知られている。 由来は、仏門に入ると決心したものの、修業の厳しさに耐えられず、娑婆(シャバ)の生活の恋しさに「短期間で俗人に戻ってしまう坊主」から生まれた言葉であ
この季節になると、食したくなる一つは、「おでん」ではないだろうか。 今やどこのコンビニでも「おでん」はレジ前に並ぶ。 ついつい温かさを求めて、手を伸ばしてしまうのではないだろうか。 「おでん」も他の鍋料理同様、実は地域によって異なるのをご存じだろうか? あなたが定番の具だと思っているものが、お店やコンビニのメニューに存在しないのは、そのせいかも知れない。 郷土色豊かな「おでん」を探ってみよう。 おでんの元祖は「田楽」 「おでん」はもともと、豆腐を串に刺して焼き「味噌」をつけた「豆腐田楽」が進化したもの。 室町時代に「田楽」に丁寧語の「お」をつけた「お田楽(おでんがく)」を略して「おでん」と呼んだのが語源とされる。 江戸時代には「醤油味」の「煮込み田楽」が親しまれ、その後、ダシ汁や具材は、地域文化とともに進化していった。 おでんの「付けダレ」には、何もつけない派もいるが、「和からし」が主流。
あなたは、普段 お風呂派、シャワー派だろうか? 水道代、ガス代がもったいない。時間がもったいないと、シャワーで済ませてしまうという方も少なくないだろう。 お風呂派の方でも、自家風呂で思う存分、足が伸ばせるという人も多くないはずだ。 足を伸ばして入浴となると、休日にスーパー銭湯に行くのも1つの手だろう。 だが、サウナ、ジャグジー、さまざまな種類の設備があるスーパー銭湯を、平日の貴重な時間に費やすのはもったいない。 そこで、「平日銭湯」を選択にいれてみるのはどうだろう? 風呂の効果を改めて知る 入浴は身体の汚れを落とすだけでなく、特にお風呂(湯船につかる)ことは、シャワーでは得られないメリットがある。 1.温熱作用 カラダが温まることにより、血管が広がって血流が良くなるため、筋肉のコリがほぐれる。 新陳代謝も高まり、疲れの元となる乳酸などの不要物の排泄を促すため、疲労回復につながる。 ぬるめの
あなたは毎年、「おせち」を食するだろうか? 今やおせちは、百貨店やスーパー・コンビニでも販売し、その形も和食に限らず、中華・フレンチなど様々に形を変えているものも多い。 贅沢な方は料亭、旅館・ホテルなどでいただく方もいることだろう。 しかし、おせちもいいけどカレーもね。というCMが存在するように、正月に「おせち」を頂かないという方も少なくないだろう。 お正月の過ごし方は多種多様であるが、初詣に出向いて祈願をするならば、おせちも同様にとらえてみてはどうだろう。 あらためて「おせち料理」に込められた意味を確認してみよう。 おせちの由来 「おせち」は、漢字では「御節」と書き、季節の変わり目(節日)に、「神様に供える料理」である【御節供(おせちく)】が語源とされる。 「御節供」は、奈良時代から平安時代にかけて、宮中行事の節句を祝う「節会:せちえ」という宴の料理の1つであった。 節句には、今で言う「
大晦日、紅白も後半になってくると、どこからか聞こえてくる「除夜の鐘」。 あなたは、毎年のその「音」に耳を傾けているだろうか? 大晦日から新年にかけて、海外では音楽や花火を上げるなど賑やかに過ごす事が多い。 静かに鐘の音が響くのは、日本ならではだ。 そもそも、除夜の鐘の由来や意味をご存じだろうか。 伝統行事にも変化が見られている昨今、ふと、古き良き風物詩が貴重であると気づくこともあるだろう。 年の瀬に、日本の伝統文化の代表である「除夜の鐘」の意味を、あらためて見直してみたい。 除夜とは?…大晦日に鐘を鳴らす意味 除夜の「除」には、「古いものを捨て、新しいものに移る」という意味がある。 大晦日は、「古い年から新しい年に変わる」一年の最後の日であることから「除日(じょじつ)」とされ、その夜を「除夜」と呼ぶ。 では、なぜ除夜に鐘を鳴らすのか。 仏教において「鐘の音」には、「煩悩(ぼんのう)」をはら
あなたは、普段「諺」を意識しているだろうか? それらを、仕事や暮らしに生かしている人は多くはないのではないだろうか。 まして、知っているつもりの諺でも、誤った解釈や、ほんの一部の意味しか知られていないことも多い。 先人達の知恵の宝庫として生まれた多くの「諺」。 せっかくならその意味をちゃんと理解し、ヒントを探ってみよう。 今回は「百聞は一見に如かず」をピックアップしてみる。 「百聞は一見に如かず」意味を再確認 「百聞は一見に如かず」とは、“何度も人から聞くよりも、一度でも実際に自分で見た方がよくわかる”ということ。 さらに、“何ごとも自分の目で見て確かめるべきだ”という、2つの意味合いがある。 由来は、中国・漢の時代の将軍であった趙充国(ちょうじゅうこく)の言葉とされる。 趙充国は、当時反乱を起こしたチベット系民族の羌(キョウ)族を鎮圧するための戦略を、漢の宣帝から尋ねられた。 宣帝は相談
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『IKITOKI~“粋”を考察・体感し、心に刻む。』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く