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お久しぶりです、KAKKAです。 ex-MIXI Advent Calendar 2023の最終日の記事として書かせていただきます。 今回は特に僕のアジャイルキャリアについて特に振り返って考える機会があったので、アジャイルキャリアについてフォーカスを当てて書きたいと思います。エンジニアも2足の草鞋でやっていましたが、この記事では技術的なお話はごっそり省略していてます。 もう会って話すこともできないし、文章で書いても届かない人向けに、それでも文章として残しておきたい感謝の気持ちを合わせてここに記したいと思います。 アジャイルキャリアスタートと最初のコーチとの出会い 僕のアジャイルのキャリアのスタートは新卒で入った会社である株式会社ミクシィ(現MIXI)からスタートしました。 このブログの過去記事でも書きましたが、2012年頃に全社的にアジャイル変革が行われました。その頃は日本でもまだアジャイ
スクラムは、理解は容易、習得は困難 スクラムは、理解は容易ですが、習得は困難です。基礎を学び、ルールや推奨方法を理解した後でも、実際のプロダクト開発では理想通りに進まないことが多々あります。しかし、プロジェクトを前に進めることは非常に重要です。スクラムの理想を追求しすぎてプロジェクトが進まなくなると、スクラム自体がアジャイル変革を阻害する要因になる可能性があります。そのため、常に理想を目指しつつも、現実的な最適手段を選択し、その手段が心地よく感じられるようにすることが重要です。今回は、私がさまざまなチームを見てきた中で感じた「現実的最適手段」について考えてみたいと思います。 プロダクトバックログアイテムをINVESTにしたい INVESTはスクラムのルールからは外れるものの、理想的なプロダクトバックログアイテムの形であることは言うまでもありません。しかし、クロスファンクショナルチームであっ
あれから 前回は退職ブログ「2015年から働いていたDrivemodeというシリコンバレースタートアップ(2019年にホンダグループ入り)を、先週に最終出社として退職をしてきました。」を書かせていただきました。あれから長らく有給消化期間となり、今月の12月15日までDrivemode社員でしたが、実際11月ごろから先行して働かせてもらっており、12月16日付けで無事正社員として入社いたしました。タイトルの通り、家族アルバムサービス「みてね」のエンジニアリング組織マネジメントをやります。 家族アルバム「みてね」サービスについて すでに1500万ユーザーを突破し、日本国内ではママやパパの半数となる47.1%の方が利用しているという、結構とんでもないサービスになってきています。そして意外と知らない人もいるかもしれませんが、これMIXI社の事業なのです。僕は新卒でMIXI社にエンジニアで入社しまし
2015年から働いていたDrivemodeというシリコンバレースタートアップ(2019年にホンダグループ入り)を、先週に最終出社として退職をしてきました。 そもそも後述するホンダのDXは、とてもうまく進んでいましたし、仲間も増えましたし、これからもっとやっていくぞという気持ち満々だったのですが、とても無視できない良縁があり、Drivemodeを退職することとなりました。 体が2つあるならば・・・と思っているところです。 Drivemodeジョイン(2015/02)〜Exit(2019/09)まで シリコンバレーのスタートアップエンジニア ひたすらエンジニアやっていました。画像はメインのAppリポジトリのものです。 「シリコンバレーのスタートアップ」を存分に楽しみました。いくら働いても燃え尽きることなく、ずっと走り続けられました。ピッチコンテストや技術カンファレンスに登壇したり、雑誌やネット
お久しぶりです、DrivemodeのKAKKA(@KAKKA_Blog)です。 CTOA Advent Calendar10日目のバトンを受け取りましたので書かせていただきます。 ソフトウェアエンジニアとしてシリコンバレースタートアップやメガベンチャー、日系大企業など多様な組織で働き、その中でもっとエンジニアリングを効果的にしようと色んな仕事に手を出していたらもはやコードを書く機会がほとんどなくなってきました。そのシリコンバレースタートアップが某自動車メーカーにExitした流れで、現在はDXをリードするお仕事が多くなってきてます。 今回はDXってなに?なんでやるの?どうやるの?みたいな超レッドオーシャン的な記事を改めて自分用に書いてみようと思いました。よって本記事は筆者自身がDXに真剣に向き合うにあたって、過去の知識や経験をもとに日々考えていることを整理しながらアウトプットしているため、リ
はじめに TDDやインクリメンタルな開発について学び実践する機会があったので、今一度振り返り、記事にしておこうと思う。 ソフトウェアとして目指すべき所 ソフトウェアを開発するにあたり、このソフトウェアの目指すべき方向性とは一体なんなのかふと考え直す必要があるシーンに遭遇する。よくあるパターンでは、不確実な仕様を満たすことに注力したり、技術的品質に異常にこだわったりするあまり、"Things Right"なものにならない、またはなるのが非常に遅くなるパターンだ。もちろん言わずもがなそれは大事なことではあるが、そのソフトウェアが、必要とされるときに使われなかったら、それはただのToyとなってしまう。 世の中に広く普及しているソフトウェアで必ず共通しているものが、「価値がある」ということだ。しかし価値があるだけでは、数年間に渡りメンテナンスを強いられるようなソフトウェアになることだってある。これ
KAKKA is not 閣下 Drivemodeというシリコンバレーのスタートアップでエンジニア、2019年9月に某自動車会社にExit、某自動車会社のDX推進のリード、「みてね」のエンジニアリング組織マネジメント。 CSP-SM(認定スクラムプロフェッショナル)、メタルドラマー。 ex:Drivemode(Honda), Drivemode、リクルート、MIXI、NAIST Twitter→@KAKKA_Blog
はじめに 「技術を財務で表現する」という素晴らしい記事を見かけました。 CTOの頭の中:技術を財務で表現する|Shin Takeuchi|note GP(総生産力)。GPってのは僕が勝手に名付けた名前で「Gross Productivity」の略にしています。要するにエンジニアチームの総生産力を表しています。 僕の視点からすると、現代のIT企業の内製エンジニアチームって凄く特殊で、バランスシートにやってくる「システム」資産を作る力のことと言っても過言でない。もう少し言葉遊びすると「作る」というより「作り続ける」力。流量のようなイメージでしょうか。 Gross Productivity(総生産力)という言葉、いいなぁと思いました。昨今のエンジニアリング組織の生産性向上はまさにここの数字をあげることかと思います。 そして「作り続ける」という言葉選びも重要です。一般的に人的なエンジニアリングリソ
はじめに 表題の通りEOF2019に参加してきました。素晴らしいセッションの率が非常に高く、個人的には今まで参加したカンファレンスの中でも、トップレベルで満足度が高かったです。 EOF2019とは?eof-github.github.io eof.connpass.com EOFは「エンジニアリング組織をもっとオープンに」をビジョンに掲げるイベントです。 主にプロダクト開発や組織開発をテーマとしたカンファレンスです。セッションがメインではありますが、OSTによる参加型ディスカッションも行われていました。 素晴らしい発表はぜひシェアしたいとおもいつつ、自分の状況や意見も交えながら書いていきたいと思います。 筆者の背景 ここ最近組織開発という分野に熱狂的に取り組んでいるところです。これまでの自分の経験から、自分の力で組織論を組み立て、いざアウトプット、実行を行うときに、言葉選びや表現の仕方にか
グローバル組織においてのマネジメントの難易度は非常に高く、頭を悩ませている人も多いかと思われます。 また優れたリーダーはIQ(知能、専門性、知識)とEQ(対人関係能力、心の知能指数)が高い人だと考えられてきましたが、グローバル化が進むにつれて、これらの人がグローバル組織において失敗することが増えています。 この流れで新しくCQ(多様な文化的背景に効果的に対応できる能力、文化の知能指数、Cultural Intelligence)という概念が重要と考えられるようになってきました。 CQの高さは、語学力の高さと海外経験の多さとは無関係です(もちろんあったほうがいいですが)。*1 さらにグローバル組織にとどまらず、近年では新しい文化の企業が多々出てきており、同じ国でも、同じ業界でも会社や組織によって様々な文化があり、このCQの高さはどんどん求められることになるかと思います。 今回はそのCQの一部
今回は組織論についてのトークイベントに参加してきたので参加レポートを書きます。 せっかくこのブログもあるんだし、ブログ枠で参加登録したので、ブログ書かなきゃいけないですね。 イベントページはこちら。 connpass.com それぞれこれらの本の著者がパネラーでした。 麻野耕司さん: THE TEAM THE TEAM: 5つの法則 [書籍] - Google 検索 広木大地さん: エンジニアリング組織論への招待 エンジニアリング組織論への招待: 不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング - Google 検索 トークの内容 まずはトーク内容がどんなだったかを紹介し、その後に自分の考えや感想を書いていきたいと思います。 なのでこの章で書いてることは私が思っていることではありません。なるべく忠実にパネラーの伝えたいことを書いてみます。 基本的に話のアウトラインは、麻野さんのTHE TE
Drivemodeというスタートアップにジョインしてから4年が経ちました。ジョインした(入社すると決めた)当時はまだシードラウンド以前であり、ファウンダー4人+エンジニア2人という状態でした。ですが今となっては組織も数十人規模まで大きくなってきています。 組織が大きくなるにつれ、様々な組織やマネジメントの問題に遭遇するようになり、今後もこれらと真剣に向き合わないといけません。 本記事では、これまでの経験を踏まえて、組織の成長に伴ってどのようなアプローチで組織や文化を構築すれば良いか、考えをまとめて書きます。 常に管理されたプロダクトバックログの重要性 いきなりですが、まずプロダクトバックログの話をします。 常に管理されているプロダクトバックログというものは非常に大切です。プロダクトバックログとは目的地に向かうための道筋であり、そこが空になっていたり、でたらめな状態だと、車(プロダクト)は暴
こんばんは!12月になったのでブログを開設しました。 というかこの記事はex-mixi Advent Calendar 2017 - Qiitaの2日目担当の記事なので、そのためにブログ開設したと言っても過言ではありません。 1日目のmasartzさんお疲れ様でした! ex-mixiつまり株式会社ミクシィを卒業した人のくくりなので、多分少しくらいエモい話は入りますよね。 なので技術的な話オンリーならばQiitaに書いていたのですが、Qiitaでこの記事書くとちょっとあれなので。 自己紹介 2011年にmixiに新卒入社し、日記やつぶやき機能の開発エンジニアとして働いていました。 学生のころはずっと理系で、音声や雑音抑圧に関する信号処理を研究していたので、プログラムは書いていましたが、WEBエンジニアというくくりではほぼ初心者で入社しました。 入社当初は本当にもうどうしようかと思うくらい意味
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