子供の足の裏や手のひらに生じるウイルス性いぼで、魚の目に類似 ミルメシアとは、ヒト乳頭腫(にゅうとうしゅ)ウイルス(ヒトパピローマウイルス)1型が皮膚に感染して、子供の足の裏や手のひらにいぼができる疾患。 ウイルス性いぼ、すなわちウイルス性疣贅(ゆうぜい)の一種で、足の裏や手の平に多くは単発性に生じ、多発しても融合することはありません。 足の裏にできるミルメシアは学童期の子供に多く発症し、素足になる学校のプールサイドや脱衣所の床などで接触感染するとみられます。皮膚の弱い子供やアトピーを持つ子供に、比較的多く感染すると見なされます。 皮膚面からドーム状に非常に硬く隆起したいぼで、全体は赤色調ですが、中央部がややへこんで白っぽい色で、形が蟻塚(ありづか)に似ています。 足の裏にミルメシアができた場合は、体重が掛かって、いぼがめり込んでしまうため、歩く時に不快を感じたり、小石を踏んでいるように痛