サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ドラクエ3
kyoyamayuko.hatenablog.com
出典: ヘイト目的で使われ続けた「カエルのペペ」、作者が奪還を断念して公式で葬式を行う - GIGAZINE ここでは時事ネタは避けたいと思いつつ、小山田圭吾さんについていろいろ考えさせられることがありました。最近、kobeniさんの小山田圭吾の「イジメ発言」を検証したblogを読んだのですが、原典まで辿らずネット(特に2ちゃん)で拡散した情報が折り重なりあって、もともとの雑誌インタビューの文章を超えて「小山田圭吾」像が作られていき、社会に拡散し、国家的行事オリンピックの開催式に関わったことで壮大に炎上し、祭となっていったことが克明に記されています。 kobeniさんの記事を読んで既視感がありました。まるで映画「フィールズ・グッド・マン」みたいな話じゃないか。 kyoyamayuko.hatenablog.com 映画フィールズ・グッド・マンでは、ゆる~い学生の日常を描いたカエルのぺぺが、
ワクワクするタイトルです。 新しい社会ってどうやって生まれてくるのだろうか。 ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』*1をもじったタイトルなのがわかります。 著者は2010年代にひろがったミニマリズム(最小限主義)の現象と消費社会論を絡めて、ミニマリズムが資本主義を超克する現象の表れなのではないかとまとめていきます。 こんまりからゆるりまい、phaや大原扁理から欧米の流れ、最後は禅の流行などミニマリズムの現象を紹介し、資本主義の主要価値観(精神、エートス)を相対化する現象であることを示す。これらの現象を「ミニマリズム」という概念でくくることには感心しました。 でも一方で、事例や理論の網羅的、羅列的な紹介にとどまるので何が核心なのかは結局わかりません。特に欧米のミニマリストの事例を見る限り、プロ倫のキリスト教的禁欲、行動的禁欲と何が異なるのか分かりません。 この本の大塚久
近代の「自立/自律した個人」ではない生き方の模索として、前回は90年代後半以降に社会に広がった厭労働感についてまとめた。 kyoyamayuko.hatenablog.com 働きたくない。働けない。あんなに頑張れない。なんで働かなければいけないのだろう。安定した大手企業に勤めるために小学校時代から受験勉強のラットレースして、良い大学へいき、就職しても報われない。なんでこんなに苦しいんだろう。頑張っても報われない。働いても報われない。この生きづらさを変えていこうとする動きが現れます。 前史ー法政の貧乏くささを守る会から「素人の乱」へ デフレの不景気、就職氷河期時代に起こった運動が90年代半ばの松本哉*1の「法政の貧乏くささを守る会」でした。法政大学は学生運動の牙城の一つでした。90年代半ばまで法政に限らず明治大学など左翼の「アジ文の立て看板」がありました。しかし、大学の再開発で古臭い建物が
近代の「自律/自立した個人」ではない生き方の模索として、前回はコミューンまで書きました。その続きです。 kyoyamayuko.hatenablog.com 「半分降りる」生き方を書く前に、もう一つ押さえておきたい生き方を書いておこう。 脱サラ、フリーター 日本では1970年代に総中流社会に突入して、新卒一括採用・終身雇用が当たり前になりました。2021年の今の時代では信じられないのですが、バブルとミニバブルが崩壊するまで、就職するということは「敷かれたレールの上を走る」、「社会の歯車」になることが苦痛だという悩みがあった。今では想像がつかない苦しみだと思うので説明をすると、新卒で就職すると定年までその会社で働く、つまり60才までの生活が想像がつき、繰り返しの毎日を想像するだけでうんざりするという感情があったのだ。この時代は大企業が倒産することなんて「ありえない」と信じられた時代です。まぁ
こちらの記事の続きです。今回は里見甫を中心にまとめていきます。 kyoyamayuko.hatenablog.com 『日中を懸ける』を読んで東亜同文書院について興味を持ちました。この本は巻末に索引までついているのですが、里見の名前は一切出てきません。私の中では里見甫は阿片王であり、東亜同文書院の名前は里見甫で知ったくらいなのにです。 私の勘違いかもしれないので里見甫について知りたくて積んでいた佐野眞一の『阿片王』をつい読んでしまいました。東亜同文書院、これは真っ黒ですよね。GHQにスパイ学校と言われるのもわからないでもない。東亜同文書院の中国語能力と学縁ネットワークがなければ、ここまで中国大陸に網はかけられないだろう。。。。『日中に懸ける』の著者藤田佳久氏は、ダークなものに向き合って歴史を書いてほしいですね。臭いものに蓋をしてよいことだけを書いた『日中に懸ける』はよいしょ本の域を出ません
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『kyoyamayuko.hatenablog.com』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く