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ドラクエ3
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緊急事態宣言前の生活に戻れば、7月中に東京都内で再び大きな流行が起こる可能性があるー。厚生労働省のクラスター対策班で感染防止対策に取り組む北海道大の西浦博教授らの研究チームが、5月下旬までのデータをもとに試算したことが分かった。 5月下旬までの都内のデータで試算、飲食店での接触低減求める今回試算したのは、感染症数理モデルを利用した流行データの分析を専門とし、厚生労働省のクラスター対策班で実際に対策に取り組んでいる北海道大学の西浦博教授らの研究チーム。5月下旬までの東京都内の感染状況のデータを基に今後を予測したところ、流行前のような生活を続けた場合、7月中に東京都内の感染者数が1日100人以上になる可能性があるとの試算が出たという。 試算では居酒屋や接待を伴う「飲食店」「医療機関」「福祉施設」等で人との接触を30〜50%減らせば、新規感染者数については低い水準を保てるともしている。ただ現実的
2020年4月18日、日本感染症学会のシンポジウムが開催され、現在日本の新型コロナウイルス対策にかかわる厚労省の専門家会議、クラスター対策班のメンバーの多くが登壇した。講演のなかから一般の方にも有用な内容をお届けする。 「無症状、あるいは軽症のほうが放出するウイルス量は高い」現在クラスター対策班で全国の感染状況を解析する立場にある東北大学大学院医学系研究科 微生物学分野 教授の押谷 仁氏が登壇し、これまでクラスターを調査した中から得られた知見を共有した。 このウイルスの感染メカニズムを説明する中で、押谷氏は「症状の重症度と感染力の高さはリンクしておらず、むしろ無症状、軽症の患者のほうがウイルス量は高い」と指摘した。また複数のクラスターを分析した結果わかったこととして「高齢者の方が他の年代より放出するウイルス量が高い」ことも示した。 権威ある論文誌New England Journal of
ここ数日医療現場から危機感を訴える声や声明が相次いでいるが、集中治療の専門家集団も大きな警告を発した。2020年4月1日、日本集中治療医学会が理事長声明を発し、日本の集中治療体制は脆弱でありイタリアのそれにも劣るとし、感染爆発が起きた際は、医療崩壊が予想よりも早く起きると危機的な状況を表明した。 ICU病床数はイタリアの半分以下 必要人員も足りず日本医師会に続き、新型コロナウイルス感染症の重症患者に対応する専門医の団体が声を上げた。日本集中治療医学会が西田修理事長名で声明を発表、主に医療関係者に対してではあるが、集中治療体制がすでに逼迫していることを訴えた。 声明によると、重症患者を収容することになるICU(集中治療室)の病床は10万人あたりわずか5床程度であり、すでに医療崩壊が起き、日本よりも高齢化していない(世界2位)イタリアのそれより、さらに半分以下だと指摘。さらに日本の医療体制では
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