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衆院選
mkawano.hatenablog.com
先日あった、いつもの研究会で、企業が大学卒業生に求める能力についてのお話を聞きました。情報教育のなかで、企業に入ったらいろんな能力や知識が必要だから大学で身につけてほしい、という趣旨のお話だったんですが、大学で教えている人間として、この手の話は腑に落ちないところが多いんです。 これまで企業に入ってから教育してきたことの一部を大学のあいだに教育してくれ、と聞こえるんですよね。たしかに(少なくとも今の)大学には、ある種「就職予備校」的な機能がありますから、社会のしくみや仕事よりの専門性に関することも多少なりとも教育してたりしてます。でも、企業に入んなきゃわからないことまで、大学では教えられませんよ。決済がどーのこーの、報告書がどーのこーのは、企業でちゃんとやってください。そのためのOJTじゃないのかなぁ。 で、一番問題なのは、本当にそんな教育を大学でする必要があるのかということです。最近はてダ
はてブのホッテントリに、id:higeponさんの「オンラインで動画・音声・教科書を無料で公開している大学の講義・授業まとめ」という記事があがっています。はてブのコメントとか見てみると「これはすごい」「これはいい」「まとめ」などのタグが書かれています。でも、eラーニングとか教育工学とかやっている人は、そういう感想は持たないだろうなぁと思います。「日本もやっと一般の人も注目するようになったか」というのが、正直な感想かもしれません。 まとめとして挙げられているのは、MITのOCW(オープン・コース・ウェア)や日本を含め各国のOCWを中心としたものです。実際にはこの何百倍もの、教育のためのコンテンツがネット上にはあると思います。たとえば、向後先生@早稲田大の「dfltweb1.onamae.com – このドメインはお名前.comで取得されています。」なんて、2004年から公開されており、非常に
以前から、「インターネットの教科書をつくる」と発言していた、MIAU(インターネット先進ユーザーの会)が、先日インターネットリテラシ読本「”ネット”と上手く付き合うために」をPDFで公開されました。クリエイティブコモンズの「表示・継承」ライセンスで公開されているので、MIAUの名前を表記すれば、無償で複製・配布ができます。 インターネットリテラシ読本「”ネット”と上手く付き合うために」公開 - MIAU MIAUがネット教科書を公開、非匿名性やメール依存症を説明 (INTERNET Watch) MIAUとしては、今回のは序盤にあたるもので、教育現場からのフィードバックを得ながら、読本の充実を図りたいそうです。 情報リテラシー、情報モラル関係を仕事としてやっているものとして、読本の内容をチェックしてみました。これまでMIAUが主張してきたことには基本的に同意でしたので、表紙も含めて23ペー
昔の、GUIも大したツールも何もないパソコンの時代は、たしかにプログラミングに価値があったし、取り組みやすい道具(BASICとか)がありました。 しかし、現在はどうなのかなぁ、と情報教育の末端を務めさせてもらっている立場として、よく考えます。今日、はまちちゃんの記事をみて、「なるほどっ!」と思いました。あれもこれも最初っからできる、今のパソコンでは、プログラミングはかえって小難しいい存在なんですよねぇ。 今時のコンピュータは、何か押せば、たいていきれいな画面がでてくるから、 自分で作るにしても、なにかそういうものじゃなくちゃ、たぶんピンとこない。 黒いコンソール画面に文字が出るだけのプログラムや、 ファイル内容が変化するだけのプログラムなんかつくっても、 なんの役にたつんだよとか思いながら因数分解の勉強させられてる気分になっちゃうかもしれないね。 初心者はWebアプリを作るべきじゃないのか
付箋を付けながら読書をし、その付箋を生かして再読したり、ブログに書評を書く活用術の紹介。以前の日記で、ポストイットを活用した読解の本を紹介しましたが、結構参考になりました。 紹介した付箋を使用しての私の読書ステップは下記の通り。 本を読み、気になった箇所があったら、横向きでひたすらぺたぺた貼っていく 本を読み終わったら、付箋の箇所を2〜3度読み直す 読み直しの過程で「いつでも取り出せる状態にしたい!」と思った箇所は付箋をそのままにし、「いつでもなくてもよいが再読可能にはしたい」と思った箇所は付箋を斜めに貼りなおす 「いつでも取り出せる状態にしたい!」という箇所は書庫ブログに転記し、タグ付けをする 最後にブログに書評を書き、その本の評価をする 読書中の付箋とブログ活用術 - Thoughts and Notes from NC 付箋には、無印良品のを使われているそうですね。無印のは、ファミリ
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