サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
motokurashi.com
2016年にはじまった、「ぼくらの学び」という特集。2018年から編集部・立花は、アートやアートに携わる方々に「あなたはどんな問いを立てるか」というテーマでお話をうかがっていきます。 本記事でご紹介する、千葉県松戸市を舞台に「MAD City」を展開する寺井元一さんとは、もとくらの取材以前に知り合いました。 寺井 元一 株式会社まちづクリエイティブ代表取締役/アソシエーションデザインディレクター。1977年生まれ。2010年「株式会社まちづクリエイティブ」を設立し、千葉県・松戸駅前の極小エリアを「クリエイティブな自治区」にする「MAD Cityプロジェクト」を開始。同エリアにて原状回復不要や入居者コミュニティ支援などの特徴をもつ不動産サービスを軸に、150人以上のクリエイティブ層の誘致を実現。その他、DIYでのリノベーションなど地場産業の創出にも取り組む。現在は佐賀県武雄市にて、温泉街およ
好きじゃない。見たくない。でもその世界で生きてゆかねばならないなら?劇団「範宙遊泳」山本卓卓【アートに学ぶ#11】 これからの暮らしを考えるために【ぼくらの学び】特集、はじめます。 2016年にはじまった、「ぼくらの学び」という特集。 わたしは「アートは誰かを救えるか」というテーマで、いろいろな方々に話をうかがってきました。 焦がれるように皆さんの話に耳をすまし、自分にとって、誰かにとって、アートはどんなものなのだろうと、考えつづけていたある日。 お世話になっている方が「アーティストは課題解決はできないけれど、問いを立てる天才だ」とおっしゃっていたのを聞いて、はたと、気づきました。 「自分の内面の切実な問いに向き合っているひとに、猛烈に惹かれる。そしてその向き合い方が芸術作品に反映されていると、より一層惹かれる」ということに。 だから今度は、アートやアートに携わる方々に、こんなことを、うか
すいとう、使っていますか? 「12年間かけて完成させた『&bottle(アンドボトル)』のこれまでを伝えたい。」 昨年「灯台もと暮らし」を運営するWasei代表の鳥井がイベントでご一緒した「Re:S(りす)」編集者の藤本智士さんから、こんなご相談をいただきました。 写真左から、株式会社Huuuu代表の徳谷柿次郎さん、りす代表の藤本智士さん、Wasei代表の鳥井 引用元:かもめブックス公式サイト Re:Sがタイガー魔法瓶株式会社と組んで、12年もの歳月をかけて完成させた「&bottle(アンドボトル)」。一体、どんなすいとうなのか。 どのような過程を経て、つくり手のどんな想いが込められているのか。 1ヶ月後の発売を控えた8月上旬。 あたらしい〝ふつう〟のすいとう「&bottle」に秘められたストーリーを紐解くべく、大阪府門真市にあるタイガー魔法瓶さんを訪ねました。 製品化に携わった皆さんにお
ADHD=注意欠陥・多動性障害。 「不注意」「多動性」「衝動性」という症状のある、発達障害のひとつです。 何をやったらよいのか優先順位がわからなくなってしまったり、集中力がなかったり、じっとしていられない。 場合によってそれは、社会から、 「仕事のデキないひと」 というレッテルを貼られてしまいます。 高梨健太郎さんとF太さんは、イベント「自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術」を通じて、「自分は仕事がデキない人間なのでは?」と悩んでいるひとに自信を与えることはできないか、日夜、試行錯誤しています。 参考:自分は要領が良くない、と思い込んでいる人のための仕事術まとめ 高梨健太郎さん(左)、F太さん(右) 不注意優勢ADHDの高梨さんを救ったのは「タスク管理」。 タスク管理と言うとビジネスマンに必要なスキルで「ADHDに関係あるの?」と思ってしまいますが、高梨さんはADHDの対
「灯台もと暮らし」も参加・運営する、暮らしをもっと楽しむためのコミュニティ「SUSONO(すその)」では、毎月イベントをおこなっています。 4月下旬には、「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰する糸井重里さんをゲストに招き、トークセッションを開催。聞き手はSUSONOを運営している作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんです。 前編はこちら:働くことのおもしろさはキャッチボールにある─糸井重里×佐々木俊尚が考える「働くこと」(1/2) プレゼンテーションは本当に必要なのか? ひとは8時間も集中して仕事をし続けられる? 「働くこと」の常識を、二人の視点からいま一度見つめ直した本イベント。 後編は、明日から役立つ「生産性を高めてチャンスを掴む」ためのヒントを載せています。 犬や猫とひとが親しくなる写真投稿アプリ「ドコノコ」や、「SUSONO」。糸井重里さんも佐々木俊尚さんも、現状にとどまることなく、「やって
4月の終わりの、華金の夜。Nagatacho GRID(永田町グリッド)には、なんと200人もの人々が駆けつけてくれました。 お目当ては、ゲストにお迎えした「ほぼ日刊イトイ新聞」を主宰する糸井重里さんと、作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんによるトークセッション。 この日は「灯台もと暮らし」も参加・運営する、暮らしをもっと楽しむためのコミュニティ「SUSONO(すその)」のイベントでした。 テーマは「働くこと」。 今のあなたは、仕事をともにする仲間と「冒険」できているでしょうか。 仲間とパーティーを組み、ゴールを目指して山を登る。その道中、疲れたり休みたくなったりすることもあるかもしれません。そんな時に仲間に「疲れちゃった」と思い切って打ち明けられますか? がむしゃらに山を登って行くだけではなく、休憩できる、失敗しても受け入れてもらえる、緊張せずに助け合い「このメンバーなら、できるような気
映像を撮りながら夫婦で7年かけて世界一周。「旅する鈴木」の【場所にとらわれない働き方】とは? さぁ、これからどうやって生きていく?【場所にとらわれない働き方】特集、はじめます! 「旅する鈴木」という名前を聞いたことはありますか? 「結婚して1年と少し。ずっと行きたかった世界一周へ、2011年10月、旅立ちました。ダンナとヨメ、お互いに仕事を辞め、住民票を抜き、少ない貯金を使い果たす覚悟で、成田空港へ向かいました」(引用:「旅する鈴木」) 「旅する鈴木」とは、映像作品をつくりながら世界一周する、旅人夫妻です。 彼らが旅に出始めたのは、今から7年前の2011年10月。そして2018年3月現在も、旅する鈴木の2人は世界一周の旅を続けています。 旅する鈴木の陵生さん・聡子さん夫婦は、旅に出る前に1つ、決めごとをつくりました。 それは、「はじめて旅に出るヨメの体験の毎日を映像にして、1日1本、サイト
イケハヤの語る【場所にとらわれない働き方】の先にある「複数の拠点を自由に行き来する」暮らしとは さぁ、これからどうやって生きていく?【場所にとらわれない働き方】特集、はじめます! 「灯台もと暮らし」が以前、【高知県嶺北地域】特集にてプロブロガーのイケダハヤトさんを取材したのは、2016年の春。 参考:【高知県嶺北・本山町】今は、事業家として燃えている|合同会社「日本の田舎は資本主義のフロンティアだ」代表・イケダハヤト あれから約2年、イケハヤさんは嶺北で「イケハヤランド」をつくっています。 現地に足を運び、取材させてもらって気づいたのは、イケハヤランドとは「イケハヤさんが購入した高知の山奥の土地」のこと。今はまだ、それ以上でも以下でもありません。 #Periscope でライブ放送中 初公開!これがイケハヤランドだ! https://t.co/1AbOAL1NB6 — イケダハヤト@仮想通
バンで生活、サウナでミーティング。「ON THE TRIP」成瀬勇輝の【場所にとらわれない働き方】 さぁ、これからどうやって生きていく?【場所にとらわれない働き方】特集、はじめます! 「vanlife(=バン生活)」というフレーズを聞いたことがありますか? 日本ではまだまだ聞きなれない言葉かもしれませんが、インスタグラムで「#vanlife」と検索してみると、244万件以上の投稿がヒットします(2018年1月12日現在)。 世界的に見ればバン生活は、【場所にとらわれない働き方】のひとつの在り方として定着し始めていると言って過言ではありません。 インスタグラムの検索結果。編集部が確認した時点での投稿数は2,449,260件 そんなバン生活を日本でいち早く取り入れ、自らの事業にも活かしているのが、トラベルオーディオガイド「ON THE TRIP(オンザトリップ)」代表の成瀬勇輝さんです。 成瀬
「もっと人に会いたい」。ノマド的節約術やOMIYA!運営者の松本博樹が語る【場所にとらわれない働き方】とは? さぁ、これからどうやって生きていく?【場所にとらわれない働き方】特集、はじめます! 『灯台もと暮らし』の【場所にとらわれない働き方】特集には、スポンサーがいます。 それが、「合同会社cocowa」代表の松本博樹さん。 もとくら編集部が初めて彼に出会ったのは、まだじつはメディアの構想が影も形もない、運営会社Waseiが立ち上がる前のこと。弊社代表の鳥井がまだ個人事業主だった時代に、彼と松本さんは「ブロガーの同志」として、知り合いました。 それから5年。松本さんが運営する『ノマド的節約術』を筆頭に、私たちはお仕事でご一緒させていただく時期を長く過ごしてきました。 株式会社Waseiの現在の姿がある理由の大きなひとつは、大げさではなく、松本さんが居てくれたからだと私たちは思っています。
【北海道下川町】がノマド仕事に最適な理由5つ〜「場所にとらわれない働き方」を7日間実践してきた〜 一人ひとりが歴史を紡ぐ風を生む【北海道下川町】特集、暮らしながら始めます。 「灯台もと暮らし」の運営を始めて以降、私(編集長・伊佐)は自分をはじめ、編集部員の価値観が大きく変わってきていることを感じています。 鮮明に覚えていることのひとつは、林業が「もしかしたら自分は、もういないかもしれないくらい先の未来」に向けた仕事であるという事実。 1本の木を植えてからそれが商材として成り立つまでには、なんと60年ほどの月日がかかるのだそう。それは、「今日・明日の締め切り」をつねに意識して生きている私には、当初想像できない時間の捉え方でした。 またそれを生業とする街、たとえば北海道・下川町という人口3,400名の小さな町に、私が大好きな女性編集者ちゃん(立花実咲といいます)が「移住してきます」と言って出か
今、私は何を継げるか?【島根県石見銀山・群言堂】特集、はじめます。 伊佐 知美 昔から脈々と続いてきたもの。伝統、文化、技術、想い。風土や慣習と呼ばれるようになって久しい、音や指先の感触だけで受け継がれてきた日々の暮らしの、諸々のこと。 日本のはじまり、島根の地。 かつて鉱山町として栄えた山のふもと、島根県大森町という地域に「株式会社 石見銀山生活文化研究所」、アパレルブランド「群言堂」を営む企業は、静かに本社を構えます。 この特集をよむ
京都にある野菜提案企業 坂ノ途中。創業は2009年。若いメンバーが多く、既婚者は少ないそうです。そんな中で、既婚者であり父であるのが、今回お話をうかがった田中さん。 田中 栄一郎(たなか えいいちろう) 広島大学総合科学部卒業。株式会社ワークスアプリケーションズを経て現職。Webショップや業務システム構築を担当するエンジニアのひとり。2児のパパ。独身が多い坂ノ途中では貴重な家庭の風をふかす。餅つきに習熟している。好きな野菜はナス、スナップエンドウ。 ITを志したきっかけ。学生時代。大学院を辞めてお遍路をしたお話。京都の歴史や宇治市生まれであることについて。坂ノ途中での役割や好きなところはもちろん、奥さまとの出会いや関係性についても、お聞きしました。 田中さんは「自分で何かを積み重ねていく場所をずっと探していた」と言います。探して、辿り着いた先が、坂ノ途中だったのです。何かを探しているひとに
「ベトナム・ホーチミンを訪れるなら、必ず『Pizza 4P’s(ピザ フォーピース)』に寄りなさい」 そう私(書き手:伊佐)に告げたのは、1人や2人ではありません。「Pizza 4P’s」は、元サイバーエージェント勤務の夫妻が、ホーチミンへ移住して2011年に立ち上げた飲食店。 「Pizza 4P’s」の人気は今やベトナム国内にとどまりません。 ピザの美味しさやスタッフの笑顔や対応の気持ちよさ、店舗のデザイン性。さらには、これまでベトナムで生産されていなかったチーズの自社生産、国内の有機栽培農家と組んでフレッシュな野菜を使うなど、コンセプトや食材へのこだわりが評判を呼び、現在は「NY TIMES」や「BBC」などの取材をはじめ、「Monocle 世界のベストレストラン50」に選出されるなど、日に日に注目度と各国からの愛され度を増しています。 普段、インタビュー等でスポットライトが当たるのは
すべての始まりはブログだった。日本・海外の滞在比率は6:4、世界中を飛び回るまたよしれいさんの【場所にとらわれない働き方】とは? さぁ、これからどうやって生きていく?【場所にとらわれない働き方】特集、はじめます! 「海外でよく仕事をしているらしい、またよしれい」。 その名前と噂は、以前からよく聞いていました。 けれど、実際にどんな仕事をしている方なのか、いまいちよくわかりません。けれど編集部は「この方のお話を聞いてみたい……」という気持ちが消えなくて、またよしさんの情報集めに走りました。 するとなんとなく「沖縄で会社をやっています」「タイ・バンコクでラーメン屋をやっています」ということがわかったのですが、やっぱりいまいちその全貌は見えません。 「またよしさんはどんな働き方をしているのだろう?」 「なぜいろいろな場所を転々と、そして海外で働くことを選ぶのだろう?」 そんな疑問を携え、まずは「
「旅をしながら働くひとを増やすこと」が今のミッション。旅するライター・古性のち【場所にとらわれない働き方】 さぁ、これからどうやって生きていく?【場所にとらわれない働き方】特集、はじめます! シェムリアップからきた伊佐さんと合流でけたーーーー!わーいわーい新鮮。 宿が可愛い。やばい。やば可愛い。 これから夜の街に繰り出す(=´∀`)! pic.twitter.com/KNrsP0bcAZ — 古性 のち (@nocci_84) 2017年9月7日 バンコク!トンローエリアのかわいいホテルにステイ。隣にいるのは… のちちゃーーーーーん!( ´ ▽ ` )✨ 合流できたうれしいー! でもふたりともまず端っこノマド💻笑 pic.twitter.com/4RhFyvOXj9 — 伊佐 知美 (@tomomi_isa) 2017年9月7日 リモートワークスタイルで働く『灯台もと暮らし』編集部のメン
『灯台もと暮らし』を立ち上げた大きな理由は、私たち編集部員自身が、「これからの暮らし方」を決めかねていたからでした。 働き方や暮らす場所を選べるようになった時代において、「じゃあ私たちはどうやって生きていこう?」と、自分たちが一番迷っていたのだと、今ならよく分かります。 中間地点の踊り場ではあるけれど、現時点で辿りつけた大きな答えは、「どんな道を選んだとしても、『より納得感のある生き方をする』」。 「オフィスは本当に要るのかな?」 「毎日同じ電車に乗って、同じ場所に通って、3年後も5年後も同じような仕事をしていることが、私たちの人生において本当に必要なことなのかな?」 生き方を考える上で、欠かせない「働く」という行為。 編集長である私(伊佐)自身、大学生の頃から「働くことは生きること」と捉えていました。 固定のオフィスを失くして、「移動する編集部」を実践する。 場所を選ばず仕事をする【移動
【京都・坂ノ途中】人生の大きなテーマを見つけるよりも、小さな選択を重ねて居心地のよい方向へ|松田明日香 おいしい野菜を毎日食べたら、もっと楽しい未来に出会えるはず。【京都・坂ノ途中】特集、はじめます。 「東京での仕事はすごく楽しくって、一緒に働いているひとたちも好きで、とにかくおもしろかったんです。 けど、当時は食生活がやばいんじゃないかって思っていて。朝も夜もずっとコンビニご飯を食べていたんですね。 ……あーそっかぁ、私の身体って全部コンビニご飯で生成されてるんや……ってことに気づいたんです」 大阪で生まれ育ち、京都で大学生活を過ごした後、就職を機に上京。大手の人材系企業に勤めたものの、「やっぱり京都が愛しい!」と、2年前に京都にUターンし、野菜提案企業「株式会社坂ノ途中」に転職した、松田明日香さん。 居を移し仕事を変えるというと劇的な変化に思えますが、本人曰く、それは「日々のチューニン
豪華ゲストを迎えて全5回で開催中の「鳥取メディア研究部~ぼくらが伝える、鳥取(以下、鳥取メディア研究部)」。9月23日(土)に、第4回を開催しました。 同プロジェクトは鳥取県と日本財団が実施している「県の魅力の再発見・価値の創造」プロジェクトの一環で、主催はTom Cat(Tottori media creative action team)(*1)。「灯台もと暮らし」も協力しています。 (*1)Tom Cat:一般社団法人ワノクニ、とっとりずむ、鳥取マガジンが協働する鳥取メディアクリエイティブアクションチームの略称。 メディアに限らず、何か新しいことを始めるときに、たくさんあったら嬉しいもの……。 それは、お金。 インターネット上でお金を稼ぐ方法のひとつに「アフィリエイト」と呼ばれる広告収入を得られる仕組みがあります。そのアフィリエイトについて、今回お話をしてくれる講師が、ブログ『まだ労
「沖縄に来ませんか?」 そう誘っていただいた時に思い浮かべたのは、 いつか足を運んだ沖縄北部や宮古島の、 碧くて蒼くて青い、空や海や太陽を反射する水しぶきでした。 つまり、夏。夏の具現化のような景色たち。 「多拠点居住と移住について、話してほしい」。 けれどイベント登壇という名目で私を誘ってくださったのは、 どうやらソレではない、内陸中心の沖縄市・コザエリアの方々でした。 参考:沖縄で作り出す持続可能な移住と多拠点居住とは 〜 ジモコロ 徳谷柿次郎氏 & 灯台もと暮らし 伊佐知美氏 & Yahoo! LODGE 植田裕司氏 & 沖縄市観光物産振興協会 山田一誠氏 〜|おきなわマグネット コザには、「スタートアップカフェコザ」という名のコワーキングスペースがあり、 Wi-Fiはさくさく、3Dプリンターが集まるラボまであったりするのだとか。 私の知らない、まだ見ぬ沖縄。 コザで暮らしたら、いっ
【京都・坂ノ途中】代表の小野邦彦さん、どうして起業したんですか? おいしい野菜を毎日食べたら、もっと楽しい未来に出会えるはず。【京都・坂ノ途中】特集、はじめます。 誰もが教科書で地名を見たことがある、奈良県斑鳩町(いかるがちょう)――法隆寺のある場所が出身地の坂ノ途中代表・小野邦彦さん。 大学は京都大学へ。学生時代は友人らとアンティーク着物ショップを運営したり、「自分が起業できるのか見定めたい」と一路バックパックを背負い、ユーラシア大陸を横断したり。 卒業後は修行期間として、外資系金融機関へ就職。すごく知的で活動的な青年かと思いきや、好きな野菜を聞いたら「オクラとカブとしいたけが好き。なんかちょっと、変わってますよね。王道じゃない……」と照れ笑いするような親しみやすさを持つひと。 自分自身を「サブカル文系男子と、バリキャリ外資系ビジネスパーソン要素が混ざる男性」だと分析する彼は、どうして環
「この小松菜、いつものよりおいしいね」とその子は言いました。 「どうしてだろう?」と首をかしげながら。 「毎日食べる野菜がおいしくなったら、 すこしだけど、人生の質があがった気がする」とそのひとも言いました。 「なんでだろう?」と誰にともなく問いかけながら。 あのひとが作った野菜だからとか 誰々さんがこの野菜を包んだからとか、 彼がおいしいと笑っていたから、とか。 「顔が見えること」や「生産の背景」を、 みんながこんなにも大切に思うようになったのは、 一体いつの頃からだったでしょう? 京都府・京都市に本社を構え、そこから「小さな農家さんの野菜」を 全国に発送している会社があります。 名前は、野菜提案企業「株式会社坂ノ途中」。 「まるで長いながい坂を登っているかのような、 農家さんたちのよきパートナーでありたい」 という願いからその企業の名前は生まれたそう。 個人宅配、店舗販売、飲食店への卸
シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シューッ ぱきっ。スゥ──、 シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シュッ シューッ…… 土用に入って間もない夏の朝。 村の家々の戸口からは、リズミカルに木盤の上で刃をすべらせる音が響きます。今年も「からむし引き」の季節がやってきました。刈り取りをした「からむし」から繊維を引き出す作業です。 村の名前は、福島県大沼郡昭和村。 田畑を耕し、山野に息づく豊かな恵みで命をつなぎ、長きにわたり自給的生活をいとなみ続けてきた村です。そうした暮らしの中で途絶えることなく、衣服の素材として栽培されてきた植物があります。 それが「からむし」です。 からむし(*1)。は、イラクサ科の多年性植物です。自然のなかに広く自生するからむしを、昭和村では畑に植え替え、手をかけながら、「だいじにだいじに」栽
【鳥取メディア研究部】ツイッターでエゴサーチ?ことりっぷの平山さんが鳥取の個人メディア「とっとりずむ」とつながったときにやったこと 2017年6月から始まった「鳥取メディア研究部~ぼくらが伝える、鳥取(以下、鳥取メディア研究部)」。8月19日(土)に、第3回を開催しました。 同プロジェクトは鳥取県と日本財団が実施している「県の魅力の再発見・価値の創造」プロジェクトの一環で、主催はTom Cat(Tottori media creative action team)(*1)。「灯台もと暮らし」も協力しています。 (*1)Tom Cat:一般社団法人ワノクニ、とっとりずむ、鳥取マガジンが協働する鳥取メディアクリエイティブアクションチームの略称。 会場の「とりぎん文化会館」 「灯台もと暮らし」のようないわゆるウェブメディアを運営していると「取材をして、ネット上に記事を公開するお仕事」と思われる方
幸せの価値観は、ひとつじゃない。ロンブー淳さんがクラウド遺言サービス「itakoto」をプロデュースする理由【ジョブチェンジを学ぶ#4】 これからの暮らしを考えるために【ぼくらの学び】特集、はじめます。 編集部が自身のこれからの暮らしを考えるための特集「ぼくらの学び」。理想の暮らしをしている先輩や知識人にお話をうかがい、疑問を解決するために学ぶ連載です。「灯台もと暮らし」編集部・くいしんは、吉本興業の養成所NSC東京を出たあと、これまでに何度かジョブチェンジ(=異業種への転職)を経て、今に至ります。「ジョブチェンジしたっていい」「何度やり直してもいい」「挑戦しやすい世の中のほうがいい」。そんなことを考えながら、異業種への転職経験がある方を中心に、お話をうかがっていきます。 今回お話をうかがうのは、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さん。 淳さんは20代前半、一般的に言えば大学生くらいの年齢の頃
2017年6月から始まった「鳥取メディア研究部~ぼくらが伝える、鳥取(以下、鳥取メディア研究部)」。7月22日(土)に、第2回が開催されました。 同プロジェクトは鳥取県と日本財団が実施している「県の魅力の再発見・価値の創造」プロジェクトの一環で、主催はTom Cat(Tottori media creative action team)(*1)。「灯台もと暮らし」も協力しています。 (*1)Tom Cat:一般社団法人ワノクニ、とっとりずむ、鳥取マガジンが協働する鳥取メディアクリエイティブアクションチームの略称。 今、これを読んでいるあなたは、この記事をどこで見つけて、リンクをクリックして、いまこの文章を読んでいますか? 「とっとりずむ」や「鳥取マガジン」などのウェブメディアや誰かの個人ブログから来てくれた方もいれば、灯台もと暮らしの公式SNSや誰かのTwitterやFacebookといっ
生きるって簡単じゃない。だからこそめいっぱい走ろう、私たちはひとりじゃないから|『ピンヒールははかない』著者・佐久間裕美子 数多ある生き方の中で、「これが私の道」と決めるのは簡単なことではありません。幸せそうに見えるひとはたくさんいて、「私も彼女みたいに」と焦る夜は、定期的にやってくる。 ライターの佐久間裕美子さんは、ニューヨークで暮らすようになって、もうすぐ20年。アメリカで起こる新しいライフスタイルに迫った著書『ヒップな生活革命』を出版し、世間を騒がせたのは3年前の2014年。そして2017年、彼女は初めて自身の胸の内を綴ったエッセイ本、『ピンヒールははかない』を出版しました。 ニューヨークでは「シングル=不幸」と思わせるプレッシャーがない。周りには、果敢に恋愛や別れを繰り返しながら、社会の中で生き生きと頑張っている女性が山ほどいる。一生懸命生きれば生きるほど、人生は簡単ではないけれど
どの地域にも、どの町にも、よそ者はいる。 そして、生まれた時から引っ越しをせず、一ヶ所で暮らし続けているひとも、もちろんいる。 UターンやIターンという言葉が生まれる、もうずっとずっと前から、ひとはあちこち移動してどこかに根を張り、暮らしを築いてきた。 「灯台もと暮らし」編集部・立花が暮らし始めた北海道下川町は、岐阜県から入植してきた約60名の人々によって切り拓かれた、約115年の歴史を持つ森の町。 開拓の鋤が入った、その町の面積の9割は、森林。 しかもその森は、今や60年以上かけてひとの手により、管理され、育てられてきたもの。 木を植え、育て、成長したら伐ってまた植える──。 循環型森林経営と呼ばれる、その取り組みを始めた当時は、ちょうど大量生産・大量消費の時代。 それでも、下川はじっくりゆっくり時間をかけて森林と生きることを選んだ。 今でも、森はひとの目が届く範囲で守られ、枝葉や端材ま
長野県戸隠で暮らすフォトライターのクリハラさんによる、季節の花と地域の魅力を伝える「今日の一輪」をお届けします。 拝啓 暑中お見舞い申し上げます。 梅雨が明けたとたんに、強烈な暑さとなりました。日中のクラクラする日差し、寝苦しい夜、さすがに身体に堪えますね。どうぞご自愛くださいませ。 さて、こちら長野県戸隠からは「初雪」をお届けします。 雪と言っても、冬に降るあの雪ではありません。わたしがベランダで育てているハツユキソウです。 真っ白な斑(ふ)入りの葉を、初雪になぞらえてハツユキソウと呼ばれています。暑さが厳しいこの時期に、涼しげな白い葉を揺らし、ほんの一瞬だけ、真夏であることを忘れさせてくれます。 どこのどなたが名付けたのかは存じませんが、季節に逆らうユーモアを感じる、とても好きな名前です。 もう夏が暑いのは仕方ないから、水分とミネラル、適切な休息と遊び心を忘れずに、乗りきろうと思います
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『灯台もと暮らし[もとくら]|これからの暮らしを考える情報ウェブメディア』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く