サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
体力トレーニング
news.yahoo.co.jp
『ガ島通信』の藤代裕之先生がヤフーの宮坂学社長にインタビューを申し込み断られたにもかかわらず、朝日新聞の取材は受けている事に激おこだと聞いて、筆者も『Yahoo!ニュース個人』で書かせて頂いている身でもあり、かつヤフーという会社が取材先でもある身なので、日々感じていることを記していこうと思う。 取材に対してウソをつく組織「Yahoo! JAPAN」が信頼と品質など担保できるわけがない(藤代裕之) 筆者は一流大学出身でもなく、地方紙どころか有名メディアでの勤務経験もないブロガー&ライターなので、取材を「お断り」される事は日常茶飯事にある。それでも、「担当責任者から語らせたいという社長本人の意向」といって別の媒体社の取材を受けられた、というケースに出くわしたことはない。 ぶっちゃけ、筆者はヤフーを含めたIT企業の広報担当者が(もちろん個人による差はあるにせよ)「二流以下」だと思って取材の臨むこ
慶応義塾大学総合政策学部の大学生が中心になって運営していたウェブメディア『青春基地』が、『Twitter』などからの“パクツイ”が多くのネットユーザーから問題視されていたアカウント「@Copy__writing」の中の人に高校生を取材させてインタビューを掲載し、そのことが多くの批判や議論を呼んでいます。筆者も、10代の中高生を危険性のある取材をさせて、なおかつ「(高校生の)意見をできるだけ尊重したい」掲載の継続の判断を丸投げしていることについて、この場で批判する記事を書きました。 “パクツイ”アカウントインタビュー掲載『青春基地』 今すぐ閉鎖すべき理由(追記あり) 筆者の記事には、「少し厳しすぎるのではないか」といった反応も頂きました。ただ、上記のように高校生を矢面に立たせて、編集の責任を回避しようという姿勢はメディアが取るべきことではなく、「若い」からといって看過されるべきことではない、
「想定外の未来をつくる!10代のメディア」として2015年11月よりスタートしたウェブメディア『青春基地』が、有名人の名言だけでなく、『Twitter』や『Tumblr』などからテキストや画像の無断引用がかねてより問題視されているアカウント「@Copy__writing」の中の人のインタビューを掲載し問題視されている。 @Copy_writing中の人インタビュー!「インターネットは、すべての話を良い方向に持って行こうとする傾向があるけど、暗いことは暗いことでいいじゃない、と言いたい」 個人的には、「言葉は好きですか」という質問に対して、以下のように返答していることがすべてを物語っているように感じた。 F:大好きだよ。普段はプロデューサーとして広告を作る仕事をしていて、コピーライターや、アートディレクションもやってる。仕事道具であるし、一方で絶対に自分のものでなくて他人のものであるという考
アメリカで2006年に設立された『BuzzFeed』とヤフーが合弁会社を設立し、編集長に朝日新聞社から古田大輔氏を迎えて創刊がアナウンスされていた『BuzzFeed Japan』。2016年1月19日に正式にリリースされ、翌20日には記者発表会が行われた。 ここでは米『BuzzFeed』編集長のベン・スミス氏も登場し、累計で3800万ビューを稼ぎだした「このドレス、何色に見える?(What Colors Are This Dress?)」やバラク・オバマ大統領のインタビューを例に「シリアスなコンテンツも面白いコンテンツも同様に出していける」メディアであることを強調。「日本からの発信を楽しみにしている」と期待感を示した。 また、古田氏は「『BuzzFeed』に転職した12の理由」と題したプレゼンを敢行。発信記事が自社編集部オリジナルであることをはじめ、その最先端のテクノロジーやグローバル展開
米『BuzzFeed』社とヤフーが、合弁会社BuzzFeed Japanを設立し、日本版『BuzzFeed』を創刊すると発表したのが2015年8月18日。その後、10月16日に朝日新聞で『withnews』を手がけていた古田大輔氏が就任するとアナウンス。その後も大手新聞社を中心としたリクルーティングによる加入の話題が続いている。 しかし、個人的に現状を見る限りにおいて、日本版『BuzzFeed』は失敗する可能性が高いように思う。この場でその理由をいくつか挙げてみたい。 ■動きが遅い設立を発表してから5ヶ月、古田氏の編集長発表から3ヶ月。ネットメディアの中の人間の感覚でいえば、そこまでに「創刊」まで行かなくても、「創刊準備号」的な位置づけのコンテンツも発信できていないというのは、遅いというか、「ずいぶんと暢気にやっているんだなぁ」という感想を持たざるを得ない。 米『Buzzfeed』が設立し
11月13日にフランス・パリで発生した同時多発の爆発・銃撃テロ。オランド大統領は「ISの犯行」だと言明。IS側も犯行声明を発表、「フランスが十字軍の作戦への参加を続ければ、今後も最大の標的の一つとなる」と今後もフランスを攻撃対象にすることを明言している。 日本国内、特にネットでは、Yahoo!ニュースが特集ページを開設(参照)、『niconico』のニコニコニュースでもトップに「パリ同時テロ」のピックアップが用意されている(参照)。筆者はこういったニュースのほか、主にフランスやアラブ圏をウォッチし、活発に発信をしている『Twitter』アカウント(特に@nofrills氏や@cyberbloom氏を挙げておく)から情報を得ていた。こと日本においては、これまでの災害・事件同様に『Twitter』が冷静に事態を把握する一助として機能したように思える。 『Facebook』は現地の人々の安否確認
たまたま帰宅途中に『Twitter』をチェックしていて、タイムラインに以下のようなツイートを見かけて仰天した。 できるだけコストをかけず、品質が低くてもたくさんの記事をつくって、多くの人のニーズにきめ細かく対応する――これも、ネットユーザーに大きな価値を提供できる取り組みではないでしょうか。 出典:「コンテンツマーケティングEXPOに行こう」Twitter つまり、とにかくクソ記事を量産することが「コンテンツマーケティング」の一つの手法だということだ。「そんなバカな」と一瞬思ったのだけど、これまでに書き手としてさまざまな案件の話が来る中、「ブログを毎日更新する」といった内容で「とにかく1000字程度のエントリーを量産して」的なオーダーが少なくない(1記事あたり数百円という提示なのでもちろんお断りしている)ことを振り返ってみれば、このような意識のマーケターはかなり存在するのではないか、と思い
2015年のノーベル文学賞は、ベラルーシ人の作家スベトラーナ・アレクシエービッチ氏に決定した。第二次世界大戦の従軍女性の証言を掘り起こした『戦争は女の顔をしていない』や、チェルノブイリ原子力発電所事故に遭遇した人々にフォーカスした『チェルノブイリの祈り』を送り出した彼女とその作品に対して、スウェーデン・アカデミーは「私たちの時代における苦難と勇気の記念碑といえる」と、最大限の賛辞を贈っている。 ノーベル文学賞にベラルーシ人作家 フクシマを積極発言(朝日新聞デジタル) これに対して、日本のメディアはもっぱら、村上春樹氏の受賞の有無に終始した。受賞を逃したことが明らかになると、「またも逃す」「10連敗」といった見出しが踊り、ファンの「残念」「来年こそ」といった声が紹介されていた。もはや秋の風物詩といっても良い情景といえるかもしれない。ご本人はウェブでのアンケート企画などでノーベル賞について質問
やや旧聞になるのだが、8月15日の終戦記念日にご家族の体験をツイートしたことが『Togetter』にまとめられたのだが、それが数日後にまとめが削除されて、もとのツイートをしたアカウントが鍵付き(許可を得た者のみ閲覧可能)の状態になったことがあった。この一件については、軍事ブロガーのdragoner氏の記事に詳しい。 コミュニケーションが_クソリプ_となる時(dragoner) ここでも触れられているが、まとめの削除とツイート主が鍵付きにした理由は、まとめの反響を受けて大量のリプライがツイート主に届き、そのためにTwitterをまともに使うことができなくなったために鍵をかけ、まとめをした人が苦情を受けたため(参照)。たしかに、突然にリプライが大量に来て困惑した経験は筆者にもあるし、返信やリプライがあるたびにメールで知らせる設定をしていたとすると、スマホの通知が鳴りっぱなしになって電源がみるみ
今から10年前の2005年、「のまネコ騒動」がネット社会を揺るがしていた。大手掲示板『2ちゃんねる』で派生したAA(アスキーアート)のキャラクターたちが登場するFlash動画を、エイベックスがO-Zoneのアルバム「恋のマイアヒ」に一部内容を変えて使い、このキャラクターを「のまネコ」として商標登録を試みた。多くの「2ちゃんねらー」は既に「モナー」として親しまれていたキャラを「勝手に使い利益を得ようとしている」と捉え、激しい非難が展開された。その過程ではエイベックス社員への殺害予告まで飛び出す事態となり、最終的に「のまネコ」の商標登録は取下げられ、エイベックス側がキャラクター使用料を一切受け取らないと発表するに至った。 「のまネコ」騒動は、あるアーティストのビジュアルに、これまでネットで人気だったキャラを「剽窃」する形で使われたことに対して、ネットからの反抗の声によって、事態が覆った例として
週刊誌『AERA』の2015年6月22日号が、「結婚はコスパが悪い」とセンセーショナルなタイトルの特集を組んでいる。 これまで、いわゆる婚活をめぐる議論では男女双方が「結婚したい」ということが前提にあった。今回の特集でも、必ずしも結婚することを否定するのではなく、登場する人の中には「結婚したい」と公言する人が少なくないのだが、それ以上に現状の生活水準やパートナー候補との相性や生活観の相違への摩擦を厭う気持ちが強いケースが紹介されている。 それを鈴木謙介・関西学院大学社会学部准教授が「今は同格婚の時代。収入や地位が上がれば、相手にもそれに見合うだけのものを求めてしまう」と、収入があった場合には別の条件を求めてしまう心理を説明。最後にニートブロガーpha氏の「ギークハウス」が家族の代替として機能する例として登場。「phaさんが思い描くような、流動性が高く、相互に助け合えるような社会が実現したら
2015年4月25日・26日に幕張メッセで開催され、2日間で15万人を超える参加者を動員した『ニコニコ超会議2015』。例年、各政党も参加し、2014年の『ニコニコ超会議3』には安倍晋三総理大臣も来場して話題になったが、今年は統一地方選挙と重なったこともあり、ブースを出展したのは民主党ただ一党だった。 民主党広報に話を聞いたところ、『超会議』へ出展し、岡田克也代表をはじめとする幹部が選挙戦の合間をぬって来場することになった背景には、枝野幸男幹事長の意向もあったようだ。自民党が早い段階から不参加だという情報を掴んでいたにもかかわらず、枝野氏は「参加しないという選択肢はないよ」と述べたという。まずその意気は讃えたい。 ※参考 【超会議2015】枝野幸男幹事長が各ブースを満喫!? 民主党に出展の手応えを聞いてみた(ガジェット通信) 今回、民主党は『ニコ動』の「歌ってみた」タグでブレイクしたぽこた
はあちゅうこと伊藤春香女史が、結婚観について語った『SOLO』のインタビュー記事(参照)に対して、元切込隊長こと山本一郎氏が反応記事をアップしている件。 結婚のデメリットをはあちゅう女史は語り、私はデメリットを愛して生きる(山本一郎) 筆者個人としては、そもそも戸籍制度に裏打ちされた婚姻というものが、現在の社会と合っているのか疑問視さえしているので(拙記事参照)、非常に珍しいことにはあちゅう女史側の考え方に近いのだけど、前提として多様な恋愛観と結婚観が認められるべきだという考えなので、「どちらもそれでいいんじゃない?」という以上の感想を持ち得ていない。 ただ、筆者が衝撃を受けたのはまったくの別件で、山本氏が記事で子どもの写真を複数アップしていたことだ。彼はこれまでにも数回、お子さんの画像を公開していたのを見かけたけれど、ここまで1つの記事に多く掲載するとは……。元切込隊長クラスの方でも我が
2015年の統一地方選挙。4月12日に前半戦の投開票が行われたが、10道県知事選と41道府県議選で、平均の投票率が過去最低だったとのこと。 統一地方選前半、投票率過去最低に(日本経済新聞 ※閲覧には会員登録が必要) とはいえ、50%前後の人は投票に足を運んでいて、知事・道府県議・政令市議の選挙に数万は投票行動を示しているわけだし、数字の低さは「残念」かもしれないけれど、その「審判」の価値が減じるわけではない。筆者は土曜日に期日前投票を選択したが、会場となっている区役所では列が二順して投票まで10分ほど待つことになった。 なので、各メディアにおかれては、一概に「熱がない」という芸のない通り一遍の言葉を並べるのではなく、選挙選を「投票に行こう」と盛り上げる以外で、情報の提供を充分に果たしていたのかどうか、内省が必要なのでは、と感じる。 個人的に愕然としたのが、知事クラスや注目選挙区、さらに与野
信州大学の山沢清人学長が2015年4月4日の入学式のあいさつで、「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」と述べたという件。朝日新聞の記事が話題になり、現在では同紙のデジタル版で全文を読むことができる。 信州大学・山沢清人学長の入学式あいさつ全文(朝日新聞デジタル) それによると、山沢学長は日本経済新聞の上場企業四三三社の人事担当者を対象にした大学のイメージ調査で信州大が「独創性」で第一位だと紹介し、都会の喧騒から離れた自然豊かな生活空間が、創造的な思考を育てる環境だと強調し、下記のように述べている。 (前略)残念なことですが、昨今、この信州でもモノやサービスが溢れ始めました。その代表例は、携帯電話です。アニメやゲームなどいくらでも無為に時間を潰せる機会が増えています。スマホ依存症は知性、個性、独創性にとって毒以外の何物でもありません。スマホの「見慣れた世界」にいると、脳の取り込み情報
毎日新聞が日本民営鉄道協会の2014年度の「駅と電車内の迷惑行為ランキング」をもとに、「混雑時のベビーカー乗車への理解が広がっていない」という記事を出した。これがYahoo!ニュースでもトピックスになっており、ここ数年度々話題になる「電車内ベビーカー」問題が再燃した形となっている。 迷惑ランキング:駅と電車内…ベビーカーにも厳しい視線(毎日.jp) 電車内ベビーカー 理解されず - Yahoo!ニュース 日本民鉄協会のサイト(参照)によると、調査は平成26(2014)年10月1日から11月30日までの期間に協会ホームページにて実施したもので、回答者3155人のうち、男性が2437人で女性698人。若干の偏りがあることは留意すべきだろう。また、公式サイドでは「音に関する迷惑行為が引き続き上位」として、「携帯電話・スマートフォンの着信音や通話」が男性の4位(24.7%)に対して女性が11位(1
日本新聞労働組合連合(新聞労連)の『ジャーナリズム大賞』の特別賞に、朝日新聞の木村英昭、宮崎知己両記者による「原発吉田調書をめぐる特報」が選ばれた。2015年1月28日の授賞式には、木村氏・宮崎氏も出席し、文書で「たいへん励みになる賞をいただいたと思っています。ありがとうございました」というコメントを発表したという。 詳細は日本報道検証機構が運営する『GoHoo』の記事が参考になる。 新聞労連が「吉田調書」報道に特別賞 取材記者ら「大変励み」 (GoHoo) 「吉田調書」のキャンペーン記事は、朝日新聞が当時の木村伊量社長が記者会見を開いて撤回されているのだが、選考委員の鎌田慧氏・柴田鉄治氏、北村肇氏、青木理氏で「虚報や捏造と同列に論じるのはおかしい」と見解が一致し、朝日から応募があったわけでもないのに賞を贈ることになったのだという。外野としては、朝日にとっても迷惑なのでは、とも思っていたの
日本新聞労働組合連合(新聞労連)が毎年表彰している『ジャーナリズム大賞』。第19回となる今回は、琉球新報と沖縄タイムスの「基地移設問題と県知事選などをめぐる一連の報道」が選ばれたとのこと。 毎日新聞の記事によれば、受賞作は下記の通り。 ▽大賞=琉球新報と沖縄タイムスの「基地移設問題と県知事選などをめぐる一連の報道」 ▽優秀賞=北海道新聞の「特定秘密保護法成立後の一連の報道」 ▽優秀賞(セット受賞)=宮崎日日新聞の石井十次没後100年企画「だれも知らない~みやざき子どもの貧困」と下野新聞の「希望って何ですか~貧困の中の子ども~」 ▽特別賞=朝日新聞・木村英昭、宮崎知己両記者の「原発吉田調書をめぐる特報」 ▽疋田桂一郎賞=新潟日報五泉支局長・鈴木啓弘記者の「証言 村松の少年通信兵」。 ※参考:新聞労連ジャーナリズム大賞 沖縄報道に - 毎日新聞 (閲覧には会員登録が必要) ちょっと驚くのは、特
民主党代表選挙が2015年1月7日に公示された。候補は長妻昭氏、細野豪志氏、岡田克也氏という顔ぶれだが、誰が選出されたとしても民主党”再生”の道筋をつけるのは難しい、というのが外野の正直な感想になる。 3候補の共同記者会見の全文(公式にWebで起こしが掲載されているのは評価に値する)を読む限りにおいては、格差社会・少子高齢化社会への対応、特に多様性のある社会への志向という点においてはどの候補も共通している。安全保障で現実的な平和主義をうたう細野氏と、「70年前の戦争の反省」と言及した長妻氏で温度差を感じるが、政策やビジョンに決定的な差異とはなっていないのではないだろうか。 気になるのが、どの候補も政策以上に党内運営や政党再編について言及している点。これまではバラバラになる時もあったが、決まった以上は一致結束するスキームを再建する……というのも3候補に共通しており、維新の党をはじめとする他の
朝日新聞が従軍慰安婦問題や吉田調書報道、池上彰氏コラム掲載中止騒動などを検証する「信頼回復と再生のための委員会」を発足。江川紹子氏・国広正氏・志賀俊之氏・古市憲寿氏が社外委員に選ばれたという。 信頼回復と再生のための委員会発足 社外から4氏:朝日新聞デジタル このうち、江川紹子氏は2014年9月30日に『Yahoo!ニュース個人』に熊本日日新聞掲載のコラムを加筆して掲載。この一件が朝日一紙の問題でなく、他社新聞や週刊誌などのメディアが朝日叩きをしている現状を「そんなことをしている場合か、と思う」と憂いている。 朝日問題を新聞の役割を考える契機に(江川 紹子) - 個人 - Yahoo!ニュース 同じように、作家の柳美里氏が稿料が払われていないことが連載エッセイの休載の理由だとブログエントリー(参照)で明かして話題となっている雑誌『創』の篠田博之編集長も、「朝日新聞というひとつの媒体にとどま
胸の小さい女性をターゲットにした新しいランジェリーブランド『feast』が話題になっている。8月13日に予約開始されると即日完売となり、ネットメディアやテレビでも話題になった。これは、そのコンセプトがこれまでなかったというのはもちろんだが、手がけているのがハヤカワ五味さんが多摩美大生だということも注目が集まっている理由のひとつだろう。 ハヤカワさんは高校生当時よりデザイナーとして活動。『キリトリ線タイツ』『木目調ストッキング』『窒息ニーハイ』といったオリジナルのレッグウェアを自身のサイトなどで発売してきた。実はそのころに機会があって彼女にインタビューさせて頂いていたりするので、ご関心のある方はご一読頂きたい。 人気タイツのデザイナーは現役女子高生!ハヤカワ五味さんインタビュー「自分で欲しいものは自分で作る!」 ( オタ女) 『キリトリセンタイツ』 2012年から13年にかけて、プリントタイ
猪瀬直樹氏の辞任によってもたらされた東京都知事選挙。2014年2月9日の投開票が迫り、各メディアでの中間調査では舛添要一氏の優勢が伝えられている。とはいえ、準備期間が充分にないままの選挙戦で、候補者側も有権者側も戸惑いを隠せないままに時間が過ぎている、というのが実際のところなのではないだろうか。 2012年末の衆議院選挙により民主党政権が敗北して以降、「リベラルの再構築」の必要性を唱える言説を見る機会が増えたが、「敵失」の僥倖ともいえる今回の都知事選を安倍晋三内閣へ掣肘を加える絶好の機会であると捉える人も少なくない。 一方で、paperboy&co.の創業者で実業家の家入一真氏が公約を掲げずにTwitterなどでユーザーから実現してほしい政策を募集するというスタイルについて期待を寄せる向きもある。例えばジャーナリストの佐々木俊尚氏は「無責任なように見えて、政治家の専門性や当事者性が欠落して
朝日新聞社の女性向けウェブマガジン『&w』に、株式会社studio-L代表取締役でコミュニティデザイナーの山崎亮氏のトークライブをまとめた『〈ハタラク〉をデザインする』という連載がある。ここで、「人生、ボロ儲け」と刺激が強いタイトルの記事が話題となっていた。 「人生、ボロ儲け」と思える仕事 駒崎弘樹(5) - 山崎亮 〈ハタラク〉をデザインする - Asahi Shimbun Digital[and] 駒崎弘樹氏といえば、病児保育や待機児童問題に取り組んでいるNPO法人フローレンスの代表理事。その人が「ボロ儲け」って…と感じて記事を読んでみると、駒崎氏の発言は一切なく完全に山崎氏の独壇場となっていた。釣りタイトルだとすれば筋が悪いし、意図的でないとするならば編集が機能していなかったということになるだろう。 肝心の中身の方は、というと…。山崎氏は大学の先生にコミュニティデザインや「まちづくり
護憲派の法学者で、朝日新聞の「報道と人権委員会」の委員も務めている東京大学教授の長谷部恭男氏が、2013年11月13日の衆議院特別委員会で自民党推薦の参考人として特定秘密保護法に賛成の意見を述べたことを受けたインタビュー記事が話題になっている。 (今こそ政治を話そう)秘密法とどう向き合う 憲法学者・長谷部恭男さん:朝日新聞デジタル ※全文閲覧には会員登録が必要 集団自衛権行使や憲法改正に反対の立場だった長谷部氏が、安倍政権の側で秘密法賛成の意見を述べるのはなぜなのか、ということを問うのは、単純に面白いテーマ。しかし、これがまたネット上では評判が悪い。なにしろ、いきなり冒頭から喧嘩腰なのだ。 ――もしかして、「御用学者」と呼ばれていませんか。 「何のことでしょうか」 出典:(今こそ政治を話そう)秘密法とどう向き合う 憲法学者・長谷部恭男さん ほんとう、何のことだよ…。 この出だしには「無礼す
今週、私の周囲のアート好きの間では、奈良美智氏が「ラッセン大嫌い」というツイートしたことで話題がもちきりだった。奈良氏のtwitterアカウントをフォローしていない人でも、J-CASTニュースで記事になったのを目にして概略を知ったようで、当の私もそこに入る。 「ラッセンとファンが同じ」 奈良美智が関係者発言に怒りまくる J-CASTニュース 「奈良さん好きな人とラッセン好きな人は同じだと思う」――。事の発端は、東京・京橋のギャラリー「ギャラリーセラー」のディレクター、武田美和子さんによる発言だ。武田さんは2013年9月25日、現代美術家・中ザワヒデキさんによる講義イベントに出演。ラッセンに関する本をテーマに編者の原田裕規さんとともに鼎談した。 その中で、あるツイートに話が移った。ツイートは、武蔵野美術大学の一部学生達に好き・嫌いなアーティストを聞いたところ、嫌いなアーティストのトップに村上
フィギュアスケートの安藤美姫選手が出産をしていたことがテレビ番組で明るみになったことで、いろいろグロテスクなことになっている。 まず、Facebookに開設された公式ページには、さまざまな誹謗中傷が書き込まれたことにより、管理側が「目に余る表現・内容のコメントについては、予告なく削除させていただくことがあります」と運営方針を変えざるをえなくなってしまった。 運営方針について... - 安藤美姫 Miki Ando Official 個人的には、ここでセクシャルハラスメントと捉えかねない発言者や自由なライフプランを選択することに否定的なユーザーをあらいざらい調べつくしたいという気持ちがなきにしもあらずだけれど。とにかく安藤選手の決断に対して、公開の場でも罵声を浴びせることに抵抗がない人が一定数いるということを図らずも顕在化させることになったわけだ。 そして『週刊文春WEB』が、2013年7月
復興庁の水野靖久参事官が「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席」といったツイートを連発していることが、独立系メディアOurplanetTVで記事になり、谷公一副大臣と岡本全勝統括官が謝罪、水野氏が担当から外れるという顛末になった。 被災者や議員へ中傷ツイート連発~復興庁「支援法」担当 OurPlanet-TV:特定非営利活動法人 アワープラネット・ティービー この一件を知った時の感想を一言でいうと「最低」。といっても、水野氏のツイートが「最低」なのではない。復興庁の一担当者を吊るし上げることで「ジャーナリズム」気取りなメディア全体が「最低」だと言わざるをえない。 まず前提として、水野氏の発言は組織の内部の情報をほのめかす情報が含まれている上に、関係者との交渉に支障をきたしかねない言葉使いをしているから、そのようなツイートを誰でも見れるネットに発信してしまっているというの
安倍晋三内閣になってから始まったクールジャパン推進会議の四回目が2013年5月28日に開催。この席上ではとりまとめの提言を担当の稲田朋美内閣府特命担当大臣が「自分の言葉で」発表されるほか、アクションプランの議論が行われることになっている。 それに先行する形で、ポップカルチャーに関する分科会の議長を務めている中村伊知哉慶応義塾大学教授が記事をアップしているので、この機会に改めて考えてみたい。 本気か?クールジャパン政策(中村 伊知哉) - 個人 - Yahoo!ニュース 置き去りにされたクリエイターの就労環境問題 中村氏が主宰したポップカルチャー分科会では『金田一少年の事件簿』などの原作者である樹林伸氏が構成員として参加。クリエイター、特にアニメ・マンガ関係者の就労環境の厳しさについて言及していた。 まず、改善しなきゃいけないのは、ポップカルチャーというところに限定して発言させていただくので
2013年5月11日の民主党公開大反省会、30歳以下限定ということで「参加できないじゃん!」と思っていたら「取材で行く?」というお誘いを幸運にも頂いたので行って参りましたよ、雨の中。 とはいえ、出席した菅直人元首相・枝野幸男前経済産業大臣・長妻昭元厚生労働大臣からの発言で目新しいものはあまりなく、全体として退屈な議論に終始したように思う。せっかく行ったからということで、一応動画を見なおして起こしてみたけれど、つまらなさがより際立ってしまった。 枝野元官房長官「政策判断で間違っていることはない」 民主党公開大反省会発言ダイジェスト ガジェット通信 とはいえ、民放各局をはじめとするテレビや、新聞・通信各社が取材に来ていたし、ネットメディアもYahoo!みんなの政治で特集が組まれるなど注目自体は高かった。野党に転落してからこれほどスポットライトを浴びることはなかったのではないだろうか。 Yah
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ふじいりょうの記事一覧 - 個人 - Yahoo!ニュース』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く