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エノキタケ、ご存じですよね。あなたはどうやって召しあがりますか? 信州の特産だけあって、エノキタケは信州人の食卓には常連です。朝の味噌汁に入れたり、大根おろしとあえたり、天ぷら、鍋、煮物、野菜と炒めたり、炊き込みご飯にしたりと、本当にいろいろ楽しんでいます。なにはなくともエノキタケで、エノキタケを食べることは信州に生まれた幸せを感じるひとつの触媒です。主役だけでなく、主役をもひきたててくれるのが、このエノキタケの良さでしょうか。 ところで毎日きのこのパワーを手軽に摂取できる「えのき氷」というのがあるのですが、聞いたことあります? 「えのき氷」は、エノキタケをトッピングしたかき氷なんかじゃあありません。便秘で悩んでいる方、最近コレステロールが高くってと悩んでいるみなさん。「信州きのこマイスター」の方が言っていることを、よーく聞いてください。「とにかくお通じがよくなって便秘に悩んでいたことが嘘
地蜂追いとは、夏が秋にかわる頃、めじるしの真綿(最近では果物などについているスチロール)にエサであるイカ、エビ等をつけ、それを蜂にくわえさせ、短距離走者のごとき足取りで、足下がどうなっていようがおかまいなしに、野山で蜂を追いかけて突き進み、蜂の飛ぶ姿を目を皿にして見極め、老いも若きも男たちが夢中になって、地蜂の巣を発見する狩猟的行為のこと。 それは前日に生のイカを短冊に切ったものを森の木につるすところからはじまります。このような仕掛けを何箇所かにあらかじめ施しておくのです。これが第一の仕掛けでした。そしてもうひとつ、第二の仕掛けの準備も前日にすませておかなくてはなりません。 果物をダンボールで買う時についてくる、薄い網目状の発砲スチロールを切ったものに釣り糸をつけ、その釣り糸には米粒を半分に切った程度の大きさのイカをつけておくのです。 そうしたら、後は仕掛けに誘われるように地蜂がやってくる
地蜂追いとは、夏が秋にかわる頃、めじるしの真綿(最近では果物などについているスチロール)にエサであるイカ、エビ等をつけ、それを蜂にくわえさせ、短距離走者のごとき足取りで、足下がどうなっていようがおかまいなしに、野山で蜂を追いかけて突き進み、蜂の飛ぶ姿を目を皿にして見極め、老いも若きも男たちが夢中になって、地蜂の巣を発見する狩猟的行為のこと。 前編を読む 先週の金曜日、天気は晴れ、午後3時をまわった頃。再び決戦の幕が切って落とされました。舞台は長野県上水内郡飯綱町の森の中。先月の「長野県のおいしい食べ方」第218号「地蜂追いロマン紀行 前編」では、信州の伝統狩猟文化である「地蜂追い」のために編成された「チーム・蜂追い」が、信州の精神を求めてこれに挑む姿をご覧いただきました。地蜂が巣に戻る姿を何度も見失って、苦戦を強いられます。半ば諦めかけて「それでも最後に・・・」と、ある地蜂にめじるしをつけ
美容と健康に敏感な方は、すでにご存知でしょう。「ルバーブ」のことを。 ルバーブは英語で「Rhubarb」と書きます。和名は「食用大黄(だいおう)」ですが、現在はそのままルバーブと呼ばれています。街の高級食材店や自然食品店などにルバーブのジャムが置かれているのも、もう珍しくありません。 肉食中心の食事をする欧米では、古くから食卓に欠かせぬ食材として広く栽培されていましたが、生活スタイルの変化につれて日本でもようやく数年前からジャムなどとして広まりはじめました。 バターや牛乳など乳製品との相性の良さが発見されるなど、21世紀になって需要は急増しています。繊維質が豊富で、ビタミンCやカリウムやカルシウムも多いため、お通じを良くし、肌の調子を整える効果もあるのです。 西洋人には必需品だった ルバーブが育てられている信濃町は寒冷地で、冬は積雪の多いところですが、夏は涼しく、高原のさわやかさが感じられ
え? キノコの仲間かって? 違いますよ。稲を大きくしたような葉で、沼や川などに生える東アジア原産のイネ科の多年草にマコモという植物があり、このマコモの茎が肥大化したもののことです。マコモという植物は水のあるところで生育しますので、栽培は水田でおこなわれます。はじめは稲苗と同じように一本の苗ですが、田植え後水稲のように分割し、茎が20〜30本ほどになり、丈は約2mまで成長します。夏を過ぎると、マコモに寄生した黒穂菌の影響で根元の部分の茎が横に肥大してきます。その部分(下写真)を『マコモタケ』と呼び、この肥大したところ=外皮をむいた白い部分(長さ15〜25cm、直径3〜5cm、重さ50〜250gに育ったもの)を食すのです。 植えるところによって当然差がありますが5月ごろ植えて9月中旬〜11月にかけて収穫されます。マコモは漢字で書くと「真菰」と書きます。地球の主のような植物で、今から6千万年から
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