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国が定めた定義は無い補完代替療法 茂木:まず、「補完代替療法」という言葉の“定義”は、どのようなものなのでしょうか? 大野先生:結論から言うと、「補完代替療法」の定義について、日本は厚生労働省などの公的機関が定めているようなものはない、というのが現状です。いろんな研究会や学会が、独自の定義を主張しているものはありますが、国が正式に定めたものはないのです。 一方、米国(国立補完統合衛生センター)には、補完代替療法を3つに分けた分類があります。 1.天然物(Natural Products) ハーブ(ボタニカル)、ビタミン・ミネラル、プロバイオティクスなど 2.心身療法(Mind and Body Practices) ヨガ、カイロプラクティック、整骨療法、瞑想、マッサージ療法、鍼灸、 リラクゼーション、太極拳、気功、ヒーリングタッチ、催眠療法、運動療法など 3.そのほかの補完療法(Other
この記事の3つのポイント ・オンライン情報の事実とうその広がり方を科学的に検証 ・ツイッターでは、うその情報が6倍の速さで拡散する ・Facebookでも同じ傾向となる別の研究結果は存在 ツイッターで投稿されるオンライン情報は、話題の中身にかかわらず、うそ(フォルス:false)の方が事実(トゥルー:true)よりも有意に速く、広く、深く広がることが科学的、客観的に検証された。これはマサチューセッツ工科大学(MIT)のSinan Aral氏らによる研究成果で、2018年3月9日のScience誌に掲載された。パソコンやスマートフォンなどを介する情報の流れは、現実の社会通念とは異なり、うそと事実が同じ加速度を持つ。その上で、事実よりもうその拡散傾向が強いのは、人間自身がそれに加担している可能性があるとAral氏らは指摘している。 約12年間に発信された12万6000ツイートの拡散構造を定量分
HOME > オンコロブログ > 光免疫療法 その1~第3相試験LUZERA-301が開始、期待される治療法、臨床応用への最終段階~ オンコロの可知です。はじめて「光免疫療法」のことを書きたいと思います。ニュース枠ではなく、ブログ枠で書きますが、宜しければお付き合いください。 *続きを書きました。 光免疫療法、その2 ~第3相試験LUZERA-301の情報が公開、局所進行頭頸部扁平上皮がんが対象~ 光免疫療法とは? 光免疫療法(近赤外光線免疫治療法:NIR-PIT)とは、「①がん細胞を標的とする分子標的薬にIR700という光吸収体を結合した複合体(コンジュゲート)をがん患者に投与した後に光(近赤外線)をあてること」により、「②光吸収体が がん細胞内で熱を発する物質に変化して物理的に破壊」し、「③急激な細胞破壊にて放出された腫瘍抗原により免疫が活性化」され、「④光が届かない部位の腫瘍にも有効
免疫療法のマンガ がん治療における、第4の治療法として注目を集めている、免疫療法の働きについてまとめたマンガを公開いたします。メディカルアドバイザーを慶応義塾大学医学部先端医科学研究所 河上 裕先生、監修を北里大学医学部新世紀医療開発センター 佐々木 治一郎 先生のもと作成いたしました。このマンガが免疫療法の正しい理解の一助となれば幸いです。 著者情報 マンガ:免疫のシゴト~免疫療法を正しく理解するために知っておきたいこと~ 制作・著作:株式会社クリニカル・トライアル マンガ作成:橘 真依 メディカルアドバイザー:慶応義塾大学医学部先端医科学研究所 河上 裕 先生 監修:北里大学医学部新世紀医療開発センター 佐々木 治一郎 先生 後援:特定非営利法人日本肺癌学会、認定NPO法人キャンサーネットジャパン、株式会社クロエ マンガに関する問い合わせ(オンコロ問い合わせ窓口):0120-974-2
(文:オンコロ責任者 可知 健太) がん医療の発展において臨床試験(治験;以下、治験)は欠かせないものであり、我が国では年間400試験ものがん領域の治験が実施されている。 しかしながら、『治験はどのように実施されているか?』などは一般的にはほとんど知られておらず、マイナスなイメージを抱く方も少なくない。そこで、オンコロでは患者さんやご家族と共に数多くの治験を行う病院へ治験体制を学ぶツアーを企画した。 今回、その無謀ともいえる企画に応じてくれたのは国立がん研究センター東病院(以下、東病院)である。国立がん研究センターを冠する東病院は、日本のがん研究の中心の一つであることは間違いなく、昨今話題のスクラム・ジャパンを主導する。 同席するのは、伊藤 誠さんと轟 浩美さん。伊藤 誠さんは悪性胸膜中皮腫ステージ3と診断され東病院に通う一人。轟さんはスキルス胃がん患者会 希望の会代表であり、故人である旦
乳がん啓発月間の10月に入った。アメリカにおいて、ピンクリボンが乳がん啓発のシンボルとなってから25年。自分が罹患するずっと昔から、「乳がん」という言葉で思い出す女性がいる。 遺された著書を紐解く 千葉敦子さんは、新聞社に勤めたあと、フリーランスの道を選び、彼女にとって生きるには窮屈な日本を離れ、ニューヨークで活躍されたジャーナリスト。そのキャリアは、著書から読み取ることができ、1980年代当時の“自立した働く女性”として、憧れの存在だった。 乳がんが千葉さんの身体を襲ったのは、アメリカに移住する前。当時はインターネットの普及もしていない1981年の出来事である。情報も乏しく、患者に病名を告げることもタブーとされた時代だったが、医師との頻繁なコミュニケーションや医療従事者であった妹さんの助言により、冷静に標準治療を受けられた。 ご自身の乳がん治療に関する著書もいくつか出版されている。私は彼
HOME > がん種一覧 > 肺がん > 肺がんニュース > オプジーボ、キイトルーダおよびテセントリクなど、5つの免疫チェックポイント阻害薬の違いを6つのがん種別にまとめてみた
オプジーボ、キイトルーダおよびテセントリクなど、5つの免疫チェックポイント阻害薬の違いを6つのがん種別にまとめてみた 免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-1抗体薬/抗PD-L1抗体薬)とは 免疫チェックポイント阻害薬(抗PD-1抗体薬/抗PD-L1抗体薬)とは、がん細胞を攻撃するT細胞の働きにブレーキをかけている蛋白質であるPD-1とPD-L1の結合を阻止することで、… ニボルマブ(オプジーボ)とペムブロリズマブ(キイトルーダ)について オプジーボとキイトルーダの適応状況 昨今話題の免疫チェックポイント阻害薬。2017年9月28日現在、日本で承認されている免疫チェックポイント阻害薬は抗CTLA-4抗体であるイピリムマブ(商品名ヤーボイ)、抗PD-1抗体であるニボルマブ(商品名オプジーボ)およびペムブロリズマブ(商品名キイトルーダ)の3剤である。中でも、抗PD-1抗体の2剤は多くのメディア取
次世代シークエンサーを使って、がんの組織の遺伝子変異(異常)を調べ、一人ひとりの患者に最適な薬を選ぶ「プレシジョン・メディシン」が、昨年11月に、「NHKスペシャル」で紹介され反響を呼びました。日本では現在、国立がん研究センター東病院を中心に「SCRUM-Japan(スクラム・ジャパン)」と呼ばれるプレシジョン・メディシンのプロジェクトが進んでいます。スクラム・ジャパンとはどういうプロジェクトなのか、がんの患者が参加するにはどうしたらよいのか、事業代表者としてプロジェクトを統括する国立がん研究センター東病院長の大津敦先生にインタビューしました。 全国遺伝子スクリーニングで患者の選択肢を増やす ― SCRUM-Japan(スクラム・ジャパン)とは? 大津先生 がんの患者さんの病変から採取した組織の遺伝子異常を調べ、それぞれの遺伝子異常に合った治療薬や診断薬の開発を目指す日本初の産学連携全国が
オンコロLINE公式アカウントのご案内! 知りたいがんに関する情報をお届けします!スマホでかんたんに特定のがんの情報を受け取りませんか? 詳細を見る 国立がん研究センター東病院先端医療科×がん情報サイト「オンコロ」連携プロジェクト オンコロは国立がん研究センター東病院と連携を行い、治療法を探している方へ、新たな治療の選択肢となりえる治験の情報を届けるサポートを行っていきます。 詳細を見る オンコロ会員への登録ご案内 オンコロ会員登録がはじまります 2015年5月にがん情報サイト「オンコロ」がスタートし、今年で9年目を迎えました。 引き続き科学的根拠に基づく信頼性の高い情報を発信してまいります。 そして、さらに手厚く、長期的に、より身近な存在として皆様をサポートしていきたいという想いから、オンコロ会員の登録をスタートすることといたしました。 詳細を見る
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