サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
ノーベル賞
radio-critique.cocolog-nifty.com
日本をゆるがすレイプ事件 権力に近い男性に暴行されたある女性ジャーナリストが、その事実を知らしめ、社会のタブーを糾弾するために戦っている。 レジス・アルノー(東京) セクシャルハラスメントに反対するSNS上の世界的な動き#MeTooは、日本では「お前は違う」と翻訳されているのだろうか? 日本でニュースになっている「詩織さん事件」を見ていると、そう思えてしまう。ロイター通信で働く若手女性ジャーナリスト伊藤詩織は、5月の末、安倍晋三の伝記作家が2年前に彼女に薬を飲ませてレイプしたと公の場で糾弾した。この若い女性によれば、極右ジャーナリストとして有名な山口敬之とのレストランでの「仕事上の」夜の会食の途中に突然気を失い、数時間後にレイプされている最中に目を覚ます。この被害者女性によって提供された詳細は(レイプ犯と目されるこの男性は彼女に「パンツぐらいお土産にさせてよ?」と要求したようだ)、彼女の証
愛川欽也さん逝く (新日刊マックニュース) アデル、ブルーは熱い色/ほとばしる愛に心が苦しい (MOVIE BOYS) その他のラジオ局2014年秋の番組改編 (コンテンツって言い方、嫌いだけど) No.452 テロ,ライブ (気ままな映画生活) アデル、ブルーは熱い色・・・・・評価額1700円 (ノラネコの呑んで観るシネマ) テロ、ライブ (象のロケット) テロ、ライブ (佐藤秀の徒然幻視録) アデル、ブルーは熱い色 (映画三昧、活字中毒) アデル・エグザルコプロス、レア・セドゥ主演、アブデラティフ・ケシシュ監督『アデル、ブルーは熱い色(La vie d'Adèle – Chapitres 1 et 2)』"絵画のように、彫刻のように" (映画雑記・COLOR of CINEMA) 『アデル、ブルーは熱い色』 2014年4月16日 ヒューマントラストシネマ有楽町 (気ままな映画生活(適当
『この世界の片隅に』:戦時下日本の主婦の白昼夢 小さな物語と大きな歴史を混ぜ合わせる片渕須直のアニメ映画 マチュー・マシュレ 『ル・モンド』からのアドバイス——見逃してはならない 日本のアニメーションの大きな力のひとつは、そのリアリズム的なアプローチであり、それは空想を描写する場合にもおよぶ。その点で、アヌシー国際アニメーション映画祭の審査員賞受賞作である『この世界の片隅に』という長編映画が最も際立っているのは、1930年代から原子爆弾投下後の1945年の降伏までという、日本史の運命の13年間を、ひとりの控えめな女性という存在、ひとりのぼんやりとした若い妻を通して振り返る強烈な野心においてである。 漫画家・こうの史代の漫画を原作とするこの映画は、57歳の控えめなアニメーターであり、例えば宮崎駿や大友克洋の演出補を務めた、片渕須直の最新監督作である。彼はいくつかの知られざる作品を手がけており
映画評 『この世界の片隅に』。秩序ある世界が一変する様子を描く秀逸な作品 ケネス・トゥーラン 『この世界の片隅に』は、その言葉の響きどおり心地よい作品だ。その心地よさが終わるまでは。 アヌシー国際アニメーション映画祭の受賞作であるこの日本の長編映画は、地味な傑作であり、片渕須直による脚本・監督の、驚くほど胸を打つ日常の叙事詩である。片渕は宮崎駿の弟子で、この巨匠の『魔女の宅急便』で演出補を務めた。 片渕は、労を惜しまずに日常生活の美しさと静かな詩情を恭しく賞賛し、そのすべては気付かぬうちに第二次世界大戦中の平均的日本人の忍耐と犠牲に捧げる作品へと変わってゆく。 実際、労を惜しまなかったことは、作品の半分どころの話にとどまらない。というのも、片渕はこの物語の細部の調査に6年を費やし、細部を正しく作画する裏付けのために、1945年の原爆で中心部が破壊された広島と、その隣の呉の写真を4000枚以
FMは地上波のほうが高音質 前掲動画で紹介されている受信のコツは、このブログをご覧のかたにとっては既知の事柄ばかりかもしれません。 ただ、1か所気になる部分がありました。 川島修 TOKYO FM 技術部長 やはりFMの最高の音質を楽しむためにはですね、電波で受けてFMの音を聴いて頂くというのが、これが最高の楽しみ方だと思います[……]。 前掲動画によると、FMは地上波のほうが高音質ということらしいのです。AMはradiko.jpのほうが高音質なのは自明ですけどね。 文系人間の直感としては、「デジタルのradikoでは音声が圧縮されているのに対して、アナログの地上波FMでは圧縮されていないから高音質なのかな?」と想像するのが関の山なわけですが、実際のところどうなのでしょう? ちょっと調べてみました。 radikoにおけるFMの音質 そもそも、radikoの音質とは、どのくらいのものなのでし
若者のラジオ離れに関する良いニュース 若者のラジオ離れを嘆く声がよく聞かれますが、そんなご時世に、実は10代も結構ラジオを聴いているんじゃないかという良いニュース: ○半分以上が聞いている! ティーンの聞いているラジオ! | マイナビニュース 「聞いてみました」という他に調査方法が明記されていない上に、サンプルが191人と少ないので、統計としては難がありますが、前掲記事によると、 ラジオは聞く? ○たまに聞く...66人(34.6%) ●よく聞く...31人(16.2%) ○聞かない...94人(49.2%) 「たまに聞く」+「よく聞く」=50.8%。ハッキリ言って、予想以上の数字。 具体的な番組については、 『たまに聞く』と答えてくれたのは66人。実に3分の1以上です。 聞いている番組では、ジャニーズ系の出ているラジオ番組の人気が高いようです。一番人気なのは文化放送の「レコメン!」(15
「強制連行」——定義、軍の関与の有無 荻上チキ あの、論点としては強制連行という所が残っているので、吉見さんのほうから伺っていきたいと思うんですけど、強制連行に軍が、あるいは政府が関与した証拠は見つけられなかったということはね、河野談話などで言われたり、今でもそういうことが言われたりするわけですけれども、では、その「強制連行」、つまり吉見さんが例えば「甘言」とか「誘拐」とか色いろな話がありましたけれど、「強制連行」とはつまり何で、そうした事例はあったのかなかったのか、そのことについて、もう一度吉見さん、いかがでしょうか? ○慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話(平成5年8月4日)(外務省ウェブサイト) 吉見義明 えぇっと、強制の問題はですね、やっぱり慰安所での強制があったかどうかが全てだと思います。 荻上 労働実態が? 吉見 そうですね。労働というか、労働ではないですよね。
慰安婦制度運営のメカニズム 荻上チキ ちょっとここで一旦整理させて下さい。 公娼制度の中で、人身売買などの、それこそセックス・スレイブ、性奴隷というように言われるケースももちろんあっただろうし、同意のものもあっただろう。それは、まぁ、個々人によって[見ないと]判らないけれど、全否定することも出来ないけれども、全員がそうだったとも言えないわけですよね? その実態っていうのは判らないと。 ただ、その慰安婦っていうもののなかで、公娼制度と同じようなものだという評価をするのであれば、そうしたものと同程度に、それこそ本人の意図に合ないものもあったんじゃないか——吉見さんの言いたいことっていうのは、そういったことなんでしょうかねぇ? 吉見義明 えぇっと、僕は、日本軍慰安婦制度っていうのはですね、ひとつは人身売買を基礎にして成り立っている。 それからもうひとつは、朝鮮から連れて行かれた女性たちの中に非常
橋下徹大阪市長の発言について 荻上チキ まず最初の論点として、何と言っても、やはり橋下市長の会見がきっかけになりました。それについても質問メールが来ているので読み上げて頂けますか? 南部広美 はい。ラジオ・ネーム「タクヤカンダ」さんからです。35歳男性のかたです。 「従軍慰安婦論争は昔からありましたが、橋下徹大阪市長の発言で再び注目を浴びました。おふたりは橋下市長の一連の発言についてどう思われますか? 政治的な面、歴的学な面でどう評価しているのか知りたいです。」 荻上 「政治的な面」と「歴的学な面」、ふたつ挙げて頂きましたよね。これやっぱりポイントになるなと思うんですけれども、秦さんは橋下市長のこの会見——秦さんの著書もこの会見で少し引用されていたりというか、名前を挙げられていたかと思いますけども——この会見について、いかが思いましたかねぇ? 秦郁彦 まず、政治的ということはね、歴史家の私
南部広美 大阪市の橋下市長の会見の音声の一部をお聴き頂きましたが、この発言がきっかけとなり、慰安婦問題が再燃しました。 慰安婦問題の経過を辿ってみます。 慰安婦とは、1930年代から45年まで、日本の戦地・占領地で日本軍が作った慰安所で軍人の性の相手となった女性たちのことです。 その存在は以前から知られていましたが、1991年に元日本軍の慰安婦だった韓国人女性が謝罪と賠償を求めて名乗り出たことから、政治・外交問題となりました。 日本政府は、慰安所の設置や、慰安婦の募集に日本軍が関与した証拠はないと主張してきましたが、調査を進めた結果、1993年のいわゆる「河野談話」の中で、初めて軍の関与や強制性があったことを認め、謝罪しました。 1993年8月4日に、当時の河野洋平官房長官が発表した、いわゆる「河野談話」の概要です: 慰安所の設置・管理および移送については、旧日本軍が直接あるいは間接的にこ
西村賢太「田舎モンっていうのは、チョッと売れると青山とかマンション借りるんだなと」 西村賢太 田舎モンの私小説書きっていうのは自分のこともの凄く美化して、車谷長吉とか佐伯一麦とか、全部田舎モンなんですよ。 やっぱり、東京生まれの私小書きは大成しないっつうのは、今までそういうジンクスがあったんですよ。やっぱりみんな恥ずかしがりやだから。それは一種の自分だけの中の謙譲の美徳なんですけどね。 そういうのをちゃんと守り抜いてんのに、田舎モンは「自分は命がけで小説書いてる」とか、そういうことを平気で言うの。コッチは言えないの、そういうの、「命がけで小説を書いてる」とか、恥ずかしくて。 伊集院光 わかる、チョッとわかる。 [……] 西村賢太 どっかの前室で、売れっ子の若手芸人が、なんか、青山かどっかに引っ越したっていう話をチラッと聞いたのね。それ聞いた時に、田舎モンっていうのは、チョッと売れると青山と
青春映画でなく、青春の終りの映画 今年見た映画のなかでは1、2を争う作品だった。 ただ、前評判では、観終った後に心がザワザワ騒ぐような青春映画という印象を受けたけれど、実際はかなり違っていた。青春映画じゃなくて、どっちかというと青春の終りの映画。 劇場で若い観客が「で、結局なに?」みたいな感想を語っていたという話をチラホラ聞くけれど、私も「これ、高校生に解るかなぁ?」と思った。 ちなみに、私の周りのある大学生の感想は「ぶっちゃけ、桐島はどうなったんですか?」 しっかりしろよ、大学生。 みんなは桐島を待っているのではない、桐島を失ったのだ この作品について、中森明夫が「桐島=キリスト」説を唱えたり、町山智浩(と中森)はサミュエル・ベケット『ゴドーを待ちながら』En attendant Godot(1952年)とのアナロジーで論じたりしている(あのバスケットのゴールが木の代りなんですね)。 確
伊集院光と町山智浩の初顔合わせ。 好きなラジオの人が同じ番組にそろって出演ってのは贅沢でございます。 ○TBS RADIO 954 kHz │ 伊集院光の週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう! ※配信期間:2012年09月24日〜2012年10月12日 伊集院は水道橋博士経由で町山を知ったようで、町山のラジオも聴いているとのこと。でも、ふたりとも、ちょっと硬かったなぁ。 町山が紹介した作品は、ニール・ジョーダン[監督]『ことの終わり』The End of the Affair(1999年)。原作はグレアム・グリーン(Graham Greene)の小説。 この日のトークで一番おもしろかったのは、映画解説者とはどういう職業かを町山が説明するところ。 伊集院光 前にこの番組に水道橋博士をゲストに呼んだ時に、博士が、町山さんは映画の「正解」ってのをキチンと把握するべきだっていう考え方をもってると
カナダの公共放送CBC(Canadian Broadcasting Corporation)の経済番組 "The Invisible Hand" (CBC Radio One, Canada) が面白い。 言うまでもなく、番組タイトルの "The Invisible Hand"(見えざる手)はアダム・スミス(Adam Smith)の『諸国民の富』An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations(1776年)からの引用。 経済学的な概念や考え方を、身近な出来事などから説き起こし、一般人や専門家の声を交えつつ易しく紹介する30分番組。語り口もおカタくなくて取っ付きやすい。ホストを務めるのはCBCラジオのプロデューサー、マシュー・レイジン-ライダー(Matthew Lazin-Ryder)。ゾンビ映画が好きらしい。 これ
○テーマは「生活保護バッシングを考える」「これは読んでほしい-2012年上半期の一冊」です。|ポッドキャスト(「中島岳志のフライデースピーカーズ」公式サイト) 印象的な発言をいくつか: 中島岳志 [家族は]とっても重要だからこそ、家族規範によってこれを乗り切ろうとすると、逆に家族が崩壊する方向へ向うっていう、この逆説を理解していないとダメだ。 だから、自民党の議員さんは、家族規範や、あるいは「家族に頼れ」みたいなことを強く言うことによって、実は、今もう脆いギリギリの所で成り立っている現代社会の家族というものがより崩壊の方向へ向かう、極めて反保守的な政策をとっているというのが私の印象なんですね。 中島岳志 そもそもおかしいのは、最低賃金が低すぎるということの問題で、この最賃をなんとかしないと、やっぱり、全体のレヴェルっていうのが保てない。 最賃でず〜っと働いていても、12万円ぐらいしか稼げな
掲載順は放送拠点所在地の全国地方公共団体コードに拠る。同一市区町村内では局名五十音順。 ○おちあいFM(東京都新宿区西落合1-31-24 西落合児童館2階 落合三世代交流サロン、86.9MHz、土曜日) 「メジラジ」(目白大学放送研究会、隔週土曜日13:00-15:00)・「林芙美子アワー」・「シャンティ・アフタヌーン」(WERE-FM、第2土曜日午後)などを放送中。 ○あさくさFM(浅草花やしき内:東京都台東区浅草2-28-1、83.7MHz) 浅草の遊園地花やしきから放送しているミニFM局。生放送番組「Asakusa Catch UP」(月〜土は1日1回、日曜は1日2回)と、多数の録音番組を放送。生放送パートはUSTREAMでも放送していて、放送ブース内の映像を見ることができる。 Twitter: http://twitter.com/asakusafm/ ○コジマラジオ(東京藝術大学
このラジオ・ドラマは、北海道・三毛別の開拓民がヒグマに襲われ7名の死者・3名の重傷者を出した三毛別羆事件(1915年/大正4年)に材を取った吉村昭の小説『羆嵐』(1977年)をドラマ化したもの。 時系列上現在に該る部分では笠智衆演ずる語り部が登場するものの、ナレイションがなく、俳優たちの演技と効果音だけで全てが表現されている。ナレイションがないことで醸成される臨場感と俳優による迫真の演技が凄まじい。 それもそのはず、制作陣は、脚本:倉本聰、音楽:山本直純、出演:高倉健・倍賞千恵子・笠智衆・寺田農・浜村純・北林谷栄などなど、映画並みのオール・スター・キャスト。 印象に残ったのは、ヒグマに連れ去られた阿部マユの遺体が発見され、区長と村人がそれを遠くから見ているシーン: -何か包んでる。 -遺体だろうか? -遺体だったらもっとでっけえ。遺品だろう。 この直後、運ばれて来た遺体を見た区長はこうつぶ
「誰だコイツ?」と言わんばかりの沈黙で始まる。談志は、作家の伊集院静との対談と思っていたのだとか。 まずは伊集院が、若き日の談志による「雛鍔」のテープを聴いて落語家への途を諦めたと自己紹介すると、談志は、 談志 どうも聞いててウソくせぇなぁ。 伊集院 ホントなんですよ。 談志 辞めるきっかけを待ってるみたいな気がするなぁ。 こんな感じで始まったけれど、談志もナンダカンダで途中からはうれしそうにしゃべってた。 「談志・円鏡 歌謡合戦」(ニッポン放送) 「雛鍔」同様、若き伊集院にインパクトを与えたという、立川談志と月の家圓鏡(現・橘家圓蔵)のラジオ番組「談志・円鏡 歌謡合戦」(ニッポン放送、放送期間・曜日・時間未詳)に話がおよんだ。伊集院曰く「脳が直接何かを噴射しるみたいなラジオ」と落語との関係が談志の口から語られる: 伊集院 落語の談志師匠、さっき言った「雛鍔」があるとするならば、もうひとつ
ガイガー・カウンターが人気らしい 最近よく耳にするようになった「ガイガー・カウンター」。放射線量計測器のこと。さぞや高価な製品かと思いきや、数万円から手に入る。もっとも、ここ最近は価格が上昇中。amazon.co.jp でも、ロシヤのRADEX 社製品がいつのまにか倍に値上がりしている。ネットオークションでは、手もとに商品がない状態で空売りしている人もいるらしいので気をつけましょう。 秋月電子から「ポケットガイガーカウンターキット」や、このキットと「4・1/2桁周波数カウンタ・キット」をセットにした「デジタル放射能検出ガイガーカウンターキット」が発売されていたようだが、おそらく現在は入手不可能だろう。最近、秋月電子が保守用在庫のGM管を放出して、あっという間に完売したようだ。キットの回路図はサイトで公開されている。 ○ポケットガイガーカウンターキット(PDF:秋月電子通商 電子部品 ネット
当局から充分な情報が開示されず、大惨事に対する危機感がますます高まり、そして多くの場合は事態の深刻さが評価できない状態のまま、新聞による解説や民放テレビ・ネットワークやブログ上で広がる原子力専門家たちによる証言によってこのドラマのきな臭い背後関係が表面化する。それにつれて、日本人は今やますます不安に陥っている。 その背後関係とはすなわち、かしこくも「原子力ロビー」と呼ばれる圧力だ。 富と権力の場の心臓部は経済産業省で、原子力行政に対して最も力をもち、電気事業連合会、原子力安全・保安院、東芝・日立を筆頭とする原発建設企業グループ、および原発運営会社を管轄下に置いている。 このロビーは、原子力関連の省庁を退官したキャリア官僚を電力会社に「天下り」させ、情報隠蔽の仕切り役となった。このロビーは、出版やテレビで原子力は絶対に安全だと思わせるために、主要広告代理店に資金をつぎ込んでいる。 民主党は2
様々な余震 エヴァン・オウスノス (5ページ目) 上杉は別の電話に出た。今度は別の被災地自治体の職員からの電話で、彼はこう伝えた「われわれは復帰のことを考えなければならない」——「復帰」、それは多くの人びとが異口同音に唱える言葉だ。 「放射能漏れに対して何か準備はしていますか?」と上杉は尋ねた。 「いいえ、全くしていません。そんなことを考える余裕もありませんでした」と電話の相手は答えた。 地震以来、上杉は、記者会見への参加を日本の大手メディアの代表だけに制限するのではなく、放射能漏れの脅威に関する情報をさらに提供し、幅広く様ざまな報道機関の記者が公式な記者会見へ参加して徹底的に質問をすることを許可するよう政府に求めてきた。それに先立つテレビのインタヴューで、彼は炉心融解の見通しという歓迎されない話題を持ち出し、今後二度と放送に呼ばれることはないだろうと言われた。話の中で彼は、民衆は「洗脳さ
息もできないクソ蝿 ライムスター宇多丸 はじめまして。 ヤン・イクチュン [日本語で]はじめまして(笑)。 宇多丸 はい、じゃぁ、ということで、じゃぁ、さっそく本題に入らせて頂きたいんですが、とにかく、あのぅ、日本でここにきてさらに高評価で、例えば、『キネマ旬報』っていう日本で一番権威がある映画雑誌で外国映画部門1位とか、えぇ、まぁ、それも含めて、僕がこのラジオ番組でやってる映画評のコーナーでもホントに、あのぅ、高く評価させて頂いて、たぶんリスナーの中で今年投票させたら1番だったんじゃないかと思うんですね。そのくらい人気なんですけど、この日本での高評価っていうのはどういうふうに感じられます? ヤン・イクチュン ホントに素晴らしい映画のようですね(笑)。 宇多丸 (笑)やっぱり、ちょっとこう、ここまで高評価が急に、ってのはチョッとビックリって感じですか? ヤン・イクチュン 韓国と映画の上映シ
2010年12月1日の未明あたりからウチのブログの下記のエントリーへのアクセスが異常に増えていた: ○平野博文・前官房長官が「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ)に抗議した件に関する追記(当ブログ内) ※問題視された上杉隆の発言を上記エントリーで文字起こししておりますので、何が問題なのか/問題でないのか、ご確認下さい。 「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、2010年6月29日(火)13:00-15:30)で上杉隆が、平野博文・前官房長官が退任の際に官房機密費3億円をネコババした疑いがあるので、ジャーナリストはこれを追求すべきだと主張した件についてのエントリー。 「ついにネコババが白日の下に曝されたか?」と思ったら、話はむしろ逆。 「小島慶子 キラ☆キラ」(TBSラジオ、月〜金13:00-15:30)が、上杉隆のポッドキャストのバックナンバーを、12月1日(水)いっぱいを以ってゴッソリ
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く