サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
sendgrid.kke.co.jp
この記事は 5 Ways to Check Your Sending Reputation の抄訳です。 送信レピュテーションを高く保つことはとても重要です。レピュテーション、つまりメールボックスプロバイダがメールをどう判断するかは、購読者のメールへの反応で決まります。 もし、送信したメッセージが大量に迷惑メール判定された場合、レピュテーションは低下し、その後のメールは受信トレイに届きにくくなり、逆に、受信者がメールに興味を持ってくれれば、受信トレイに届きやすくなるでしょう。残念ながら、レピュテーションの算出方法はブラックスボックスであり、すべてのメールボックスプロバイダで統一された基準やスコアは存在しません。しかし、レピュテーションのモニタリングや把握に役立つサードパーティのツールやヒントがいくつか存在しています。 送信レピュテーションを確認できる5つのツール 以下で紹介するツールは異な
SendGridサポートエンジニアの菊田です。テクニカルサポートを担当していると様々な失敗事例を見かけます。その中には、事前に注意点さえ知っていれば回避できる失敗が数多くあります。そこで今回のブログでは、過去にあった失敗事例をもとに、どこに注意して、どのような対策を取ればよかったのか?についてご紹介します。ブログは2回に分けて、初回は「大量送信に関する失敗事例」をご紹介します。 事例1:長い年月をかけて獲得した大量の宛先がDBにあるので、その宛先に一斉配信したところ、メールが全然送れなくなってしまった! 長い間送信していない宛先は、既に存在しなくなっていたり、スパムトラップになっていたりする可能性があります。こうした宛先へ送信してしまうと、バウンスが大量に発生してアカウントが停止されたり、送信元IPアドレスがブラックリストに登録されたりして、メールが送信できなくなってしまうことがあります。
以前、掲載した「メール関連のRFC」の記事で、メールで使える文字列はASCII文字(7bit文字)のみで、そのままでは日本語が扱えない、というお話をしました。この制限は、MIMEやISO-2022-JP(いわゆるJISメール)といった方法で解決されているのですが、今回はこれらの方法で実際にどうやって日本語メールを扱っているのかを見ていきます。 日本語をそのまま送っているわけではない 普段、私たちはメールのやり取りで何気なく日本語を使っていますが、裏側ではメールの内容を一旦ASCII文字(7bit文字)に変換(エンコード)した上で送信し、受信側で再び元の表示形式に復元(デコード)する、といったことが行われています ASCII文字(7bit文字)に変換した状態のメールのことをよく「メールソース」などと表現することがあります。メールソースはメールメッセージの実体であり、文字化けの原因調査や配信遅
サポートエンジニアの佐藤(@awwa500)です。本ブログではこれまで、Event Webhookのイベントデータを保存する方法をいくつかご紹介してきました。今回は、AWSを使ったイベントデータの保存方法の一つとして、Amazon DynamoDBを利用する方法をご紹介します。 構成 以下の構成でイベントデータをDynamoDBに保存します。 各サービスが担う役割とポイントとなる設定について以下にまとめます。設定手順の都合上、図の右端から順に解説していきます。 DynamoDB イベントデータの保存先となるデータベースです。プライマリキーを「sg_event_id(文字列)」とする以外、設定は任意です。sg_event_id以外の項目はデータ保存時に自動的に作成されます。他に、検索条件に応じてセカンダリインデックスを設定しておくことをお勧めします。 AWS Lambda API Gatew
2022年1月、無償版G Suiteのサービス終了が発表されました。 ビジネス目的で利用しているG Suiteのアカウントは、同年6月27日以降に自動的にGoogle Workplaceに移行され、同年8月1日以降も継続して利用する場合は利用料金が発生してしまいます。詳細は下記の公式ドキュメントを参照してください。 従来の無償版 G Suite からのアップグレード(外部サイト) 独自ドメインでのメール送受信にお困りでしたら、SendGridを試してみませんか?SendGridのFreeプランなら無料でご利用いただけます。 今回は、GmailのUIを使ってSendGrid経由でメールを送信する方法をご紹介します。 おおまかに言うと、「Gmailにメールアドレスを新規追加し、そのSMTPの接続情報としてSendGridの情報を登録する」ことになります。 では、さっそく手順を見ていきましょう。
はじめに 以前の記事「携帯キャリアの迷惑メール対策について」では、各キャリアメールでさまざまな迷惑メール対策があることをご紹介しましたが、今回はより具体的な内容に踏み込んでメールを届けるための設定をご紹介します。 なりすまし規制への対応ステップ 携帯キャリア宛のメールが届かない場合は、以下のステップで原因の切り分けと対処を行うことをおすすめします。 1. 独自ドメインの利用設定(Sender Authentication)を行う Sender Authentication設定は、到達率を上げるための設定として携帯キャリアに限らずすべての一般的な宛先に対して有効です。 2. 受信者へ迷惑メールフィルタの設定変更を依頼する なりすまし規制への対応をどれだけ行っても、「拒否リスト」や「ケータイメールのみ受信」などを設定している受信者にはメールは届きません。設定の緩和や受信許可リストへの登録を受信
SendGridサポートチームの有田です。 過去の記事で一般的なSPFとDKIMの仕組みについて解説しましたが、SendGridからメール送信する場合はどのように送信ドメイン認証されるのでしょうか。前後編に分けて、その仕組みを簡単にご紹介します。 SPFとDKIMの復習 まずは、SendGridを使わない場合のSPFとDKIMの仕組みを復習します。 SPFもDKIMも、メールのなりすましを防ぐための送信ドメイン認証の手法です。メールを受け取った受信側メールサーバは、送信元ドメインのDNSサーバに認証情報を問い合わせます(図1の③)。この認証情報とメール自身が持つ情報を突き合わせて、差出人の詐称やメールの改ざんの有無をチェックします(図1の④⑤)。認証情報として、SPFでは送信元IPアドレスを、DKIMでは電子署名を利用します。 図1) 送信ドメイン認証 SendGridのDomain Au
この記事は Do Not Reply Email Best Practices の抄訳です。 返信不可のメールは通常 “noreply@domain.com” のようなメールアドレスから送られてくるため、すぐにそれと分かります。送信側の企業は、大量の返信が送られてこないようにこういったメールアドレスを送信元にしていますが、宛先のユーザを混乱させたりイライラさせたりする原因になっています。さらに、こういった送信元メールアドレスを使うことは、コミュニケーションやメールの到達率にも悪い影響を及ぼします。今回の記事では、返信不可のメールが問題になる理由と、その回避方法について取り上げます。 返信不可メールを使うべきでない理由 まず最初に挙げられるのが、ユーザとのコミュニケーションの機会を逃してしまうことです。Posterous、WordPress、Intense Debate、Facebookなど
ソフトバウンスは、宛先側の一時的な問題ですので、時間をあけて再送することで大抵は届きます。このため、Deferredが発生している場合は2~3日様子を見るようにしてください。 ハードバウンスは、待っていても届くようになることはないため、バウンスリストに掲載されているREASONを確認して個別に対処する必要があります。バウンスが発生するのはほとんどの場合、宛先アドレスが存在しない、もしくは誤りがあることが理由のため、一括でバウンスリストから削除するといった対応はおすすめしません。ただし、一部の携帯キャリアメールなどでは、迷惑メールとしてフィルタした際にハードバウンスに相当するエラーを返すことが確認されています。この場合、迷惑メールフィルタの設定を見なおした後、バウンスリストから該当の宛先を削除して再送を試みてください。 バウンスリストの確認 バウンスリストはWebポータルの「Suppress
本記事はTwilio Signs Definitive Agreement to Acquire SendGrid, Creating One Best-in-Class Platform for Customer Communicationsの冒頭部分、SendGrid社CEO Sameer Dholakiaからのメッセージの抄訳であり、買収に関する法的な内容は含んでおりません。詳細は原文をご確認ください。 また、本件に関する最新情報は、米国SendGrid社およびTwilio社のWebサイトをご確認ください。 SendGrid社:https://sendgrid.com/ Twilio社:https://www.twilio.com/ 9年ほど前、より優れたメール送信の仕組みを作るため、SendGridは3人の開発者(デベロッパ)によって創業されました。彼らは、開発者がアプリケーション
サポートエンジニアの佐藤(@awwa500)です。 メールには長い歴史があるため、関連するインターネット標準(RFC)も数多く存在します。そこで今回は、メール関連で特に重要なRFC※をご紹介します。普段、メールの運用をしていてもRFCを読む機会はほとんどないと思いますが、挙動に疑問が生じた場合の拠り所となる情報ですので、主なRFCとその概要を把握しておくとトラブルシューティングなどの役に立つことがあるでしょう。 ※今回はメール送信関連の基本的な内容に限定しています。記事では紹介していませんが、他にPOP3やIMAP4などメールボックスに保存されたメールへのアクセス方法を定めたものや、さまざまな認証方式、STARTTLSやS/MIMEなどの暗号化関連のドキュメントがあります。 SMTPとメッセージ形式 メールの世界で一番基本となる標準仕様はRFC 5321とRFC 5322の2つです。 RF
SendGridサポートエンジニアの菊田(@kikutaro_)です。メール送信処理を実装するとき、皆さんはどのようにテストをしていますか?個人やテスト用のメールアドレス宛てに送ることが多いと思いますが、メールのテストには様々な方法があります。今回のブログでは、メールのテストで役に立つツールやサービスを紹介します。 テスト用のSMTPサーバ メール送信のテストでよく使われるのがダミーのSMTPサーバです。通常のSMTPサーバは、メールの送信リクエストを宛先サーバに届けますが、ダミーのSMTPサーバは実際のメール送信はせずに、送信リクエストの受付結果を出力するだけです。 GUIベースのツール 次のようなものがあります。 FakeSMTP MailCatcher Papercut MailDev 以下はFakeSMTPの画面です。ローカル環境で起動して、メール送信プログラムの接続先SMTPには
SendGridサポートチームの有田です。 送信ドメイン認証(メールの成りすましを防ぐ仕組み)としては、SPFとDKIMが代表的ですが、最近はDMARCについても広く知られるようになりました。 この記事では、DMARCの概要を復習した上で、現在検討されている関連技術、BIMIとARCについて紹介します。これらの関連技術には、「受信者がDMARCの認証結果を簡単に確認できる」「メールが転送された場合などでも正しい認証結果が得られる」といったメリットがあります。 1. DMARCとは DMARCは、SPF / DKIMの両方の認証に失敗したメールを受信側サーバでどう扱うかを、送信側であらかじめ決めておくための仕組みです。認証に失敗したメールの扱い方(DMARCポリシー)には、none(規定しない)、quarantine(迷惑メールフォルダなどに隔離する)、reject(受信しない)の3つがあり
サポートエンジニアの佐藤(@awwa500)です。アプリケーションからSendGridを使ってメールを送る場合、さまざまな原因によって発生するエラーを適切に処理することは運用上重要です。特に気をつけたいのは次の点を考慮してシステムを設計することです。 リクエストは失敗する 「リクエストの成功」=「メールが届いた」ということではない 問題に気づかなければ意味がない 今回は、こういった点を考慮した利用方法について詳しく見ていきます。 リクエストが失敗する前提で設計する 外部サービスへのリクエストが失敗することを前提にして、送信内容をログに残しいつでも再送できるようにしておきましょう。こうすることで、利用しているサービスの障害や途中のネットワーク障害にも対処できるようになります。 例えば、SendGridのAPIを利用してメール送信する場合、アプリケーションサーバとリクエスト処理サーバを分けて、
SendGridサポートチームの菊田(@kikutaro_)です。私が担当している「マーケティングメールハンズオン」のアンケートでは、よく次のようなコメントをいただきます。 「SendGridのメールテンプレートで綺麗なHTMLメールを簡単に作れて良かった。」 「自由に使えるメールテンプレートがWeb上で公開されていることを知らなかった。」 「外部のメールテンプレートをSendGridに取り込めるのは知らなかった。活用の幅が広がった。」 メールテンプレートをうまく使いこなすと、短時間で魅力的なメールを作成できます。今回のブログでは、メールテンプレートを使ったことがない方やどれを使ったら良いのか迷っている方に向けて、いくつかのメールテンプレートをご紹介します。 メールテンプレートとは? メールテンプレートは、メールのデザインや本文の定型部分を繰り返し使えるようにした、いわゆる雛形です。すでに
使いやすくなった独自ドメイン利用設定機能(Sender Authentication)のご紹介 2018年8月28日 by SendGrid Category: 機能・使い方 ツイート SendGridの重要機能である独自ドメイン利用設定機能が、2018年4月18日にSender Authentication として生まれ変わりました。もうお試しになりましたか? 分かりにくい部分を改良し、以前より使いやすいUIへと進化しています。そこで本記事では、新しくなったSender Authenticationの使い方についてご紹介します。 独自ドメイン利用設定機能とは 独自ドメイン利用設定機能とは、SendGridが送信者の許可を得てメールを送信していることを証明する機能です。これにより、信頼性や到達率の向上が期待できます。 独自ドメイン利用設定は以下の3つから構成されています。 SPF/DKIM
SendGridサポートチームの有田です。 送信ドメイン認証の仕組みであるSPFとDKIMについては、これまでのブログ記事でもたびたび取り上げてきましたが、あらためて復習してみたいと思います。初心者の方にも読んでいただけるようかみ砕いて説明しますので、ぜひご覧ください。 1. なりすましメールとは 差出人を詐称して送られるメールをなりすましメールと言います。これを悪用すれば「大手ECサイトからのメールと見せかけて受信者を不正なWebサイトに誘導し、個人情報を抜き取る」といったこともできてしまうかもしれません。 郵便の場合、封筒と手紙に差出人の名前を書きますが、メールの場合も郵便と同じような仕組みがあります。メールの場合、封筒の差出人にあたる情報をエンベロープFrom、手紙の差出人にあたる情報をヘッダFromと呼びます。メールソフトで見えている差出人は後者のヘッダFromで、メールの仕組み上
SendGridのサポートへよくいただく質問の1つに「メール購読や問合せ用のフォームを作る機能はありますか?」というものがあります。SendGridでは現状、フォーム作成機能は提供していないため、ご自身でフォームを準備していただく必要があります。 メールアドレスを収集するための簡単なフォームを作成するのであれば、サードパーティ製のEmail Subscription WidgetやWisePopsのようなSendGridと簡単に連携できるWebサービスを使うのも1つの手段です。また、CMSやマーケティングツールを利用している場合、ツール内でフォーム作成機能を提供している、あるいはプラグインで提供しているケースもあります。 今回のブログでは、フォーム作成のためのWebサービス「Form.io」についてご紹介します。Form.ioでは多くの画面コンポーネントを揃えており、自由にフォームのデザイ
はじめに メールヘッダにはどんな情報が含まれているかご存じですか? ここから何がわかるかを知っておくと、メール配信でトラブルが起きた時に役立つかもしれません。そこで今回はメールヘッダの見方についてご紹介します。 メールヘッダの確認方法 手順はメーラによって異なります。Gmailなど、いくつかの主流なメーラでの確認方法をこちらのページで紹介しています。 メールヘッダから得られる情報 メールヘッダから得られる主な情報は次のとおりですが、これ以外にもさまざまな情報が得られます。 トレース情報 送信ドメイン認証関連の情報 メッセージのメタ情報 主なメールヘッダ トレース情報 トレース情報にはメールがリレーされた経路や不達通知の送り先などが含まれています。トレース情報を確認することで、例えば遅延の発生箇所や遅延時間などが確認できます。 Return-Path Return-Pathヘッダは別名エンベ
SendGridサポートエンジニアの菊田(@kikutaro_)です。最近、Webのフロントエンド技術を勉強するためにVue.jsを触っています。Vue.jsでWeb APIを使う方法について調べている中で、SendGridのWeb API v3を利用したサンプルを作成したので、本日のブログではその内容についてご紹介します。 Vue.jsの利用方法 Vue.jsの利用方法はいくつかあります。今回はVue.jsを開発環境にインストールせずに使えるCDNを利用しました。ある程度の規模のアプリケーションを開発する場合は、NPMやCLIでVue.jsをインストールしてください。 <script src="https://cdn.jsdelivr.net/npm/vue@2.5.16/dist/vue.min.js"></script> Vue.jsでWeb APIを呼ぶ方法 Vue.jsのサイトで
2018年4月18日、SendGridの重要機能である独自ドメイン利用(Whitelabel)機能が大幅にリニューアルされました。 構造計画研究所SendGridサポートチームでは、急ピッチでドキュメント類の用意を進めておりますが、取り急ぎ今回の変更の概要をお伝えします。 独自ドメイン利用(Whitelabel)機能とは 一言で言うと、SendGrid経由で送信するメールを、送信者自身が送信しているように見せる機能です。 多くの方は、「Whitelabel」というキーワードに馴染みはないかと思いますが、OEMと同じような意味と言われるとイメージがつくかもしれません。つまり、実体としてはSendGridがお客様のメールを送っているが、はたから見るとお客様のブランド、ドメインから送られているように見えるようにします。 Whitelabel機能には3種類あり、それぞれ役割が異なります。 Doma
SendGridサポートエンジニアの菊田(@kikutaro_)です。突然ですが、開発者の皆さんはメール送信のテストをどのように行っていますか?テストコードを実装するとき、SMTPによるメール送信であれば組み込みサーバを利用できますが、Web APIによるメール送信の場合、テスト用のメールボックスを用意するなど工夫が必要になります。 本日紹介する「MailSlurp」はメールのE2E(end-to-end)テストをサポートするサービスで、 メールのテストを簡単にする仕組みを提供してくれます。具体的には、Web APIによるメールボックスの作成・削除、受信メールのデータ取得などが可能で、RESTで簡単に呼び出せるのでコードにも組み込みやすいです。 今回のブログではAPIリファレンスを使って以下の手順を実行します。 MailSlurpのAPI Keyを取得 MailSlurpのWeb APIで
はじめに SendGridサポートチームの有田です。 SendGridにメールボックス機能はありませんが、メール受信に相当するParse Webhookという機能があります。この機能を使うと、指定したドメイン宛てのメールをSendGridで受信し、それを任意のURLにPOSTすることができます。ただし、POST先の仕組み(下図の「Webhookの受信アプリケーション」)をユーザ自身が準備する必要があり、技術的なハードルが少し高いかもしれません。Parse Webhookを使ってみたいけれど、受信用のサーバを準備したりアプリを実装したりするのは面倒…という方のために、SendGridとZapierを連携して、SendGridで受信したメールをGmailなどのメールクライアントで確認する方法を紹介します。 前提 SendGrid・Zapier・Gmailのアカウントを持っていること SendG
メールの差出人に関してGmailとMicrosoftが注目するポイント(少なくとも現時点では) 2018年4月3日 by SendGrid Category: ベストプラクティス ツイート この記事は What Gmail and Microsoft Like to See From Email Senders (at Least for Right Now) の抄訳です。 マーケターのみなさんは、自分たちのブランドにとってどれだけメールが重要であるかを理解していることと思います。SendGridのDelivery Teamでは、そんなみなさんに対してメールマーケティングに役立つ情報を共有することをいつも心がけています。今回は、インボックスプロバイダのフィルタに関する2つの新しい発見について共有したいと思います。 このようなフィルタが、ユーザにとって必要なメールと不要なメールを見分けるのは
この記事は Open Source Transactional Email Templates の抄訳です。 SendGridアカウントを取得した後、実際にメールを送信する前にはいくつか準備作業が必要ですが、その中でメールテンプレートの作成は特に重要です。アプリケーションやWebサービスから送信する場合は、パスワードリセットや登録メールアドレスの確認、支払いに関する通知など、複数のメールテンプレートが必要で、それらの表示テストも必要になるでしょう。 メールテンプレートの作成やテストには時間がかかるため、準備が長引くとメール送信の開始まで遅れてしまいます。 Web上には数多くのメールテンプレートが存在しますが、自分達のブランドに合わせてカスタマイズするのはとても大変な作業です。 こうした問題を解決するために、SendGridチームではよくあるユースケースをカバーしたオープンソースのメールテン
この記事は Why Microsoft Email Spam Reports are Increasing の抄訳です。 Microsoft社は今年、メールサービスやインフラにいくつかの重要な変更を加えました。これらの変更点のうち多くは、バックエンドシステムを改善するもので、送信者にとっては影響のないものです。しかしながら、そのうちいくつかは送信者と受信者に影響を与えるものがあります。 誰が影響を受けるか? 迷惑メール報告(Spam report)のStatsを注意深く観察している送信者(確認することを推奨します)であれば、hotmail.com、outlook.com、msn.comなどMicrosoft社が提供しているドメインからの迷惑メール報告の発生数が急激に上昇していることにお気付きかもしれません。 このような傾向を目にして、あなたのメッセージを好まない受信者が増えているのではない
はじめに 皆さんはAPIの挙動確認をどのように行っていますか?確認ができるツールは多数ありますが、今回はPostmanについて2回にわたってご紹介いたします。 Postmanについて Postmanは、Web APIのアクセスに必要な設定を作成・管理できるサービスです。Webアプリケーションと各種OS向けのクライアントアプリケーションが提供されていますが、今回はより手軽なブラウザ版をご紹介します。PostmanのサイトからSign upをしてはじめましょう。 Twilio SendGridのWeb API経由でメール送信する Postmanにアクセスしたら、まずはWorkspacesからCreate Workspaceを実行します。 Workspaceを作成した後は、Requestsの右にある+ボタン(Create new request)からリクエスト編集画面を開いてください。 今回はW
SendGridサポートチーム佐藤(@awwa500)です。 今回は子供向けのプログラミング学習環境のScratch(スクラッチ)をベースとしたScratchXとSendGridを使ってメールクライアントを作る方法をご紹介します。 ScratchとScratchX ScratchXについてご紹介する前に、そのベースとなるScratchについて簡単にご紹介します。ScratchはMITメディアラボのLifelong Kindergarten groupで開発、運営されているプロジェクトです。最大の特徴は、一般的なプログラミング言語で使える制御文や変数、演算子などがすべてブロックで表現されており、UI上でドラッグ&ドロップして組み合わせることでプログラミングができる点です。これにより、キーボードに不慣れな子供でも簡単にプログラミングを行うことができます。また、作品は簡単にWeb上で公開すること
HOME> ブログ> Delivered, Bounced, Blocked, Deferredイベントのそれぞれの意味合いとは この記事は Delivered, Bounced, Blocked & Deferred Emails: What Does It All Mean? の抄訳です。 顧客向けのメールが受信側メールサーバからブロックされることがどれほどストレスか、経験したことがある方ならおわかりでしょう。ブロックされた理由が分からないときはなおさらです。 メールのエンゲージメントが低いとレピュテーション(宛先から見た送信者の評価)に悪影響を及ぼすため、マーケターの方たちは開封率や迷惑メール報告などのデータに注視しているかと思います。きっと、送信したキャンペーンメールに関する次のような質問に答えられることでしょう。 ここ最近の開封率はどれくらいですか? 迷惑メール報告は多く寄せられ
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『SendGrid | クラウドメール配信サービス・メルマガ配信システム』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く