週末、渋谷でたまたま面白いプロダクトを見つけました。 インターネットから生まれたカメラ、軽量で、コンパクトで、簡単操作で、ノスタルジックなスクエアサイズの写真が撮れるカメラ。実際に取られた画像も映像も(動画も撮れるのですね)非常に独特の色合いと味わいを持った素敵な質感をもたらしています。素晴らしい!と、思いかけたのですが、現物を手にとった時に猛烈な幻滅が押し寄せました。 透明プラスティックでサンドイッチされたパッケージは夏祭の屋台で販売している印象です。ボディは繋ぎ目と留め具がはっきり分かる上に金色のキーホルダー(量産品の流用なのでしょうか?)が、オブジェとしての品が質低いことを明瞭に物語っています。 アクセサリーとして身に着けたくなくなる金色のキーホルダー。すべてが台無しです。いくら安価で求めやすいガジェットと(3,000円台)はいえ、途端に物欲が去ってしまいました。なんだか作り手に馬鹿