サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
weathernews.jp
今日1月28日(日)8時59分頃、東京都・神奈川県で最大震度4を観測する地震がありました。 震源地:東京湾 マグニチュード:4.8 震源の深さ:約80km この地震による津波の心配はありません。 » 地震情報一覧» 地震情報一覧 » 令和6年能登半島地震 被災地支援のための天気サイト ライブ動画で詳しく解説中 震度4:【東京都】 東京中央区勝どき 東京港区海岸 東京品川区北品川 東京渋谷区本町 東京練馬区豊玉北 東京葛飾区立石 調布市西つつじヶ丘 町田市本町田 【神奈川県】 横浜鶴見区馬場 横浜神奈川区神大寺 横浜神奈川区広台太田町 横浜保土ケ谷区上菅田町 横浜港北区日吉本町 横浜戸塚区鳥が丘 横浜緑区十日市場町 横浜瀬谷区三ツ境 川崎川崎区宮前町 震度3:【茨城県】 水戸市内原町 笠間市石井 笠間市中央 土浦市常名 土浦市藤沢 茨城古河市仁連 茨城古河市下大野 石岡市柿岡 石岡市石岡 常
例年1月末から2月初旬は、1年で一番寒い時期です。この時期になると、気分が落ち込んでやる気が出なくなる人が少なくありません。 「寒いから活動性が落ちる」だけならいいのですが、この時期の不活発には「冬期うつ(ウインター・ブルー)」が隠れていることがあります。身体的な原因ではなく、精神的な原因から不具合が起こっているのであれば、すみやかに対策を考えなければなりません。 そこで「冬期うつ」の特徴と対策を、横浜鶴見リハビリテーション病院(横浜市鶴見区)の吉田勝明院長に伺いました。 一般的なうつ病と「冬期うつ」とは、どのような違いがあるのでしょうか。 「まず、両者の共通点を見てみましょう。一般的なうつ病でも『冬期うつ』でも、おおむね次のような症状が出ます」(吉田先生) ・気分の落ちこみ ・何かをしようとしてもやる気が出ない ・いつもは楽しめることを楽しめない ・気分がイライラする ・体がだるく、倦怠
正月三が日の「食」の定番といえば、おせち料理と並んでお雑煮が挙げられますが、食べきれなかった餅を比較的手軽な焼き餅にして味わうという家庭も少なくないのではないでしょうか。 餅を焼いただけでそのまま食べるということはまずなく、醤油を付けてのりを巻いたり、砂糖醤油を付けたり、きなこをまぶしたりなどという人がほとんどだと思います。 ウェザーニュースは「好きな焼き餅の食べ方」について、スマホのアプリ利用者を対象にアンケート調査を行いました。調査の結果、東日本では「いそべ」、西日本では「砂糖醤油」が多数派を占め、東西で大きな差がみられました。 餅に付けるのは「しょうゆのみ」以外で、好きな焼き餅の食べ方を伺ったところ、最も割合が多かったのは「いそべ(醤油+のり)」で44%。「醤油+砂糖」が28%、「きなこ」17%、「そのほか」11%と続きました。 「そのほか」の内訳は、あんこ・納豆・大根おろし・ずんだ
この冬は年が明けてからも気温は平年より高い日が多く、暖冬となっています。ウェザーニュースが緊急で花粉に関する調査を行った所、花粉症とみられる症状が出ている人が全国で2割以上、いることがわかりました。 » ウェザーニュース 花粉飛散予想 スギ花粉は例年、2月に入る頃から本格的に飛び始め、人によっては1月中から症状の出ることがあります。 この冬は気温が平年を大きく上回る日が多く、年末年始ころからはアプリ会員より天気報告とともに花粉症の症状が出始めたとのコメントが見られたことから、ウェザーニュースでは花粉の症状に関する調査を4日(木)から緊急で調査を実施し、今日5日(金)8時40分の時点で約11,800人からの回答がありました。 「花粉症ではない」方をのぞいた約7600件の回答のうち、「ちょっと感じる」、「けっこう感じる」の割合が合計で27%と、すでに花粉症とみられる症状が多くの方に現れているこ
現在地の天気(5分毎から週間天気まで網羅)や雨雲レーダーなど、気象情報はスマートフォンの無料アプリ「ウェザーニュース」からご確認いただけます。
1月1日(月)16時10分頃、石川県で最大震度7を観測する地震がありました。 震源地:石川県能登地方 マグニチュード:7.6 震源の深さ:16km » 地震情報一覧» 地震情報一覧 ライブ動画で詳しく解説中 震度7:【石川県】 志賀町香能 震度6強:【石川県】 七尾市垣吉町 七尾市能登島向田町 輪島市鳳至町 輪島市河井町 珠洲市三崎町 珠洲市正院町 珠洲市大谷町 穴水町大町 震度6弱:【新潟県】 長岡市中之島 【石川県】 志賀町富来領家町 志賀町末吉千古 七尾市本府中町 七尾市袖ヶ江町 中能登町末坂 中能登町能登部下 能登町宇出津 震度5強:【新潟県】 長岡市小国町法坂 長岡市山古志竹沢 長岡市寺泊敦ケ曽根 三条市西裏館 三条市新堀 柏崎市西山町池浦 柏崎市日石町 見附市昭和町 南魚沼市六日町 刈羽村割町新田 糸魚川市一の宮 糸魚川市能生 妙高市田口 上越市大手町 上越市木田 上越市柿崎区
今日27日(水)の愛知県周辺は、朝から薄い雲が広がっています。その雲の一部にまるで足跡のように穴が空いたような雲がみられています。 これは「穴あき雲」と呼ばれるものです。 » 愛知県周辺で見られている穴あき雲 「穴あき雲」は層状に薄く広がった巻積雲や高積雲に円形の隙間ができた雲のことを言います。 雲は氷や水の細かい粒が集まってできています。 上空の高いところで広がっている雲には、氷点下なのに凍っていない「過冷却」状態の水分が含まれていますが、何らかの原因で、ある1点で水分が凍結を始めると、周りの「過冷却」の水分が次々とその氷に付着します。 重くなった氷の粒は落下しますが、途中で蒸発してしまいます。その結果、一部分だけポッカリと穴の空いた雲ができる、珍しい現象です。 » GPS検索 ピンポイント天気予報» ピンポイント天気予報
今年の夏(7月から9月)は3か月連続で、日本の月平均気温が1898(明治31)年の統計開始以降で最も高くなりました。 2023年の高温は日本だけでなく、世界各地で報告されています。EU=欧州連合の機関であるコペルニクス気候変動サービスによると、地球の平均気温は6月から10月まで5か月連続で記録的な高さとなっています。 これはやはり「地球温暖化」による現象の一つなのでしょうか。気候変動問題の専門家である江守正多さん(東京大学 未来ビジョン研究センター教授/国立環境研究所 上級主席研究員)に、Q&A形式で質問してみました。 » 特集 ウェザーニュースと考える地球の未来 ◆A/地球は温暖化傾向にあります。 1950年以降の世界平均気温のデータを見ると、世界の平均気温は上がったり下がったりしながらも、上昇傾向にあることが確認できます。 「世界平均気温」といっても、ヒートアイランド現象で、都市部の気
二十四節気の小雪(しょうせつ)を過ぎ、ぐっと冷え込む日が多くなってきました。寒い時期にはトイレが近くなるという悩みがあります。実はこの悩みには、冬の臓器である「腎(じん)」が深く関わっているといいます。 『おうち薬膳養生12ヶ月』(PHP研究所)の著者で源保堂鍼灸院(東京都渋谷区)の瀬戸佳子先生(国際中医薬膳師)に、寒さとの関わりや対策について教えていただきましょう。 寒くなるとトイレの回数が増えてしまうのは当たり前のことなのでしょうか。 「寒い時期は、ある程度トイレが近くなるのは自然なことです。暖かい時期と比べ汗で発散される水分が減り、また体温が奪われないように末梢血管が収縮することで、体の中心の血液量が増え、腎臓で作られる尿の量が増えるからです。 ただ、朝起きてから就寝までの排尿回数が8回以上など、トイレに行く機会が多いと感じるようなら『頻尿(ひんにょう)』かもしれません。夜中に何度も
今日24日(金)の日本付近は冬型の気圧配置が次第に強まってきています。 気象衛星画像を見ると東シナ海には幾何学的な模様の雲がきれいに並んでいる様子が確認出来ます。「カルマン渦」と呼ばれる空気の流れが、雲によって可視化されている状況です。 一定の向き・強さの風が吹いているとき、山や島にぶつかった風はその背後に回り込み、淀むように雲の渦ができます。寒気の影響で海上で発生した雲がこの空気の流れに沿って移動するため、幾何学的な模様が出来上がります。 東シナ海の海面水温は平年よりも高く、上空1500m付近で0℃未満の寒気が流れ込んできたことで雲が発生しています。東西の気圧差が大きいことで北西の風が強く、明瞭なカルマン渦が現れました。 一様な風や十分な寒気があるときに出現しやすいため、今後も寒気が南下するタイミングで出現機会が増えてきます。 » アプリ お天気ニュース記事一覧» お天気ニュース記事一覧
新型コロナウイルス感染症の第5類移行に伴い、マスク着用が「個人の判断に委ねることを基本」とされました。しかし、依然として収束には至らず、油断できない状況が続いています。さらに、例年12~3月のインフルエンザの流行もこれまでになく早まっています。 気温と湿度が下がる晩秋から冬場にかけては、もともと感染症が流行しやすい時期です。ここで再度おさえておきたい咳(せき)エチケットとマスクの効果について、横浜鶴見リハビリテーション病院(横浜市鶴見区)の吉田勝明院長に解説して頂きました。 今年の秋は、新型コロナの第5類移行に加えて残暑が長く続いたこともあって、公共施設や交通機関などでもマスクを着用している人の比率は、以前に比べて下がっています。 インフルエンザの流行も懸念されるところですが、そもそも冬場に感染症の患者が増えるのはどのような理由によるのでしょうか。 「冬場は気温が下がることに加えて、湿度が
寒気を伴った気圧の谷の通過に伴い、南関東では夜になって局地的に激しい雷雨になっています。東京都内では積もるほどの雹(ひょう)が降った所がありました。 大気の状態が不安定になったため雨雲が急速に発達し、小さいながらも活発な雨雲が東京都心や千葉県など関東南部を通過しています。発達した積乱雲の下では激しい雨や雷に加え雹の降った所があり、東京都文京区では地面が真っ白になるほどです。 発達した雨雲は神奈川県方面に進んでいるため、22〜23時頃にかけて雷雨のおそれがあります。 激しい雨や雹の継続時間は数十分程度ですが、地面に積もると非常に滑りやすくなるため車の運転中は十分な注意が必要です。また、雷が頻発しているため落雷の可能性もあります。雷鳴が聞こえたり、雨が激しくなった場合は屋外の移動をできるだけ避けるようにしてください。 » 雨雲レーダー» 雨雲レーダー
インフルエンザウイルスは、新型コロナウイルスの流行による感染症予防対策の効果もあり、2020年以降の3シーズンで警戒レベルに達するような大きな流行はありませんでした。 厚生労働省は毎年9月上旬の第36週から新シーズンのインフルエンザの発生状況を公表しています。今シーズン(2023-24年)は第41週(10月9~15日)の時点で患者報告数が、すでに全国で24万3064人に達しているのです。 日本感染症学会も「今までに例を見ない状況」として、インフルエンザワクチンの積極的な接種を強く推奨しています。 今シーズンのインフルエンザの特徴や注意点などについて、横浜鶴見リハビリテーション病院(横浜市鶴見区)の吉田勝明院長に解説して頂きました。 インフルエンザの流行は冬場の印象が強いのですが、今シーズンはすでに全国各地で学級閉鎖が行われているなど、例年と異なる印象です。 「インフルエンザは例年、気温や湿
記録的な猛暑となった今年の夏。8月の東京の日最高気温の月平均は、1875年の統計開始以降で過去最高の34.3℃を記録しました。 観測史上最高の極めて珍しい暑さでしたが、ウェザーニュースの気候テックチームによると、このまま温暖化が進行した場合には50年後の2073年にはこれが“平均的な普通の暑さ”になると予測されています。 8月の日ごとの最高気温を平均すると、今年は34.3℃という過去最高の値となりました。真夏日の記録も31日間毎日続きました。 統計の残る1875年以降の月平均値をグラフにすると、年ごとに2〜3℃程度のばらつきがありつつも近年はいっそう高くなっている傾向がわかります。その中でも2023年は特に高い“珍しい暑さ”だったと読み取れます。 1997年以降に引かれた赤色の線はRCP8.5という温暖化シナリオのシミュレーション結果で、温室効果ガスCO2の排出が今後も削減されなかった場合
暑い時期はシャワーを浴びる回数が増えるなど、浴室を使う機会が増えます。頻繁に使った浴室は乾きにくく、カビが生えるリスクも高まります。 夏場にフル稼働したお風呂のカビや汚れが気になっている人も多いのではないでしょうか。プロ並みにお風呂のカビ・水アカが取れる便利アイテムを、おそうじ本舗の技術アドバイザー・尾崎真さんに教えていただきました。 お風呂の表面はいつもお湯や水で洗い流されているはずなのに、どうしてカビが生えるのでしょうか。浴室にカビが生えやすい理由を教えてください。 「カビが繁殖するために必要な条件は、【高温】【多湿】【栄養】です。お湯を沸かして入った後の浴室は温度・湿度が高く、皮脂や垢といったカビの栄養素となる汚れが溜まりやすいため、カビにとって最高の環境といえます」(尾崎さん) ではどうしたら取り除けるのでしょうか。尾崎さんはこう続けます。 「カビにいきなり除去剤をスプレーするのは
7月から始まったぶどうの旬。今の時季、店頭には大きさも色もさまざまな品種が並ぶようになりました。 ウェザーニュースでは、国内生産量の多い4つの品種から「好きなぶどうの品種は?」というアンケート調査を実施しました。結果を見ると、シャインマスカットが46%と、全体の半数近くに上りました。次いで「巨峰」が28%、「デラウェア」が15%、「ピオーネ」が11%と続きます。 もちろんこの4品種だけでなく、日本では生食用として60種類以上のぶどうが栽培されています。甘みが強いものや酸味があるもの、種の有無など、ぶどうの特徴は品種や個体によってさまざまです。 そこで、山梨県甲州市のぶどう狩り園「久保田園」四代目の久保田雅史さんに、品種別のチャートを作っていただきました。
気象庁は9月1日(金)に夏の天候のまとめを発表しました。全国的に平年を大きく上回り、1898年から統計を開始した日本の平均気温偏差は過去最高を記録しています。 都市化の影響が小さく地域の偏りを考慮した15地点(※)の観測値による、今年2023年の日本の夏の平均気温偏差は+1.76となりました。これまで最も高かった2010年の+1.08を大幅に上回っています。 統計開始以来の夏の気温の上位を比較すると、今年の暑さが大きく飛び抜けていることがわかります。 ▼夏の平均気温偏差の高い順 2023年 1.76 2010年 1.08 2022年 0.91 1994年 0.79 1978年 0.76 1898年からのグラフ全体を見ると右肩上がりで、この傾向は地球温暖化が関与していると考えられます。 ※算出に使用している地点 網走、根室、寿都、山形、石巻、伏木、飯田、銚子、境、浜田、彦根、宮崎、多度津、名
8月最終日の今日31日(木)も、朝から気温の高い所が多くなっています。東京は8時台に30℃に到達し、31日連続の真夏日となりました。これは過去最多記録です。 関東は太平洋高気圧に覆われ、晴れて強い日差しが照りつけています。すでに30℃に到達している所が多く、厳しい残暑です。 東京は8時29分に30℃に到達しました。昨日30日(水)まで毎日30℃以上の真夏日となっていて、今日も真夏日になりましたので、1か月丸々真夏日になったといえます。 東京のこれまでの真夏日月間最多記録は、2020年などの30日でした。31日連続で真夏日は、観測史上初めてです。 今日は晴天が続く予想で、さらに気温が上がるとみられます。東京の最高気温は34℃の予想です。猛暑日には一歩届きませんが、8月最終日とは思えない厳しい暑さになります。 東北や北陸なども気温が高く、特に日本海側は新潟などで37℃という体温並み・体温超えの
猛暑日が続くこの頃、食欲の減退を補ってくれて、夏の食卓に欠かせないのが、そうめんです。そうめんの代表的な薬味といえば、ネギ。ところがこのネギ、地域によって「白ネギ」と「青ネギ」で好みが分かれるといいます。 そこで、ウェザーニュースでは薬味のネギの好みは白ネギか青ネギか、アンケート調査を実施しました。結果は全体で青ネギ派が64%と白ネギ派の26%を上回りました。なお、全国で10%だった「使わない」と回答した人は、生姜(ショウガ)、茗荷(ミョウガ)、大葉(オオバ)など、ネギとは違う薬味を使う人が多いようです。 白ネギ派は少数派のようですが、その割合を都道府県別でみてみましょう。東海地方以西ではほとんどのエリアで白ネギを選ぶ人はみられませんでした。しかし、関東・北陸・甲信地方以東では白ネギ派が明らかに増えていることが分かります。 「ネギは東西の食文化を分ける野菜で、各地方の風土と食文化が育てた野
ミッドウェー諸島近海の西経域をハリケーンDORA(ドーラ)が西進しています。 このハリケーンは勢力を維持したまま180度経線を越えて、気象庁の監視領域である東経域に入る予想で、明日12日(土)にも「台風8号(ドーラ)」になる可能性があります。 » 最新の台風情報» 最新の台風情報 気象庁の台風の監視領域は、北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)・南シナ海と決まっていて、その領域に存在する熱帯低気圧のうち、最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s以上のものが台風と呼ばれます。 このため、西経域から進んできたハリケーンや発達した熱帯低気圧(トロピカルストーム)が東経域に入ると、監視担当機関がアメリカの中部太平洋ハリケーンセンター(CPHC)から気象庁に引き継がれ、「台風」と呼ばれることになります。 域外から入るのは数年に一度程度の頻度であり、前回は2018年台風17号(ヘクター)
今年も夏の暑さが格別です。水分を十分摂って、熱中症対策に努めなければなりません。夏場は冷たいお茶で水分補給している人も多いと思います。 ウェザーニュースでは、「麦茶」「緑茶」「ほうじ茶」「紅茶」の4つの選択肢から「夏場によく飲むお茶は?」というアンケート調査を実施しました。 結果をみると、「麦茶」の割合が最も多く、全体の7割近くに上ります。次いで「緑茶」が23%で、「ほうじ茶」7%、「紅茶」4%と続きます。 ところで、お茶にも体を冷やす性質のお茶と温めるお茶があるのをご存知でしょうか。 源保堂鍼灸院(東京都渋谷区)の瀬戸佳子先生(国際中医薬膳師)に、体を冷やしてくれるお茶はどれか教えていただきました。 東洋医学・薬膳では、体を温めたり冷やしたりするなど、食材ごとにさまざまな効能が明らかになっているそうです。お茶も、種類によって効能が異なるのでしょうか。 「全体的な傾向として、発酵しているも
7月27日、世界気象機関(WMO)とコペルニクス気候変動サービスは、7月の最初の3週間の気温が過去最も高く、7月の月間気温が史上最も高くなる見通しと発表しました。 グテーレス国連事務総長は講演で「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」と警告し、すぐに気候変動対策の行動を起こす必要があるとコメントしています。 コペルニクス気候変動サービスによると、7月23日までの世界の平均表面気温は16.95℃でした。これまでに7月の最高気温を記録した2019年の16.63℃を大きく上回っており、このまま行けば7月1か月の史上最高気温になることはほぼ確実な状況です。 注目される点は海面水温が非常に高いことで、5月中旬頃から海面水温の上昇がみられ、7月19日の海面水温の平均値は20.94℃と過去最高値まで0.01℃と迫りました。最終的な7月の記録に関しては8月8日に公開される予定です。 国連の
全国各地で猛暑日が続いていて、熱中症のリスクが高まっています。 過酷ともいえる猛暑の下で活躍するアスリートたちの熱中症対策から、私たちの生活にも活かせるヒントはないでしょうか。スポーツ選手・大会主催者・観客を気象面からサポートしているウェザーニュースのスポーツ気象チームに、アスリートが実行している熱中症予防対策について聞きました。 アスリートであっても熱中症予防の基本は同じで、暑い環境で長時間過ごさないこと、タンパク質などの栄養をしっかり摂り、良質な睡眠をとることが重要といいます。 » 熱中症情報 暑さ指数(WBGT)を確認 ふだんから暑さに負けない体づくりをした上で、「身体冷却」や「水分補給」でアスリートは様々な工夫をしているようです。 「猛暑に限らず、暑い環境の中で運動を行うと、体温が過度に上昇します。体温が過度に上昇すると熱中症の発生リスクが高まるので、アスリートは水分補給や氷・水な
三連休は40℃に迫り危険な暑さが続いている中で、少しでも暑さを和らげたいものです。 着る服の色によって表面の温度が20℃以上も違うという実験結果があります。どんな色の服が熱中症対策に効果的なのか、その理由はなぜか、国立環境研究所・上席研究員の一ノ瀬俊明さんに伺いました。 まず、太陽の光と物の色との関係を、一ノ瀬さんはこう語ります。 「太陽からはさまざまな放射エネルギーが地表に届きますが、目に見える可視光線と、目には見えませんが少しだけ波長の長い近赤外線の割合が高くなっています。植物の葉が緑に見えるのは、緑の光に対応した波長帯の放射エネルギーが多く反射されるためです。 白い物体の表面ではほとんどすべての光に対応した波長帯が反射され、黒い物体では波長帯の多くが吸収されてしまいます」(一ノ瀬さん) 物体は色によって、太陽から放射されたエネルギーを反射する率が異なる、というのです。反射されなかった
今年も梅雨の到来とともに、本格的な傘の出番となる時季がやってきました。 頻繁に開いたり閉じたりを繰り返す傘にはそれなりの負荷がかかっていて、お気に入りの傘を長く使い続けるには水切りなどの正しい操作方法や、日頃のメンテナンスが大切になります。 そこで、傘専門のオンラインショップ「心斎橋みや竹」(大阪市)に、梅雨どきにこそ知っておきたい傘のメンテナンス法などを伺いました。 傘を使った後、閉じる際に気になるのが生地に付着した雨水で、水切りは欠かせません。水切りの際に「やってはいけないやり方」はあるのでしょうか。 「間違った水切り方法により、傘の寿命が著しく縮まる場合があります。まず、よくやってしまいがちな『間違った傘の水切りの仕方』について説明しましょう。 傘全体をブンブン振って水を切ったり、傘をトントンと地面にあてて水を切ったりすることはNGです。これは、傘のハンドルやシャフト部分に大きな負荷
初夏から梅雨どきにかけてを代表する花といえば、まずアジサイが挙げられますが、最近、雨水などの水分を含むと花びらが透明に見えるという、「サンカヨウ(山荷葉)」に注目が集まっています。 サンカヨウの美しく幻想的な花姿の写真は、多くの人がSNSにアップしたり、ウェザーニュースへもユーザーから多数寄せられたりもしています。 なぜ花びらが透明になるのか、サンカヨウという植物の特徴と不思議さについて、日本花の会研究員の小山徹さんに解説していただきました。 この時季はアジサイが、気象庁が桜同様に開花日を発表するなど、おなじみの存在になっています。けれど、サンカヨウは「知らない、見たこともない」という人も少なくありません。 「まず、サンカヨウという植物について説明しましょう。 学名は『Diphylleia grayi』といい、ギリシャ語のdis(2つの)+ phyllon(葉)の合成語と、アメリカ人植物分
6月に入り、西日本ではアジサイが見頃を迎えています。東日本でも開花が進んでいます。 アジサイの原産国は日本ですが、改良されて逆輸入された品種も少なくありません。自生している日本固有品種の代表格が、ヤマアジサイとガクアジサイです。 その2つのアジサイの見分け方を、日本花の会研究員の小山徹さんに教えていただきました。 » 【あじさい情報】今年の見頃情報やスポット検索 分布や開花時期、生育している場所はどう違うのでしょうか。 「和名ヤマアジサイ(山紫陽花)は、おもに太平洋側の福島県から四国・九州地方にかけて分布しています。例年の開花時期は5月下旬頃から6月頃まで。半分日陰になっているような湿り気のある林や沢に生育しているのが特徴です。沢に多いことから、別名サワアジサイとも呼ばれます。 和名ガクアジサイ(額紫陽花)は、おもに関東地方、中部地方、伊豆諸島、小笠原諸島などに分布しています。例年の開花時
気温変化の大きい時季ですが、暑い日など窓を開けるタイミングが増えているのではないでしょうか。 でも、だんだんと虫が増えていて窓から入ってこないか心配…。 虫の侵入を防ぐ網戸や窓の開け方・閉め方を見ていきましょう。 網戸は虫の侵入を防ぎ、快適な風を部屋に取り込んでくれます。最近は網戸も進化していて、丈夫で小さな網目の製品や、虫が寄りつきにくい素材で作られた製品も販売されていますが、それでも虫は部屋に侵入してきます。 網戸をしっかり閉め、しかも破損がないのに、なぜこのようなことが起こるのでしょうか。窓メーカーのYKK AP株式会社広報室・南雲歩さんに詳しく伺ったところ、窓の開け方や網戸の位置が大きく関係していると言います。 下図は、網戸や窓を上手に使用している例です。窓を全開にしていますが、網戸と窓のフレーム部分が重なって虫の侵入経路を防いでいます。 一方、次の図は、窓を半開きにしているケース
今年の八十八夜は5月2日でした。この頃を中心に全国で茶摘みが行われ、やがて新茶の出回る時期を迎えます。 ところで皆さんは、日本茶をおいしく淹れるには、どんな水が適しているかご存知でしょうか。新茶の季節に先立ち、お茶と水の関係を、株式会社宇治田原製茶場の日本茶インストラクター、杉村典治さんに伺いました。 そもそも、お茶と水とはどんな関係にあるのでしょうか。 「淹れられたお茶の成分を調べると、水が99.7%で溶け出した茶葉の成分は0.3%といわれています。ですから、いくらいい茶葉を選んでも、適した水で淹れなければお茶が台無しになってしまうのです。 お茶には、病気の予防に役立ったり健康維持に役立ったりする栄養素が含まれています。さらに、旨み成分や渋み成分があり、お茶の味わいを引き立たせています。これらをしっかり味わうには、水にクセや臭いがあってはなりません。 もっとも理想的な水は、ミネラルウォー
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ウェザーリポート Ch. - ウェザーニュース』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く