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日本粘土学会粘土基礎講座气潤[キンググループでは、粘土科学入門者向けの解説「粘土基礎講座氈vを執筆しています。解説内容は粘土鉱物学の基礎から新素材としての応用までの広い範囲を予定しています。今後随時内容を追加していきます。 1.粘土の構造と化学組成(上原誠一郎:九州大学) 2.粘土の生成(河野元治:鹿児島大学) 3.粘土で造る新素材(小川 誠:科学技術振興事業団「さきがけ研究21」および 早稲田大学) 4.粘土の特性と利用(佐藤 努:金沢大学) 5.粘土の合成(山田裕久:物質・材料研究機構 物質研究所) 6.生命の誕生と粘土(橋爪秀夫:物質・材料研究機構 物質研究所) 7.土壌中の粘土鉱物(南條正巳:東北大学) 8.粘土と量子化学(松枝直人:愛媛大学) 9.海底堆積物中の粘土鉱物―近海及び遠洋堆積物を例として―(青木三郎:東洋大学) 10.続成作用と粘土鉱物(吉村尚久)
佐藤 努 金沢大学大学院自然科学研究科 地球環境科学専攻 〒920-1192 石川県金沢市角間町 e-mail : tomsato@earth.s.kanazawa-u.ac.jp 1.はじめに 粘土は,我々の生活する地球表層環境系においてどこにでもある身近な無機化合物の集合体です.粘土を使った泥遊びや泥団子作りは,誰しもが持つ幼い頃の経験でしょう.また,多くの読者は小学校等で楽焼きを作った経験も持っていることでしょう.これらの経験を少し思い出してください.粘土と呼ばれる土は,指先でこすり合わせても粒がわからないくらい滑らかな微粉末で,水を加えるとぬるぬるして,練るといろいろな形を自由に作ることができ,乾かすと固くなって,焼くとさらに固くなるという特徴を持っています.上述のような土の特徴は,言い代えると^微細粒子であって,_水を含んでいるときに粘性と可塑性を示し,`焼成すると固
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