このページの情報は、2001年10月~2004年12月に発行された雑誌「デリシャス」「家庭画報デリシャス」掲載時点の情報です。 気持ちのいい風が入るオープンエアの店先にしつらえられた煉瓦の薪窯が、通る人の目を引きます。目の前で次々に焼き上げられるピッツァは、ローマ風よりもさらに薄い、シチリア風。麺棒を使って1mm程度の薄さにのばし、中まで火を通してバリバリの食感に仕上げています。 オーナーシェフでありピッツァイオーロでもある山口晶宏さんは、シチリアで最初に食べたピッツァの感動が忘れられず、帰国後、ピッツェリアをオープン。シチリアでもおなじみの生牡蠣やうに、自家製のオイルサーディンなど、新鮮な魚介をふんだんに盛り込んだピッツァを味わうことができます。生地は数種類の国産小麦粉と塩、水、イーストのみ。 500度の窯で1分30秒、バリッと焼き上げる独特の薄い生地は素材のうまみが引き立ち、ワイン