「Go To トラベル」が本格的に始まり、大勢の観光客らが到着した仙台空港=23日午前11時25分ごろ 政府の観光支援事業「Go To トラベル」がスタートして迎えた4連休初日の23日、仙台空港(名取市、岩沼市)には、全国から多くの観光客が降り立った。新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、久しぶりの旅行を楽しもうと感染対策を万全にしていた。 23日午前は大阪や福岡からの便が到着。乗客のほとんどはマスク姿だった。観光客の多くは感染対策から公共交通機関を避け、レンタカーを使って東北各地に出掛けていった。 家族4人で岩手県内を訪れる大阪市の40代女性会社員は消毒液やマスクを多めに持参。「昨年秋の旅行が台風19号でなくなり、半年前に計画し直した。今は迷惑かもしれないと少し迷ったけれど感染に気を付けながら楽しみたい」と話した。 広島市の病院勤務高石美樹さん(47)は1年ぶりの旅行で息子の堅登(けん