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凸版印刷(金子眞吾社長)は世界一の北斎漫画蒐集家である浦上蒼穹堂・浦上満氏のコレクションから最高のコンディションの初摺本の提供を受け、葛飾北斎の描いた表現豊かな江戸の世界を鮮明に高精細で高品質な北斎漫画デジタルアーカイブを構築した。 このデジタルアーカイブ画像を活用し、実物の「版本(冊子)」では難しい、層別閲覧や一覧化を実現したデジ タルコンテンツ作品を制作。実物だけでは実現し得ない切り口から北斎漫画を鑑賞できる本作をご覧頂きながら、葛飾北斎と北斎漫画の魅力を紹介するトークイベントを4月20日開催する。 「食いねぇ!」「らっしゃい!」江戸庶民のかけ声がこだまする「北斎漫画」。北斎漫画は葛飾北斎が取得した あらゆる画技、画法を駆使して森羅万象を網羅的に描いた江戸のエンサイクロペディアとも言える絵手本。 初編の前文に「気の向くまま『漫』然と描いた『画』」と書かれている通り、江戸の風俗
印刷博物館P&Pギャラリーでは3月31日から5月27日まで、「What's電子書籍?ー新しい読書の時間がやってきた」展を開催する。 1999年に「iモード」が始動し、その後「携帯小説」が生まれ、一部の人たちにとってはモニター画面で本を読むことが身近になった。しかしそれ以前の1980年代から、コンピューターで本を読む試みは行われていた。 そして今日、さまざまなメディアで電子書籍の話題は尽きず、iPadやKindle、SONY Readerなどの名称があちこちで聞かれるほど、私たちの生活のなかに入り込んできている。 同展では、こうした電子書籍が普及していく過程を紐解くとともに、現在の電子書籍をめぐる環境、さらには近い未来の様子を想像して紹介する。 展示会場は次の3つで構成される。 ●電子書籍のある未来~生活を楽しく 本が電子化されるとそこには新しい未来が見えてくる。コンテンツを核に友
印刷博物館では7月17日から9月23日まで開館10周年企画展「印刷博物館10年のあゆみ」を開催している。入場料は一般300円、学生200円、中高生100円、小学生以下無料。休館日は毎週月曜日。 同企画展は今年10月に開館10周年を迎えることを記念して、過去19回企画してきた企画展を、収蔵資料、写真パネル、映像によって紹介する。これまで幾度となく来館したお客への感謝と、10年間の活動の回顧と集成を目的に、過去のアンケートで人気の高かったケルムスコットプレス『チョーサー著作集』などの資料をはじめ、書物、版画、ポスター、印刷機器など80点を超える資料が再登場する。また、1810年代の印刷機(スタンホーププレス)を実際に用いて、印刷体験を行うワークショップも開催する。 ワークショップの開催日時は次のとおり。 9月4日、5日、11日、12日、18日、19日、20日、23日午後1時30分~午後2
印刷博物館(東京都文京区)では、10月21日より「印刷博物館コレクション展 特別コーナー」を開催している。 総合(常設)展の一部分をつかった小規模な展覧会で、3~4カ月ごとに展示替えし、2011年までおよそ1年半継続する。 学芸員が所蔵庫に潛り込み探しだしたバリエーションに富む印刷史料たち。どんなお宝が飛び出すか、独自のテーマ設定とあわせて楽しめる。 タイトル(仮称)は次のとおり。 ▽第1回展「華やかな古活字版の世界」=10月21日~2010年1月17日 古活字版とは江戸初期に華開いた活版印刷事業のこと。文禄から寛永にいたるおよそ50年間、活字をつかって様々な書物が出版された。漢籍、仏典、医学書、実用書、中国・日本の古典などバリエーション豊かな書物が登場した。この古活字版が江戸の出版活動にもたらした文化的意味は大きく、江戸庶民の思想および生活スタイル形成にまで影響したとされる。
凸版印刷から、第40回技能五輪国際大会(開催地カナダ・カルガリー)に日本代表として出場した菊池憲明 選手(22才)が、「印刷」職種で日本初となる金メダルを獲得した。 菊池選手の出場した「印刷」職種は、あらかじめ用意された印刷見本を元に、正しく高品質の作品を印刷するほか、インキを調合して指定された色を再現する「調肉」、印刷機器の調整と稼動、断裁など、印刷技術の全般についての技能を競い合う。 今大会の「印刷」職種にはフランス、スイス、香港など14カ国の代表選手が参加。前大会で金メダルのフランスをはじめ、歴史と伝統をもつヨーロッパ勢の実績が高いなか、2年連続して日本代表となった凸版印刷の選手が、前回の6位から躍進、「印刷」職種で日本初の金メダル獲得となった。 凸版印刷の足立直樹社長は、「技能五輪国際大会での金メダル獲得は、当社が長年にわたり若手技能者の育成や技能伝承に取り組んできた成果であ
大日本スクリーン製造はこのほど、日本のフォントメーカーとして初めて中華人民共和国政府の認証を取得した中国語フォントを商品化し、9月7日から日本国内で販売を開始することを発表した。 中国では近年、著しい経済成長とともに国民の生活水準が向上し、特に都市部では機能的でデザイン性に優れた高付加価値商品への需要が増加しているのに伴い、世界各国の企業やデザイナーの間で、中国における商品ブランドの優位性を高める要素として、中国語の文字デザインへの関心が高まっており、より洗練された中国語フォントが求められるようになってきた。 今回、同社が新たに販売を開始する中国語フォント「ヒラギノ角ゴ簡体字版」は、文字品質の高さで国内外に多くの実績を持つ「ヒラギノ」シリーズの新書体で、日本のフォントメーカーが提供する中国語フォントとして初めて、中国政府の認証を取得している。 既存の中国語書体とは一線を画した現代的な
大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)は、オリジナル書体『秀英体』の明朝4書体をモリサワ(大阪、森澤彰彦社長)にライセンスを提供する。モリサワは、DNPのライセンスに基づく秀英体フォント製品の第一弾として、『秀英細明朝』を2009年秋より販売する。秀英細明朝は、辞書や文庫本など数多くの本文に使われるなど、秀英体ファミリーの中で最も利用頻度の高い書体。モリサワのフォントライセンスシステム「MORISAWA PASSPORT(モリサワ パスポート)」のラインナップとして提供するほか、パッケージ販売も行う。 秀英体は、DNPが明治時代から開発を続けているオリジナルの書体。築地体とともに明朝活字の二大潮流と言われ、美しく読みやすい書体として書籍の作り手や読者から高い評価を得てきた。DNPはこれまで秀英体を、電子書籍ビューアーなどの限られた用途をのぞいては、DNPの社内で製造する製品に限定して使用し
大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)は、横線を太めることで視認性を高めた明朝体フォント『秀英横太明朝』を、カンバス(福原誠二社長)の字幕制作ソフト「SST G1(エスエスティージーワン)」向けにライセンス提供する。カンバスは、4月13日より、「SST G1」のオプションフォントとして、『秀英横太明朝』の販売を開始する。 従来、映像字幕で利用されるフォントは視認性の点からゴシック体が主流だったが、明朝体の趣のあるイメージが似合う内容や、ゴシック体と明朝体で書体を使い分けたい場合などでは、はっきりと読みやすい映像用の明朝体フォントが求められていた。 DNPは、オリジナル書体『秀英体』のデジタル化事業『平成の大改刻』を進めており、この一環として、2008年7月に、映像用や弱視者向け印刷物用に、横線を太らせることによって視認性を高めた『秀英横太明朝』を開発した。その後、DNPグループの100%
大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)は、既存の印刷機を使って、文字や絵柄など任意の形状パターンを印刷でき、低電圧で光る発光材料を開発した。今回開発した発光材料は、既存の印刷工場の印刷機で利用でき、紙や布などへの印刷が可能であることから、ポスターやPOPなど、特長を生かした幅広い用途への展開を進めていく。 発光材料の概要は次のとおり。 ▽高輝度の得られる特殊な金属化合物(ルテニウムを中心とした遷移金属錯体)を使用し、蒸発しない液体であるイオン液体を電解質に用いる事で、ガラスやフィルムなどで封止することなく、大気中での発光を可能にした。 ▽シリカナノ粒子を混練し、発光体をゲル状にすることで、インキ同様に紙や布などに、文字や絵柄などのパターンを印刷で塗布することができる。 ▽25μm以上の比較的厚い膜で発光が得られ、異物混入の影響を受けないのでクリーンルームなどの設備環境が不要。 ▽3
丸善、ジュンク堂書店および大日本印刷(=DNP)は、本日3月24日に、三社間の業務提携に関する協議を開始することについて基本合意書を締結した。 1.提携協議の目的 丸善、ジュンク堂およびDNPの三社は、書籍販売市場の活性化を目的に、各社の経営資源を広範にわたって活用する協業体制を構築するため、業務提携に関する協議を開始する。 2. 提携協議の範囲・領域 三社は、それぞれが保有する経営ノウハウ(店舗運営力、店舗開発力、システム・ITに関するノウハウ、物流機能、ブランド力、技術力など)を共有し、三社協働での新規サービスの開発や業務効率化など、丸善、ジュンク堂の事業領域全般において本提携を推進していく。とくに注力する具体的な領域は次のとおり。 (1)店舗事業 (イ)店舗部門強化のための戦略構築 (ロ)相互人材交流および共同研修等を通じた店舗運営ノウハウの共有・向上・洗練化 (ハ)
大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)とジュンク堂書店は、資本提携に合意し、本日3月18日、DNPがジュンク堂書店の51%の株式を取得した。 DNPは、「印刷」というモノ作りの立場から出版業界に関わってきたが、出版市場が低迷する中、より多角的な役割を担い出版業界を活性化させることを目的として、教育・出版事業を強化している。 その一環として、これまでに、丸善や図書館流通センターを子会社とするとともに、これら2社と資本業務提携契約を締結し、事業強化を進めている。 一方、ジュンク堂書店は、全国の主要都市に大型書店33店を展開し永年黒字経営を続けている。しかし、ここ数年で事業規模が大きく拡大したことから、将来の事業展開のために株式の上場を含めた資本増強を検討してきた。今回、資本増強と顧客サービスの向上など、上場以上の効果が見込めることから、DNPへの自己株売却による資本提携に合意した。 今回両
新宿区印刷・製本関連団体協議会、しんじゅくこども作文コンクール実行委員会主催の第2回「文字・漢字文化の日記念」しんじゅくこども作文コンクールの表彰式が2月13日、新宿区・新宿文化センターで開催された。 第2回目の今回、『働く人・地域の仕事・家族の仕事』をテーマに実施したところ、1801名の応募があり、区長賞に三河内望夢君(富久小学校3年)と塩川麗良さん(愛日小5年)が選ばれた。さらに、今回は青ヶ島小学校から全生徒15名の特別参加があった。 表彰式で、加藤仁新宿区印刷・製本関連団体協議会幹事長は特別参加の青ヶ島小学校の青ヶ島を紹介するとともに、映画監督の松山善三氏の『一本の鉛筆』の歌にふれ「これは戦争を憎み、平和を願い、人々の幸せを望んだ歌だ。たった一本の鉛筆で大勢の人の心を動かすことができる、それを感じて頂ければと、また、新宿発のこのテーマの作文が全国に広がり、継続的に続けていくことが
吉田印刷所(新潟県五泉市)はこのほど、環境に対する取り組みとして「フレッシュプリント(鮮度保持印刷)」を市場に提案してきたが、これまでの取り組みを国際的環境印刷大賞である「ハイデルベルグ・エコ・プリンティング・アワード2008」に応募したところ、全世界で2社が選ばれる大賞の1社として、革新的ソリューション部門(Innovative Solution)での大賞を受賞した。 「ハイデルベルグ・エコ・プリンティング・アワード」は、総合印刷機メーカーとして世界的に有名なドイツのハイデルベルグ社が2008年に新設した賞で、環境面で革新的かつ卓越した実績を達成した世界各国の印刷会社を表彰するもの。 吉田印刷所では、IT技術を活用し環境貢献できる印刷を目指す活動を行っており、インターネットを活用したPDFでのデータ入稿では営業マンやバイク便などを介在させない仕組みにより、人やモノの移動を極力抑え、環
大日本スクリーン製造(京都市上京区)のメディアアンドプレシジョンテクノロジーカンパニー(藤澤恭平社長)はこのほど、中華人民共和国の国家標準「GB18030―2000」に準拠した「ヒラギノフォント中国語版」を開発。日本のフォントメーカーが提供する高品位フォントとして、初めて中国政府認証を取得したことを発表した。 近年、中国では電子機器・電化製品の需要が拡大しており、都市部や若年層を中心に機能性やデザイン性に優れた高付加価値製品を求める志向が高まってきた。 そのため、日本や欧米をはじめとする各メーカーでは、中国市場の開拓・拡大に向け、現地における自社ブランド・製品ブランドの構築が急務となっている。 今回、新たに開発した「ヒラギノフォント中国語版」は、角ゴシック体の2書体(細・太)からなり、既存の中国語書体で主流となっているクラシックな文字とは一線を画した現代的でクールなデザインが特長とな
モリサワ(大阪市浪速区、森澤嘉昭会長兼社長)のモリサワ会(望月克彦会長)の秋期研修会が10月30日、千代田区飯田橋・ホテルグランドパレスで開催され、「これからの適切なアプリケーション選択は、どちらか?InDesign CS3 vs QuarkXPress 8ー」をテーマに講演が行わた。講演では、経営側から見たアプリケーション選びのポイントやワークフローの観点、二つの機能面などの比較などについて話しをした。 冒頭、望月会長は「印刷業界は、平成の始めにバブルがはじけ、ずっと逆風が吹きっぱなしだ。逆風の中での研修、それぞれの講師から話しを聞いて、会社の役にたつように、また、お客さまにサービスやサポートできるよう、今日のテーマが生きていくであろう」と挨拶した。 次いで、毎日コミュニケーションズ+Designing編集長の小木昌樹氏が『DTPの過去と現在』について語り、さらにケーススタディとして
モリサワ(大阪市浪速区、森澤嘉昭社長)は、豊富なモリサワフォントの中から使いたい書体が自由に選べる「MORISAWA Font Select Pack(PC用)」を9月5日から出荷開始した。 同製品は、1書体セレクト用の「MORISAWA Font Select Pack 1(PC用)」、3書体セレクト用の「MORISAWA Font Select Pack 3(PC用)」、5書体セレクト用の「MORISAWA Font Select Pack 5(PC用)」の3つのパッケージが用意されており、購入したライセンス数に応じてモリサワフォント和文ラインナップ238書体の中から任意の書体を自由にセレクトできる画期的なフォントパッケージとなっている。 書体選択はファミリー、ウェイト、文字数に関わらず、それぞれ1書体ずつ選択する分かりやすいセレクト方式を採用。購入のライセンス数以内であればPCの
モリサワ(大阪市浪速区、森澤嘉昭社長)は8月5日より、同社Webサイト上で、フォントを使用したグラフィック制作/参加型新規コンテンツサイト「Fontpark 2・0」をオープンした。 「Fontpark 2・0」は、tha ltd.の中村勇吾氏によるもので、直感的なインターフェースと簡単な操作によってフォントのエレメンツからグラフィック作品を制作し、作品が投稿でき、評価が得られる。 モリサワWebサイトでは、すでにフォントを使用したユーザーのグラフィック作品掲載サイト「今日は何の字?」に続く、参加型のコンテンツとなる。 また、この「Fontpark 2・0」の掲載に合わせ、2003年からWebリニューアルまで掲載されたジョン前田氏によるFontparkも「FONTPARK Classic」として同時に掲載される。 同社の森澤武士取締役執行役員社長室長は、「モリサワWebサイトのリニ
「近年、ITのめざましい発達により従来の印刷、放送、通信といったメディアの境界が消えつつあり、同時にインターネットを利用した新しい複合型メディアも続々と生まれている。優れたデジタル処理技術をベースにさまざまなメディアを活用し、ユーザーの問題解決に役立つようなソリューション・ビジネスを推進していくことが必要だ」と竹田印刷(名古屋市)の斎藤社長は語る。 さらに、「近年の印刷業界では InDesign (インデザイン) が広く普及し、インデザインによる高度な組版、データの二次利用が求められるようになっている。優れた機能を持つインデザインではあるが、残念ながら数式を組版することはできない。すでに数式組版プラグインも販売されているが、同社の要求に見合うものはまだ市場にはない。」と同社長は続けた。 このような背景を受け、竹田印刷ではこの度「インデザインによる数式組版システム」を独自に開発した。
財団法人印刷図書館(山口政廣理事長)の旧蔵書450冊余がこのほど65年ぶりに里帰りした。自宅で蔵書のリストを作成し、保管した板倉雅宣氏の功績に対し、12月10日畠山惇館長から板倉氏に感謝状が贈られた。 1940(昭和15)年頃から印刷図書館設立に向け蒐集された蔵書は、1944(昭和19)年に東書文庫(現・東京書籍株式会社附属教科書図書館東書文庫)に預かってもらったおかげで、戦災での焼失を免れたが、蔵書を預けた経緯を忘れ、置き去りにされていた。 しかし、板倉氏はこれらの蔵書に対し、日本の近代活版印刷の中核を担った東京築地活版製造所などの各種活字見本帳を含む極めて貴重な資料であることを認識し、平成13年に自宅へ運び、傷みが目立つ書籍は手厚く修復した。その後、「板倉文庫」と称して整理・保管していた。 旧蔵書は、明治初期から昭和19年まで発行されたもので、全体の3分の1が日本の近代印刷活
印刷学会出版部はこのほど、『「印刷雑誌」とその時代:実況・印刷の近現代史』を刊行した。監修は、中原雄太郎、松根格、平野武利、川畑直道、高岡重蔵、高岡昌生。価格は9,030円(税込み)。A5判上製・824ページ。 明治24(1891)年創刊の初代と現在まで続く大正7(1918)年創刊の2代目を合わせ、117年にわたり日本の印刷文化・技術の変遷を見つめ続けてきた印刷専門誌『印刷雑誌』。 現行『印刷雑誌』創刊90年、印刷学会出版部創立60年記念出版である同書は、その雑誌記事を通して、日本の近現代印刷史を通覧しようというものである。 第1部では、「印刷と社会」「印刷技術」「カラー製版」「デザイン」「文字組版・タイポグラフィ」の各ジャンルごとに、監修者による解説を収録した。第2部では、これまでに収録した膨大な記事の中から、今読んでも興味深く、かつ資料的価値のある記事を集成、当時の印刷人が同時代
大日本印刷(=DNP、北島義俊社長)はこのほど、『大日本印刷百三十年史』を刊行した。 年史の刊行目的は、130年間の歴史の中で培われきたDNPの基本理念を明らかにするとともに、将来の経営施策の礎となる経営史として制作した。またDNPの企業文化、行動指針等を伝承し、社会的使命・役割を伝えていきたいと考えている。 編集方針は次のとおり。 ▽事業の発展を支えてきた経営戦略が、どのように意思決定されたかを、「経営全般」「営業」「技術」「労務」「経理」などの面から記述した。 ▽とくに、事業の多角化を推進した昭和26年以降の躍進の歴史を中心に編集を行い、2001年に策定した「21世紀ビジョン」に基づくDNPの進むべき道を指し示す内容になっている。 ▽経営上のエポックで区切られた各時代の経済・社会・業界の動向に対して、DNPがどういった技術で貢献してきたかを紹介している。 ▽年表と資料で構成
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