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身体的変化 男性は、加齢とともに女性よりも顕著に聴力が低下します。若くて聴力が優れた人では、二十歳くらいでは25kHzが聞こえることもあります(私は23kHzまで聞こえました)が、30歳くらいからじわじわと高域側の帯域が狭くなってきます。私は60歳で15kHzはかなり大きな音でないと聞こえず、微小音量で聞き取れるのは10kHzが限界でした。また、人の耳は左右が同じということはまずなくて、私の場合は左耳の方が帯域が狭く右耳と比べて10kHzにおいて6~8dB落ちています。 若い頃は、「20kHzが聞こえなくなったらオーディオ生活はおしまいだな」とさえ思っていました。私の元上司が大変な音楽愛好家で、とある分野において世界的にも名が通った方でもあるのですが、私はよくその方のお宅に上がり込んでお茶などします。ある時、マルチシステムのトゥイータからノイズが聞こえるので「アンプの調子をみましょうか」と
SINCE 1996 東京都市生活 + 真空管Audio + 視線入力 + 音楽 + 英国車 Tokyo Metropolitan Life & Tube Audio & Eye Tracking & Backstage of Musik & British Vehicle ◆2019年、指定難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症しました。 ◆筋肉や神経が冒されて四肢が動かなくなり会話もままらずやがて呼吸が停止する病気です。 ◆生きている限りできることは続けたい、このHomePageも維持&更新してゆくつもりです。 ◆◆◆ The Tokyo METROPOLITAN Life 東京都市生活 1996.7.1 / 2019.9.12 ◆◆◆ Passionate TUBE Amplifier 情熱の真空管 1996.7.1 / 2021.4.1 ◆◆◆ Backstage and Wie
スピーカーのインピーダンス公称値いろいろ: 現在市販されているほとんどのスピーカーのインピーダンスの公称値は、2Ω、4Ω、6Ω、8Ωの3種類のいずれかだといっていいでしょう。何故なら、オーディオアンプの多くはインピーダンスが4Ω~8Ωのスピーカーを想定して回路設計されているからです。古いスピーカーだと16Ωというのがあります。30年ほど使い続けているRogers LS3/5Aは15Ωと表記されています。カーステレオ用のスピーカーの多くは4Ωですが2Ωもたくさんあります。何故、カーステレオ用に限って2Ωがあるのかについては後述します。 これがわからないと話にならない・・・電圧と出力の関係: アンプのスピーカー端子から出力されるのはオーディオ信号、すなわち交流の電力です。今、アンプのスピーカー端子に4Vの信号電圧が出ているとします。ここにインピーダンスが異なる(2Ω、4Ω、6Ω、8Ω)スピーカ
50Hz/60Hzハムの原因となる波形およびスペクトルと100Hz/120Hzハムの波形およびスペクトルは以下のとおりです。この画面はおなじみのフリーソフト「Wagespectra」です。交流信号をwav形式のファイルとしてPCに記録(録音)し、これを再生すると下のような画面で分析できます。 左側は、電灯線できているAC100Vの波形です。AC100Vはきれいな正弦波ではなくこのような頭が削れたような波形をしています。整流回路を使った電気器具が多いのでこのような波形になってしまうのです。基本波の周波数は50Hz(あるいは60Hz)で、奇数次(150Hz、250Hz、350Hz・・・)の高調波ばかるいなのが特徴です。 右側は、両波整流した後の電源回路の残留リプルの波形です。これもハムの原因になりますが正弦波ではなく三角波に近い波形をしています。基本波の周波数は100Hz(あるいは120Hz)
■■■平衡回路の基礎3・・・平衡回路と不平衡回路をつなぐ■■■ Basic Theory of Balanced Circuit ●プロ機器の意外な実際 プロオーディオの現場では、平衡系と不平衡系は混在しているというのが現実の姿で、すべてが平衡系で統一されているわけではありません。そこで、手元にある機材のいくつかについて調べてみることにしましょう。 Digidesign 002 Rack・・・デジタルレコーディングの標準機というと(2012年現在)、Digidesign ProTools HDシステムが挙げられますが、その簡易版である002あるいは003もサブシステムとして必ずといっていいほどスタジオで見かけます。この002のマイクロフォン入力やライン入力は正真正銘の平衡入力ですが、アナログライン出力は実は不平衡です。TRSジャックを使っているのですが、TipがHotで、RingはSlee
6種類の定電流回路の実測データ 定電流回路は方式によって特性がかなり異なります。本レポートは、FET差動ヘッドホンアンプ用の約4mAの定電流回路について、6パターンの方式ごとに精密に実測したものです。方式ごとの特徴が良く出ていますので参考にしてください。 実測データ 下図は、実験で使用した6種類の回路です。 (1)4mAのCRD(石塚電子E452)。6V以上の動作電圧を与えてようやく定電流らしい特性が得られます。 (2)2mAのCRD(石塚電子E202)を2個並列にしたもの。CDRは電流値が少ないものほど低い動作電圧から定電流特性が得られるため、このようにすると動作電圧が4Vくらいでも定電流特性が得られます。 (3)2SK30-GRランクでIdssが約4mAのもの。CRDとJFETは同じ構造なのでこのような使い方ができます。定電流特性はJFETを流用した方が優れています。 (4)Web版の
はじめに すでに何度も秋葉原など部品店を訪れている方は本章をお読みいただく必要はありません。本章は、はじめて部品を購入しようと思っているが一体どこに行ったらいいかわからない、行ってみたが冷たくあしらわれた、どう接したらいいかわからない、アニメやゲーム関係の店ばかりで一体どこにあるのかすらわからない・・・そんな方のためのガイドです。 秋葉原は終戦直後、ラジオの普及とともに総武線ガード下に部品店が集まりはじめ、そこに米軍放出の部品なども流通することで一気に部品店の集中が起きてその名が知られるようになりました。私が幼稚園の頃、電気技師である叔父が電蓄を作ろうとして父と一緒に部品を買いに出かけたのも秋葉原でした。部品店のいくつかはそういった時代から営業を続けているものもありますが、いずれも家族経営のような小規模店であり最近は後継者がなくなるとともに廃業も目立つようになりました。一方でそれなりに企業
ヘッドホンアンプやヘッドホン出力を持った回路を設計する時、ヘッドホンのインピーダンス特性を知っておくと参考になります。インピーダンスが周波数によってどう変化するかを実際に測定してみたのが右のグラフです。ご覧のとおり、ヘッドホンのインピーダンスは周波数によって必ずしも一定ではありません。ヘッドホンを鳴らす回路方式によっては、周波数によってインピーダンスが変化することが問題になる場合があります。この問題については後述します。 ヘッドホンを鳴らすための出力 ヘッドホンはスピーカーの一種ですから、これを鳴らすにはパワーアンプのようなものが必要です。普通のスピーカーを充分に大きな音で鳴らすには少なくとも1W程度かそれ以上のパワーが出せるアンプが必要ですが、ヘッドホンは0.1W以下のパワーでも充分すぎるくらいの大音量を得ることができます。 ヘッドホンごとに能率に差がありますが、ヘッドホンを充分な音量で
2SC1815のデータシート 部品メーカーの多くはWebサイト上でデータを公開しています。これらのデータはアマチュアのアンプビルダーのためにあるのではなく、製品メーカーの設計エンジニアのためにあります。部品のデータがないと製品の設計はできません。部品メーカーとしては自社の部品をいろんなメーカーの製品で使ってもらいたいですから、そのためには設計エンジニアの便宜をはかることが重要です。そうした事情から部品メーカーはどんどん設計で必要とされるデータをWebで公開するようになったのです。これを最初にやったのはナショナルセミコンダクター社だったと記憶します。それまでは、トランジスタのデータは印刷されて分厚い本になって売られていました。1975年頃、私も2SA836や2SC1345のデータが欲しくて、そういう本を神田の古本屋で購入したことがあります。 この章の教材として使っている2SC1815(東芝製
Digital Audio & Home Recording ■■■AKI.DAC-U2704 (秋月電子のDACキット) の使い方■■■ How to build and customise AKI.DAC kit (左:秋月のWebサイトから、中央:実際に製作したもの、右:C11を改訂したもの) 秋月電子からとてもシンプルかつ廉価なDACキットが売られていてネット上でも話題になっています。なんとなく気になっていたので、秋葉原に立ち寄ったついでに買ってしまいました。良く売れるのでしょうか、入り口を入ってすぐのレジ横にぶらさがっていました。早速作ってみたのですが、キットの状態では実用にならないことがわかりました。これをどう料理するかはみなさんの工夫次第ですが、そのために必要な最小限の説明をしようと思います。専門的なことについては、より詳しいサイトに譲ります。 ●TI PCM2704と秋月電
Digital Audio & Home Recording ■■■iTunesによる高音質再生■■■ iTunes How to Do iTunes ●CDオーディオは音はいいのか、わるいのか iTunesはCDグレードのデータを上限として、CDグレードあるいかそれ以下のグレードの音源を扱う再生ソフトです。 CDの音はいいのわるいの、圧縮音源の音は駄目だの駄目でないの、20kHzから上が切れているCDはLPレコード以下なの、16bitじゃ駄目で24bitじゃないといい音ではないのどうのこうの、と世の中かしましいですが、PCオーディオはそれこそピンキリなのでなんでもありなのです。どうしようもないひどい音もあれば、CDと同じレベルなのにハァ~と溜息が出るくらいいい音もあります。 MDが登場してこれをはじめて聞いた時、多くの人が「結構いけるが、確実にCDよりも劣る」と感じたと思います。理屈はと
あまり見たことがないけれど、 これでもちゃんと動作する立派な回路集です。 そのほとんどは、 過去に私が実際に組んで実験したものばかりです。 ま、いってみれば、このページは私のおもちゃ箱みたいなもんです。 測定器具・製作補助器具 デジタルテスターの謎 2009.2.2 電源コンデンサ電荷放出抵抗 2008.4.20 アンプ試験ワークベンチ 2006.4.2 / 2008.3.30 FET & CRD選別冶具 → FET & CRD選別冶具(改訂版) 2006.5.7 / 2018.1.19 ・・・「しんくーかんラジオしょーねんにっき」より 2013.11.8 ・・・白グさんによる製作レポート 2007.10.5 ・・・masaniさんによる製作レポート 2008.4.10 ・・・寿々郎さんによる製作レポート 2010.4.18 ・・・寿々郎さんによる製作レポート 2008.4.10 ・・・g
■■■コネクタのことなど■■■ Studying XLR & TRS Connectors XLR-3-32 XLR-3-31 ●XLR 一般に、キャノン・コネクタと呼ばれています。ここでいうキャノン(CANNON)とは、カメラのキヤノン(CANON)ではなくて、ITT CANNON社のキャノンです。XLRというのは、ITT CANNON社の製品名のひとつで、オーディオ用コネクタの中で最も信頼性の高いシリーズ名です。"R"というのはラバーの略のようで、端子の絶縁充填物がグレーのゴムでできています。ほかに、廉価版で素材が異なるXLBシリーズ、小型で基板実装向けのXLM-PC、廉価なXLB-PCがあり、いずれも相互に接続互換性があります。上の画像はXLRですが、見かけはXLBもほとんど同じです。 XLM-PC XLB-PC XLRのpdfドキュメント:XLR.pdf キャノン・コネクタは一般に
<お悩み解決> ヘッドホンジャック接続ガイド Connection Guide for TRS Phone and 3.5mm mini Jack ヘッドホンアンプを製作する時、誰もが???なことになるのが、ヘッドホンジャックの配線です。アースにつなぐところはなんとなくわかるが、どっちが右でどっちが左なのかわからない。もっと厄介なのは内臓スイッチのつなぎかた。ヘッドホンジャックのつなぎかたの質問が非常に多いので、参考になりそうなページを作ることにしました。 ■ヘッドホンプラグの接続の基本 ヘッドホンプラグは一般に「1/4インチフォーンプラグ」あるいは「1/4inch TRS」などと呼ばれている機器間をつなぐためのコネクタにひとつで、ヘッドホンだけでなく、レコーディング機材のライン間を接続するなどさまざまな使い方、つなぎ方があります。iPodなどの小型機器では「3.5mmミニ・プラグ」も使わ
利得の計算式 先に答えを書いてしまいます。下図のようなエミッタ共通回路の利得の計算式は以下のようになります。 利得 = RC ÷ { RE + ( 26Ω ÷ IC ) } 実に簡単な式で暗算OKです。上の式中の26Ωというのは定数で、バイポーラトランジスタでは種類・型番を問わず一定です。この式からわかることは3つあります。 利得はコレクター負荷(Rc)に比例する。 エミッタ抵抗(RE)があると利得は下がる。 (REがゼロの時)利得はコレクタ電流(Ic)に反比例する。 では例題を3つほど。 左側の回路: 利得 = 12000Ω ÷ { 0Ω + ( 26Ω ÷ 1mA ) } = 462(倍) 中央の回路: 利得 = 12000Ω ÷ { 100Ω + ( 26Ω ÷ 1mA ) } = 95.2(倍) 右側の回路: 利得 = 12000Ω ÷ { 1kΩ + ( 26Ω ÷ 1mA )
この計算結果によると、グリッド抵抗が1MΩの場合の初速度電流によって得られるバイアスは「-0.5V弱」となります。 お次は6DJ8の特性データとロードラインです。左下図は6DJ8のEp-Ip特性の実測データですが、ここで必要なのは12V以下の領域ですのでこのままのスケールでは絵になりません。そこでプレート電圧が低い領域を拡大したのが右下図です。ここに、電源電圧=12Vとして47kΩのロードラインを書き込んでみました。YAHAアンプの原回路図記載のプレート電圧(=6.8V)のポイントも入れてあります。そうすると、バイアス=-0.5Vくらい、その時のプレート電流=0.111mAとなりました。非常に大雑把ではありますが、これがYAHAアンプの動作条件です。 これらの解析からいろいろなことがわかります。6DJ8はプレート電流>2mAで使うと優れた直線性と低いrpが得られる球なのですが、本回路の動作
Digital Audio & Home Recording ■■■AKI.DAC-U2704を使った・・・トランス式USB DAC■■■ Simple DAC using Line Transformer クリックして拡大 秋月電子からとてもシンプルかつ廉価なDACキットが売られていてネット上でも話題になっています。なんとなく気になっていたので、秋葉原に立ち寄ったついでに買ってしまいました。早速作ってみたのですが、キットの状態では実用にならないことがわかりました。さて、どう料理したものかとあれこれ考えを巡らしているうちにふと目にはいったのが、某FM局の方から分けていただいた中古のライントランスです。試しに使ってみたところ望外の結果が出たというところから本シリーズが生まれました。 ●TI PCM2704と秋月電子のDACキット(AKI.DAC-U2704) 本機の母体となる秋月電子の廉価な
<簡単なのにハイエンド、そしてプロ機> FET式差動ヘッドホンアンプ Version 2 Simple FET Differential Headphone Amplifier OPアンプで遊ぶのもいいけど、そろそろディスクリートの音聞いてみない?というわけで、本サイトでご紹介しているFETを使ったシンプルかつ音の良い差動ライン・プリアンプをベースに、これをヘッドホンアンプに発展させてみたのが本機の基本回路です。差動プリアンプの回路の基本構成は変えることなく、数十Ωの低インピーダンス負荷を無理なく駆動するための出力バッファを追加しただけです。 本ヘッドホンアンプは、知ってるひとは知っている大手音響サービス会社で1年間のテストとエンジニア達の評価を経てモニター用として正式採用されました。みなさんが行かれたコンサートホールやアリーナのエンジニア達のヘッドホンはこのアンプで鳴らしています。また全
<簡単なのにハイエンド> FET式差動ヘッドホン・アンプ Version 1 (DC12V 旧版 → 改訂版Version 2はこちら) Simple FET Differential Headphone Amplifier OPアンプで遊ぶのもいいけど、そろそろディスクリートの音聞いてみない?というわけで、先にご紹介したFETを使ったシンプルかつ音の良い差動ライン・プリアンプをベースに、これをヘッドホン・アンプに発展させてみましょう。差動プリアンプの回路の基本構成は変えることなく、数十Ωの低インピーダンス負荷を無理なく駆動するための出力バッファを追加しただけです。市販のDC12Vのスイッチング電源を使ったタイプと、自前でAC100V電源を持ったタイプの2台を製作しました。なお、このアンプはそのまんまプリアンプとしても使えます。 Let me introduce you simple an
■出版社のはからいで、入手可能部品で作るヘッドホン・バッファ&ヘッドホン・アンプは、出版計画が復活しました。 2019.10.11 ■FET式差動ヘッドホンアンプ Version 3(平ラグ版) FET Diff. Headphone Amplifier / 2009.4.11 / 2019.8.18 ■FET式差動ヘッドホンアンプ Version 3(ユニバーサル基板版) FET Diff. Headphone Amplifier on the Board / 2019.8.18 / 2019.11.9 ■FET式差動ヘッドホンアンプ Simple Version Simple FET Diff. Headphone Amplifier / 2013.9.8 / 2015.12.21 ■旧記事FET式差動ヘッドホンアンプ Version 2(DC12V) from FET Diff. H
中学3年生の時のこと、オームの法則のところで出会った理科の先生が私にある問題を出しました。それは「2の30乗はいくつか概算でいいから30秒で求めよ」という問題でした。それくらい力づくでやったるわい、と計算を始めたものの15乗くらいからしんどくなってきて時間切れになりました。先生は机から丸善の7桁対数表という本を取り出して、これを使ってあっという間に答えを出して見せてくれました。そこで私が知ったのは、対数なるものを使うと掛け算が足し算になってしまうという不思議な数学の世界でした。2の常用対数=0.30103という値はその時に覚えたのでした。 その後、電子回路の設計や解析では計算尺が手放せなくなるのですが、計算尺も対数のしくみを巧みに応用したツールですね。計算尺は日本ではヘンミが製造して大いに普及しましたが、おふくろの同級生が二代目の逸見君です。 デシベル(dB)という単位は、アンプの設計や測
■平衡型6N6P全段差動プッシュプル・ミニワッター(1W) Balanced All Stage Differential Push-Pull Mini Watter / 2013.7.14
■サイズの制約 1Uサイズにケースにもいろいろあって、最も余裕があるのは廉価&簡単版でしょう。計算上のうちのりは39mmあります。市販の1Uサイズのケースになると、しっかりとした構造であることの反面、何かと制約があってポピュラーなタカチのEXXシリーズの場合、外まわりの大きさ「-8mm」という一般ルールがあります。1Uの外まわりの大きさは44mmですから、うちのりは36mmになります。タカチ製のラックケースはほとんどすべてがこれに該当します。1Uサイズのケース実装しようとすると、部品の大きさは短辺が36mm以下あるいは39mm以下でなければならないというはなはだ厳しい条件をクリアしなければなりません。 ■市販品カタログにはない 1Uサイズのアンプを構成する部品の中で最も厄介なのはトランス類です。もっとも、電源にかさばるトランスなんぞを使わないで、スイッチング電源にしてしまえばどうということ
■■■MDR-CD900ST 平衡型ヘッドホンへの改造(改良版)■■■ Building Balanced Headphone とりあえず左側のイヤーパッドをはずしたSONY MDR-CD900ST ●おことわり 改良版の本ページは作り方についてのみ記述しています。平衡型ヘッドホンへの改造のねらいや基本的事項については旧版に記述がありますので、はじめてここにアクセスされた方は必ず旧版もお読みください。 ●ヘッドホンのバランス化改造法(改良版) SONY MDR-CD900STのバランス化改造をできる限り簡単に行う手順をご紹介します。旧版では左右両方のユニットの配線に手を入れたり、右側ユニットにドリルで穴を開けたりと大変なことになっていましたが、この方法では、改造対象は左側ユニットのみ、そして穴あけ加工は不要となり、作業手順がきわめて簡単になりました。 ●改造MDR-7506の諸問題 MDR
●ファンタム電源 マイクロフォン入力回路について考える前に、どうしても理解しておかなければならないのがファンタム電源のことです。ジャンルを問わず、普段私たちが聞いている音楽ソースの半分以上(というより圧倒的多数)はコンデンサ・マイクロフォンで録音されています。そして、コンデンサ・マイクロフォンは専用の電源を必要としますが、その電源は通常ファンタム電源と呼ばれる方式でマイクロフォン・プリアンプ側から供給されます。乾電池で長時間動作するエレクトレット・コンデンサ・マイクロフォンという方式も存在しますが、実際に使ってみればわかるとおり得られる音には歴然とした差があります。マイクロフォンを使ってまともな音を録ろうとするならば、ファンタム電源付のマイクロフォン入力回路を実装しておかないと実用性がありません。 ファンタム電源の「ファンタム(phantom)」とは幽霊ことで、マイクロフォン・ケーブルしか
コンデンサの特性を表わす数値 容量・許容差・温度係数 コンデンサの容量は「F(ファラッド)」とその1/1000000の「μF(マイクロ・ファラッド)」、さらに1/1000000の「pF(ピコ・ファラッド)」で表わされます。容量の許容差は、一般に5%~20%くらいがほとんどですが、ポリスチレン、マイカ、ガラス、温度補償用セラミックなどでは1%よりも高い精度のものが作られています。ただ、広帯域であらゆる周波数で容量値が正しく機能するわけではなく、またアルミ電解コンデンサのように測定する周波数によって容量が変わってしまうものもあります。 容量は温度によって変化し、この度合いを表したのが温度係数です。温度係数はコンデンサの種類によってまちまちです。積層セラミック・コンデンサの中には温度によって容量が著しく変化するものも作られています。 定格電圧・絶縁抵抗・洩れ電流 WV(Work Volt)または
CQ出版社 理解しながら作るヘッドホン・アンプ FET Differential Headphone Amplifier CQ Version / 2010年4月30日発売 ■サポート情報・・・Webサイト オーディオ自作ヘルプ掲示板・・・ http://8604.teacup.com/very_first_tube_amp/bbs (困ったらここで質問すれば、同じ経験をした人やベテラン諸氏がアドバイスしてくれる) オーディオなんでもありの掲示板・・・ http://6403.teacup.com/teddy/bbs (疲れたらこちらで雑談をどうぞ) 本機のベースとなったFET差動ヘッドホンアンプのページ・・・ http://www.op316.com/tubes/hpa/index.htm 筆者のサイトのトップページ・・・ http://www.op316.com/ ■最新情報・・・スピ
Tips & Hints 私のアンプ設計&製作マニュアル お願い アンプ作りでトラブルにはまったり、疑問に感じることがあった場合はメールではなく当サイトの掲示板をご利用ください。 1対1での質問や回答の努力は、その方お1人だけのための知恵で終わってしまいますが、 掲示板を使えば、その過程を多くの皆さんが見ることで幅広い学習の機会が生まれるため多くの付加価値を生みます。 私1人の限られた浅知恵にとどまらず、多くのベテラン諸氏のアドバイスが得られますし、相乗効果でよりスピーディーな解決が得られます。 おでん板とも呼ばれる質問&トラブル解決専用のサポート掲示板は「▲●■大人の自由空間▲●■」へ 自作オーディオ心得 誰でも簡単に作れる・・・は、ウソ 2011.10.25 / 2017.1.17 自作に向く人、自作には向かない人 2016.5.16 / 2018.7.18 教えて君 vs 教えたがり
情熱の真空管 / PassionateTubeAmplifier 「真空管&半導体オーディオ」と「設計・製作技術」 ◆2019年、指定難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症しました。 ◆筋肉がなくなり神経が冒されて四肢が動かなくなりやがて呼吸が停止する悪魔の病気です。 ◆生きている限りできることは続けますがほとんど何もできないことをご了解ください。
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