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【なにはさておき量子論 第7章 EPR論文をめぐって】 目次へ 次へ進む 前へ戻る 1.コペンハーゲン解釈 私が、これまで明確にせず、無意識のうちにみなさんに押しつけていた「考え方」がある。これをきちんと言っておかないと、私と異なる「考え方」をしている人は「論点のずれ」に気付かず、とまどってしまう恐れがある。というよりそう言うことが現実に起きているはずである。 だから、私はここで宣言しなければならない。 私がこれまで書いてきたことは、コペンハーゲン解釈に基づいている。 従って、これから私は、「コペンハーゲン解釈」という「考え方」を説明しなければならない。 第6章で書いたボーアとアインシュタインの論争は、より根元的な解釈論に繋がっている。ボーアはコペンハーゲンに理論物理学研究所をつくり、若手の物理学者を招聘したことは以前に述べた。従ってボーアが主張した「考え方」を「コペンハーゲン解釈」と
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まっとうに世の中を生きて来た人たちの多くは、「物理は嫌い」と言う。これは残念ながら、事実である。 その理由にはいくつかあるだろうが、集約すれば次のようなことであろうと思う。 ●初速20m/秒、仰角45度で投げられた10Kgの玉が、どこまで飛ぶのか計算して何がおもしろいのか。 物理には、いくつかの分野があるのだが、上記は、初等力学である。これをもう少し分析してみよう。 (1)それが解ったからといって、なにが面白い? (2)数学は苦手ではないが、物理の計算は、それが簡単であっても、ちっとも面白くない (3)私は大学の受験科目として物理を選択していない (3)は、できの悪いブラックジョークであるが、まあこんなものかと思う。 簡単な例をあげる。 「ある自動車が、120Kmを1時間半で走りました。さて時速は何Kmだったでしょう。」 これは「速度」を求める問題である。 『公式』がある。「速度」=「距離
凡例 この色は、その項の一番言いたいことを示しています この色は、余談だけれど、ちょっと気にして欲しいことを示しています この色の単語をクリックすると『一口解説』を見ることができます
凡例 みなさまのご意見は、「一言いいたい」で反映いたします。 この色の単語をクリックすると『一口解説』を見ることができます 既に書いた部分も、見直しにより、断りなく変えてます。たまに、通しで読んでみてください
【わかっても相対論 第2章 はじめに光速度ありき】 目次へ 次へ進む 前へ戻る 1.アインシュタイン登場 さて、アインシュタインの登場である。 彗星のように物理学の世界へ登場したアインシュタイン。でも、『アインシュタイン=相対性理論』なのではない。 アインシュタインは、ノーベル物理学賞を受けているが、その時の功績は何だったか、ご存じだろうか?こんなことを尋ねるからには、相対論でないことはわかるであろう。実は、「光電効果」がそれである。 アインシュタインの「光電効果」が、日本に紹介された時、某新聞には、「写真電気効果でノーベル賞」と書かれたそうだ。なんだそりゃあ、と思う方、"Photo-Electric-Effect"を訳してみて欲しい。理解できますね。 金属の表面に光をあてると、そこから電子が飛び出して来る現象が「光電効果」である。アインシュタインはこの現象を説明したわけであるが、その
1.ラプラスの悪魔 正直に告白しておこう。人物中心の量子論を展開しようと決意したのだが、人物のエピソードをひろってゆく作業というのは、実はあまり創造力を必要としない。思い切って言ってしまうと、いろいろな文献をカンニングして文章を作っている気持ちになって来る。しかしこればかりは、自分で考えていても書けるものではないし... これは、私にとって、フラストレーションだったのである。 しかし、この章からは違う。もちろん人物中心であることは止めない。だが、創造力を発揮できる場所にさしかかっているのだ。なんてったって、章のタイトルが「不確定性原理」で、項のタイトルが「ラプラスの悪魔」だもの。 さて、不確定性原理という、いわゆる量子論の革命的原理を話し出す前に、”ラプラス”が、18世紀に考えた悪魔を紹介しておこう。ただし、悪魔と言っても邪悪な存在を意味する者ではない。 ラプラスという人は、ナポレオン時代
1.ディラック! 始めにことわっておきたい。 この読み物は、年代順でも、人名順でもない。私の気まぐれ(一応、読む人がわかり易いかなー、という配慮はしているつもり)で書いている。 ここまで、読み進めた人の中には、次のような不満を持っている人もあるだろう。 (1)「ボーアとアインシュタインの論争」はどうなった? (2)シュレーディンガーの前にディラック? でも、いいのである。 この辺で、みなさんの興味を引きつけておかねばならないのだ。 知ってる人は、知ってると思うが、『ディラックの海』は有名なのだ。そして、実に面白い。私の好きな光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」にも登場する。(知らない人は是非読んでください。長い文章を読むのが苦手な人は、萩尾望都が漫画化してますので、そちらでもよいかと。ただし、クリスチャンの人は絶対読んではいけない。警告しておきます。) ここで、この話をしておかないと、後の説明が
【わかっても相対論 第8章 メタ相対論】 目次へ 次へ進む 前へ戻る 1.「メタ」ってなんだ? 「相対性理論」の最後の章になるが、「メタ相対論」」という話をする。うまく行けばちょっと長くなるかもしれない。 知っている人は、「ははあ、あの話か。」とすでに、にやにやしていることであろう。 「メタ」というのは、辞書によれば、『(接頭語的に用いられ)「間に」「超えて」「高次の」などの意』 とある。まあ私的に解釈すれば、「超」という程の意味である。 「超-相対論」ってなんだろう。一般相対論で、すでに相対論は拡張され、アインシュタインは、次に「大統一理論」に取り組んだのではなかったか?そしてその完成を見ることなくこの世を去った。そう記憶している人は正しい。その通りである。 では「メタ相対論」では、なにを扱うのか? (1)エネルギーを失うほど、速くなるもの (2)真空中でもチェレンコフ光を発するもの
1.全ては認識の産物 『相対性理論』と言えば、10人が10人、”アインシュタイン”を思い浮かべることだろう。 ところが、『量子論』と言えば、みなさんは誰を思い浮かべるだろうか? 誰も思い浮かばないか、思い浮かべたとしても、人によってバラバラだと思う。それで正常である。 『相対性理論』は、ほとんどアインシュタインひとりで作られた。これに対して、『量子論』は、さまざまな物理学者の思考錯誤によって構築された理論だからである。 そう、量子論は、複数の物理学者が、ああだこうだの結果としてできたということが重要なのである。量子論は、そもそもひとりの個性、発想からできあがるものではなかった。 そういうわけで、量子論を登場人物順、または年代順に話して行くと、まあそれはそれで面白いだろうが、量子論とはなにか、がわからなくなるおそれがある。よって私が書くこの読み物では、出来事の年代順ではなく、どのようにして量
【わかるまで素粒子論「入門編」 第2章 4つの力】 目次へ 次へ進む 前へ戻る 1.物質に働く力 私たちが、この宇宙で物質に働く力の種類として、ここまでに、何を知っているかを確認しておきたい。(前章までのおさらいである。) (1)重力 (2)電磁気力 (3)核子間に働く力(現状はまだ謎の力) 以上の三種である(はずだ)。 まず、(1)の重力であるが、これはみなさん説明しなくとも既にお分かりだろう。ニュートンが言った、いわゆる「万有引力」のことである。質量と質量の間に働く引力のことだ。但し、「わかっても相対論」では、重力などという力は存在せず、それは幾何学的な時空間の曲がりとして説明される、と言った。そして、「なにはさておき量子論」の、量子論的「場」の概念では、仮想重力子が飛び交うところ、と定義したのである。(何の事やら理解できない人は健全である。知りたければ、「わかっても相対論」と「な
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