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衆院選
yamotty.tokyo
プロダクトをつくる、というのは突き詰めると「対象への関心」を深めることかな、と思ってる。原動力は誰かへの猟奇的な興味・関心だ。 よく「事実に近づきたい」という言葉を使う。僕らのプロダクトを手にした人が、何を感じ、何を求め、結果としてどういう使い方をしたのか。何を残念に思ったのか。 良く感じるのは、作り手のエゴで生まれたプロダクトや機能が成功するような、ポテンヒットが生まれるブランクスペースはどんどん狭くなっている。人の要求を深く理解し、その達成をサポートできる形をつくることが「人が欲しがるものをつくる」唯一の方法とも思える。 「だれか」を正しく理解するというのは死ぬほど難しい。知ろうと近づいたり、観察したりするけど、間違ってばかりだ。 それでも「猟奇的な関心」が原動力にあると、理解に励み続けることができる。たまに「すこし理解できたかも」という瞬間を重ねて、「だれか」への理解を深めていく。
かなり柔らかい話題の雑記です。 本記事のサマリ by AI この記事は、Google SheetとApps Scriptを使用してデータを可視化し、Slackに投稿する方法について説明しています。また、ChatGPTを使用してプログラムの作成やAPIの仕様の理解を支援する方法についても言及しています。Apps Scri
さて本題です。 今年は社会が見たことない速度で変わっていくなかで、大きな命題を突きつけられ続けた1年でした。私が思いを巡らせてきた「自律」について書きたいと思います。 自律とは 私は自分自身に、子供に、自身の会社のメンバーに、自身と関わる全ての人間に「自律」を期待しています。 私が考える「自律」とは、明確な自己の
毎年恒例です。今年も「課金してよかったモノ・サービス」を選びました。 2021年のレビュー 毎年「前年課金してよかったと言っていたものがその後どうなったか」という振り返りからスタートしているので、今年も2021年のレビューから始めましょう。昨年の記事は以下になります。 振り返り結果はこんな感じでした。今年は引っ越
Off TopicおよびRepeat Rhymeという2つのPodcastで取り扱われていた「コンパウンドスタートアップ」という概念があります。まずは以下の2つを聞いてみてください。 Listen to this episode from Off Topic // オフトピック on Spotify. ◎今週のトピック コンパウンドスタートアップとは? / Rippling CEOのパーカー・コンラッド氏 / 複数プロダクトを作るべきか?ひとつにフォーカスすべきか? / 時代によって変わってくるかも / 1社あたり使ってるSaaSプロダクトは○○個! / SaaSアプリ多すぎて連携難しい問題 / “ひとつのプロダクトでは勝てない” / Figma買収から経緯と今後を考察してみる / ワードとエクセルはいち機能でしかない / シングルプロダクトの限界 / ラスボスのセールスフォースとMicr
本日10X Culture Deckの組織・人事パートをアップデートしました (以下はその一部です)。 この2022/10をめがけて10Xという企業組織の進化を進めてきた、そのアウトプットの片鱗になります。 本記事ではこの組織のアップデートの背景として私が考えたことをお伝えするために書いています。 最近の私の時間投資
「Stailerの課題はなんですか?」と問われたら、最近は「スケーラビリティです」と答えています。 一つ一つが一球入魂のパートナーとの事業推進にかかる負担を軽減し、より高い成果を型として10Xがアウトプットするにはどうすれば良いか。この問いに対するストレートな答えが「プラットフォームとしての進化」にあると思っています。 本論の前に「 noteがFacebookやTwitterにならないためには、と考えてみた (2020) 」のなかで引用されていた「 The Bill Gates Line By Ben Thompson (2018)」というエントリに非常に感銘を受けたため、これを使ってプラットフォームとは何かという概念を揃えておきたいと思います。 The Bill Gates Line 」のエントリの始点は「GAFA等のBig Techが提供するサービスは必ずしもすべてがプラットフォームで
以下の記事はStailerがプラットフォームであることを定義し、どのようにプラットフォームが広がりを獲得していくべきかを考えました。 「Stailerの課題はなんですか?」と問われたら、最近は「スケーラビリティです」と答えています。 一つ一つが一球入魂のパートナーとの事業推進にかかる負担を軽減し、より高い成果を型として10Xがアウトプットするにはどうすれば良いか。この問いに対するストレートな答えが「プラットフォームとしての進化」にあると思っています。 本論の前に「 noteがFacebookやTwitterにならないためには、と考えてみた (2020) 」のなかで引用されていた「 The Bill Gates Line By Ben Thompson (2018)」というエントリに非常に感銘を受けたため、これを使ってプラットフォームとは何かという概念を揃えておきたいと思います。 The B
本論の前に「noteがFacebookやTwitterにならないためには、と考えてみた (2020)」のなかで引用されていた「The Bill Gates Line By Ben Thompson (2018)」というエントリに非常に感銘を受けたため、これを使ってプラットフォームとは何かという概念を揃えておきたいと思います。 The Bill Gates Line 」のエントリの始点は「GAFA等のBig Techが提供するサービスは必ずしもすべてがプラットフォームではない」というところにあります。そこでプラットフォームという概念と、対比として生まれるのがアグリゲーターという概念です。 This is ultimately the most important distinction between platforms and aggregators: platforms are powe
ITスタートアップブームの起爆点はもちろんシリコンバレーだ。シリコンバレーは軍事開発からハイテク産業という歴史を経て ”development” のエコシステムを培ってきた。その歴史は あなたが知らないシリコンバレーの歴史 | 上杉周作 によくまとまっている。ぜひ一読をおすすめする。 エリック・リースの『リーン・スタートアップ』で描かれるMVP、そしてスティーブン・G・ブランク『アントレプレナーの教科書』に描かれる顧客開発は、日本でも有名だ。これまでに、一体どれだけの人がリーン・スタートアップを読み、フィードバックループが回しやすい最小単位のプロダクトを持って投資家やユーザーへピッチを繰り返してきたことか。そう思わせるほどにシーンでは汎用的な考え方となっている。
2022年1月、約10年間住んだ東京を離れ大阪へ引っ越します。拠点を完全に大阪に移し、家族との生活の基盤をまた1から創っていきます。
本稿は先日ツイートした「スタートアップの本当の強みは意思決定の早さではなく、ストラテジーと実装の一致」について、掘り下げ、補足したものになる。
2021/8より、家族全員で実家のある青森へ一時的に生活拠点を移しました。自分とパートナーは必要なタイミングで東京近郊へ「出張のように通う」という生活をしています。 長男は夏休み明けの小学校は休業状態となったため祖母(元・小学校教師)のサポートを得ながらリモートで学習を進め、次男は保育園を休んで実家の中や周りを走り回っています。
「会社と社員の距離の取り方・距離のあり方」について自分が理想としている姿について書きたいと思います。この内容は以下のPodcastで話した内容をベースに編集したものになります。 We and our partners use cookies to personalize your experience, to show you ads based on your interests, and for measurement and analytics purposes. By using our website and our services, you agree to our use of cookies as described in our Cookie Policy.
Clubhouseが引き続き盛り上がっているが、どういう人が創っているの?というのが気になってかんたんに調べてみました。 概略1998-2002 StanfordIndustrial Engineeringの学士を取得。2002-2005 新卒で戦略コンサルティングファーム「Bain & Company」へ入社3年でシニアソまでプロモート。2005−2007 その後母校のStanfordへ戻りMBAを取得。途中Google で4ヶ月のインターンを実施。Andrew Chanの過去ブログによるとおそらくGoogle Mapの立ち上げに従事したのではないか、と思われる。2007−2010 Metaweb Technologiesへ入社し、ここでVPを務める(役職は不明)。MetawebはAPIベースの辞書サービス「Freebase」を提供。Google に買収され、その後2016年に閉鎖してい
2020/07までのメンバー13名を対象とし、投資家であるDCM Ventures原さん、猿丸さん(以下、DCM)と個別に1on1インタビューを実施してもらいました。この詳細についてはDCM猿丸さんがnoteに記してくれているので合わせて読んでみてください。 調査設計はSmartHRで行われているCEO評価の方法をSmartHR CEOである宮田さんに教えてもらい、これを参考にしました。 インタビューの質問項目に対し、DCMが独自に採点基準に作成し、レポーティングまで行ってもらいました。
今年は生活の変化幅が大きく、それに合わせていろんな道具を試した一年でした。その中でも特に生活を支えてくれた、豊かにしてくれたものをまとめたいと思います。
本記事は「経営の踊り場問題」と勝手に呼んでいる問題とその対策について、わざわざクリスマスの夜に行った4つのツイートをまとめ・補記したもの。主にスタートアップや新規事業など「急速な成長」を前提とした組織体を想定している。
毎日新しいプロダクトとの出会いを求めて、とにかくいろんなものを手にとって触る習慣がある。リアルプロダクト、アプリ、Web、IoT、コモディティ、証券など、なんでも。毎日、必ず、新しいものを触る。そして手に取ったプロダクトを通じて、作り手のビューを想像する。「このプロダクトは、誰の、何を解決するものなのだろう?」と。
「真のオープンさ」とは何かについて考えた。先日、あるスタートアップのCOOの方とランチしていて(A、とする)、以下のようなやりとりをした。 A: 「組織が40人に達して、一通りVCから指摘されていた問題が起きてきたところです」 Yamotty、以下、Y: 「おお、よく聞きますね。僕も1回目の起業ではその規模でたくさん失敗しました…ちなみにどんな問題ですか??」 A: 「これまでは誰が何をしているか十分にわかっていたけど、最近はお互いが把握できていたのができなくなったり…」 Y: 「ああ…」 A: 「お互いの業務を把握しきれているわけではないのに、全体会議では質問がなくなったり…」 Y: 「ああ…」 A: 「なので最近はミッション/バリューを制定して浸透させたりしてます」 Y: 「よく聞く話ですね〜実際効果はどうですか?」 A: 「まだわからないですね」 Y: 「そういう大上段のメッセージっ
この記事は、僕自身のプロダクトマネージャーとしてのキャリアがどうやって始まったのかを綴ったエッセイだ。 人はゼロからストーリーを作ろうとする時に「思い出の冷蔵庫」を開けてしまう。自分が人生で経験して、「冷蔵保存」しているものを漫画として消化しようとするのです。 それを由(よし)とする人もいますが、私はそれを創造行為の終着駅だと考えています。家の冷蔵庫を開けてご覧なさい。ロブスターがありますか?多種多様なハーブ類がありますか? 近所のスーパーで買ってきた肉、野菜、チーズ、牛乳・・・どの家の冷蔵庫も然して変わりません。 By 藤子・F・不二雄
これは採用面談、パートナーや採用候補者、投資家など、様々なステークホルダーからよく聞かれる質問です。これについてのStailerという自社プロダクトのケースにおける、現時点での自分なりの回答をまとめておきたいと思います。 まず、Stailerは「Stailer というプロダクトを利用して、N社のパートナーのネットスーパーの事業立ち上げをサポートする」というパートナーシップ型の事業モデルです。そこで、必ず聞かれるのが「カスタマイズはどれだけ対応するのか?」という問です。これに対して考えるとき、複数の視点から考慮します。 まずは、プロダクト開発者としての目線。カスタマイズをそのまま受容してプロダクトに反映していくことは、突き詰めると相手の要求に引っ張られて振り回されることを許容するということです。そして10Xでは「そういうプロダクトの作り方で、大きな価値を出すことは不可能」という強い意識を持っ
CEOはフィードバックサイクルが遅いという問題があると考えています(完全な結果責任、立場上フィードバックがされづらいなどの要因から)。これに対し、定期的・適切なフィードバックを行うことでCEO個人のイシューや、組織のイシューををあぶり出すことを目的にCEO評価を実施しました。 調査設計 2020/07までのメンバー13名を対象とし、投資家であるDCM Ventures原さん、猿丸さん(以下、DCM)と個別に1on1インタビューを実施してもらいました。この詳細についてはDCM猿丸さんがnoteに記してくれているので合わせて読んでみてください。 調査設計はSmartHRで行われているCEO評価の方法をSmartHR CEOである宮田さんに教えてもらい、これを参考にしました。 インタビューの質問項目に対し、DCMが独自に採点基準に作成し、レポーティングまで行ってもらいました。 調査の方向修正 実
本稿ではStailerというプロダクトの最新のストラテジー、そこに対してどういった組織を構築していこうとしているか、どういう人と一緒に働きたいかということを伝えたいと思います。
この記事は、2019年5月に発表したタベリー「オンライン注文機能」と2020年5月に発表した「Stailer」という2つのプロダクトの間を埋めるために書いている。約1年の間に、10Xは何を目指し、何をしてきたのか。できるだけ要旨に絞って伝えられればと思う。
本稿は小売について考えるシリーズの第4部として、日本において巨大インフラとして社会に根ざしているにも関わらずその実態があまり正確に知られていない「生協」についてリサーチし、まとめたものである。特にその組織体制や、ECへの取り組みは今後の食インフラにおいても生協が大きな役割を果たし続けるのか、という論点について考えるときの助けになるのではないかと考えている。 「生協」という言葉については、誰でもご存知なのではないだろうか。あの分厚いカタログが家にドンと置かれ、そこからチェックシートを使って注文する、というあの生協である。もしくは団地へ毎週トラックがやってきて、ご近所さんとお買い物を済ます、という記憶が強い方も多いかもしれない。
Greylock devotes significant operational resources to our CXO Program , which invites C-level leaders at large enterprises to discuss tech trends with our investing team, and brokers meetings with relevant companies in our portfolio. This program was developed in response to a wave of inbound interest from large organizations who wanted to harness emerging technology, and buy from more innovative
株式会社10Xを創業してからすでに2.5年が経過していますが、最近の環境の変化からか「共同創業者」の重要性について自分の言葉で記したくなりました。
データはコミュニケーションツールである。 webサービスではGoogle Analyticsや、Big Query、その他数多くのデータ集計ツール上に集積しているログを都度取り出し、分析を行うことは一般的だ。特にプロダクトマネージャーはこれらのデータを加工し、コミュニケーション・ツールとして『良い塩梅に』使用することが求められる。しかしながらデータをチームに共有したり、毎日目に触れるようにするカロリーはいまだに高い。 Google AnalyticsやBig Queryからログを収集し・加工し、chartを作成、その上でchartをチームのコミュニケーションの場である「Slack」へポストする、ということを日常的に行っているわけだが、 毎日定点観測したい 都度SQLクエリを叩くのが手間 データを取得しに行く場所が複数 などの要因から非常にカロリーが高い。 そこで、集計・分析・チャート作成・
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