先週10日、ノーベル賞を受けた小柴昌俊さんのお弟子さんで、現在日本でもっともノーベル賞に近いところにいる物理学者と言われていた戸塚洋二さんががんでなくなったという記事を目にしていました。朝日新聞に載っていた、「弟子を失うのは、親が子どもに先立たれるのと同じ。こんなにつらいことはない」という、小柴さんのコメントが心に残っていましたが、個人的に物理学には疎い私は、戸塚さんの業績もほとんど理解しておらず、単に高エネルギー加速器研究機構長だったということを新聞記事から情報として得ていたくらいの存在でした。 それとはまったく別の話で、ウェブ上にはがんと闘病しながらブログを書き続けておられる方がたくさんいらっしゃいます。私がRSSで購読していたひとりのブロガーの方が、がんとの闘病の報告の他に、大学や研究のことを内部の人間のひとりとしてかなり的確なご意見を書いていらっしゃっいました。他は、ご趣味で庭に咲
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