九州新幹線に「新800系」=世界初の金箔の壁など〔地域〕 九州新幹線に「新800系」=世界初の金箔の壁など〔地域〕 JR九州は17日、九州新幹線に現行の800系を大幅に改装した「新800系」3編成を来年6月から順次投入すると発表。金箔(きんぱく)で仕上げる壁や凸(とつ)型のライトカバーなど鉄道車両としては世界初の試みを取り入れるデザインを公表した。 2011年の九州新幹線全線開通に向けて、九州内を走る現行の6編成に新たに新デザインで3編成を追加する。外観では立体的な曲面をもったライトカバーが特徴で、かわいらしい印象になる。自動車のライトカバーは立体的なものも多いが、鉄道車両での採用は世界初。空気抵抗などの問題は起きないとう。内装では、世界初となる金箔の壁を客室の仕切り壁の一部に用いるほか、木を多用。「博多織」を額に入れ飾ったり、「久留米絣」ののれんを下げたりして地元九州の雰囲気も出す。ま