2021年06月05日18時13分 【市況】来週の相場で注目すべき3つのポイント:米CPI、メジャーSQ、景気ウォッチャーなど ■株式相場見通し 予想レンジ:上限29500-下限28500円 来週の日経平均は一進一退か。週初は、今週末に発表された5月の米雇用統計を受けた長期金利の低下や、それを受けた米株高の動きを反映することとなろう。その後は、翌週に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)や、週後半の米5月消費者物価指数(CPI)、週末の先物・オプション取引に係る特別清算指数算出(メジャーSQ)などを前に、神経質な展開となりそうだ。 今週末、米国での市場予想を上回る景気・雇用関連の指標を背景に、米長期金利が上昇するなかグロース株が軟調となったが、こうした動きは、来週も続く可能性がある。むろん、週初は、上述したように、市場予想を下回った5月米雇用統計の結果を受けた米株式市場の動きを背景に、グロ