新製品は携帯電話を利用し、利用者同士がリアルタイムに情報交換を行うことでルート案内の精度を高める「リアルタイムプローブ」機能を搭載した。扱われる情報は渋滞情報のみだが、VICSのエリア外についても情報を得られるほか、過去の情報履歴と組み合わせて情報を生成するため、より精度の高い予測となっているのが特徴だ。 リアルタイムプローブではまず、利用者の走行履歴が同社サーバに送信される。サーバは収集された情報に、これまでに蓄積された情報を組み合わせて渋滞情報を生成、利用者へ送信する。渋滞に関する情報は同社サーバから10分間隔(ルート設定時。未設定時は20分間隔、手動設定も可能)で利用者へ自動的にダウンロードされる。 利用可能な携帯電話については同社製品ページで随時告知される予定となっており、リアルタイムプローブの利用料金は無料。ただし、携帯電話のパケット通信料は別途必要となり、1回の情報取得に際して