Sun Microsystemsがオープンソースのデータベースソフトウェア「MySQL」のバージョン5.1をリリースした。しかし、その直後に、MySQLの生みの親から、新機能にはまだ修正されていない多くのバグが残っているとの警告が発せられた。 MySQLの生みの親、Michael "Monty" Widenius氏は現地時間29日、見つかった問題の大部分は重大または完全なバグだと自身のブログで語った。また、すべての問題が新機能に関係しているわけではなく、以前から存在する既知のバグが今回のリリースでもまだ多く残っていると指摘している。 今回搭載された新機能は「ベータ」版レベルの品質だとWidenius氏は結論づけている。 具体的には、パーティショニング機能に関連する問題が数多く存在している。たとえば、パーティションテーブルがクラッシュすると復元が困難になるほか、パーティションテーブルのテーブ
Sun Microsystemsがオープンソースデータベース企業MySQLの取得に10億ドルを拠出する。 Sunは米国時間1月16日、現金約8億ドルでMySQLの非公開株式を取得し、2000万ドル相当のオプションを引き取る予定だという。買収後、MySQLの最高経営責任者(CEO)Marten Mickos氏はSunのシニアエグゼクティブチームに加わる。 Sunはここのところ、ソフトウェアビジネスからより多くの利益をあげようと、オープンソースのソフトウェアや開発手法を取り入れてきた。このたびの買収は、そんなSunにとって大胆な動きとなる。同社は今までのところ、MySQLと競合するオープンソースデータベースPostgreSQLのサポートサービスを販売してきたからだ。 1995年に設立されたMySQLは最も大きな成功を収めたオープンソース企業のうちの1社に数えられる。MySQLデータベースは、イ
サンフランシスコ発--Sun Microsystemsは米国時間1月22日、IntelのXeonプロセッサ搭載サーバの販売再開を発表した。今回の動きでSunは、Intelとの提携をハードウェア関連で復活させるとともに、ソフトウェア分野にも拡大している。 先に報道されたように、Sunは「Xeon」サーバのデュアルプロセッサモデルを2007年前半に発売し、IntelはSunのSolaris OS最適化を目指してエンジニアリング資源を提供する。4大サーバベンダーの1社としてSunは、IntelおよびAMD製x86プロセッサの採用を最後に決定している。 Sunの最高経営責任者(CEO)、Jonathan Schwartz氏は、Intel CEOのPaul Otellini氏とともに当地で開いた記者会見で、「これは市場を変える出来事だ。SunとのビジネスやIntelとのビジネスに対する顧客の見方が一
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