KDDI研究所は8月21日、携帯やPC上で使用するSVG(Scalable Vector Graphics:2次元ベクトル画像記述形式)規格を利用する位置情報サービス向けソフトウェア(SVGブラウザ)を開発したと発表した。携帯やPCなどで、インターネット上の地図やコンテンツを組み合わせて好みの地図を作成し、表示できるサービスの展開が望める。 SVGブラウザはSVG Tiny 1.2仕様に準拠し、BREWおよびWindows上で動作する。地理情報に基づいて複数のSVGコンテンツを重ね合わせて表示でき、位置情報サービスの提供に有効な機能を拡張したことにより位置情報コンテンツ表示のためのブラウザとして利用できる。 SVGブラウザの利用イメージ。地図データと作成したコンテンツ(例えば道順や店舗情報など)を重ね合わせ(ハイパーレイヤリング)、その複合コンテンツをSVGブラウザで表示できるという仕組み
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