[8日 ロイター] - 人は何歳まで生きていたいと思うのか。100歳、それとも120歳だろうか。不老不死は社会や経済、人生にとって良いことだろうか。医療の進歩で高齢化が進むなか、こうした問いは架空の話ではなく、倫理学者や政策立案者が向き合う長期的課題になりつつある。 米調査機関ピュー・リサーチ・センターは8日、「極端な長寿化」を米国民がどう考えているかを分析した報告書を発表。「120歳を超えて生きること(原題:Living to 120 and Beyond)」と題する同報告書で、「米国民の多くは大幅な長生きの展望を幸せとは見ていない」と指摘した。