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2009年2月20日のブックマーク (9件)

  • 村上春樹のエレサレム

    村上春樹のエルサレム文学賞の授賞式でのスピーチについて、多くの人が発言をしている。もしかしたら私がこれから書くことも、他の大部分の人と全く同じ見解なるかもしれないが、とりあえずの記録として記しておきたいと思う。 http://www.haaretz.com/hasen/spages/1064909.html 村上は次のように述べた。 "Between a high, solid wall and an egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg."Yes, no matter how right the wall may be and how wrong the egg, I will stand with the egg. 抗しがたいシステムである「壁」と、魂を持つ個々という意味での「卵」と

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    PledgeCrew 2009/02/20
    「村上の世界観と、村上の小説は、いたずらに権力とsystemを神秘化しているのではないか」それは確かにある。村上が自己の「無垢」に拘る限り暴力はつねに不可解。そこがナイーブな読者に受ける理由ではあるのだろうが
  • ドイツ法治国思想の歴史的構造 〔P.1/10〕:玉井克哉Web / 東京大学先端科学技術研究センター知的財産分野

    ドイツ法治国思想の歴史的構造 〔P.1/10〕 次のファイル 掲載誌:国家学会雑誌103巻9=10号507-585頁/103巻11=12号674-745頁/104巻1=2号2-63頁/104巻5=6号298-366頁/104巻7=8号431-511頁 1990/1991年 原文PDFファイルはこちらです 原文PDFファイル(全文)はこちらです 序章 一 法治国の理念がわが国の法体制の根幹だということは、今日汎く認識されている。「法治主義」や「法治国家」 は殆ど日常語と化している、学問上これを正面から取り扱うのは行政法学であるのを常とするが、他の法学諸分 野が法治国の理念に無縁なわけではなく、むしろ、当然の前提として取り扱われる。そして、かかる事態が近年 になって初めて生じたものでないこと、それどころかこの原理が既にわが国法の伝統と言えることについても、 まず異論はあるまい。事実近時の研究

  • サービス終了のお知らせ

    サービス終了のお知らせ いつもYahoo! JAPANのサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。 お客様がアクセスされたサービスは日までにサービスを終了いたしました。 今後ともYahoo! JAPANのサービスをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいたします。

    PledgeCrew
    PledgeCrew 2009/02/20
    ヘーゲル的な有機体的国家論と東洋的家族国家論との親和性
  • 雑文/不敬罪

    何でも四谷のJ大では、夢見の古代誌、真怪研究、『冥報記』輪読、それぞれの研究グループが草木も眠れぬ真っ昼間から密談を繰り広げているそうな。 書き込まなくては間が空いてしまう・・・と思っていたら、師さんが投稿して下さいました。私も続きます。 米谷匡史氏は論文「和辻哲郎と王権神話の再解釈-『尊王思想とその伝統』をめぐって-」(『国語と国文学』1994年11月)において、天皇権威を神聖化したとされる和辻について「このように和辻は、神の神たるゆえん、神聖性をめぐって、超越的な宗教性、神的次元を解消し、神聖性を此岸の人倫的秩序から表出されるものとして意味転換することに成功した・・・神話テキストに表示される神聖性は、人倫的秩序のうちへと回収され、「倫理思想」として読みかえられている」と、和辻の真に意図するところを分析し「和辻が主要な批判対象として念頭においていたのは、平田国学系の神道家がとなえる、天御

  • 尊王思想とその伝統/和辻哲郎 - 無造作な雲

    やぶさんに教えてもらった愛知教育大学図書館の蔵書放出で、ホンスミさんにお願いしてゲットしてもらった一冊。昭和18年の刊行で、奥付を見ると「一0、000部」「三圓六十銭」とある。著者検印が廃止される前なので、和辻の印もちゃんとある。 「日倫理思想史 第一巻」と記載されているけれど、戦後構想をあらためて現在刊行されている『日倫理思想史』へと発展し、『尊王思想とその伝統』はその中へと吸収されているとのこと。 書は我国倫理思想の根幹をなせる尊王思想について歴史的概略を試みたものである。 まさにタイトルそのまんまのなのだけれど、めっぽう面白かった。 まず、前編「尊王思想の淵源」において、邪馬台国、卑弥呼の時代から説き起こし、律令時代までに、尊王思想が「国家」「国民」の礎となり自覚を呼び起こしたと和辻は言う。 このあたりは国粋主義と切っても切れない復古主義にもとづく、よくある神代礼賛かなと思っ

    尊王思想とその伝統/和辻哲郎 - 無造作な雲
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    PledgeCrew 2009/02/20
    はファナチックではないが日本主義者というイメージ。津田のような戦前リベラルが皇室に対する尊崇感情を持っていたことは想像できるが南原や林と親しかったとは初耳、西田も本来はリベラルというべきか。東洋的な?
  • 初期大乗と小乗僧院の社会的活動との関係について - くまりんが見てた!Part III

    Buddhism | 22:48 | 初期〜中期インド仏教学際研究の概観通俗的には自利のみで利他行をしないはずの『小乗』教団が在家菩薩への利他行として行った回向儀礼を     示唆する施主たる在家菩薩の『小乗』教団・説一切有部への寄進文。一切衆生に功徳が配分されますように。『この貯水池は ŞahiYola-Mira 自身の Yola-Mira一Şahi-vihãra (寺院) における四方僧伽にたいして、説一切有部 Sarvãstivãdins の諸師の所領として寄進されたものである。この正しい喜捨によって、母と父に主要な功徳の配分が、そして一切衆生に主要な功徳の配分がありますように。また法主 (施主) に長寿が与えられますように。(*1)』はじめに id:ragaraja さんからコメントを戴いたし、さらに id:ajita さんとの論争を憚ってエントリ 『大乗仏教の基層はジャータカにあ

  • af_blog : 物語は世界共通言語---村上春樹インタビュー

    アトリエフルカワ プリミティブであること ハーフビルド、住まい手参加の家づくりの教科書「住宅工事現場写真帖」発売中! [books ] 3月30日付けの信濃毎日新聞に村上春樹のインタビューが載っているのを知ったのはミクシィからの情報でした。 インターネットというのは、日全国の情報を共有出来るツールだと、あらためて実感。 ちょうど、リフォーム工事で松に出かける用事があったので、手を尽くしてこの新聞をゲットしました。 ともかく、このインタビューはなかなか読みごたえがあります。 この記事で知ったのですが 今では村上春樹のは日よりも海外で売れているんだそうです。 もともと海外での評価が高いことは知っていたんですが それでも、日国内の売り上げの方が多いかと思っていたらついに逆転していたんですね。 こういう事態は日の作家としては初めてのようで、村上作品がいかに世界共通のものであるかが分かり

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    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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    PledgeCrew 2009/02/20
    zames_makiという人はここにも同じコメをコピペしてたのか。あきれた。 http://plaza.rakuten.co.jp/kngti/diary/200902150000 /id:zames_maki, あなたのような人のことを、自分だけがものを知っていると勘違いした「夜郎自大」と言います
  • 「何故しぶとく生き延びるのか ゴキブリとマルクス」『諸君!』2005年8月号 - shinichiroinaba's blog

    松尾さんの新著をめぐって変に盛り上がっているのでお蔵出し。 何らかのネタの提供になるだろうか。 これと『教養』第7章を読んでいただければ、ぼくが疎外論的マルクス主義それ自体には割と批判的――正統派レーニン主義にもそれなりの事情があったし、その問題点が疎外論で克服できたわけでもない――と考えていることはお分かりになるでしょう。ただそれと今回の松尾さんのの評価とは、関係はあるが別の問題なわけだけど。(ていうかまだ読んでないし。) しかしこれを山形は全く知らないだろう70年代頃までの新左翼系の疎外論だの物象化論だのといったややこしい論争まで引っ張り起こしていじりまわすといったいどうなるのやら……(松尾さんには廣松渉批判の論文もあったな。廣松の「マルクス主義」がすでにマルクスから離れた別物であったというのは間違いじゃないだろうけど)。 ==============================

    「何故しぶとく生き延びるのか ゴキブリとマルクス」『諸君!』2005年8月号 - shinichiroinaba's blog