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本連載では分散型マイクロブログ用ソフトウェアMisskeyの開発に関する紹介と、関連するWeb技術について解説を行っています。 今回はNode.js互換のJavaScriptランタイム、Bunのパフォーマンスについて、Misskeyのコードベースを用いて検証を行います。 Bunとは Bunは、Node.js(以下Node)互換である後発のJavaScriptランタイムです。 JavaScriptエンジンにNodeで採用されているV8ではなくJavaScriptCoreを採用しているほか、TypeScriptを事前コンパイルなしに実行することもできます。 肉まんのようなマスコットキャラクターが特徴です。 モチベーション そんなBunの公式サイトではNodeよりも大幅に性能上のアドバンテージがあるように紹介されていますが、こうした競合ソフトウェアとの一方的な比較は得てして限られた条件での有利な
Supabase、AIアシスタントを備え、ブラウザ上で実行できるPostgreSQLサンドボックスpostgres.newをリリース Supabaseは2024年8月12日、AIアシスタント機能を使いながらPostgreSQLをブラウザ上で直接実行できるPostgreSQLサンドボックス「postgres.new」をリリースした。 postgres.new: In-browser Postgres with an AI interface -Supabase Blog Launch Week Day 1 Announcement: 🚨 https://t.co/EwDeIl601U ◆ Spin up an unlimited number of Postgres databases ◆ Directly in the browser ◆ Let AI build your sc
Skip開発チームは2024年8月14日、Swift/SwiftUIでiOSとAndroidのクロスプラットフォームアプリが開発できる開発ツールSkipの正式リリースバージョンとなるSkip 1.0をリリースした。 Skip 1.0 Release | Skip SkipはXcode上でSwiftとSwiftUIで記述されたiOS用プログラムを、Skip XcodeプラグインによってAndroid向けのKotlinおよびJetpack Composeにトランスパイルすることで、ネイティブAndroidアプリを開発できるツール。単一のコードベースでiOS、Android両方のネイティブアプリを開発できる。2023年にMarc Prud'hommeaux氏とAbe White氏の2人により開発が始まり、プレビューリリースが続いていたが、このほど正式版がリリースされた。 図 SkipによるiOS
前回は、カーネルのお話から一度離れて、LinuxContainersプロジェクトから発表されたIncusというプロダクトを紹介しました。 少し間が空いてしまいましたが、今回からはまたLinuxカーネルの機能紹介に戻りましょう。第53回、第54回で紹介したCPUコントローラの話に続いて、メモリコントローラのお話をします。 メモリコントローラについては、以前、第5回で簡単に説明しています。このときの説明はcgroup v1のメモリコントローラを説明しました。今回は、cgroup v2のメモリコントローラを紹介します。 メモリ回収処理とメモリ負荷 コントローラを説明する前に、メモリコントローラを説明する前提となる、メモリの回収処理とメモリ負荷について簡単に紹介します。さらに詳しい情報については、Linuxカーネルの解説文書などをご参照ください[1]。 OS実行中には、色々とメモリを使う要素が存在
GitHub、AIが脆弱性を発見し修正コードを生成、提案するCopilot Autofixの一般提供を開始 GitHubは2024年8月14日、GitHub Advanced Security(GHAS)の機能の1つであるCopilot Autofixの一般提供開始を発表した。 Found means fixed:Copilot Autofixで脆弱性の発見と修正を同時に、3倍速くコードをセキュアに -GitHubブログ What analyzes vulnerabilities in code, explains why they matter, and offers code suggestions to fix vulnerabilities as fast as they're found? 👀🔒 Copilot Autofix in GitHub Advanced S
ここしばらく身辺多忙で間が空いてしまったものの、前回紹介したように、ソースコードが公開されたOpenGPUカーネルモジュールを組み込んで、Plamo LinuxでもNVIDIA GPUを使えるようにし、さっそく当初の目的だった画像生成AI、StableDiffusionを動かしてみました。 GitHubで公開されている、ブラウザ経由でStableDiffusionを操作できるstable-diffusion-webuiを試したところ、特にシステム側に修正を加える必要もなく動作し、指定したキーワードに沿った綺麗な画像が生成できました。 図1 「花火大会の夜」なイメージで "StableDiffusion"の動作の仕組みは理解できていないものの(苦笑)、画像生成のきっかけとなるランダム・シードが1つ違うだけで全く異なる画像が生成されますし、同じランダム・シードを使っていてもサンプリング・メ
Threads、APIを使った投稿をFediverseへ共有可能にすることを発表 Threadsはサービス画面上で、APIを使って作成した投稿に対して8月28日からFediverseへ共有可能にすることを発表した。 告知画面 これまではThreadsの公式Webサイトや公式アプリからThreadsに投稿した場合のみ、Threadsと通信プロトコルでつながったFediverse(を形成している別のSNS)への共有が可能だった。今回の発表によりThreads以外のサードパーティ製のSNS投稿サービスなどからもThreadsに投稿した際に、その投稿をFediverseに共有できるようになる。 また、この発表とは別に、ThreadsのWebhooksが使えるようになったことも告知された。Webhooksを使うことで、サードパーティ製のサービスが対応していれば、特定の投稿に対する返信などのイベン
Sakana AI、科学論文の調査から作成、レビューまですべてAIが自動で実行するThe AI Scientistを発表 Sakana AIは2024年8月13日、大規模言語モデル (LLM) を複数組み合わせてアイデアの生成、必要なコードの記述、実験の実行/結果の要約、視覚化、レビューまで、論文作成のライフサイクル全体を自動化するAI駆動型の論文作成システム「The AI Scientist」を発表した。 The AI Scientist: Towards Fully Automated Open-Ended Scientific Discovery 「AIサイエンティスト」: AIが自ら研究する時代へ(上記ブログの日本語訳) Introducing The AI Scientist: The world’s first AI system for automating sc
2024年9月12日紙版発売 株式会社ビープラウド 監修,altnight,石上晋,delhi09,鈴木たかのり,斎藤努 著 A5判/384ページ 定価3,520円(本体3,200円+税10%) ISBN 978-4-297-14401-2 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス 丸善ジュンク堂書店 ヨドバシ.com 電子版 Amazon Kindle honto この本の概要 『WEB+DB PRESS』の人気連載が待望の書籍化です。Webシステム開発から機械学習・データ分析まで,現場で使えるPythonのノウハウが1冊にまとまっています。取り上げる話題は,環境構築,コード品質,テスト,構造化ログ,リリース管理,Django,Django REST framework,GraphQL,Fast API,Django ORM,データサイエンスプログラムの品質,データ分析レポー
Ubuntu Weekly Topics Ubuntu 24.10(oracular)の開発 / O3最適化の利用に向けた検討、Microchip PIC64GXへの正式対応 oracular(Ubuntu 24.10)の開発 / O3最適化の利用に向けた検討 Ubuntuの暗黙のデフォルトコンパイルオプションが変更になるかもしれません。各種パッケージのデフォルトのコンパイルオプションをGCCのO2からO3へ切り替えることを検討していることが発表され、テスト用のイメージが準備されています。 ポイントとしては「……ということが決まった」という話ではなく、「……ということが検討されている」という話であることです。このあたりの詳細を見ていきましょう。 まず、GCCなどのコンパイラは、「たいていの人間(一部の人外レベルを含む)が全身全霊をこめてアセンブラを書いた場合よりも高速なコードを吐き
本連載は、iOS/Android向けのアプリでUIの表現力を高めることを目標にUnity製アプリにFlutterを導入した例を具体的な実装方法を交えながら紹介する記事の5回目となります。 前回までの記事でFlutterとUnityで連携するための具体的な解説は終了しています。 今回は少しでも開発を効率的に進めるための工夫を紹介を行い、本連載を締めさせていただきます。 前回までの記事をまだ読まれていない方はまず一通りお読みいただいてから今回の記事を見ていただけると幸いです。 4回目:FlutterとUnityを連携させる 3回目:Unity製のiOSアプリにFlutterを組み込む 2回目:Unity製のAndroidアプリにFlutterを組み込む 1回目:Flutter「を」Unity「へ」導入する FlutterとUnityを連携させる開発における問題点 Flutter、Unityそれ
小山哲央です。去年のSciPy 2023に引き続き、今年もアメリカで開催されたSciPy 2024に参加してきました。現地の様子をこのレポートで伝えたいと思います。 SciPyについて SciPy 2024は科学技術計算やデータの可視化を専門とした国際カンファレンスです。カンファレンスの目的はPythonのユーザーや開発者が結集し、知見を共有することです。SciPyと聞くとPythonライブラリのSciPyを連想される方が多いと思います。 しかし、実際はさまざまなPythonライブラリのコミュニティが多数参加するカンファレンスです。たとえば、 scikit-learn や Matplotlib プロジェクトが参加しています。そのため、科学に関するPyConであると表現したほうが適当です。 SciPy 2024のロゴ イベント概要は以下の通りです。
2024年8月26日紙版発売 山本浩平,下重博資,板倉悠太 著 A5判/672ページ 定価3,740円(本体3,400円+税10%) ISBN 978-4-297-14403-6 Gihyo Direct Amazon 楽天ブックス 丸善ジュンク堂書店 ヨドバシ.com 電子版 Amazon Kindle honto この本の概要 最新Ruby 3.3に対応。Rubyでやりたいことがすぐにわかる,逆引きレシピ集の決定版。 Rubyの基礎知識や実践ですぐに役立つテクニックを,目的別にまとめた逆引きレシピ集です。文法/データ操作/正規表現/文字列操作/テスト/エラー処理といったRubyの基本から,RubyGems/データベース操作/データ処理といった実践的な開発に役立つテクニックまで,やりたいことをすぐに逆引きできるように整理しました。繰り返し参照しやすい形式で構文やコードをわかりやすく掲載。
Linux Daily Topics どんなに良いものにも終わりは来る ―Gentoo Linux派生プロジェクト「Funtoo」の終了を発表 Gentoo Linuxのファウンダーであり、初期のプロジェクトリーダーも務めていたDaniel Robbinsは7月26日、2008年から開始したプロジェクト「Funtoo Linux」を2024年8月末で終了することを明らかにした。Gentooから離れたRobbinsが“Gentooの進化系”と銘打ってスタートさせたFuntooプロジェクトだったが、残念ながら上の世代のGentooよりも長く生きることはできなかったようだ。 All Good Things Must Come to an End... -Funtoo Forums RobbinsがFuntooのフォーラムに投稿したポストによれば、Funtooプロジェクトの運営は8月末で終了し
本連載は、Blenderの基本的な知識、機能についてイラストを交えながら紹介しています。 前回は、グラフエディターを使って、作成したアニメーションに緩急をつける方法を見ていきました。今回は、アクション機能というものを使って、このアニメーションを管理する方法について見ていきましょう。 アクションとは アクションとは、作成したアニメーションの動きを一つにまとめる機能のことです。 例えば、「歩く」動きを作成した場合、ボーン1つ1つに動きをつけていきます。それらの動きを「walk」という名前でアクションとして登録できます。 アクションとして登録したあと、「ストリップ化」という操作を行うことで、ストリップ化したほかのアクションと組み合わせて動きをつけたり、アクションを繰り返して動きをつけたり、といったことが可能になります。 ストリップ化とは、「ノンリニアアニメーションエディター」内で、作成した
Ubuntu Weekly Topics Ubuntu 24.10(oracular)の開発 ; サードパーティーソフトウェアの導入ポリシーの整理 oracularの開発 ; サードパーティーソフトウェアの導入ポリシーの整理 oracularの開発そのものはFeature Freezeまであと二週間ほどとなり、「隠し球」のたぐいが投入されたり、あるいは予定していた機能のうち一部が削られるタイミングですが、夏休みシーズンやオリンピックと時期が重なっていることもあり、開発そのものについては今週は大きな動きはありませんでした。 もっとも「大きな動き」がなかったのは開発そのもので、開発ポリシーという観点では非常に大きな動きが開始されています。Ubuntuに含められるサードパーティーソフトウェアの導入ポリシー(policy on third party software sources inclu
少し古い話になりますが、Googleは7月18日に次期OSとなるAndroid 15のベータ4をリリースしています。 Android Developers Blog: The Fourth Beta of Android 15 Android 15の開発スケジュールが発表された段階で、ベータ4のリリースが7月だったので予定どおりの進行です。今回がベータ版のファイナルリリースで、大きなバグが発見されなければ、あとはリリースを待つばかりとなります。 システムフォントがバリアブルフォント化 さて、Android 15からは、日本語環境でシステムフォントとして使われている「NotoSansCJK」がバリアブルフォント化されることになりました。 Android 15では、OSの見た目に関するアップデートはありません。しかし、表示フォントの変化は、考えようによっては見た目と同等の大きな変化です。Mat
Ubuntu Weekly Recipe 第824回Dockerコンテナをダイレクトに動かせるようになった「Incus 6.3」を、Ubuntu 24.04で試す 世間はDocker一色と言っても過言ではない中、本連載では何度も、LXDとそのフォークであるIncusを紹介してきました。そのIncusのバージョン6.3では、Dockerコンテナを直接起動できるようになりました。今回はUbuntu 24.04 LTSに最新安定板のIncusをインストールして、Incusのシステムコンテナと、Dockerのアプリケーションコンテナを共存させる方法を紹介します。 昨今のコンテナ事情 IT業界にいると、避けては通れない技術トピックというものがいくつか存在します。Linuxやサーバーの分野では、ここ数年はやはりコンテナでしょう。 コンテナについて簡単におさらいしておくと、特定のプロセスを、ホストO
筒井(@ryu22e)です。2024年7月の「Python Monthly Topics」は、Cloudflare WorkersのPythonサポートについて解説します。 前半ではCloudflare WorkersでPythonを使う方法について、後半ではCloudflare WorkersでPythonを動かす仕組みと技術的制限について解説します。 なお、Cloudflare WorkersのPythonサポートは本記事執筆時点(2024年7月24日)でオープンベータ版です。正式リリース時には仕様が変更される可能性があります。また、一部機能はローカル環境でしか利用できません。 Cloudflare Workersとは Cloudflare Workersは、Cloudflareが提供するサーバーレスアプリケーションを構築・デプロイするためのプラットフォームです。主に以下のような特徴が
OpenAI、AI検索機能「SearchGPT」のプロトタイプをリリース OpenAIは2024年7月25日、Webの検索情報にAIモデルを組み合わせて、素早く正確な回答が得られる検索機能「SearchGPT」のプロトタイプを一部のユーザーとパブリッシャー向けにリリースした。プロトタイプの利用希望者は待機リストへの登録が必要。 SearchGPT is a temporary prototype of new AI search features | OpenAI We’re testing SearchGPT, a temporary prototype of new AI search features that give you fast and timely answers with clear and relevant sources. We’re launching wit
The Rust teamは2024年7月25日、プログラミング言語Rustの最新バージョンRust 1.80をリリースした。 Announcing Rust 1.80.0 | Rust Blog Rust 1.80では遅延初期化を行うLazyCell型とLazyLock型が標準ライブラリで採用される。これらの「遅延」型は、リソースへの最初のアクセスまでデータの初期化を遅らせることができる。これによりプログラムの実行時間を短縮し、無駄な計算やメモリの確保を抑えることができる。1.70で採用されたOnceCell型とOnceLock型に似ているが、LazyCell/LazyLockでは初期化関数がセルに含まれているためこれまでの遅延型よりも安定化されている。 LazyLockはスレッドセーフなので同じ初期化を何度も行わず、最初の1度だけ初期化を実行する。LazyCellもスレッド同期なしで同
皆さんこんにちは。スリーシェイク代表の吉田です。 今回より生成AIを、金融業界や製造業、医療業界など各事業ドメイン固有の課題解決にどう使われているのか、具体的なユースケースを提示しながら、それを実現するアーキテクチャについて解説していきます。この連載を通して、これまで生成AIを実際のシステムに組み込むイメージが湧かない方への第一歩として手助けになれば幸いです。 第1回は、生成AI自体の一般的な得意不得意を踏まえながらユースケースを解説します。 生成AIが得意とする処理とは? 生成AIが得意とするのは、「専門性のない一般的な知識をベースにした」テキスト生成、コード生成、画像認識や画像生成が挙げられます。RAG(Retrieval-Augmented Generation)やプロンプトエンジニアリングにより固有ドメインに特化させることは可能ですが、教師あり学習データを前提としたMLやDeep
データオーケストレーションという言葉を聞いたことがあるでしょうか?データマネジメントにおいて重要な役割を担う概念であり、Future Market Insights社によれば、世界のデータオーケストレーションツール市場は2024年には13億米ドル、2034年までに43億米ドルに成長するとも予測されています(Future Market Insights発表)。 本記事では、データオーケストレーションという言葉にあまり馴染みがない人に向けて、データオーケストレーションとは何か、その意義、よく課題となることについて説明し、そして実践するためのツールやサービスとその導入事例を紹介できればと思います。 データオーケストレーションとは? オーケストレーションという単語はあまり日常では耳馴染みがないかもしれません。楽団を指すオーケストラという言葉の派生語であり、さまざまな要素を組織化、編成することを
Ubuntu Weekly Recipe 第823回軽量で期待どおりに動作するMarkdownエディター、ghostwriterを使用する 今回はKDE Gearに属するMarkdownエディター、ghostwriterを紹介します。 ghostwriterとは ghostwriter、ライターにはちょっとドキッとしてしまう名称ですが、なかなかに歴史のあるMarkdownエディターです。 CHANGELOGによると、最初のリリースは2015年、パッケージのchangelogによると、Ubuntuのリポジトリに入ったのは19.04の頃です(図1)。 図1 Ubuntu 19.04でインストールできるghostwriter。バージョンは1.7.4 実は過去にも紹介しようと思ったことはあったのですが、日本語で使う上での致命的な問題がありました。候補ウィンドウが変なところに表示されるのです
Googleは、Googleドキュメントにおいて、Markdownのインポートとエクスポートが可能になる機能を追加したことを発表した。順次展開されている段階で、今月中にはすべてのユーザーが利用できるようになる予定。 2022年にGoogleドキュメントでMarkdownの編集記号を使って見出しなどの書式をあてることが可能になっていたが、今回の発表によって以下の機能が追加された。 貼り付け時にMarkdownをドキュメントのコンテンツに変換する ドキュメントのコンテンツをMarkdownとしてコピーする ドキュメントをMarkdownとしてエクスポートする([ファイル]>[ダウンロード]から) Markdownをドキュメントとしてインポートする([ファイル]>[開く]から、またはドライブの[Googleドキュメントで開く]から) これにより、MarkdownファイルとGoogleドキ
この本の概要 国内でのエンジニア採用は年々難しくなっており,開発組織をグローバル化してグローバル人材を受け入れる体制を整えることは,これからの企業/組織の成長に不可欠なものとなりつつあります。コロナ禍を経験してリモートでの勤務・チーム運営のための仕組みは一般的なものになり,グローバルなチーム運営を後押しする環境は十分に整備されてきました。その一方で,さまざまな日本企業がこれまで英語化/グローバル化の取り組みに苦戦してきたのも事実です。これは,単に共通言語を英語に変え,社員に英語学習を促すだけでは不十分であり,コミュニケーションやマインドセットの変革が必要であると理解されていなかったことが一因です。本書は「エンジニア組織の英語化」をテーマに,著者がさまざまな企業で英語化/グローバル化を実践する中で得た知見を整理して解説します。どのようにしてグローバルで魅力的な開発組織へと変革していくか,その
前々回の第820回では「改めてUbuntuに入門したい人向けのUbuntuサーバー講座2024」と題してUbuntu 24.04 LTSのサーバー版のインストール方法を紹介しました。もちろんUbuntuはインストールしただけで終わりではありません。豊富なパッケージ資産の利用や、自分なりの環境のカスタマイズなどを行って初めて、「Ubuntuを使う」状態になるのです。そこで今回は、Ubuntuサーバーを使い始めてまず実施するであろう定番の作業をいくつか紹介しましょう。 UbuntuのCLIを使えるようになると、他のLinuxディストリビューションやWSL、Raspberry Pi OSなど他の環境におけるハードルもぐっと下がります。その人の使い方に合うか合わないかは別にして、一度は経験しておくことをおすすめします。 図1 fastfetchでUbuntuの情報を表示した様子 SSHサーバーの
本連載では分散型マイクロブログ用ソフトウェアMisskeyの開発に関する紹介と、関連するWeb技術について解説を行っています。 今回はWebページで3Dモデルを簡単にレンダリング(+AR表示)できる、model-viewerについて解説します。 3Dってめんどくさい Web開発を行っていると、3Dモデルを表示したくなるケースがたびたび発生します。 たとえば、何かの商品のWebサイトであればその商品の3Dモデルだったり、ゲームが遊べるWebサイトであればキャラクターやアイテムの3Dモデルだったりと、何かと3Dモデルをレンダリングする機会はあると思います。 通常3Dモデルを表示するには、画像や動画とは違って、モデルそのものだけでなくそれを照らす光源や、それを映すカメラの配置・設定も必要になります。他にも、モデルが鏡面を持っているなら、周囲に映り込む景色も環境マップ等で用意しないと、それが鏡面で
Appleの「探す」エコシステムは「みんな!オラに元気を分けてくれ!」と言わんばかりで、Appleデバイスを使うユーザーが協力し合うことを前提にして、AppleデバイスやAirTagを追跡できるネットワークが構築されます。 使うと結構便利なもので、たとえば、いつも持ち歩いている小銭入れが手元にないとき、「どこかに置き忘れてきたのか?」それとも「家に忘れてきたのか?」をアプリで確認できます。どこかに忘れてきたならば、すぐさま行動を起こすこともできますし、家に忘れたのであれば、そのままにしても良いので、心の平穏が得られます。 Googleでも同じことができればと考えるのはあたりまえで、4月の段階で「デバイスを探す」がリニューアルされており、5月以降はアプリがバージョンアップされて、Bluetoohタグを追跡できる機能が追加されています。 5 ways to use Android's new
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