自分でしない! と言う本を書いた、京都教育大学の教授がラジオで話していた。 おもしろかった。 きっかけは、子どもたちのキャンプでの食事中の1コマ。 ある子どもが、数人がけのテーブルに置かれた醤油さしを自分で取ろうと立ち上がって近づこうとしたら、他の子達が次々に「お醤油取って」って声を出して醤油刺さしを廻しだした。その子は自分で取ろうとしたから、最後まで次々友達の間を回される醤油刺しを追いかける羽目になり、最後になるまで手に入れることが出来なかった。 後で、その教授(著者)がその子に「どうしてああなったの?」って聞くと、その子は「お母さんにいつも『自分の事は自分でしなさい』ってきつく言われてたから」 その教授はこうも言っていた 「自分の事を自分ですべて出来るようになると、人の事には目が向かなくなる。例えば学生や小学生に『そのゴミ拾っといて』って言うと『僕が出したゴミじゃない』って平気で答える
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