手芸というのは、盆栽などとともに、近代的な「芸術」概念の、とってもマージナルなところにあって(こぼれ落ちている方だから、マージンの外か)、以前からなんとなく気になっていた。と、以下の本が出版されていたことをお買い物 - Words and Phrasesで知り、取り寄せる。 近代日本の「手芸」とジェンダー 作者: 山崎明子出版社/メーカー: 世織書房発売日: 2005/10メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (7件) を見る ぼちぼち読もう。 そういや、『湘南爆走族』の江口洋介は、手芸部の部長って設定だったな。あれも、男のホモソーシャルな社会である暴走族の、まったく逆の極にあるものとしての「手芸」だったんだろう(手芸は手芸で女性のホモソーシャルな社会だし)。