時代小説の司馬遼太郎や池波正太郎、藤沢周平や佐伯泰英、あるいは推理小説の西村京太郎等は中高年、というかワタシが某新古書店バイトしていた経験から言うと、だいたい60歳以上の人にとても人気があって、そして作品数が多いという共通点がある。これらの作品を電子書籍として1点1点売るのももちろん良いのだが、全作品を(といっても、まだ作品を書き続けている方もいらっしゃいますが)まとめてUSBメモリで売ったら良いのではないだろうか? ということを某所で言ったら全然同意が得られなかったので、以下に理由を書きます。 ・年とともに狭まる居住空間 今は郊外のわりに広めの一軒家、もしくは広めのマンションに住んでいる人であっても、将来年を取って体が利かなくなるおそれがでてくるにしたがって、狭くとも便利な都心のマンションに引っ越す、子どもがいれば子どもと同居する、老人ホームに入る、といった選択をする必要が出てくるだろ