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ブックマーク / jun-jun1965.hatenablog.com (11)

  • 独身男女の差 - jun-jun1965の日記

    『大学ランキング2013』が届いたので、私が怨念をこめて書いた部分を見たら、すぐ後ろに佐伯順子先生が女性大学教員について書いていた。最近、五十前後で女性学者が亡くなることが多い、とあるのは菅聡子先生のことか。佐伯さんはそれを過重労働が原因という風に書くのだが、菅さんの死因は過労ではなかったと思う。過労と言えるのは古いが千野香織、あと男で大澤吉博さん、これは歴然たる過労死だった。北川東子さんにしても、過労が原因といえるかどうか。 それはいいとして、実は論旨に奇妙なよじれがあって、ただこれは分量的にやむをえないのだが、男はがいて家事育児をしてくれるが女はそうではない、というのだが、ここで当は佐伯さんは、子育てを同居している母親に任せている働く女に怒りを覚えているのだ。それは大変よく分かる。また夫婦共稼ぎでも家事育児は女がやるという状況が残っていることもあり、それに怒りを覚えるのはいくらか分

    独身男女の差 - jun-jun1965の日記
    aozora21
    aozora21 2012/04/29
    高級低級はともかく女はこうあるべきという古き良き家政学をすり込まれて育った女性にも苦労はあるだろう思う。女はこんなものと朝から晩まで働きづくめる女性の苦労もあるんだが。
  • 猫を償うに猫をもってせよ - 一瀬陽子に刑事告訴されている

    京都府南警察署の大槻という刑事から電話があったのは、四月七日の午後のことだった。何ごとならんと思ったら、一瀬陽子という女が、私を脅迫罪で訴えたという。何でも、一年以上前の昨年1月12日に、一瀬が「2ちゃんねる」に私のことを書きこんだので私が怒り、「必ず復讐はします」とメールしたのであるが、一瀬はその時、「削除依頼を出した」と言って謝ってきたのだが、その「復讐をします」という片言隻句をとらえて脅迫だといっており、弁護士がついて告訴状を出してきたというのだ。 いや実に悪質な嫌がらせである。私は、脅迫罪というのは、殺すとか殴るとか、内容がなければならないし、五万円払わなければ何々するというもので、これはそのどちらの要件も満たしていない、そもそも警察で受理すべきものではない、と言ったが、大槻は「いや、それが、なると言うんですよ」と言う。その上大槻は、上京して私に事情を聞きたいと言うから、そんなもの

    猫を償うに猫をもってせよ - 一瀬陽子に刑事告訴されている
  • ■ - jun-jun1965の日記

    トラックバックをたどったらこんな日記を見つけた。その人の父親は子供が生まれたとたん煙草をやめ、ヘヴィースモーカーである祖父つまりその父の父に、孫の前で吸うなと厳重に言い渡したというのだが、その人自身もそれをよしとしているらしい。 しかしそれならその祖父は父つまり子供の前で吸っていたことになるが、それでその父には何か悪影響があったのか。20世紀には子供の前で吸う父親などたくさんいたが、それが悪影響を与えたというデータを見たことがない。私は、子供の前で煙草を吸うのが悪いとは、ちっとも思っていない。 - http://homepage1.nifty.com/suzuri/hypatia.htm キングズリーの『ハイペシア』を訳している人がいた。これは大正時代の翻訳があるのだが古いから私が訳そうかと思っていたものだ。英語読みでハイペシア。森田草平の『煤煙』にこの小説の題が出てくる。谷崎潤一郎も英語

    ■ - jun-jun1965の日記
    aozora21
    aozora21 2010/01/05
    健康被害の実態はともかく、煙草の煙を不快に感じている人が想像以上に多いのは確かで子どもがそれを親や大人に告げたり逃げ出すことが困難であることを思えば子どもの前で吸わない選択をするのは普通のことだと思う
  • やっぱりバカだと思う - jun-jun1965の日記

    これだけ報道されているのに今なお振り込ませ詐欺に引っかかるなどというのは、半分ボケた老人でなければバカである、という声を気にしたのか、「毎日新聞」夕刊に、「巧妙な手口」が紹介されている。江戸川区に住む74歳女性に「お母さん、俺だよ」と電話があり、印刷会社に勤める40代の長男だと思い込み、「相談があるんだ。でも今日はやめとく」と思わせぶりに電話を切り、翌日昼ごろ、「夫のいる女性を妊娠させた。慰謝料がいる」と電話、それから一週間ほど続けて電話があって計260万を振り込んだという。「恥ずかしいから、誰にも話さないで」と涙ながらに訴えるので、8日になるまで夫にも話さなかったという。 ・・・どこが「巧妙な手口」なのか。だいたい、そんなに何度も話していて、息子ではないと気づかないのもおかしいし、自分から息子に電話して確認しないのもおかしい。それとも息子はそういうことの常習犯なのか? わけが分からん。

    やっぱりバカだと思う - jun-jun1965の日記
    aozora21
    aozora21 2008/10/18
    現代の高齢者がジェットコースターなみに変化する時代を生きていることを考えると無理もない話に思えます。
  • パワーポイントって何? - jun-jun1965の日記

    私は、去年の今頃まで「パワーポイント」というのが何だか知らなかった。なんとなくペンライトのようなものを想像していて、「パワーポイントを使って発表」とか聞くと、図表か何かをペンライトで指示しながら発表したのかと思っていた。しかし、今では消えてしまった「偽パワポ」に関するブログ記事を読んで、どうも違うようだと思い、尋ねてみて分かったのだが、当初、いったいそれが、たとえばスライドを使った説明とどう違うのか分からなかった。どうやら、パソコンで作って準備できるというところが違うらしい。なんじゃい、それだけのことかい、と私は拍子抜けしたのだが、どうも見聞するところでは、大学あたりではこの「パワポを使ってのプレゼン」とやらが大流行らしい。といっても、流行させているのは教師のほうのようで、学生にさせたり、学会発表に使ったりするようだ。 それでようやく、東大英語の授業が数年前から「プレゼンテーション」を中

    パワーポイントって何? - jun-jun1965の日記
    aozora21
    aozora21 2008/07/15
    学問と縁遠い暮らしな私の周辺にもあるプレゼン(笑)ということば。/レジュメということばを初めて聞いたとき「レジメ」に聞こえて「レ締め」かと。レが何かの省略で、締め→資料を綴じたもの と思っていたよ!
  • マスコミよ - jun-jun1965の日記

    『週刊朝日』の見出しはひどいなあ。「若者に気をつけろ」だって。実は私にも取材申し込みがあったのだが、通り魔無差別殺傷事件のようなものは五年、十年に一度くらい、社会的に不遇な者によって起こされているもので、当人の「彼女ができない」といった言に過剰に意味づけするのは間違いである、マスコミはこういう事件に意味づけしすぎる、と電話で言ったが、どうやら採用されなかったようだ。この手の事件に若者も中年もないのである。調子に乗るのもいい加減にしてほしいものだ。 読売新聞からも同様の取材申し入れがあったので、私はこういう意見だがそれでもよいか、と問うたら、それならほかを当たる、と言ってきた。 ハイエナのようなマスコミよ、どうしても「意味づけ」をしたいのか。内藤朝雄はこういう時こそ激しく怒るべきである。(既に意見表明はしているが)渡部伸などは相変わらずマスコミの思惑どおりのコメントをしてその商売人ぶりを明ら

    マスコミよ - jun-jun1965の日記
  • そうだったのか - jun-jun1965の日記

    宮下整の『戦前の少年犯罪』の大仰な物言いが、勢古浩爾さんの新著で批判されているのを見たが、勢古さんも、その少年犯罪の実態は知らなかったらしい。もちろん私だって知っていたわけではないが、そんなもんだろう、と思っただけだった。濱浩の「十二階下の子供たち」や里見紝『多情仏心』に出てくる不良少年少女を見たって、そんなものだろうと思うし、歴史にせよ文学にせよ、日近代を専攻して新聞などを見ている人には、さして驚くべき話ではない。 ところが、高島俊男先生が、向田邦子が描いているような家庭はエリート家庭だった、と指摘していると知って、たまげた。そんなことは常識だと思っていたからで、なに? あれを「普通の家庭」だと思っている人が、まあ若者とか、歴史を知らない低学歴者はいざ知らず、そんな人がいるのか? と思ったからである。 すると、さらに不安になってくるのだが、戦後の小津安二郎が描いたような家庭も、当時の

    そうだったのか - jun-jun1965の日記
  • なぜ急ぐ・・・? - jun-jun1965の日記

    定時のニュースを見ると、年金がどうしたとかで、問い合わせに殺到する人々の姿が映し出される。 なぜ、急ぐ? 別に一ヵ月後、少し落ち着いてから行ったって、手遅れになるとか、そういう種類のものではない。早く安心したいというのは分かるが、たとえば受験生が、早く安心したいからといって、大学へ合格発表前に問い合わせたって教えてくれるものではないし、就職だって病気だって、早く安心したい、早く結果を知りたいけれどそうはいかないからじっと耐える、ということはいくらもある。 要するに「あっちが悪い」と確信できているから、嵩にかかって「憤りを覚えますね」などと言っているのだ。ニュース効果が愚民を煽るといおうか。要するに大人が「あら、悪いことしちゃったわね」と言うと、突然泣き喚き始める子供のようなものである。 私なぞ、ずっと厚生労働省やWHOや新聞に憤っているのだが、そういうのはニュースでは取り上げない。 −−−

    なぜ急ぐ・・・? - jun-jun1965の日記
  • 「最期」の誤用、「禁煙ファシズム」の初出 - jun-jun1965の日記

    最近、「最期」という語の誤用をよく見かける。まあ「さいき」と読んだり、「最後」の間違いだと思ったりするのは論外だが、これは「人の死に際」という意味である。「彼はこうして最期を迎えた」は、いい。しかし、「サルトルの最期の日々は」とやったら、誤用である。「最期」は、当に死ぬときにしか使えないから、いくら死に際でも、「日々」とか、いわんや「最期の数年間は」などとは言えないのである。 また「禁煙ファシズム」という語について、従来、1999年の斎藤貴男の文章を初出としてきたが、指摘を受け、1988年の山田風太郎のエッセイの題名に既に出ていることを確認した。「禁煙ファシズム」の題で『死言状』に収められている。 なお「ファシズム」は、山口定『ファシズム』(岩波現代文庫)によれば、かなり限定された状況をさして使われる言葉であり、第二次大戦後においては、イスパニアのフランコ政権くらいしか当てはまらない。従

    「最期」の誤用、「禁煙ファシズム」の初出 - jun-jun1965の日記
    aozora21
    aozora21 2007/06/05
    『「最期」は、本当に死ぬときにしか使えない』
  • 柳沢伯夫について - jun-jun1965の日記

    要するに、謝りながら言っているわけで、問題の質は、もし小泉が総理だったら、ガンガン自分で反論しただろうということである。安倍にそれができるはずもなく、やはり安倍はバカなのである。 だいたい、厚生労働省なんて、五年このかた「タバコを吸う奴は不健全」と差別発言を続けているも同然なんだからね。禁煙推進議員連盟の福島瑞穂も、禁煙ファシズム社説を掲げる朝日新聞も同じ。 −−−−−−−−−−−−−−−− 川柳川柳師匠は「ガーコン」で、大東亜戦争初期は連戦連勝だったから軍歌も「大東亜決戦の歌」「英国東洋艦隊撃滅」など威勢が良かったが、だんだん負けてくると軍歌も暗くなってくる、などと言っている。 そんなの、洒落に決まっているではないか。川柳師匠が「暗い軍歌」の例としてあげるのが「同期の桜」なのだが、これは元は「二輪の桜」として作られ、民間で歌詞が変えられていったということは、筒井清忠「西条八十」に詳しい

    柳沢伯夫について - jun-jun1965の日記
    aozora21
    aozora21 2007/02/15
    軍歌とか弁護士の数とか
  • 「昔は良かった」の迷信 - jun-jun1965の日記

    秋田の北のほうのヤンキーあがりママの殺人事件で、昔はこんなふうにワイドショーやマスコミが騒ぎ立てたりしなかった、などと言っているバカがいる。 冗談ではない。マスコミが未発達だった徳川時代でさえ、人々はゴシップには飛びついた。いわんや明治から昭和初期なんて、名誉毀損だのプライバシーだのの概念が発達していないから、一般人の私的不品行でさえ堂々と新聞に続き物で書かれたりしたものだ。有島武郎の『或る女』なんて、今だったらモデルであることの明らかな佐々城信子に訴えられてたちまち絶版・回収である。 だいたいこの手の「昔は良かった」言説は、ロマン主義に淵源する、単なる思い込みか迷信である。玄田有史と内藤朝雄が、ともに、「昔はニートのような存在も共同体に受け入れられていた」などと言ってしまうのは、歴史をちゃんと勉強していないからである。未開民族がいかに暴力的だったか、あるいは神経症のような病気は未開社会で

    「昔は良かった」の迷信 - jun-jun1965の日記
    aozora21
    aozora21 2006/06/08
     『だいたいこの手の「昔は良かった」言説は、ロマン主義に淵源する、単なる思い込みか迷信である。』だいたいこの手の、を後から追記した。↓をお手本に<ありがとうございます
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