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archive.linux.or.jp
次のページ 前のページ 目次へ 9. デバイスドライバ オペレーティングシステムの目的のひとつは、ユーザからシステムのハードウェア の特殊性を隠すことである。たとえば仮想ファイルシステムは、土台となる物理 デバイスとは無関係に、マウントされたファイルシステムに統一的な視野を提供する。 この章では、Linux カーネルがシステム上の物理デバイスをどのように管理している のかを解説する。 CPU だけがシステムで唯一の情報処理デバイスではなく、すべての物理デバイスが 独自のハードウェア制御装置を持っている。キーボード、マウス、シリアルポートは Super I/O チップで制御されており、IDE ディスクは IDE コントローラで、SCSI ディスクは SCSI コントローラで制御されている。個々のハードウェアコントローラは 独自のコントロールレジスタ(control registers)とステ
メーリングリストやネットニュースなどで質問を気持ち良く答えてもらうために, 知っておいて欲しいことを紹介します. はじめに 注意: このサイトの管理者である webmaster@linux.or.jp には, このサイトのコンテンツに関係ない質問は送らないで下さい. 質問を送られても返答はしません(できません). Linux の文化はボランティアによる相互援助によって支えられています. 様々なメーリングリストやネットニュースで 幅広い議論が活発に行なわれており, その多くでは初学者の質問も受け付けています. 現在ハッカー(= コンピュータを自在に扱う人のこと. 犯罪者ではありません)と呼ばれているような人たちも, やはり先輩に教えてもらいながら育ってきたのです. 「昨日の タコ は,今日のハッカー」 このような相互援助は Linux 文化の特徴の一つですので, 質問には気持ちよく答えて下さ
次のページ 前のページ 目次へ 3. シリアルポートの基礎 シリアルポートを使うだけなら基礎を理解する必要はありませんが、基礎 を理解しておけば、問題が起きた際に原因を特定する役に立つかもしれません。 この章は新しい話題について述べるだけでなく、前の章( ハードウェアによるバイトデータの転送の仕方 の内容の一部も繰り返します。ただし、こちらの章ではずっと詳しい説明を行 います。 3.1 シリアルポートとは何か? シリアル入門 シリアルポートは I/O (入出力)デバイスです。 I/O デバイスはコンピュータにデータを出し入れするための方法です。I/O デ バイスにはシリアルポートやパラレルポート、ディスクドライブコントローラ、 イーサネットボード、汎用シリアルバス等のたくさんの種類があります。 ほとんどの PC にはシリアルポートが 1 つか 2 つあります。 各ポートはコンピュータの裏側
Linux From Scratch - Version 6.6 第7章 ブートスクリプトの設定 前のページ /etc/hosts ファイルの設定 次のページ LFS システムのブート設定 上に戻る ホーム 7.13. ネットワークスクリプトの設定 本節はネットワークカードを設定する場合にのみ作業を行っていきます。 ネットワークカードを利用しない場合は、ネットワークカードに関連する設定ファイルを生成する必要はありません。 その場合は、ランレベルに対するすべてのディレクトリ (/etc/rc.d/rc*.d) から network シンボリックリンクを削除してください。 7.13.1. ネットワークインターフェースに対する固定名称の作成 Udev やモジュラー化されたネットワークドライバにおいて、ネットワークインターフェースの番号の割振りは再起動により変更されます。 ドライバモジュールの読み
佐野武俊 / Taketoshi Sano, (kgh12351@nifty.ne.jp) $Date: 1999/05/20 11:27:05 $, ($Revision: 1.11 $) Linux C Library (libc) の概要について、その役割と歴史などを簡単に まとめたものです。内容および文書の構成についての御意見をお待ちして おります。 1. 「ライブラリ」とは 2. 共有ライブラリ 3. Linux C Library : コードの起源 3.1 Linux C Library : libc5 (ELF) 3.2 Linux C Library : libc6 (glibc2) 4. Linux C Library : 今後の発展 5. おわりに 5.1 お願い 5.2 謝辞 5.3 この文書の配布について 1. 「ライブラリ」とは まずは JF にある GCC-HO
Linux Kernel 2.6 Documentation: /usr/src/linux/Documentation/networking/bonding.txt networking/bonding.txt Linux bonding ドライバの設定方法 [プレインテキスト版] 原著作者: Thomas Davis <tadavis at lbl.gov> 翻訳者: Akira Yoshiyama <yosshy at debian dot or dot jp> バージョン: 2.6.25 翻訳日時: 2008/02/20 Linux Ethernet Bonding Driver HOWTO % Latest update: 12 November 2007 % 最終更新:2007年11月12日 %Initial release : Thomas Davis <tadavis at
次のページ 前のページ 目次へ 7. PCI PCI (Peripheral Component Interconnect)とは、その名前から分かるように、 周辺機器(peripheral)とシステムの接続方法について、構造と制御方法を解説した 規格である。この規格( [3, PCI Local Bus Specification]) では、システム上の機器を電気的に接続する方法と、それらが振る舞うべき方法とが 述べられている。この章では、Linux カーネルがシステムの PCI バスとデバイスを 初期化する方法について説明する。 図表(6.1) PCI バスシステムの例 図表(6.1) では、PCI ベースのシステム例を論理的なダイアグラムで示している。 PCI バスと PCI-PCI ブリッジとは、システム機器を相互に接続する仕組み(glue)で ある。 CPU は、ビデオデバイスと一
2. pam_ldap と nss_ldap を使った LDAP 認証この章は LDAP を NIS の代用品としてユーザカウントの管理に 使う方法に焦点を合わせます。たくさんのユーザアカウントを幾つかの ホストに分散して持っていると、アカウント設定に不整合が生じることが よくあります。LDAP を使えば、集中認証システムを構築することによって データの重複を避けたり一貫性を増したりすることができます。 現時点では、ユーザのアカウントデータや他の情報を ネットワーク経由で供給するために最もよく使われている方式は Network Information Service (NIS) です。LDAP と同様に、NIS も 中央サーバに passwd, shadow, groups, services, hosts 等々の 設定ファイルを保管して置けるようにするサービスです。 NIS サーバは N
3. 共有ライブラリ共有ライブラリは、プログラム起動時にロードされるライブラリです。 共有ライブラリが適切にインストールされると、その後に起動される全てのプログラムは、自動的にその新しい共有ライブラリを使うことになります。 実際には、これよりもはるかに柔軟で洗練されています。なぜなら、Linux における共有ライブラリの実現方法のおかげで、次のことが可能となるからです。 ライブラリを更新しながらも、そのライブラリの古くて後方互換性のないバージョンを使いたいというプログラムを、引き続きサポートすることができる 特定のプログラムを実行するとき、特定のライブラリ、もしくはライブラリ内の特定の関数でさえもオーバーライドすることができる 既存のライブラリを使用してプログラムが動いている間にも、これら全てをおこなうことができる 3.1. 約束ごとこれらの望ましい特性すべてを共有ライブラリがサポートする
次のページ 前のページ 目次へ 6. /dev/tty のような端末スペシャルファイル ``tty'' は ``テレタイプ (Teletype)'' の略語です。初期の端末はテレタイ プ (遠隔制御のタイプライタのようなもの) でした 。 テレタイプをご覧ください。``Linux'' のデバイスリ スト (/dev ディレクトリの中にあるもの) は、カーネルソースと共に含まれ る ``Linux Allocated Devices'' で見つけることができるでしょう。そこに は各デバイスの用途が一言か二言で ``記述'' されていますが、使い方には触 れていません。 6.1 シリアルポート端末 コンピュータは各シリアルポートを ``デバイス'' だと考えます。時々、端末 デバイスと呼んだりするのは、ひと頃、シリアルポートの一般的用途が端末だ ったからです。そのようなシリアルポートのために、
Daniel Kiracofev1.3, January 2001 早川 仁(cz8cb01@linux.or.jp)V1.3j, 2001年02月17日 このドキュメントは Linux と squid だけで透過型の HTTP キャッシングプロキシサーバーを構築する方法について説明します。 1. イントロダクション 1.1 ご意見 1.2 Copyrights and Trademarks 1.3 #include <disclaimer.h> 1.4 翻訳者謝辞 2. 透過型プロキシの概要 2.1 使う理由 2.2 このドキュメントで取り扱う範囲 3. カーネルの設定 4. squid の設定 5. Netfilter(ipchains)の設定 6. まとめ 7. さらに知るには 1. イントロダクション 1.1 ご意見 この mini HOWTO に関するご意見やフィードバックを歓迎
PowerDNS BV (bert hubert <bert@powerdns.com>) v0.8 $Date: 2002/07/22 14:02:09 $ 大西 大樹 (daiki onishi <onishi@mbc.nifty.com>) v0.8j 2003/02/08 本ドキュメントは Lex と YACC の基本的な使い方について記述します 1. イントロダクション 1.1 本ドキュメントに含まれないもの 1.2 ダウンロード 1.3 ライセンスについて 2. Lex と YACC でできること 2.1 それぞれのプログラムのやっていること 3. Lex 3.1 正規表現でのマッチ 3.2 C のようなシンタックスをもつもう少し高度な例 3.3 おさらい 4. YACC 4.1 単純な温度調節器 4.2 引数を扱えるように拡張した、温度調節器 4.3 設定ファイルの構文解析
この文書では、PC 系のコンピュータや Unix ライクなオペレーティングシステム、 およびインターネットに関する実用的な基礎知識について、技術的な専門用語を 使わずに解説しています。 Table of Contents1. はじめに1.1. この文書の目的1.2. この文書の新バージョン1.3. フィードバックと訂正1.4. 関連リソース2. コンピュータ解剖学入門3. コンピュータの電源を入れた時に何が起こるのか?4. ログインしたときに何が起こるのか?5. シェルからプログラムを起動したとき何が起こるか?6. 入力デバイスや割り込みはどのように動作しているのか?7. コンピュータはどうやって複数のことを同時に行うのか?8. コンピュータはどうやって複数のプロセスが干渉しあわないようにしているのか?8.1. 仮想メモリ:簡易バージョン8.2. 仮想メモリ:詳細バージョン8.3. メモリ
Linux Kernel 2.6 Documentation: /usr/src/linux/Documentation/fb/vesafb.txt fb/vesafb.txt vesafb フレームバッファデバイスドライバの説明 [プレインテキスト版] 原著作者: Gerd Knorr <kraxel at goldbach dot in-berlin dot de> Nico Schmoigl <schmoigl at rumms dot uni-mannheim dot de> 翻訳者: Hiroshi Suzuki < setter at reset dot jp > バージョン: 2.6.12 翻訳日時: 2005/08/22 ================================== これは、 linux-2.6.13-rc5/Documentation/fb/ves
次のページ 前のページ 目次へ 11. ネットワーク ネットワーキングと Linux とはほとんど同義語である。本当の意味で、Linux は インターネットもしくは World Wide Web(WWW) の産物である。開発者やユーザたち はウェブを使って情報やアイデアやコードを交換しているし、Linux そのものが組織に おけるネットワークへの要求を満たすために利用されている。この章では、TCP/IP と 総称されるネットワークプロトコルを Linux がどのようにサポートしているかを 解説する。 TCP/IP プロトコルが設計されたのは、ARPANET に接続されたコンピュータ間 での通信をサポートするためであった。合衆国政府によって設立されたアメリカ の研究用ネットワークである ARPANET は、ネットワークの基本概念を作り出した パイオニアであり、その中には、パケットスイッチング
古高和禎(ふるたか@原研),furutaka@Flux.tokai.jaeri.go.jp 石岡 尚(ishi), ishioka@PPP01.infoPepper.or.jp 第 0.5 版 96/12/02 この文書では、RPM (Redhat Package Manager) を使ったバイナリパッケージ (*.rpm) 及びソースパッケージ (*.src.rpm) の作成方法を説明します。 なお、説明する RPM の機能は、執筆時の最新版である 2.2.9 のもの です。 注意: この文書はかなり以前に書かれたものなので、 いまどきの Linux 環境にはあてはまらない箇所があります。 (JF Project) 1. 概要 1.1 この文書に書かれている事 1.2 著作権及び配付条件 1.3 フィードバック 2. RHL 以外のディストリビューションへの RPM のインストール 2.
Linux Kernel 2.6 Documentation: /usr/src/linux/Documentation/filesystems/ramfs-rootfs-initramfs.txt filesystems/ramfs-rootfs-initramfs.txt ramfs, rootfs, initramfs の説明 [プレインテキスト版] 原著作者: Rob Landley <rob at landley dot net> 翻訳者: Akira YOSHIYAMA <yosshy at debian dot or dot jp> バージョン: 2.6.18 翻訳日時: 2007/01/28 ramfs, rootfs and initramfs October 17, 2005 2005年10月17日 Rob Landley <rob@landley.net> =====
次のページ 前のページ 目次へ 4. メモリ管理 メモリ管理サブシステムは、オペレーティングシステムの最も重要な部分 のひとつである。コンピュータの黎明期以来、システム上にある物理メモリだけでは 足りない状況がずっと続いてきた。この限界を克服するために様々な戦略が立てられ たが、それらのうちで最も成功したのが、仮想メモリ(virtual memory)である。 仮想メモリとは、システムに実際以上のメモリがあるかのように見せる仕組みであり、 メモリ争奪関係にあるプロセス間で、必要に応じてそれらを協調して使用することに より実現されている。 仮想メモリは、コンピュータのメモリを大きく見せること以外にも様々な機能を 提供している。メモリ管理サブシステムが提供する機能には、次のようなものがあ る。 巨大なアドレス空間オペレーティングシステムは、システム上に実際以上のメモリがあるかのように 振る舞う
by Peter H. Baumann, Peter.Baumann@dlr.dev1.0, 22 January 1998 藤原輝嘉, fujiwara@linux.or.jp26 February 1998 この文書では,Linux マシンのシリアルポートを使った通信プログラムの書き方を説明します. 1. はじめに 1.1 著作権について 1.2 本文書の最新版の入手方法 1.3 フィードバック 2. はじめてみましょう 2.1 デバッグの方法 2.2 ポートの設定 2.3 シリアルデバイスにおける入力の概念 3. プログラム例 3.1 カノニカル入力処理 3.2 非カノニカル入力処理 3.3 非同期入力 3.4 複数の入力からの入力待ち 4. 他の情報源 5. コントリビューション 次のページ 前のページ 目次へ
David S.Lawyer dave@lafn.org original by Greg Hankins v2.07 May 2000 The Linux Japanese FAQ Projectv2.07j, May 2000 この文書は、シリアルポートの機能のうち、Modem-HOWTO, PPP-HOWTO, Serial-Programming-HOWTO, Text-Terminal-HOWTO で扱われていない範囲を 説明します。マルチポートシリアルカードに関する情報も紹介します。 シリアルポートに関して他の文書より詳しく書いてあるので、 問題がシリアルポートそのものにある場合は、これを読むのが一番でしょう。 モデム、PPP (電話回線でインターネットにアクセスするために使います)、 テキスト端末を扱っている場合には、それぞれに対応 する HOWTO 文書を先にご覧ください。
次のページ 前のページ 目次へ 8. 知っておくとよい便利なプログラム getty に関する情報のほとんどは Modem-HOWTO に移動しました。 端末に直接接続する getty の使用法に関する情報が Text-Terminal-HOWTO に 少し書かれています。 8.1 シリアルポートの監視/診断用のプログラム 各種モデム制御線を監視し、これが正(1 または緑)であるか負(0 または赤) であるかを示すプログラムがいくつかあります。 modemstat (Linux の PC コンソール上でしか正しく動作しません。小 さいウィンドウで状態を表示します。色付きですし、コンパクトです。終了す るには kill しなければなりません) statserial (画面全体を使って情報を表示します) serialmon (RTS, CTS, DSR の監視は行いませんが、他の機能のログを 残
次のページ 前のページ 目次へ 3. プログラム例 全ての例は miniterm.c から取り出したものです.先行入力のバッ ファは 255 文字に制限されています.これは,カノニカル入力処理の最大文 字長と同じです (<linux/limits.h> あるいは <posix1_lim.h>を参照). それぞれの入力モードの使い方についてはプログラム中のコメントを見てくだ さい.プログラムは十分読みこなせると思います.カノニカル入力モードの例 には一番詳しいコメントを付けています.違いを強調するために,他の例につ いてはカノニカル入力モードとの相違点だけを書いています. 説明は完全ではありませんが,勇気を出して例題で実験し,あなたの目的に最 も適した解を見つけだしてください. 使用するシリアルポートには,適切なパーミッションを与えるのを忘れないで ください(例: chmod a+rw /d
4. なぜ tar+gzip はよくないか?afio は cpio に似たコマンドです。Debian などの Linux の主要 なディストリビューションには afio のパッケージがあると思い ますが、ない場合は ソース (日本のミラーでは こっち) を持ってきて make しましょう。いや、 すでにパッケージがあっても、2.4.4 より古いのだと、後述のハードリンクの bug が あるので、最新を使いましょう。 afio の特長は「gzip と組み合わせて、圧縮してバックアップを 取れる」という点です。メディアのほうで圧縮をサポートしていない限り、dump は これができませんよね。 「まてまて、tar だって gzip で圧縮バックアップできるじゃないか」 という声は当然予期されます。筆者は tar+gzip でのバックアップはお勧めしません。 以下実例をあげて理由を書きます。 %
David S. Lawyer dave@lafn.org v1.13, June 2000 翻訳:青野 正幸 masayuki@shikoku.ne.jp日本語訳:2000 年 7 月 22 日作成 この文書は、テキスト端末とは何か、どのように働くのか、インストールや設定 の方法、それに端末の修理方法について述べています。端末のマニュアルがな くとも役に立つでしょう。Linux システム上での本当の端末について書いてい ますが、端末エミュレータについても適用できますし、非 Linux システムに 使えると思います。 1. はじめに 1.1 著作権表示、登録商標、免責事項、クレジット 1.2 将来の計画:助けてください 1.3 この HOWTO の最新版について 1.4 関連文書 1.5 本書で使う用語 1.6 端末とは ? 1.7 日本語版謝辞 2. 端末のタイプ 2.1 ダム端末 2.
次のページ 前のページ 目次へ 2. man page はいかにしてアクセスされるか? 作成する man page に正しい名称を与え、正しい場所にインストールするため には、man page がどのようにアクセスされるかについての正確な仕組みを知 ることが必要である。man page はすべて、特定のセクションに所属しており、 このセクションは1文字で表されている。Linux での標準のセクションとその 意味は次の通り。 セクション 名前 1 だれもが実行できるユーザコマンド 2 システムコール、つまり、カーネルが提供する関数 3 サブルーチン、つまり、ライブラリ関数 4 デバイス、つまり、/dev ディレクトリのスペシャルファイル 5 ファイルフォーマットの説明、例 /etc/passwd 6 ゲーム(説明不要だろうネ) 7 その他 例: マクロパッケージや取り決め的な文書 8 システ
次のページ 前のページ 目次へ 15. Linux カーネルソース この章では、特定のカーネル関数を見たいとき、カーネルソースのどこから 探し始めればよいのかについて説明する。 本書は、C プログラミング言語の知識を前提とするものではなく、カーネルの動作 の仕組みを理解するのに Linux カーネルソースを持っていることを要求するものでも ない。とはいえ、カーネルソースを見て、Linux オペレーティングシステムへの理解を 深める努力をすることはよい結果をもたらすことだろう。この章では、カーネルソース の概観を説明し、それらの構造や特定のコードを探す時の目安となるものについて 述べる。 15.1 Linux カーネルソースの入手場所 メジャーな Linux ディストリビューション( Craftworks, Debian, Slackware, Red Hat などなど)ならどこでも、カーネ
5. NFS の性能を最適化するクライアントとサーバの両面から、環境を注意深く分析することが、 NFS の性能を最適化する際の最初のステップになります。 前半のセクションでは、一般にクライアントの方で重要になる点を扱います。 後半 (Section 5.3 以降) では、サーバ側の点を議論します。 サーバ・クライアント両側での項目は、 互いに影響を及ぼしあうことがないわけではありませんが、 原因・結果をはっきりさせるためには、この 2 つを分けておくと便利かと思います。 十分なネットワーク容量、高速な NIC、全二重の設定にして衝突を減らす、 スイッチやハブでネットワークスピードを一致させる、 といったようなネットワーク関連の設定を除くと、 クライアントを最適化するために最も重要な設定は、 NFS データ転送のバッファサイズでしょう。 これは mount コマンドの rsize, wsiz
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