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衆院選
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2019年12月で4年強務めてきました国際連合を退職致しました。 過去に国際連合に勤めたことがある日本人は数多くいれど、そういう人たちの情報はなかなか表に出てこないと思います。今まで国連をはじめとする国際機関で働きたいと思っている方に多く会ってきましたが、やはり謎の多いと言いますか、知られていない情報がたくさんあると思います。 この転職エントリーと共に、実際に入って感じて良いと思った点と私が物足りなかった点を書いていきたいと思います。あまり負の面は今まで書いてこなかったので、今後目指したい方にとっても参考になる部分があるのではないかなと思います。 働いていた場所私が働いていたのは国連事務局で、アジア太平洋地域におけるリージョナルオフィスでもある国際連合アジア太平洋経済社会委員会(UNESCAP)と言うところで働いておりました。わかりづらいので以後国連と表記します。 私はその中でも情報通信技
※PRINCE2 2017が正式に発表されました。それに伴い、ここで紹介しているPRINCE2の教科書の英語版を変更致しました。 国連で推奨されているプロジェクト管理資格「PRINCE2」の紹介です。国連では数多くのプロジェクトがあり、数が多い為プロジェクトのマネジメント方法も統一しなければならいません。そこで国連で推奨されているのがPRINCE2です。PRINCE2は「PRojects IN Controlled Environments(管理された環境下でのプロジェクト)」の頭文字をとった用語です。プロジェクトを管理する際も、このPRINCE2に沿った形でプロジェクト管理をすることが推奨されています。実際に様々な採用募集要項でPRINCE2の資格を見るような気がします(僕の働いている分野だけでしょうか?)。PRINCE2の概要、資格の種類、その対策等をご紹介します。 PRINCE2とは
公開されている国連職員の給料に関する投稿です。国際的な貢献は最も重要な点でありますが、人によってはキャリア形成の上で給料は大切な要素だと思います。福利厚生も含めて是非ご覧ください。 一般職とは一般職はその国の現地で働くスタッフで、基本的にはその国の人が多く働きます。私はバンコクのESCAPにいますが、ここでは一般職の多くはタイ人スタッフです。一般職と言っても、国際連合ですので他の国の人も一般職として働くことも可能です。私たちはGスタッフと呼んでいます。General ServiceのGをとってGスタッフです。Gスタッフは管理・秘書・書記サポート・ビルのメンテナンス・セキュリティ、Pスタッフが立ち上げたプロジェクトのサポートや、オペレーション作業、ユーザーのサポート等その配属される部署や課によってその仕事内容が異なります。仕事内容によっては海外出張もあります。仕事の種類としては8つのカテゴリ
ブログの読み込み速度が遅いなぁと感じた方がいらっしゃったかもしれません。すみません。幾つかの対応をして、ブログの読み込み速度を上げました。今回対応したのは以下の点です。 各ファイルサイズの縮小画像のロスレス圧縮キャッシュの活用各ページのファイルサイズの縮小 YUI Compressorというツールを使って各ファイルサイズを小さくし、受信データサイズを小さくしました。受信データのサイズを小さくすることによって、通信状況になるべく左右されないようにします。一部のファイルは50%以上縮小しています。 画像のロスレス圧縮画像の綺麗さはこのブログではあまり必要ではないと考えていますので、画像のロスレス圧縮をしました。ロスレス圧縮は「画像の品質を落とさない」圧縮の仕方と言われていますが、圧縮をかけている以上多少質が落ちるでしょう。ただ、圧縮をかけることによって大幅なデータの縮小ができますので、結果的に
日本人のカットは高い?いつもバンコク在住の日本人美容師に髪を切ってもらっていました。カット・カラーで大体3000バーツ(一万円弱)かかっていたのですが、国連のスタッフにいつも驚かれていました。髪を切るだけなのに何でそんなにお金をかけてるんだ?と議論になったほどです笑 会話その1スタッフ「翔大、髪を切ったね!いいね!」 自分「うん、この前トンローの日本人がやってる美容院に行ってきたよー。」 スタッフ「そうなんだ!いくらだったの?」 自分「カットとカラーで大体3000バーツだったよ。」 スタッフ「Whaaat!!!!3000バーツ!?」 自分「うん、日本にいた時もそれぐらいだったかなー。僕の友達はもっとお金かけている人もいるよー。」 スタッフ「え?なんで髪にそんなにお金かけるの!?」 自分「なんでも何もこれが普通なんだけど?そういう君達はいくらかけてるの?」 ケニアスタッフ「俺はバリカン使って
※タイの南部を中心に爆弾事件が相次いでいます。タイ在住の方はお気をつけください。(2017年1月7日現在はそのような報道はありません) 在タイ日本国大使館ウェブサイト 国連ではこんなことをしたらいいんじゃないの?を考える投稿です。 SNS連携を是非国連の各サイトで昨今のアプリやウェブサービスはどこもSNS連携が当たり前になってきました。SNS連携をすることでユーザーのユーザー登録の手間を省くと同時にFacebookやTwitterなどのSNSへの投稿をしやすくします。各SNSの拡散力からより多くの人への情報のリーチにつながります。お役所仕事の国連でもSNS連携を真剣に考えるべきでしょう。SNS連携をしているところもあるでしょうが、見ている限りほんの一部です。是非、国連のサイトでもSNSとの連携を考えてもらいたいなと思います。 特に連携が重要だと思うサービス:採用サイト採用ポータルサイト国連
UNOPSのインターン募集情報です。UNOPSの仕事の簡単な説明や、国連の仕事の探し方に関して外務省の提供している二つの通知サービスをご紹介します。 国連インターンのメリットその1国連のポータルサイトインターンになることで中でしか得られない情報がどんどん入ってきます。中の人のみに公開されているポータルサイトがありますので、そこで世界各国の国連の情報がどんどん入ってきます。うまく活用するとここで様々なドキュメントに行き着くことができるでしょう。国連で将来働きたい人にとってこのポータルサイトは便利でしょう。 国連職員や同僚の情報ポータルサイトはさることながら、やはり生の情報はとても重要です。調べても出ないような情報や、ネット上に情報はあるけどそこへの辿り着き方を知らないという人にとって内部の人の情報はとても貴重です。例えば、バンコクでは国際連合日本人職員の数が多いので、(大使館の強力なサポート
※これはあくまで私が関わっている国連アジア太平洋社会委員会での経験であり、UNDPやUNESCOなど全ての国連に当てはまることではありません。 まとめ国連の内部でのコミュニケーション手段は対面コミュニケーション・電話・メールが中心Slackなどのチャットツールを導入するとどうなる?小さな余分な時間が結果的に多くの労力をもたらすチャットで新しいコミュニケーション文化が生まれる国連で導入するためには三つのポイントがあるエリートに効率性をもたせて国連の目的達成に近づける国連のコミュニケーションを考える国連で働き始めてから11ヶ月が経とうとしています。様々な働き方を見てきて、何のテクノロジーをどのように導入すれば国連がより早くその目的を達成するのに役立つのかを考えています。日々、様々な情報が入ってきますが、仮にあるテクノロジーを国連に導入したらどのような効果が期待できるか、何回かに分けてブログに投
※上記の写真はスイス連邦工科大学 大学院(修士号Master以上)は必須と考えましょう関連記事 >> 「国連職員の選考で出身大学の有利不利はありますか」 過去に国連職員になるための方法を書きました「国連職員になる方法 前編」にてジュニア・プロフェッショナル・オフィサー(JPO)と空席情報に関して、「国連職員になる方法 後編」にてヤング・プロフェショナル・プログラム(YPP)について書きました。これらの記事を参考にどんな応募方法があるのを確認しましょう。 YPPを除けば修士号(または修士号に相当する職務経験)を求められるケースが多い現在募集しているYPP制度は別として(未経験でも受けることができますので、考えている方は急ぎましょう)、国連職員の空きポストや上記の記事で紹介しているJPOの制度を考えている方は大学院は最初から視野に入れましょう。中には修士号が必須ではないポジションも相当ありま
国連職員になる方法(後編)を説明します。説明のメインはYPPです。未経験でも受験可能な点魅力的ですが、難易度が高いことでも知られています。受験する方はしっかりと対策を立てる必要がありますので、この情報を参考にして頂ければと思います。 未経験の方でもYPPに申し込むことができます。今年は2つの分野で募集があります。あくまで国連スタッフの間でいわれている話を聞くと、YPPに受かった人々は優先的に採用されるらしく、国連システムの中における採用率は高いそうです。このYPPに受かるだけで将来安泰なんじゃないかと口にしているスタッフもいました。それだけ、国連が若い才能溢れる人に期待を寄せているという表れなのかもしれません。 Economic Affairs (and Sustainable Development) Applicant Home Information and Telecommunic
記事まとめ幾つかの記事を見てみる僕がテクノロジーに魅せられた理由自動運転?自動コンテンツ配信?演劇とテクノロジー?世界規模の問題をテクノロジーで解決?最後にこれらの記事を見てあなたは何を考え、何を感じますか?普段僕が考えていること、そのほとんどはテクノロジーに関することです。例えば、下記のような記事を見てあなたは何を感じ、何を考えますか?すごい?怖い? 一石五鳥くらい狙っております。アメリカのミズーリ州交通局は、国道66号線の一部にソーラーパネルを敷設すると発表しました。道路の脇に並べるのではないですよ。道路自体の表面に、強化ガラスでコーティングされたソーラーパネルを並べるとのこと。つまり、道路自体が太陽発電をするということです!道路を使って発電す…
※国連に関するブログを書いていますが、またグルメレポートします笑 バンコクのLebuaには行きましたか?Lebuaと聞くと、殆どの訪泰している方はSirroccoや「the most stunning rooftop bar you’ll ever see」と言わしめたSky Barを想像する方が多いと思います。SiroccoやSky BarがLebuaにおける最上階のレストラン・バーだと思っている方が多いのではないでしょうか。実は更に上の階がありますが、あまり知られていないようです。今回はLebuaの中でも最上級のサービスを提供しているMezzalunaと、Lebuaを楽しむための方法を紹介します。一Lebuaのファンとして語らせてください笑 いつ訪れても迫力ある建物です。まずはDistil Barで食前酒をどうしてもSiroccoやSky barに目が行きがちなのですが、僕のオススメは
記事のまとめスピーチスキル/リーダーシップスキルが重要トーストマスターズ・インターナショナルで学ぶ様々なスピーチスキルを体系的に学ぶことができる金額国連の面接対策に有効。またプレゼン・メディア対策・スピーチに役立つ。スピーチスキルは国連で重要?あなたはスピーチをするのは得意ですか?と聞かれたら、何と答えるでしょうか?プレゼンをする、メディアでの対応をする、結婚式での祝辞を述べる・・・などなど人の前で話をするにも様々なシチュエーションがあります。国連で、スピーチをする力は必要なのでしょうか。私の周りの環境を見たり、国連の職員からの話を聞いている限り、答えはイエスです。 リーダーシップのスキルは必要?同様にあなたにはリーダーシップのスキルはありますか?と聞かれたら何と答えますか?リーダーシップに関する本は世の中に数え切れないほどあります。どのような組織であれ、組織である以上は誰かが先導しなけれ
YPPとは??YPPとは勤労経験がなくても受験することができる国連職員(専門職)になるための試験です。そろそろ今年度の募集要項が発表されてもいい時期なのではないでしょうか。 詳しくは「国連職員になる方法 後編」の投稿をご覧ください。 関連記事 >>「国連職員になる方法 後編」 YPP過去の受験者に話を聞いて回っています日本人の合格者が少ないようですが、自分の身の回りにいるYPP経験者がいると話を聞くようにしています。今回はその中の一人の話を書きます。今回は過去のITカテゴリーで受験した方の情報です。 ズバリどんな試験内容だった?概要は過去に投稿した記事にかいてあることと同じのようです。一般問題(要約問題)、選択問題、記述問題。一般問題は割愛します。 選択問題国連に関する知識を問われる試験が出たようです。 19**年に採択されたのは次のうちどれかまたその時の国連事務総長は誰だったか国連憲章に
オフィス近くにあるタイのデザート屋さんの前でパシャり。 今月より国連に関する投稿を始めました今月から国連に関する情報発信のブログを始めました。まだまだ不慣れな所がありますが、少しずつ読みやすい記事を作ってきたいと思っています。今回はアンケートのお願いもあります。ご協力いただけますと嬉しいです。 今月は全部で11本もの記事を書きました。明日もかければ書きたい・・・・ 次回のまとめはこちら:国連情報ブログ:2016年8月中旬までの投稿まとめ 意気込み
何故このブログを書こうと思ったか(先にまとめ) 国際機関を目指す人が少なくなっているらしいから国連で働いてみたら凄く良い環境だったのを知って欲しかった情報の大切さを知ったから国連で働く手段は沢山あることを伝えたかった海外に出ようと思う若者が少ない?このブログを書くことになったきっかけは、外務省や日本人国連職員の方と話していたことがきっかけになります。色んな方に話を聞いてみると、「最近の日本人若者の国際社会に出ようと考えている人が少なくなっているようだ」とのこと。 今後の国際社会において日本人が活躍する場が少なくなると、それだけ国際社会での競争が厳しくなります。 この状況に、国連の先輩方は将来を憂いているように見えました。国連で働く職員の平均年齢も年々上がっています。 今後将来の国連をリードしていく日本人の若者が見たい、もっと日本を盛り上げていきたいという想いを感じました。 海外に住みたかっ
※2016年4月16日に公開した記事ですが、2017年スタッフルールとレギュレーションの国連事務総長公示により、給料の増減が確認されましたので、2017年9月4日に該当箇所またその他の部分も加筆修正しいたしました。 ※2018年4月26日にデータをアップデートし、大幅に加筆修正しました。 国連職員の給料(年収)はどれぐらい貰っているのか?国連職員になった場合、どれぐらいの給料が貰えるのか。国連職員を目指す上でどれぐらいの手取りが貰えるのか気になる方は多いかと思います。 国連には様々なポストがあります。Pスタッフ、Dスタッフ、Gスタッフ、Fスタッフ、NOスタッフなどと内部では呼んでいます。それぞれ専門職(Professional)、管理職(Director)、一般職(General Service)、フィールド職(Field Service)、ナショナルプロフェッショナル職(National
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