サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
大谷翔平
ashikagunso.blog.jp
久しぶりのBlogです。 チケット再販を巡っては、この半年くらいで大きな動きがありました。 ■(積極的にテンバイヤーを支援した)チケットキャンプの閉鎖 ■昨年11月のヤフオク規制強化 ■転売目的の意図を隠して大量にチケットを購入したケースが詐欺罪として摘発、有罪確定した事案 などによって、ファンクラブやプレイガイドの名義貸しなどを伴う 大規模ないわゆる「テンバイヤー」については、この数ヶ月で激減しました。 次はおそらくBOT等で大量にチケットを取得している業者が 威力業務妨害罪を適用されると予想しています。(eg. 岡崎市立図書館事件) 当社チケットストリートや、専業他社については 古物営業(チケット商)の許可を得た上で、古物営業に準じた本人確認を行っているため、 反市場的な売り手が入り込む余地はありません。 実際、チケットキャンプがなくなり、ヤフオクのチケット取扱高も激減していますが 弊
中国滞在でWeChat Payが使えないと、たとえ数日でも今や本当に苦労します。 WeChatのウォレット機能は日本語版WeChatではそのままだとメニューとして存在しないのですが、実は使うことができます。 Web上で検索すると「中国の銀行口座」が前提という記事が多く、銀行口座無しでWeChatウォレットを使う方法がなかなか見つからなかったので、Blogにしておきます。 【必要な準備】 ・すでにWeChat Payが使えている友達 ・自分名義のクレジットカード(日本発行のものでOK) まず、友人からWeChat Payで送金してもらいます。1元とかでOKです。 受け取ります。 本人確認しろといわれます。 中国語で2つ出てきますが、上のほう(添加銀行卡)をタップ。 自分のクレジットカードの番号を入れます。 氏名などの個人情報を入れます。このページは日本語です。 これで完了です。 なお、この方
イベンターノートさんがコミケで頒布した「EVNTERNOTE Vol.4」を入手することができました。 冊子の半分以上を占めているのが、チケット転売・2次流通に関する 詳細な調査・分析レポート。 チケット転売に関しては様々な意見がありますが、感情的な議論が多く 声の大きい人の話しか聞こえない、という感じがあります。 この調査では、自称ファンでない、「本当のファン」がどう考えているのか、超ヘビーなライブファンの声が凝縮されています。 調査サンプル数は588件。 日本レコード協会の「音楽メディアユーザ実態調査」が2,014件ですから、 いちサークルの調査サンプル数としては驚異的といえます。 もっと驚異的なのがサンプル層。 なんと、約半数以上の回答者が「年間50回以上イベント参加」 2割は年間100回以上も参加しています。週2回ペース・・・ 日本レジャー白書等によると、ライブ参加層(年1回以上参
声優さんや韓流アーティストなどでよくありますが、 「CD、DVDを買うと応募券がついてきて 抽選でファンミやシークレットライブにご招待」 という企画があります。 これ、運良く当たってファンミに行かれた方で 「なんでこんなに会場も演出もショボいんだろ?」と 思った方、いませんか? 実は、景品表示法の規定が原因です。 「抽選でご招待!」なので、ファンミの招待チケットは懸賞の賞品ということになります。 で、懸賞の賞品に使える金額は 景品表示法という法律で、厳密に制限されており 「購入価格の20倍か、対象になる賞品の想定売上総額の2%」という制限がある。 たとえば定価1500円のCDシングルを買って、声優さんのファンミに応募。 いわゆる人気声優さんでも、例外の数人を除いて 期待できる売上はおおむね2万枚程度です。 1500円x2万x2% = 60万円 アーティストはノーギャラ参加としても ・会場
先日、古物商許可事業者として、警視庁主催の法令講習会に参加してきました。 古物営業法の大きな目的は「盗品の現金化を防ぐ」ことです。講習会でも 「未成年による取引を防ぐ」 「ネット取引での本人確認方法」 など、重点的に説明していました。 特に法律が重視しているのは「未成年万引き」の防止。 1万円未満の古物買取は本人確認が免除されるのですが 「CD/DVD、ゲームソフト、書籍、バイク」 の4品目だけは、金額にかかわらず法律で本人確認が 義務付けられていることからも、未成年犯罪への姿勢がうかがえます。 とはいえ・・・これを見て無力感を感じるのもまた事実。 今の時代、万引きした未成年が盗品を店の買取に持ち込むでしょうか? 本人確認不要で、未成年でも自由に取引できる某大手フリマアプリ。 もう、ちょっと頭の回る犯罪者なら わざわざ身バレしやすい店舗や、買取系ネットショップに 盗品を持ち込むことはないで
今日は、ポール加藤こと加藤順彦さんの新刊をPRします。 僕は加藤さんをはじめ、いわゆる「ダイヤルQ2マフィア」の 諸先輩方が大好きで、かつ尊敬しています。 「Q2マフィア」とは何か、誰かというのは、下記のタカノリさんの記事をお読みいただくとして。 「KLab真田さんの武勇伝と日本ITベンチャーの夜明けの話」 Q2マフィアの方々を尊敬するところは、3つあります。 1つ目は、マフィア自体の中でお互いが切磋琢磨され まさに梁山泊のごとく、多くの起業家はじめ、各界のスタープレイヤーを生み出したという実績。 再びタカノリさんBlogですが、今につながる錚々たる顔ぶれです。 「今から約25年前、大阪にはリョーマがあり、東京にはSYNがあった」 2つ目は、自らを生み出した「Q2」や、あるいはベンチャーのゆりかごとしての 「怪しい」「いかがわしい」「グレーゾーン」なビジネスを否定せず、 経歴としてお化粧せ
良席を高額で売れない理由として、以前「JASRACの料金」という話を書きました。 実は、もう一つ、それより大きな理由があります。 「良席を高く売ると、アーティストの手取りが減る」 説明しましょう。 ・アーティストは「事務所(音楽プロダクション)」から報酬を受け取ります。 つまり、事務所が儲からないと、アーティストも儲かりません。 (出典:みずほ銀行産業調査部) で、ライブは設備費・会場費・人件費など多くのコストがかかり。 その上で残った収益も多くの関係者に分配されます。 ・プレイガイド(ぴあなど) ・プロモーター ・レコード会社/音楽出版社 etcetc…。 たとえば良席を高く売ることでライブチケット売上が3割増えたとして、 恐らく事務所の「利益」は、5%増えればいいところでしょう。 では、事務所にとって利幅の大きい収益源は何か? →「ファンクラブの会費」です。 ファンから直接会費を集める
本日放送のNHK「クローズアップ現代+」で、少しだけインタビューが放映されるようです。 実際に取材でお話したのはトータルで1時間以上なのですが、恐らく番組で流れるのは30秒もないかな。。。 K. Nishiyama@ashikagunso宇多田ヒカル新譜、初週25.3万枚。最終的には100万枚前半くらいだろうか。98年Automaticの5分の1、02年Deep Riverの4割程度。CDセールスはこのレベルで減ってるので、そらライブで儲けないと業界食えないよね。 https://t.co/ofMK9BABe9 2016/10/12 17:27:52 K. Nishiyama@ashikagunso音楽業界的には90年代の2倍、3倍の売上利益をライブから出さないと死んじゃうわけだけど、アーティストは生身の人間だし会場の絶対数もキャパもあるので、動員数には限界がある。とするとライブ参加者一人
チケットの転売相場について話をします。 高額転売が起きる原因は、以下3つに集約されます。 プラチナチケット 買い占め 売り惜しみ 1のプラチナチケットは、アリーナ最前列ど真ん中のような超良席。 これは、どうしても欲しいという熱狂的なファンがいる限り確実に高額化します。 その席に価値がある以上「不当な高値」とは言えません。 (画像出典: livehis.com ) 良い席は高い。当たり前です。 運良く当たったらまさに「プラチナ」です。行くもよし、売るもよし。 逆に、ようやく当たったチケットがクズ席だった時、良席を買って、クズ席を売ればいいわけです。 ファンなら良い席で見たいという欲求は当然ですし、クズ席はえてして定価割れて取引されるので ライト層のファンやを呼びこむきっかけや、一般発売を買い逃したファンの受け皿にもなります。 チケット購入で座席を選べない以上、交換する場があることはファンにと
今日、こんな新聞広告やニュースが一斉に掲載されました。 私たちは音楽の未来を奪うチケットの高額転売に反対します #転売NO チケットの転売、二次流通にアーティストやプロモーターが反対するのは理解できます。 中古ゲームソフトや古本と同じように、いくら売れてもアーティストにお金が入らないので、それは嫌でしょう。 ただ一方で「高額転売」と 主催者側が一方的に決めるのには違和感を覚えます。 高額かどうかを判断するのはライブを見るファンであって、アーティストでも主催者でもない。 野球であれば、ネット裏は立ち見席の10倍の値段です。 ボクシングやバスケットボールなら、リングサイド・コートサイドが定価で10万を超えることも珍しくありません。 「良い席で見たい、そのためにはお金を払ってもいい」 というファンの要望は、自然なものではないでしょうか。 実際に、我々チケットストリートは日本バスケットボールリーグ
それは、「ライブの価値は、ファンが決める」ものだからです。 もっとも原始的な、ストリートライブや大道芸。 パフォーマンスの後に投げ入れる「おひねり」は、子供なら10円や20円かもしれませんが 僕ぐらいのオッサンがフルコーラス聴いたら500円くらいは出したいし、中には1000円札を出す人もいるでしょう。 同じコンテンツでも人によって対価は違うのは自然なことです。 現代のライブ。 多くのコンサートは全席一律の価格設定、発券されるまで座席はわからない。 定価的なタテマエとしては、すべてのチケットは同じ価値をもつことになっています。 でも「アリーナ1列目」と「2階席30列目」が同じ価値かというと、そんなワケないですよね。 実際、会場内で「差額出すので席替わってくれませんか?」というファン同士の交渉も時折あるし、アーティストによっては前方の良席をプレミアム価格で売り出すことも増えてきました。 ファン
前回のBlogでは「ライブでプレミアム価格のチケットを設定しても、JASRACが徴収する演奏権料がハネ上がり、儲からない」というハナシを書きました。 ※以下、JASRACの演奏権料を節約するという視点で書いています。上記の前回Blogをぜひ読んでからお進みください。 ちなみに、海外のライブでは座席位置によってきめ細かい価格設定をするのが普通です。 1列目20万、2列目15万、3列目10万、アリーナ3万、スタンド2万、見切れスタンド1.5万…とか。 まあ、当たり前ですよね。イイ席は高い。遠い席は安い。アリーナ1列目も3階席も 同じ値段設定なのは、むしろ不自然。 ところが、日本のライブツアーのほとんどでは何故か「アリーナ1列目も2階席も同価格」という販売方式がたいへん多い。 これがなぜかはまた別の機会にするとして… で、X JAPANの12月からのライブツアー。 VIPパッケージとして、「98
音楽ライブ、チケット再販での高騰が話題になることがありますが 良席のチケットは本来、そもそも高いんです。 チケットストリートでも「嵐」ライブの良席が20万円を超えたり EXILE ATSUSHIソロライブのセンター最前列が20万円をつけることがありましたが、 同一公演のチケットは、場所さえ選ばなければ数万円かそれ以下で充分に手に入る状況でした。 良席にはそれだけの価値があります。 アリーナ最前と天井桟敷を同じ値段で売るほうが非合理。 「それなら、最前列のチケットは最初から5万、10万で売ってしまえば主催者も儲かるし、みんなハッピー」 (出典:バキ) 実は、プレミア価格を容易につけられない理由の一つがJASRACの料金設定です。 コンサートで音楽を演奏する場合、たとえ自分の曲であってもJASRACへ「演奏権料」を支払う必要がありますが、この価格算定式がクセモノで「チケット価格が複数ある場合、
今年に入って本格化した定額制音楽配信。 AWA、LINE music、Apple Music、Google Play Music、KKBOX、dミュージック・・・ アメリカではこうしたストリーミング配信が去年、CD等のパッケージ売上を逆転。 iTunesなどのダウンロード型とあわせて、音楽コンテンツ市場の2/3がデジタル化されています。 で、日本でストリーミング配信は普及するか?という話ですが、 僕は「TSUTAYAをいつ潰せるか」がポイントになると思っています。 --- ・配信曲数でCDレンタルに勝てない ・市場規模に加え、各プレイヤーのシェアが小さく、権利者サイドでの拡販意欲が生まれにくい --- この2点をいつ克服できるか? ※出典:RIAJ http://www.riaj.or.jp/report/mediauser/2013.html レコード協会の調査によると、レンタル市場のリ
10月16日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)は、 11月1日より転売が確認されたチケットを無効とする旨の発表を行いました。 弊社チケットストリートは、すべての転売チケットを一律かつ一方的に無効とする 今回の措置に反対すると共に、よりゲストの不利益をなくすため、 チケットストリートによる「不正転売を排除する正規再販システム」を提案します。 今回のUSJの対応は「転売が確認された各種チケットを利用できなくする」というものですが、これには以下のような問題点があると考えます。 何らかの事情でパークに行けなくなったチケット購入者に対して一切の救済がない USJのアトラクションに高い価値を見出した熱狂的なファンに失望を与える 問題とするべきは買い占め行為をする不正転売者であり、チケット購入者ではない 転売チケットの誤認により、無実の被害者が出る可能性がある 以下、各項目ごとに説明します
ご存知の方はご存知と思いますが、僕の本業はプロデューサーです。 最近だと、提督とか、エージェントとか、空賊とか、 チケットストリートの経営などもありますが、心の本業はプロデューサーです。 で、本業についてです。劇場版アイドルマスター「輝きの向こう側へ!」の 打ち上げパーティー(という名のライブ)が、来年2月に開催されます。明日が当落発表です。 http://www.idolmaster-anime.jp/bd-dvd/ チケットの購入方法は以下のようになっています。 ・実売9,000円前後の限定版Blu-rayに入ってる応募シリアル1枚あたり 1口、抽選販売に応募できる ・チケット代は約6,000円 Zepp Tokyoのキャパは約2,500。 Blu-ray生産数は、恐らく5,000程度でしょう。申し込み上限2枚、BD購入者で 応募しない人もいるとして、応募枚数が5,000枚程度とすると
ベンチャーキャピタルなど、外部からの資金調達(エクイティ)をするのは それなりに手間がかかる。 投資してくれそうなVCにアポイント取って、事業プレゼンして、質問に答える。 指摘された問題やアドバイスを受けて、事業計画をブラッシュアップさせる。 投資の最初の段階はだいたいこんな感じだが、投資家(候補)ごとにこれを繰り返すと 同じ話を5回10回とすることも珍しくない。 そこで行われるのが、ピッチコンテストだ。 スタートアップにとっては空前の追い風が吹く昨今、こうした資金調達につながる コンテストは無数にある。 実は、チケットストリートが過去に出たピッチコンテストは2つだけ。 サイバーエージェントベンチャーズの主催する 「RISING EXPO」 IVPが主催する Infinity Ventures Summit で開かれる 「Launchpad」 この2つが、資金調達をするにあたってのピッチコ
画期的判決が出ました。 従来認められていなかった外れ馬券の代金が、必要経費として計上できる、というものです。 外れ馬券の購入費「必要経費」と判断…初の判決 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE) http://www.yomiuri.co.jp/national/20141002-OYT1T50099.html これにより、事業として競馬予想を営むことが充分可能となりました。 つまり、競馬を投資対象として投資家を募り 当たり馬券を配当する「競馬ファンド」が組成可能になります。 従来、競馬予想ビジネスは「予想結果を有料で教えて、馬券購入は顧客の責任で行う」 というものでしたが、今後は投資家から資金を集めて 競馬でリターンを返すファンド(匿名組合)が次々に登場してくる可能性があります。 いわゆる「ビッグデータ解析」「リコメンドエンジン」などをウリにする会社が こうした競馬予想ビ
先日「STAND BY ME ドラえもん」を子供と見てきました。 原作への愛が感じられる、良い映画でした。 http://doraemon-3d.com/ その後しばらくして、子供が「お父さん、会社って倒産させるとものすごい借金するんでしょ?」 と話してきて、ああドラえもんの影響は凄いな…と思った次第。 <以下、一部映画ネタバレを含みます> (以下、コミックス版ドラえもんから引用) 就職できなくて自分で会社を立ち上げたものの、社長室で花火をして会社が全焼。 会社は倒産し、その負債がのび太の「ひ孫」の代まで返済が続くため、野比家は窮乏。 耐えかねたひ孫の息子のセワシが、過去を変えるべくドラえもんを送り込む… というプロローグ。 そら、こんなものを映画やマンガで見せられたら子供心にも 「起業は怖い」というイメージがついてしまうのは仕方ないわけで。 日本のアントレプレナーシップを育むためには、2
Facebookで書いたら好評だったので、まとめ。 ・プロ野球12球団の売上高合計はグリーの年間売上とほぼ同じ ・Jリーグ(J1/J2)40クラブの売上高合計はコロプラの半年分くらい ・売上高日本一のサッカーチーム:浦和レッズの売上高は レアルマドリード(売上高世界一)の10分の1くらい ・ベトナムではなぜか「札幌」の知名度がやたら高い 去年コンサドーレに加入していた「レ・コン・ビン」の影響 ・浦和レッズのホーム観客動員数と東方神起の年間ライブ動員数はほぼ同じ ・売上高日本一の野球チーム:ソフトバンクホークスの売上高は ニューヨークヤンキース(売上高世界一)の6割くらい ・20年前の1995年、MLBの売上高とNPB(日本プロ野球)の売上高はほぼ同じだった ・ところが2013年になると、MLBとNPBの売上高は5倍以上の差がある
警察庁の犯罪統計によると、ネットオークションでの詐欺被害が 昨年に比べて【2倍】に急増している。 ネット競売の詐欺倍増、1〜6月 スマホ普及で被害拡大 素人の詐欺、ツイッターや掲示板でも被害 両方の記事に共通しているのが、事例が「チケット」だということ。 欲しがる人が多く、また単価も高いライブ・コンサートのチケットは詐欺をはたらくには うってつけの商材になる。 被害はネットオークションに限らない。記事によると、twitterやチケット掲示板での被害も 多数報告されている。 被害件数は半年でなんと1,560件。警察に被害届が出されているものだけで、 毎月250件もの被害があるということで、泣き寝入りしているケースはさらに多いと思われる。 ぜひ、チケットの取引については一度、チケットストリートを使ってみて欲しい。 チケットの代金受け渡しを事務局で預かり、配達後に売り手に振込み すべての発送を配
もう、この表紙で子供ノックアウトです。 小学校低学年て、危険とか書かれてるともう大好きなわけで。 中身もまたすごい。 コンテンツ素材それ自体はイラスト+写真という ありきたりなものだが、危険生物のラインアップがまず度肝を抜かれる。 「ライオン」や「シャチ」「ピラニア」「デンキウナギ」あたりはまあ誰でも想像がつくが、 「カモノハシ」「シロナガスクジラ」という辺りから意外性が発揮されはじめ、 「ボツリヌス菌」「殺人アメーバ」とかを見ると、いやもう参りましたという感じ。 子供(いや、大人もか)の興味ポイントをピンポイントでえぐってくる編集は 悪く言うと「子供だまし」だが、 ありきたりな素材としての動物図鑑をここまで魅力的な本として パッケージングするのは素晴らしいセンスだと思う。 興味を持ったので編集者の方を調べてみると、某国立大の理系博士課程から 学研に入られたという、ちょっと変わった経歴らし
割と衝撃的なコラムを読んでしまった。 みずほ情報総研:なぜ日本からはグローバルベンチャーが生まれないのか http://www.mizuho-ir.co.jp/publication/column/2014/0617.html 筆者の稲場 未南さんという方は、昨年NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合 開発機構)の委託調査(この仕様書によると推定予算1900万円くらい)で、シリコンバレーで500 startupsなどに話しを聞いてきたらしい。 で、その結果の知見と思われるコラムがこれである。 控えめにいって「これはひどい」というレベル。NEDOにどんな研究成果が報告されたのか思いやられる。 そもそも、 -日本におけるベンチャー支援としては、インキュベータが知られている。地方自治体や公益法人により運営されるものが多く、ワーク・スペースや会議室など場所を提供して、賃料で収入を得ている
時々求人で「未経験者でも大丈夫」「未経験でも歓迎!」という募集をする。 「未経験OK」は求人におけるマジックワードで、このキーワードを入れると どの職種でもおおむね、応募人数が3倍くらいになる。 応募が多いのは嬉しくもある反面、正直困ったことでもある。 一度に採用するのは(弊社のようなベンチャー企業では)1〜2名なので 200人応募されると先行の時間と手間は膨大になってしまう。 さらに未経験OK採用の場合、スキルで判断できる部分が少ない。 いきおい、履歴書や職務経歴書あるいは応募のメッセージの行間から わずかに垣間見える性格やポテンシャルを読み取って、最初の判断をすることになる。 で、「これが書いてあったら絶対落とす」というセンテンスがいくつかある。 そのうちの一つが「一から教わることができる」という言葉だ。 一部の人にとっては、未経験者OK = 手取り足取り教えてくれる ということを想像
2000年代後半、グラビアアイドルの全盛期が終わりを告げた後にやってきたのは 二次元も三次元も、アイドルの時代でした。 三次元サイドではももクロ、AKB48、モーニング娘。'14などのメインストリームから 躍進著しいでんぱ組.incやBABYMETALなど、層の厚さと実力はかつてないレベルに 達しています。 一方の二次元サイドでは、765プロにとどまらずシンデレラガールズ、ミリオンスターズへ 活躍の幅を拡げているアイドルマスター(アイマス)や、 SSAスタジアムモードでの3万超規模でライブが決定しているμ's(ラブライブ!)が 二大巨頭でしょうか。 (そういえばホモマスことSideMはどうなってしまったんでうわだれだなにをするやめtgyふじこlp;) でまあ、今回語りたいのは主に二次元側のほうでして、このアイマスとμ’sの 楽しみ方というのは、鑑賞側に対してたいへん高度なイマジネーション力
時々「どうやって知識を身につけてるのですか?」と聞かれるので、ちょっとメモ。 最初のスタートは、僕は知恵が足りない、という自覚から。 知恵を身につけるのは、すごく難しい。たぶん、かなりの部分はtalentedなんじゃないだろうか。 ぼちぼち40になるが、未だに知恵がついたという感覚がない。一生この程度かもしれない。 知識を身につけるのは、それより少し易しい。本や雑誌、ネットの記事、有識者のFB wallやtwitterの タイムラインを読みまくれば良い。 ただ、知識を身につけるにはそれなりの理解力の素地というか、基礎体力がいる。 そこもまだ覚束ないなら、自分の仕事に関係するありとあらゆる数字を丸暗記すると良い。 世界の人口、経済、大企業の名前と概要。 日本の経済規模、税率、人口。 市場規模、各社のシェア、会社の売上、利益、時価総額。 自分の扱う商品の定価、コスト構造、仕組み、提供する価値。
Skyland木下氏の 歴史上最も社会的意義を生み出したエンジェル投資とは(East Ventures 松山太河氏) というブログを読んだ。 このブログの趣旨は「起業家を支援するエンジェル投資を増やして日本のベンチャーをどんどん増やそうぜ」ということだと思われるが、ここで一番大事なところは -マークラはインテルの普通のサラリーマンであったが、ストックオプションを得ており数億円規模の資産を保有していた。 というくだりだ。 エンジェル投資段階でどの会社が将来のAppleやGoogleになるかなんて、わかるわけがない。 マークラだって偶然の産物にすぎないし、太河氏自身も過去にFacebookで失敗を告白している。 要するに数が必要なのだ。普通のサラリーマンが余剰資金を持ち、数百万くらいのエンジェル投資を数社くらい遊び半分で出せるような素地が必要になってくる。 IntelもMicrosoftもci
先日から東京でもソフトオープンしたというUBER。 http://japan.cnet.com/news/business/35040438/ 自分でタクシー乗ったときに運転手さんと話したら、タクシー業界でも 既にだいぶ話題になっているようです。 なぜ話題かというと、「タクシーとしての運行許可を取ってない業者がタクシーやっていいの?」 という一点。 タクシー業界と言えば、11月には実質上の減車規制といえる改正タクシー事業適正化・活性化特別措置法が可決 http://mainichi.jp/select/news/20131121k0000m020115000c.html というタイミング。 ここである種の「規制逃れ」のようなサービス、しかもアメリカで注目の「黒船」となれば そりゃ業界としても気が気でないというのはわかります。 では、UBERは理論武装として、どういう理屈で日本でサービスして
サイプロがザッパラスの損益を書いていて、国光さんがFacebookでレスしていたので モバイルコンテンツ市場について、ちょっと書こうかなと。 占いのザッパラスがジワジワと減収減益。特に営利が厳しくなってきた。 【サイプロ】とあるサイトプロデューサーのブログ 意外と知られていないようなのだが、 実はソーシャルゲームを除くモバイルコンテンツのマーケットは、2009-2010年をピークとして 既に衰退期に入っている。 以下の表を見れば一目瞭然で、2012年はなんと対前年で17%のマイナス。 ※数値出展は全てMCFの「モバイルコンテンツ関連市場規模」から 2009-2010年の、年間5,000億円強をピークとして、下がり続けている。 マクロの市場規模がこれだけシュリンクしている中では、 ゲーム事業を中心に置かないコンテンツ企業群が業績を維持するのは相当に難しい。 じゃあ、今後のスマホ市場で望みがど
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『ashikagunsoのチラシの裏』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く