ロイター通信などによりますと、中東レバノンでは17日に続いて18日も各地で通信機器が爆発し、複数のけが人が出ているということです。また、レバノンの国営通信は爆発で3人が死亡したと伝えています。 レバノンでは17日、「ポケットベル」タイプの通信機器が爆発し、これまでに12人が死亡、2700人以上がけがをしていて、レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラは、隣国イスラエルによる犯行だとして報復を示唆していて、緊張が高まっています。 米国務長官「誰にとっても得策ではない」 アメリカのブリンケン国務長官は訪問先のエジプトで18日に記者会見し、レバノン各地での爆発について「アメリカは知らなかったし、関与もしていない。依然として情報を集めているところだ」と述べました。 その上で「ガザ地区での戦闘を激化させ、戦闘を拡大させるような措置を避けることが重要だとわれわれは明確にしている。誰にとっても