2024年12月11日に自由民主党、公明党、国民民主党の3党が幹事長会談を開き、“ガソリンの暫定税率を廃止する(通称:ガソリン減税)”ことで合意したと発表しました。 これに対して、ネット上では多くの反響が寄せられています。 暫定税率の廃止を最終的に実現するには与党税制調査会や財務省、総務省との調整が必要ですが、大筋としてガソリン価格が下がる見通しとなっています。 では、この燃料税制の変更がクルマを使う私たちの日常にどのような影響を及ぼすのでしょうか。 現在、ガソリンには「揮発油税」(48.6円)と「地方揮発油税」(5.2円)の合計で53.8円の税金が1リットルあたりに課されています。 また、軽油には「軽油引取税」として1リットルあたり32.1円が上乗せされています。 この税金の中で注目されているのが、ガソリンの53.8円のうち25.1円、軽油の32.1円のうち17.1円にあたる「旧暫定税率