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インド映画『RRR』の公開まであと2日。21日(金)と22日(土)には新宿ピカデリーと川崎チネチッタで来日ゲストの舞台挨拶があることはご存じだと思いますが、何とラーマ役のラーム・チャランは早々に18日に来日、インドのニュースサイトには、奥さんのウパーサナーさんと一緒に日本のファンに囲まれてお好み焼き?を食べている写真がアップされています。また、NTR Jr.も、日本のファンにテルグ語で書かれた色紙?をもらってびっくりしている動画がアップされていますね。皆さん早々に来日してらして、よほど日本行きを楽しみにしてくださっていた、ということでしょう。スターお2人は自費でいらしている、という話も聞こえてきたのですが、『RRR』の日本での公開のために、力を注いで下さってありがたいですね。 ©2021 DVV ENTERTAINMENTS LLP.ALL RIGHTS RESERVED. S.S.ラージ
現在、「キネマ旬報」2月下旬号「キネマ旬報ベストテン発表特別号」が発売中です。例年のように、「2018年 劇場公開予定作品ラインアップ」が掲載されていますが、 本年もこれをもとに、今年の劇場公開予定アジア映画作品ラインアップをまとめてみました。数が多いためポスター画像や予告編を挟まずに、ずらーっとデータだけ並べます。地域別の中の順番は、公開予定順です。 <韓国映画> 『THE KING ザ・キング』 (2017/韓国/韓国語/原題: 더 킹) 監督:ハン・ジェリム 主演:チョ・インソン、チョン・ウソン、ペ・ソンウ、リュ・ジュンヨル 配給:ツイン 公開予定:3月10日(土) 『ミッドナイト・ランナー』 (2017/韓国/韓国語/原題:청년경찰) 監督:キム・ジュファン 主演:パク・ソジュン、カン・ハヌル、パク・ハソン、ソン・ドンイル 配給:クロック・ワークス 公開予定:3月24日(土) 『グ
『タレンタイム~優しい歌』の「覚え書き」第2弾は、インド系のマヘシュについてです。「マヘシュ」はより正確に音引きを付けると「マヘーシュ」で、綴りは「Mahesh」となります。「Mahesh」は「maha(マハー/偉大な)」と「esh(war)(エーシュ(ワル))神」とが結合した名前で、「偉大なる神」という意味です。ヒンドゥー教徒によくある名前であり、この名前が付く有名なインド人としては、テニスのブーパティ選手(日本では「ブパチ」と表記されたりする。ボリウッド女優ラーラー・ダッターの夫でもあります)が「マヘーシュ・プーパティ」、ボリウッドではアーリアー・バットのお父さんでベテラン映画監督が「マヘーシュ・バット」、トリウッドことテルグ語映画界のカッコいい長身のスターが「マヘーシュ・バーブ」と、すぐ何人かか思い出されます。 © Primeworks Studios Sdn Bhd マレーシアの事
ここに来て下さる皆様で首都圏にお住まいの方は、もう『タレンタイム~優しい歌』をご覧いただけたことと思います。『タレンタイム』は現在シアター・イメージフォーラムで好評上映中で、公式サイトはこちらです。『タレンタイム』関連ではアディバ・ヌールさんのトークショーの詳細をアップしなくてはいけないのですが、インド映画講座やら新学期開始やらで後回しになっています、すみません。でも、この映画については書きたいことがいろいろあるので、上映期間中に何度かにわけて、「覚え書き」として書いていくことにしました。1回目は、主人公たちのうちのマレー系のムスリム(イスラーム教徒)少年、ハフィズについてです。劇中の「タレンタイム(芸能コンテスト)」では、自作曲という設定で素敵な歌を2曲も歌ってくれていますね。 © Primeworks Studios Sdn Bhd 彼の名前「ハフィズ」は、ペルシア語やイラン文学をかじ
前回からの続きです。 <東南アジア映画> 『タレンタイム~優しい歌』 公式サイト (2009/マレーシア/マレー語、中国語、タミル語、英語/120分/原題:Talentime) 監督:ヤスミン・アフマド 主演:マヘシ・ジュガル・キショール、パメラ・チョン 配給:ムヴィオラ 公開予定:3月下旬シアター・イメージフォーラムほかで公開 『ラオス 竜の奇跡』 公式サイト (2016/日本=ラオス/112分/原題:Saynamlai) 監督:熊沢誓人 主演:井上雄太、ディダー・シティサイ 配給:アーク・エンタテインメント 公開予定:2017年6月有楽町スバル座ほか全国ロードショー 『Ma' Rosa(原題)』 (2016/フィリピン/フィリピノ語) 監督:ブリランテ・メンドーサ 主演:ジャクリン・ホセ、フリオ・ディアス 配給:ビターズ・エンド 公開予定:2017年夏 『The Woman Who L
「キネマ旬報」2月下旬号「キネマ旬報ベストテン発表特別号」が出ました。本年も、これをもとに、2017年劇場公開予定アジア映画作品ラインアップをまとめてみました。数が多いため上下に分けて、かつポスター画像や予告編を挟まずに、ずらーっとデータだけ並べます。 <韓国映画> 『お嬢さん』 公式サイト (2016/韓国/韓国語/原題:아가씨) 監督:パク・チャヌク 主演:キム・ミニ、キム・テリ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン 配給:ファントム・フィルム 公開予定:3月3日(金)よりTOHOシネマズシャンテほかロードショー 『アシュラ』 公式サイト (2016/韓国/韓国語/133分/原題:아수라) 監督/脚本:キム・ソンス 主演:チョン・ウソン、ファン・ジョンミン、チュ・ジフン、クァク・ドウォン、チョン・マンシク 配給:CJ Entertainment Japan 公開予定:3月4日(土)より新宿武蔵野
2009年7月25日に急逝した、マレーシアのヤスミン・アフマド監督。彼女の作品が大好きだった私は、このブログでもたびたび彼女の話題を取り上げてきたのですが、長編劇映画での遺作となった『タレンタイム』(2009)がやっと公開されることになりました。これまであちこちの映画祭等では上映されてきたのですが、このたびムヴィオラの配給により、副題を付けた『タレンタイム~優しい歌』となって皆様の前に登場します。 東京では3月下旬、シアター・イメージフォーラムでの公開となりますが、全国の映画館のオーナー様、ぜひ貴館での上映も検討なさって下さいませ。日本全国の人に見てもらいたい作品です。多民族・多文化国家マレーシアの若者たちが、民族や宗教の垣根を軽々と越えて恋をし、友情をはぐくみます。その一方では、つらい肉親との別れや、偏見にさらされる理不尽さも存在するこの世界の負の面も描かれていて、私たちの心に深い印象を
今年も、お年賀状をたくさんいただきました。ありがとうございます。私からの返礼ご挨拶は3月になるのですが、昨年に続いて配給会社さんからのお年賀状にアジア映画公開情報が載っているものがありましたので、ちょっとご紹介しておきます(敬称略)。 彩プロ(配給) 『密偵(原題)』 2016年/韓国/韓国語・日本語/140分 監督:キム・ジウン 主演:ソン・ガンホ、コン・ユ、ハン・ジミン、鶴見辰吾、イ・ビョンホン 岩波ホール(上映) 『娘よ』 公式サイト 2014年/パキスタン・アメリカ・ノルウェー/ウルドゥ語/116分/原題:Dukhtar/英題:Daughter 監督:アフィア・ナサニエル 主演:サミア・ムムターズ、サレア・アーレフ、モヒブ・ミルザ 配給:パンドラ ※3月25日(土)より公開 『草原の河』 2015年/中国/チベット語/94分/原題:河 監督:ソンタルジャ 主演:ヤンチェン・ラモ、リ
16日の福岡アジア文化賞の授賞式に続いて、17日は市民フォーラム「From the Heart~A.R.ラフマーンの音楽世界」が開催されました。「From the Heart」というタイトルは、A.R.ラフマーンが作曲を担当したマニラトナム監督作品『Dil Se~心から』(1998)と関連づけたもののようです。会場になったのは、地下鉄天神駅から直結するアクロス福岡。16日の授賞式もアクロス福岡の大きなホール、シンフォニーホールであり、ラフマーンは福岡の高校生オーケストラと共演して大いに盛り上がったそうなのですが、私は残念ながら17日の昼に羽田から福岡へ飛んだため、前日の授賞式も、そして17日朝アジアフォーカス・福岡国際映画祭で特別上映があったイラン映画のマジド・マジディ監督作品『予言者ムハンマド』も、どちらにも参加することができませんでした。そんなわけで、17日夕方の市民フォーラムはよけい
今回の旅の一番大きな目的は、イポーという町に行って、ヤスミン・アフマド監督の記念館を訪ねることでした。ヤスミン・アフマド(アハマドと表記されることも)は、『細い目』(2004)、『ムクシン』(2006)、『ムアラフ 改心』(2008)、『タレンタイム』(2009)など素晴らしい作品を世に出した女性監督で、2009年にまだ51歳という若さで急死してしまった人です。日本でも彼女の作品がいろんな機会に上映され、評価され始めた矢先の急死で、本国マレーシアはもちろん、日本でもその死はファンを嘆かせました。 私と彼女の作品との出会いは、マレーシアの大御所監督ジャミール・スロン氏と奥さんのロスナニさんを訪ねた時に、「今、この映画がすごく話題になっているのよ」と『Sepet』こと『細い目』を教えてもらい、早速VCDを買って帰って見たのが最初です。多民族、多文化、多言語のマレーシアならではの恋物語なのですが
『Jagat(ワル)』はとてもパワフルな作品でした。舞台は1991年に設定され、タイプーサムの日から物語が始まります。12歳のアッポイ少年が主人公なのですが、勉強をしていてもタイプーサムの行列や、あるいはテレビから流れるラジニカーントの映画に気を取られてしまうアッポイは、学校では九九もできない落ちこぼれとみなされています。工場労働者であるアッポイの父は、これからは教育がすべてだとアッポイに厳しく接し、時には体罰も与えます。アッポイは頭もよく、想像力豊かな少年なのに、それを認めてもらえず、逃げ道として父の弟バーラーに傾倒することに。バーラーはギャングとつるんだりしているものの、アッポイを一人前に扱ってかわいがってくれていたのですが、やがてギャングの抗争が激しくなっていき、それに巻き込まれて行きます....。 舞台が1990年代に設定されたのは、ちょうどその頃、プランテーションでの労働に従事し
もうすぐ5月ですが、5月にピッタリの台湾映画が公開されます。原題を「五月一號(5月1日)」という作品で、日本語タイトルは『若葉のころ』。「あれ?」と思われた方は、かつてビー・ジーズのファンだったか、あるいはマーク・レスター主演の映画『小さな恋のメロディ』(1971)が好きだった方では、と思います。『小さな恋のメロディ』で流れたのがビー・ジーズの歌う歌「First of May」で、日本では「若葉のころ」というタイトルで発売され、この映画の主題歌「メロディ・フェア」と共に当時の洋楽ヒットチャートを賑わしました。映画『若葉のころ』は、「First of May」の曲が重要なモチーフになっているのです。では、まずは作品のデータをどうぞ。 ©South of the Road Production House 『若葉のころ』 公式FB 2015年/台湾/中国語・台湾語/110分/原題:五月一號 監
賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督の新作『山河ノスタルジア』が、4月23日(土)より公開されます。 昨年の東京フィルメックスで上映されて以降公開が待たれていた作品で、これまでのジャ・ジャンクー監督作品とはひと味違った、新しい地平が切り開かれている意欲作です。まずは基本データをどうぞ。 『山河ノスタルジア』 公式サイト (C)Bandai Visual,Bitters End, Office Kitano 2015年/中国=日本=フランス/125分/原題:山河故人 監督:賈樟柯(ジャ・ジャンクー) 主演:趙涛(チャオ・タオ)、張譯(チャン・イー)、梁景東(リャン・ジンドン)、董子健(ドン・ズージェン)、張艾嘉(シルヴィア・チャン) 配給・宣伝:ビターズ・エンド ※4月23日(土)より Bunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー (C)Bandai Visual,Bitters End,
2013年に日本公開され、ヒットした、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(2011)を憶えてらっしゃいますか? 老後をインドのリゾートホテル「マリーゴールド・ホテル」で過ごそうとやってきたイギリス人の熟年者たちは、そこがとんでもないオンボロ・ホテルであることを発見、でもインドの現実とも向き合いながら、どんどん生きる力を付けてたくましくなっていく、というストーリーで、見る者に感動と勇気を与えてくれました。特に、主人公とも言うべき未亡人のイヴリン(ジュディ・デンチ)と、昔メイドをしていたミュリエル(マギー・スミス)の変身ぶりは、物語のハイライトでした。 その主人公たちが、続編で帰ってきます。しかも超豪華なゲスト、リチャード・ギアまでついてくる、というのですから、「マリーゴールド・ホテル」ファンとしては続編を見逃すわけにはいきません。ではまずは、データからご紹介しましょう。 © 2014
新年のご挨拶申し上げます。今年は申年、それにちなんで、アジアのサルたちの絵をどうぞ。 12年前に香港で買った年賀カード(年のところはシールを貼ったのですが、透けて見えますね~)。中国語圏で一番有名なサルと言えば、もちろん孫悟空です。「藝之軒」というカード出版元のクレジットが裏にあるのですが、画家の名前などはなし。 これも、以前香港で買ったカードです。「月をつかまえたくて(水中𢭐月)」という画題で、画家は侯寶明(中国天津市)、カード発売元はDragon Heart。中国の故事「猿猴取月」に由来する画で、このお話、元々はインドの故事だったようです。水に映ったお月様を取ろうとサルたちが次々と数珠つなぎになってぶら下がったものの、いざ水面に手が届くという時にサルの重みで枝がポキンと折れてみんな水中に、ということで、無知や愚かさ、あるいは骨折り損を言う時に使うたとえなのだとか。この現代民画は、サル
”師走”の超押し詰まり的忙しさから、やっと少し解放されました。まだ家事は残っているのですが、このあたりでどどっと2015年総括をしちゃいます。まずは、中国映画から行ってみましょう。 今年の中国映画界は、香港との合作『モンスター・ハント』がスーパーヒット。24億元強(約360億円)の興収を上げて、中国映画の歴代興収記録を更新しました。他の作品も、2014年の興収ベスト10と見比べると、軒並み興収を延ばしていることがわかります。今回参照したのは、洋画も入れた興収ベスト20をアップしている「2015年内地電影票房総排行榜」で、『モンスター・ハント』は『ワイルド・スピード SKY MISSION』を僅差で破って第1位、また20本中半数以上にあたる11本が中国映画となっています。 ★ ★ ★ ★ ★ 2015年中国映画興収ベスト10 第1位 『モンスター・ハント(原題:捉妖記)』 24.38
本年2月から計画が始動、約半年間にわたって編集作業を行っていた本、「インド映画完全ガイド マサラムービーから新感覚インド映画へ」が、本日やっと校了を迎えました。ご協力下さった皆様、本当にありがとうございました。特に、ご執筆下さった皆様方、画像をご提供下さった配給会社やソフト会社の皆々様には、心から御礼を申し上げます。 こんな本になります。まずは帯なし版の表紙をどうぞ。 定価は2,000円+税で、10月8日の発売となります。この書影でアマゾンとかにはアップされると思うのですが、早くから書名を載せてくれていた出版サイトでは、サブタイトルが「ボリウッド・フィルムに首ったけ」になっているものがあります。それからはサブタイトルが変わりましたので、お間違えなきよう、お願い致します。 つまり、扱っているのはボリウッド映画だけじゃない、ということなんですね。章目次を書いておきましょう。 序章:いま、インド
少し前のことですが、私がいつも愛読している「インド映画通信」のソニアさんのツイッターに、こんなつぶやきがアップされていました。 「公式などで”情報解禁”とかあるけど、秘密にしておく理由は何なのかなあ。正式な契約結んでないからとか、上映館が決まってないからとか? 噂が流れるということはほぼ上映決定に近いのだから、作品名くらい出して、でも公開はいつになるか未定とかしてくれたら心穏やかになれるのに。ポシャったらそれはそれで諦めるし。業界の事情がまったくわからないから素人意見なのだけど、作品の公開って箝口令を敷くほどの機密情報なのだろうか?」 共感なさる方は多いと思います。ソニアさん自身はきちんと”解禁”まで待って下さる方で、だから「インド映画通信」は信頼できるのですが、やはり時にはこういう不満も出てくるのだなあ、と思って読みました。 別のサイトでは、本ブログがなかなか「○○が公開されます!」とハ
毎年恒例の、「キネマ旬報」2014年2月下旬決算号をもとにした、今年公開予定のアジア映画ピックアップです。昨日の記事にも書きましたように、「キネマ旬報」誌の「2014年 劇場公開予定作品ラインナップ/外国映画」がネタ元で、配給会社別になっている一覧を地域別に整理し、公開予定順に並べました。監督名・キャスト名は、原則として上記の記事の表記を踏襲してあります。ちょっと量が多いのですが、本年はヴィジュアルなしで一挙掲載します。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ <韓国映画> 『スノー・ピアサー』 (2013/韓国/原題:雪国列車) 公式サイト 監督:ポン・ジュノ 主演:クリス・エヴァンス、ソン・ガンホ、ティルダ・スウィントン 配給会社:ビターズ・エンド/KADOKAWA 公開予定:2月7日(金) 『渚のふたり』 (2011/韓国/原題:Planet of Snail) 公式サイ
すごい勢いで広まっていて、「流行語大賞」にもノミネートされそうな(ホンマか?)「アール・イーズ・ウェル」こと「うまーくいーく」。まさに、この訳を考えて下さった『きっと、うまくいく』字幕監修いとうせいこうさんのお力ですね~。 メロディーに乗せて歌いたい方もいるかな~と思って、歌詞をカタカナ書きにしてみました。ヒンディー語は日本語と語順がほぼ同じなので、下に付けた意味も上の単語とかなりの部分が対応しています。この単語の意味はこれかな、とか、推理しながら歌ってみて下さい。繰り返して出てくる部分には、カタカナは付けてありません。 映像はこちらでどうぞ。歌詞の表記は、サントラ盤の歌詞カードに準じてあります。 AAL IZZ WELL Jab life ho out of control ジャブ・ライフ・ホー・アウト・オブ・コントロール 人生が手に負えなくなった時は Honthon ko kar ke
中国映画史上最も高い興行収入をあげた作品、『譲子弾飛(Let The Bullets Fly)』が7月に日本で公開されます。その邦題が本日判明。『さらば復讐の狼たちよ』です。う~ん、80年代香港映画チックなタイトルになりましたねー。多分に周潤發(チョウ・ユンファ)主演を意識してのタイトルでは、と思われ、彼のかつての主演作『愛と復讐の挽歌』(1987/原題:英雄好漢)や、『狼 男たちの挽歌最終章』(1989/原題:喋血雙雄)、あるいは『狼たちの絆』(1991/原題:縦横四海)が連想されてしまいます。全然ジャンルの違う映画なんですけどね。 (香港版VCDカヴァー) まだ試写は拝見していないのですが、香港で見た時セリフ応酬のあまりの早さにボーゼンとし、「これではLet the dialogues fly じゃないの...」とついて行けなかった私としては、日本語字幕で見られるというのは嬉しいです。
年末に拾ったネタですが、「朝鮮日報エンタメコリア」のサイトに、「2011年韓国映画観客動員数ランキング」が出ていました。12月28日付のこの記事です。 ここでは何と第35位までの動員数が発表されていますが、そのトップ10を、監督と主演の名前も入れて整備してみました。ついでなので、ポスター画像もそれぞれ付けておきます。 <韓国映画2011年動員トップ10> 1.『最終兵器 弓』 745万9974人 監督:キム・ハンミン/主演:パク・ヘイル、リュ・スンリョン 2.『サニー』 737万5110人 監督:カン・ヒョンチョル/主演:ユ・ホジョン、チン・ヒギョン 3.『ワンドゥク』 531万5756人 監督:イ・ハン/主演:キム・ユンソク、ユ・アイン 4.『朝鮮名探偵 トリカブトの秘密』 479万5460人 監督:キム・ソクユン/主演:キム・ミョンミン、オ・ダルス 5.『るつぼ』 467万3409人
前回に引き続き、『キネマ旬報』2011年2月下旬決算号の資料に基づいて、今年公開を予定されているアジア映画をご紹介。まだ公開予定日が決まっていない作品です。 <春公開予定作品> 『孫文の義士団』 (2009/中国・香港/原題:十月圍城) 公式サイト 公開予定:4月GW 監督:陳徳森(テディ・チャン) 主演:甄子丹(ドニー・イェン)、謝霆鋒(ニコラス・ツェー)、王学圻(ワン・シエチー)、梁家輝(レオン・カーファイ)、黎明(レオン・ライ)、胡軍(フー・ジュン) 配給会社:ギャガ ※ゆうばりファンタのページでもお知らせした大作。大画面で見ると迫力倍増。ぜひ劇場へ! 思わぬ人がゲスト出演しているのも見つけられます。 『ビー・デビル』 (2010/韓国) 公式サイト 公開予定:春 監督:チャン・チョルス 主演:ソ・ヨンヒ、チ・ソンウォン 配給会社:キングレコード ※2010年東京フィルメックスで上映
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