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読売新聞11月24日掲載の竜王戦七番勝負第2局、元女流棋士の藤田麻衣子さんによる観戦記に、渡辺明竜王に惨敗した丸山忠久九段が、局後の打ち上げを拒否して、早々に帰京の意思表示をしたことが書かれてあった。これは第1局に続いてのことで、はなはだ「異例」である。 そこで竜王戦ブログを見ると、現地解説では、渡辺竜王がひとりで解説を行っていた。これも第1局と同様である。 棋士は対局がすべてではあるが、タイトル戦は別物だと思う。局後、大盤解説に出られる時間帯ならたとえ負けたとしても積極的に出るべきだし、局後の打ち上げだって、関係者の慰労会という意味も鑑みれば、出席して当たり前だろう。ここまでが対局料に加味されていると考える。 丸山九段はちょっと独特の棋士で、将棋関係者に将棋以外のことを聞かれても、答えを拒否するらしい。 たまにNHK杯の解説に出るが、モニョモニョしてて、何を言っているか分からない。そもそ
21日は、LPSA木曜ワインサロンに行った。ワインサロンとは、ソムリエの資格を持つ船戸陽子女流二段オススメのワインを楽しみながら、プチ講義と指導対局を楽しむという、将棋とワイン好きにはたまらない企画である。 私は船戸女流二段のファンなのでなるべく参加するようにはしているが、船戸女流二段に見とれてばかりで、肝心のプチ講座がほとんど頭に入らない。 「あのう…これ何度も教えましたけど。常識ですけど。大沢さん、ダメですね」 と船戸女流二段にたしなめられたこともたびたびだ。 きょうは訳あってちょっと早めに入った。大勢の中で船戸女流二段と話すときは、セクハラまがいの発言も平気でする私だが、ふたりきりになると、妙に緊張してしまう。何となく書棚のところに行ったりして、物理的にも精神的にも距離を置きながら話す。 船戸女流二段は先日のマイナビ女子オープンでチャレンジマッチ行きが決まり、やや元気がなかった。しか
やや旧い話になるが、「週刊将棋」9月30日号に掲載された、マイナビ女子オープン本戦1回戦の、石橋幸緒女流王位と熊倉紫野女流初段のダブル自戦記を読んだ感想を記してみる。まあ自分のブログだから、誰にことわる必要もないわけだが。 対局場は、LPSAが用意した、東京港区にあるセレスティンホテル。今期から、マイナビ本戦は対局上位者の指定した会場で指されることになったらしい。 ダブル自戦記は中面2頁に掲載されていたが、まず奇異に感じたのは、将棋盤が置かれてあるテーブルだ。LPSAの指定対局場はテーブルと椅子席で指すのだが、この幅が広すぎるのだ。これでは敵陣の☖1一香を取るときに、身を乗り出さなければならない。まあこれなら、盤上に頭がかぶさることもなく、「暗くしなさんな!」と一喝されることはないが、しかしこれではいかにも指しづらい。選定の際、このタイプのテーブルしかなかったのかと思う。 むろん対局の際に
あす21日(水)は、第20期女流王位戦第3局が、福岡県飯塚市で行われる。その前に、きょう20日(火)は、来期の女流王位をめざして、第21期女流王位戦予選の1局が、東京・駒込で指される。対局者は、LPSA所属の船戸陽子女流二段と、中倉宏美女流二段。4枠の準決勝である。 現在女流棋戦でリーグ戦があるのは、この女流王位戦と、女流名人位戦だけ。もし女流王位リーグ入りすれば、5局の対局が保証されるわけで、棋戦の少ない女流棋界では、この数字は大きい。 ちなみにおふたりは先日のLPSA「1dayトーナメント・Tefu Cup」の1回戦で顔を合わせており、ここでは中倉女流二段が快勝した。それから旬日を経ずして、ふたたび両者が相まみえる。これは珍しいケースではなかろうか。 また、このブログの読者には言うまでもないが、今回は「私が勝手に選ぶ女性ファンランキング・09年8月版」の第1位と第3位の対戦であり、個人
9月18日のLPSA金曜サロン、昼は中倉宏美女流二段、夕方は藤森奈津子女流三段の担当だった。 この日は夜6時半から、将棋ペンクラブ大賞の贈呈式が四ツ谷であり、船戸陽子女流二段も訪れるということで、夕方からそちらに移動することになっていた。したがって、今回の指導対局は中倉女流二段との1局だけとなった。 藤森女流三段に将棋を教えていただけるチャンスを見送るのはつらいが、私が仕事で忙しかったときは、そもそも1日に1局だけの指導対局だったのである。それを思えば、中倉女流二段と盤を挟めるだけでも、多としなければならない。 指導対局開始。と、中倉女流二段から、ウルトラスーパースペシャルなニュースを聞き、私は頭がスパークしてしまった。 私が取り乱しているなか、中倉女流二段が苦笑しながら、「前回は指しかけでしたよね?」と言う。中倉女流二段とは、6月12日の夕方の部で教えていただく機会があったのだが、「夜の
私は今年のゴールデンウィークに、松尾香織女流初段の出身地である、広島県呉市下蒲刈島へお邪魔した。そのときに思いついたことを、今日は書く。 現在LPSAの駒込サロンでは、女流棋士との指導対局に勝利すると、白扇子(有料)にサインをいただけるという、R氏原案の特典がある。それを私は、「ご当地訪問ラリー版」として、置き換えてみた。 すなわち、渡部愛ツアー女子プロを含むLPSA所属棋士18名の出身地を訪ね、名所・旧跡などの観光スポットで写真を撮り、それをLPSA事務所に郵送すると、LPSAから豪華な景品がもれなくもらえるという、夢の企画である。 そこで各棋士の出身地を調べてみると、北は北海道稚内市から南は北九州市まで、四国も2名入っており、かなり広範囲に分布していることが分かった。 そして以下に、私が勝手に選定した「撮影ポイント」を記してみる。 蛸島彰子女流五段 東京都杉並区…善福寺川(ぜんぷくじが
11日(日)は所用で、LPSA「第29回1dayトーナメント・Tefu Cup」はリアルタイムで見られなかった。ということは、NHK将棋講座も、NHK杯将棋トーナメントも観られなかった理屈になるが、こちらは録画しておいたので、大丈夫だった。 皆さまご存じのように、NHK将棋講座は、今月から「先崎学のすぐわかる現代将棋」が開講されている。今週で2回目だが、第1回目の先週は、なんと寝坊をしてしまい、観ることができなかった。こんなことがあるから、予定がなくても録画の準備だけはしておいたほうがよい。 11日の夜、ビデオを再生し、私にとっては「初めて」の先崎講座を観た。感想を言えば、期待どおりの出来だった。先崎学八段の、無駄がなく弁舌なめらかな講義、「どうぶつしょうぎ」の開発者でもある、アシスタントの北尾まどか女流初段のテキパキとした応対と、清々しくなるほど小気味よかった。 NHK将棋講座は同名のテ
9月11日のLPSA金曜サロン、夕方は松尾香織女流初段の担当だった。 前局の藤田麻衣子女流1級戦では完敗を喫したが、これが扇子サイン勝負ではなかったのが不幸中の幸いだった。現在の扇子ラリー3本目は中井・石橋の両巨頭からの金星を含め7連勝中で、もし無キズでの10連勝となれば、これは扇子ラリー初の快挙となろう。私は気を引き締めて、松尾女流初段戦に臨んだ。 対局開始。私の居飛車明示に、松尾女流初段の作戦はゴキゲン中飛車だった。松尾女流初段とは、いままで平手で10局ほど教えていただいているが、そのうち6局がゴキゲン中飛車(そのほかに☖4四歩型の中飛車が1局ある)で、本局で4連続の採用となった。松尾女流初段の十八番であろう。 私自身はゴキゲン中飛車を指したことは1度もないが、いつも対策に苦慮する。角道を止めない振り飛車とは、まったく厄介な戦法が現れたものだと思う。今回は☗6八銀と上がり、中央を厚くす
30日(日)は、国民の義務である、衆議院議員選挙の投票に行った。投票所は最寄りの小学校(母校)なのだが、例年だと投票ルームまでノータイムで行けるのに、今年は校門のところまで人が並んでいて、投票するまで時間がかかった。 もちろんこんな経験は初めて。さぞや投票率は高いだろうと思ったが、それほどでもなかった。ただ、わが選挙区は前回より1.77%の増加で、これは東京都内で2番目に高かった。 …と、そんな話はどうでもよい。翌31日の朝刊は選挙速報一色であった。広告も連載記事もほとんどなく、ちょっとさびしかった。そんな中でひとり気をはいていたのが、将棋・囲碁欄である。選挙など全く眼中にないとばかり、いつもどおり観戦記が掲載されていた。 昭和64年1月7日に昭和天皇が崩御され、翌平成元年1月8日の朝刊も、あたり前のように将棋・囲碁欄が掲載されていた。考えてみれば、これはスゴイことである。 1990(平成
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