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大阪万博
blog.goo.ne.jp/nishihara2480
早朝5時代のNHKラジオを聴いていると、佐渡の朱鷺の話題が話されていた。朱鷺の保護に詳しい現地の方が「朱鷺が亡くなる」という表現で朱鷺の死話題とされていました。 ラジオを聴きながら、ペットの死を「亡くなる」と表現する人が増えたと思ったら、鳥の死までが「亡くなる」と表現されるようになったかと思ったことです。よっぽど現代の日本人は“死”という言葉が嫌いなようです。 「日本語練習帳」(大野晋著・岩波新書)によると、「亡くなる」「お召しになる」「ご覧になる」などの「なる」という言葉が尊敬語です。「なる」は、「寒くなる」「木の実がなる」などと使うように、自然的成立を意味する言葉であり、古代の人は「自然のこと→遠いことと扱う→自分は立ち入らない→手を加えていない」とするのが、最高の敬意を表明した言葉となったとあります。だから肉親の死に対しては「亡くなる」という表現は用いないという常識が私の中にあります
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